社会問題作品一覧

  • 生と死のボーダーラインで揺れた 問題少女
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    生と死。正常と異常。自分の外側と内側。人間は、つねにその境界線(ボーダーライン)を揺れ動く。リストカット、摂食障害、薬物依存、セックス依存……。つい境界線を越えてしまうことが、どの人にも起こりうる時代になった。そういった問題ごとが、もう他人ごととはいえない時代になった。本書は、女性ジャーナストが長年追い続けた「問題少女」の観察記録である。彼女・レイカは、鬱病とも境界性人格障害(ボーダーライン)とも診断されていた。だが、著者・長田との関係、つまり取材する者とされる者の関係をこえ、「友人」としての関係が深まりつつあった時、突如として彼女は自ら命を絶つ。そして著者は、その原因を、いや「悪者」を捜し求め彷徨をはじめる。そしてその彷徨のなかで出会う人々を通して、その奥にある現代社会の病理をあぶりだしていく。なぜ生きるのか、そして生と死について深く考える人々にぜひ読んで欲しい、ノンフィクション意欲作。

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  • 日本の危機の正体
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    政治の漂流、経済の低迷、自殺や児童虐待などに見られる個の揺らぎ、家族の崩壊など、日本は、危機に瀕しています。その根源には何があるのでしょうか。東日本大震災、原発事故から得るべき教訓は?ベテランのジャーナリストが、憲法、政治、メディアの視点から、日本の土台を突き崩そうとしているものの実相に迫ります。

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  • 孤独死十五景
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    最近話題の孤独死・孤立死は今に始まった問題ではない。核家族化が進み地域社会が脆弱となっていく過程で、この問題は確実に増えていた。これは生活保護の地区担当印の活動からその実態を明らかにする衝撃の書である。ノンフィクションでは書ききれない部分にまでフィクションで踏み込んだ作品
  • 日本はこうなったら核武装するしかないな ―戦中戦後92年生きて分かったこと
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    1巻1,257円 (税込)
    筆者は、1918年に生まれ東京高等商船学校卒業後、海軍予備少尉に任官。1945年の終戦まで海軍の第一線で勤務し、44年に大尉に進級している。大戦中は重要艦船の護衛任務に多数携わり、本書においてキスカ撤収「ケ号作戦」について特別章を設けている。終戦後は海上保安庁、水産庁を経て水産大学に勤務。現在は同大学名誉教授。「新しい歴史教科書をつくる会山口県支部」で会員として20年間過ごすなど、戦後一貫して日本について思考を重ねている。

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  • お金の防災マニュアル
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    今回の東北地方太平洋沖地震は未曽有の大災害となり、預金通帳や保険証書はもちろん、車や家屋もすべて流されてしまった人たちも大勢いらっしゃいます。 震災に遭遇したとき、果たして自分の財産はどこまで補償されるのか? 現金、住宅、車、生命・地震保険、株・債券……災害への備えから被災時の対応、保険金請求まで総チェックできます。 震災で無一文にならないための最強バイブル!
  • 天災と復興の日本史
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    1巻1,320円 (税込)
    世界有数の火山列島という国土の成り立ちから、大地震はじめ大天災にしばしば見舞われてきた日本。そうした大災害が、どのように歴史を動かしてきたのか。また、先人達はいかにして復興を成し遂げたのか。天災(地震・津波・噴火)という新視点から日本史を捉え直した意欲作。 本書では、日本史を動かした主要災害として、天長出羽地震、鎌倉地震、天正地震、慶長伏見地震、寛文高田地震、宝永富士山大噴火、天明浅間山大噴火、島原大変、善光寺地震、安政江戸地震、磐梯山大噴火、濃尾地震、明治三陸大津波、関東大震災などを取り上げている。そして、これらの被害そのものより、災害後、当時の為政者(トップ)や人々がいかに考え行動して、復興の道を歩んだかを分かりやすい語り口で解説している。 なかには、天災という切り口から歴史を捉え直すことにより、従来の通説とは違った歴史解釈が示されている点もあり興味深い。たとえば、豊臣家を弱体化するために徳川が行わせたといわれる寺社造営なども、慶長伏見地震の復興という視点から捉え直すことにより、違った側面を浮かび上がらせている。そのほか、江戸幕府による復興税の不正利用、復興政策のまずから起きた一揆、地震の二次被害を防いだ名君、世界的科学者・野口英世誕生のきっかけとなった大噴火――といった意外な実話がふんだんに紹介されている。 また、たび重なる大津波にもかかわらず進まなかった三陸の住居の高所化、関東大震災後の政争により縮小された復興計画……など、現在の日本が直面する、東日本大震災からの復興という課題に対しても大きな示唆を与える内容になっている。

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  • 放射線心身症? 福島原発放射線より日常にあるはるかに恐ろしいもの
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    1巻628円 (税込)
    東日本大震災での原発事故は低線量事象であり、被曝で生命に危険が及ぶことはない。むしろ、行政と報道の混乱等での心理的ストレスが「放射線心身症」ともいうべき健康障害を生む。それよりも、現代日本人の食生活にこそはるかに恐ろしいものがある。無用な不安よりも、必要な知識で立ち向かう救済のメッセージ。

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  • 天の摂理 地の祈り インド哲学で読み解く、原発の過ち・再生への道
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    人類の命運を賭けて脱原発が迫られる今われわれが学ぶべきものは?新たな文明を築くために、インドの賢者が示唆する、豊かさと幸福の真実。

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  • 17歳のママ Second Story
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    10代の妊娠、出産を描く感動作!! フツーの高校生だった私にこんな日がくるなんて思いもしなかった。もっと大人だったら……!? もっと強かったら……!? そうじゃなくて今、私はこの子と生きていく道を選びたい!! プチプリンセス掲載時から大反響の感動ストーリー、コミックス第2弾!!
  • 日本の真実-産業編-(大前研一通信デジタルEditon)
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    近年多発している日本企業が引き起こす不祥事の数々。訪問介護大手・コムスンの介護報酬不正請求事件、空の安全を脅かすトラブルが続いたJAL、ミートホープによる偽装牛ミンチ事件、期限切れ原材料の使用など杜撰な品質管理が発覚した不二家。その根本的な問題として大前は「企業体質」を挙げている。しかし、長年染み付いた体質の転換は非常に難しい。再生の為のキーワードを、JAL・不二家・コムスンの実例を交えながら分かりやすく解説。

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  • シングル体質の女たち~結婚したい、でもしたくない~
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    「結婚したいような、したくないような。でもとりあえず、経済的にも困っていないし、なんとなくやっていけるし、このままでいい」このような気分で生きている女性を、著者は「シングル体質の女」と呼ぶ。この本は、シングル体質の女性8人にインタビューし、その内面に潜む、悩み、迷い、生きていく真実の姿を描いた、すべての独身女性への応援歌である。

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  • 大人家族~シングル体質の親娘たち~
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    結婚適齢期を過ぎても実家に残る娘。夫婦二人で迎えるべき晩年を育ちすぎた“子供”と暮らす親――“シングル体質”がもたらす歪な家族像、それが「大人家族」である。独身女性と家族の関わり方はどうあるべきなのか? そしてシングルのこれからは?

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  • 毒――風聞・田中正造
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    日本初・最大の公害事件、足尾鉱毒事件。自らの家族の根をその地にもつ著者が、田中正造と農民たちの生と死を描き尽くした宿命のライフワーク。各紙誌絶賛!

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  • わたしのからだ わたしのねだん
    完結
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    「自分の体に自分で値段をつけるのがなんで悪いの?」家族の愛に恵まれず、優等生を演じている麻衣は、寂しさを紛らすために援助交際を始めた。最愛の人、武笠(むかさ)に出会えたから援助交際をやめることが出来た。でも、最後の相手がまさか……!! この罪は一生消えないの? リアルに援助交際を描いた感動の問題提起作180ページ!!
  • ガラスの回廊
    完結
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    全1巻550円 (税込)
    カード破産!! パソコン不倫!! 淋しさ、そして孤独感――。そんな心のすきまを狙って、張り巡ぐらされた現代の甘い罠を描く!!

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