アマゾナイトノベルズ作品一覧
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-公爵令嬢のコーデリアは、自国の第一王子ジェイクと結婚し王太子妃となった。 形だけの初夜を済ませ、愛情など微塵もない結婚生活がはじまった。 ジェイクとの接し方が分からず夫婦仲は冷えきっていたが、よき王太子妃であろうと国民の前では必死に仲睦まじい夫婦を演じていた。 嫌いなわけではないのに、うまくかみ合わないジェイクとの関係。 幸せそうな周りの夫婦を見るたびに、羨ましさが募っていくコーデリアだが、ある日、多忙な生活がたたり体調を崩し倒れてしまう。 目を覚ますと、自分に興味などないと思っていた夫ジェイクが手を握っていたのだった。 ようやく心を寄り添わせた二人は、お互いに恋心を募らせ、不器用ながら徐々に本当の夫婦になってゆく。 仲も深まり無事妊娠したコーデリア。 妊娠を知った友好国の第一王子がやって来て、病弱で死期が目前の彼の妻のために生まれてくる子どもを譲ってほしいと頼まれて――!? 当然そんな頼みは聞けないと激怒するジェイクだが、そのやり取りを知ったコーデリアは……? 不器用な王太子夫婦が織り成す、結婚から始まる切ない純愛ストーリー。 本作は『薄幸の乙女は孤独な侯爵と禁秘の契りを結ぶ』の世界の王太子夫婦のお話です。 『空虚な結婚~王太子夫婦は不器用に愛し合う~【完全版】』には「序章」~「番外編 耽美でマヌケなサンタクロース」を収録
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3.6公爵令嬢アデリナ・フリーデルは、幼い頃にお茶会で出会った公爵家の嫡男ルドガー・ブライトナーに一目惚れし、父に泣きついて強引にルドガーと婚約した。 だが、卑怯な手を使ったことで婚約者になっても彼に冷たくあしらわれ、全く相手にされることはなかった。 それでもアデリナは諦めず、王立魔法学園に入学してからも、毎日のように彼につきまとい挨拶を続けていた。 しかし彼の隣には、常に男爵令嬢エリーゼ・クラッセンの姿があった。 愛らしいエリーゼに対するルドガーの態度は、アデリナに対するものとは全く違うもので、二人は恋人同士という噂まで出始める。 エリーゼに対し自分には決して見せない表情を向けるルドガーに、ついに身を引くことを決意する。 しかし、婚約解消を申し入れた途端、ルドガーの態度が豹変しはじめた! 彼の態度に戸惑うアデリナ、この婚約は一体どうなるのーー!? 『婚約者につきまとうのを止めたら逆に迫られ襲われました【完全版】』には「第一章 愛されていない婚約者」~「第七章 愛されている婚約者」を収録
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3.0メリューナは、とても美しい容姿をもつサキュバスだ。 ただし、いつもとてつもないドジを踏んでしまうので誘惑に成功したことは一度もない。 メリューナはサキュバスとして極めて劣等生なのだ。 ある夜、メリューナは王宮に忍び込み、王太子を狙って夜這いをかける。 うまく部屋へ潜り込むことに成功しベッドへ歩み寄ると、そこには黒髪の凛々しい男性が寝ていた。 さっそく夜這いを始めようとするが、またしてもドジを踏んで男性を起こしてしまう。 なんと彼は王太子ではなく、騎士団長のグライフだった。正直に事情を説明すると、彼は精気を与えてくれるという。 喜んで精気をもらったメリューナだったが、なぜか魔力が消えて魔界へ帰れなくなってしまう。 劣等生のサキュバスは王宮グライフ付きのメイドとして働きながら、魔界に戻れる日を待つことになる……。 作者より この度はお手に取っていただき、ありがとうございます。 劣等生サキュバスと、ちょっと皮肉屋な騎士団長の、ときにラブコメ、ときに胸キュンな恋をお楽しみいただければ幸いです。 『劣等生でも立派なサキュバスになれますか!?~騎士団長の誘惑指導~【完全版】』には「美しきサキュバスと王宮の夜」~「書き下ろし番外編」を収録
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4.0「お前は誰だ?」 目が覚めた旦那様のフレデリックが訝しげな目をしながらミラルーナを頭のてっぺんからつま先まで眺め回すように見ていた。 とある事情で出会った公爵令息フレデリックから、出会ったその場で求婚された。 なんだかんだと言いくるめられフレデリックの押しの強さに負けて結婚したミラルーナだが、結婚してからもフレデリックにひたすら毎日甘く愛される新婚生活を送っていたはずだったーー。 貧乏な男爵家の令嬢ミラルーナは、世間に必死に隠してきたが「魅了」の魔力を持っていた。 ある日、それを知った公爵令嬢のリンゼイに、魔法のことも黙っているし借金も返してあげる代わりに婚約者を魅了して婚約破棄させるよう手助けしてほしいと依頼される。 しぶしぶ了承し、リンゼイとともにいざターゲットの公爵令息フレデリックと会うやいなやいきなり彼に求婚された。 魔法のせいだと思っているミラルーナだが、そうではないらしい……。 流されるまま、溺愛される結婚生活を過ごしていたはずだったが、ある日フレデリックが魔物の討伐で重傷を負い意識不明になってしまう。 目が覚めて安心したのもつかの間、フレデリックはなぜかミラルーナのことだけわからない。 そう、記憶喪失になっていた……。 作者より この作品は、私が初めて書いた長編のTL作品です。 最初は勢いで結婚することになった二人が色々な困難に直面し、絆を深めながら本当の夫婦になっていく……というお話を書きたいと思いました。 不慣れな部分も多いですが、楽しく読んでいただけると嬉しいです。 『熱烈求婚してきた旦那様は私のことだけお忘れのようです【完全版】』には「プロローグ」~「電子書籍書き下ろし その後の人々」を収録
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4.7幼馴染でもある侯爵家の嫡男ハワードの婚約者は、ミュリエルの実姉であった。 ある日突然姉とハワードは破談となり、姉は急遽第二王子に嫁ぐことになったという。 さらに、王子に婚約者を奪われたという侯爵家への醜聞を避けるため、父は姉の代わりにミュリエルに嫁ぐよう告げたのだった――。 しかし、ミュリエルは幼い頃から兄のように慕い、姉を愛していたハワードとの結婚なんて絶対に嫌だと逃げ出そうとしたが、タイミングよくハワードと会ってしまう。 どうやら彼は、無理矢理自分と結婚させられるミュリエルを心配して来てくれたようだ。 彼の優しさに、ミュリエルは結局ハワードとの結婚を受け入れたのだった。 「俺はもう、きみの兄ではない。夫だ」 結婚したとたんそう告げてきたハワードに夜毎情熱的に愛されるミュリエルは、止まらない快感に戸惑いつつも徐々に彼に惹かれていく。 しかし、彼を好きになるにつれてまだ姉を忘れられないのではという不安が高まり、彼の気持ちを知るのが怖くなってしまう。 そんな時に出席した夜会で、第二王子と結婚した姉が気に入らない令嬢たちから、驚愕の事実を知らされた――!? 不幸な出来事から夫婦になった二人の、不器用で真っ直ぐなラブストーリー。 作者より 姉の婚約者であった男性と結婚する、というなんとも気まずく、この結婚上手くいくのか? と思われる始まりですが、ヒロインもヒーローも強くて優しいので、シリアスどろどろストーリー! ……にはならず、無事にハッピーエンドを迎えます。 安心してお読みください。 『お姉様の婚約者と結婚することになりました【完全版】』には「第一章 姉の婚約者」~「書き下ろし番外編 里帰り」を収録
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4.313歳で両親を亡くし、親戚の公爵家に引き取られたリーリエは、王太子の婚約者であった。 しかし、精霊の加護も得られず常に落ちこぼれだと蔑まれてきたリーリエ。 ある日、王太子がリーリエとの婚約は災難だと陰で話しているのを聞いてしまい、さらに王妃からも茶会の際に王太子に別の令嬢をエスコートさせると言われてしまう。 いつか認めてもらえると思い頑張ってきたリーリエだが、その期待は失望に変わってしまっていた。 そんな時、近衛騎士として王弟に仕える義兄のヘリオットと久しぶりに王城でばったり出くわしたリーリエ。 幼い頃は仲が良かったはずなのに、ヘリオットは蔑まれるリーリエを助けるでもなく、なぜか冷たい態度ばかりになっていったのだった。 嫌われていると分かってはいたが、無理ならほかに頼むからと言いながらも茶会のエスコートをヘリオットに頼むと、なぜか承諾してくれた……。 いろいろなことが積み重なり心の晴れないリーリエは、ふと死んだ母の魔法書を手に取り、そこに記された『惚れ薬』の作り方に強く興味を惹かれ、それを作ってしまった。 誰かに使いたかったわけではなかったのに、その惚れ薬を飲んだのは――!? ただ穏やかに暮らしたかったのに「惚れ薬」が予期せず変化をもたらした……! <作者より> 加護なし、魔力微弱、人生諦めモードだった自己評価が低めの女の子が愛されて自信を取り戻すお話。
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1.0「ベッドに横になってください。儀式を始めます」 アデラは「愛の神」に仕える敬虔なシスター見習いだ。 五年前、司祭のルシアンに拾われ教会に身を寄せたアデラは、「十六歳の誕生日を迎える夜に正式なシスターになれる」ことを信じ、純潔を守り、日々慎ましやかに暮らしていた。 ついにその夜を迎え、アデラは司祭と共に聖堂へ向かったが、そこには聖堂には似つかわしくないベッドがあった。 おかしいとは思いながらも、ルシアンが言うのなら間違いないのだろうと、言われるがままのアデラ。 しかし、ルシアンの手が触れるたび、何かが体を侵食するように体が熱くなる。 感情が昂るままに、もっともっと、とルシアンからの愛撫を求めてしまう。 そして、司祭服を着ていたルシアンは、アデラの目の前で神々しく美しい神に姿を変えたのだ――。 目覚めたアデラは、いつも通り自分のベッドの中にいた。 あれはきっと、夢だったのだと思いたかったが、妙に生々しく、体も火照っていた。 シスターアデラはそれから毎夜のように淫らな夢を見るようになる……。 <作者より> 溺愛ド執着の愛の重たい男キャラが好きなのは自覚していましたが、「やだやだ」って言いながらヒーローのこと大好きなヒロインのことも好きなのかもしれないと最近思い始めました。 今回は終始「だめだめ」言いながらえっちしてるシスターの話です。 お付き合い頂ければ幸いです。
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-公爵家の養子であるアデライドは、幼いころから義兄のマクシミリアンに恋をしていた。 しかし、その大好きな義兄が、突然亡くなってしまった。誰かに殺されたのだ。 その一カ月前にあった学園の卒業式で、義兄は浮気した婚約者から一方的に婚約破棄を突き付けられたのだが、義兄に全く非がなかったことで、逆に婚約者のほうが社交界から追放されていた。 そのことを恨んだ相手が義兄を暗殺したに違いない。 そう確信したアデライドは、復讐を誓ったその直後、事故で階段から落下してしまう。 すると、なんと子供のころに時間が戻っていた! アデライドは義兄を死なせないため、未来の記憶を駆使して、義兄の婚約を解消させることを決める。 わたくしがお義兄さまを守ってみせます! 作者より 作品はアデライドの義兄の死から始まります。 死んでしまった義兄を二度と死なせないために、死に戻って五歳になったアデライドのかわいくも必死な奮闘をお楽しみください。 『死に戻ったわたくしは、あのひとからお義兄様を奪ってみせます!【完全版】』には「一.お義兄様の死」~「番外編 アデライドとマクシミリアンの結婚」を収録
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-三つ星レストランでフレンチのシェフになったジローだったが、ある日トラックに跳ねられ異世界に転移してしまう。 貴重な知識を持つ異世界の重要人物として扱われていたが、国王を怒らせて辺境にある極寒の修道院へ送られ、料理番をするはめに…。 そこで出会ったのは、口減らしで親に捨てられた10才のシスター見習い、セラ。 どこか放っておけない妹のようなセラの世話をやきながら、ジローは修道院の現状に立ち向かう。 食材は足りず設備も整っていない、料理人にとっては悪夢のような環境だが、ジローは現代で得たスキルを発揮し周囲から尊敬を集めていく。 そしてーー 「うん決めたっ。セラがジローのお嫁さんになってあげるっ」 天真爛漫な10歳の少女に夫として見込まれてしまったジローの未来は果たして……? 作者より 極寒の地で始まった二度目の人生を、ジローは彼自身の料理スキルで切り開いていきます。 料理という創造的な仕事が人々の心を温め、救っていくのです。 そしてそれは、セラという相棒を経て違うステージへと至ります。 親に捨てられた報われぬ子供を育てること、立派な大人にすること。 新たな目的を得たジローは、いつか自分の元から巣立つだろう彼女のために全力を尽くします。 その様を楽しんでいただけると幸いです。 『追放されたやさぐれシェフと腹ペコ娘の異世界しあわせご飯【完全版】1』には「第一部 やさぐれシェフと腹ペコ娘 プロローグ シスター見習いと黒パンバーガー」~「第一部 やさぐれシェフと腹ペコ娘 第七章 そのチョコは誰がために 俺とセラは旅に出た」を収録
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-婚約者である王太子に舞踏会で婚約を破棄された伯爵令嬢のコンスタンツェ。 さらには悪霊が棲みつくとされる廃城への追放を言い渡されてしまう。 舞踏会を放り出され廃城に連れてこられたコンスタンツェは、そこで目を失った妖精・オリ―に出会う。 妖精は通常人間には見えないはずなのに、なぜ……? 「ここは不可能を可能にする場所なんだよ」 悪霊だらけだと思っていたこの廃城は、実はオリ―の住処だったのだ。 気弱だったコンスタンツェはオリ―の魔法で前向きな性格になる。廃城を花園へと変え、そして理不尽に婚約破棄をした王太子への復讐を誓う。 人間なのになぜか妖精が見えるコンスタンツェと、いつも彼女を気遣い力になってくれるオリ―。やがて二人の距離も縮まりはじめる。 この廃城に隠された秘密、そしてオリ―の過去とは……? 作者より 綺麗な花にあるのは毒やトゲだけじゃない。そんなコンセプトで書いてみました。楽しんでいただけますと幸いです。 『婚約破棄され、廃城へ~断罪される覚悟はできましたか、王子様?~【完全版】』には「前編 婚約破棄され、廃城へ 第一話 婚約破棄され、廃城へ」~「後編 宝石探しを、名城で 第六話 幸福と希望の花」を収録
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-聖女の結界によって守られている街で暮らすティア。 町はずれの食堂で働く彼女は、ある日男性に襲われそうになったところを、聖堂の騎士・ラキに助けられる。 お互いに恋に落ち、つき合うことになった二人が初めての夜を過ごそうとしたとき、ティアの体に聖女の刻印が浮かびあがった。 聖女はこの町を瘴気から守るとても重要な存在で、恋をすることが禁じられている。 それに聖堂の騎士は聖女に想いを寄せるだけでも死罪になる可能性もあるという。 混乱するティアに「自分たちの関係はなかったことにしよう」と言い置き、ラキは姿を消してしまう。 なぜ自分がそんな聖女に選ばれたのかもわからないまま、聖女として聖堂で過ごすことになったティア。 しばらくして聖女を守る守護騎士だと紹介されたのは、自分を捨てたはずのラキだった。 なんとラキはティアのそばにいるために、自分たちの関係を隠し守護騎士になったという。 ラキのためにも彼を拒まないといけないのに、どうしても強く拒否することができず……。 すれ違いながらもお互いを諦めきれない二人の切ない恋の行方は……? 作者より 想い合うのに結ばれてはいけない。運命に翻弄される騎士と聖女の切ない執着ラブストーリーです。二人がどうやってハッピーエンドを迎えるのか、最後まで見守っていただけると嬉しいです。 『恋を禁じられた聖女は騎士の執愛に翻弄される【完全版】』には「はじまりの夜」~「番外編 最高の一日を」を収録
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4.0ラーラは子爵令嬢だが、町で働かなければやっていけないほど子爵家は貧乏だった。 お金がないからドレスも買えず、社交界にも参加できない。 さらに言えば、お世辞にも可愛いとは言えない小さな瞳の地味なメガネちゃんなのだ。 そんなラーラのもとに、なぜか貴族令嬢憧れのアンドレアス・ヴェッテンバッハ公爵から結婚の申し込みが! アンドレアスの執事によると、質実剛健、質素倹約を美徳とするアンドレアスは、彼は華やかで着飾った令嬢たちを毛嫌いし、色目を使われることにうんざりしているらしい。 ……それってつまり、私はお飾り妻ってこと? ラーラは怒るどころか、喜んで引き受けた! 地味な自分に直接会えば断ってくるだろうから、その場合は公爵家の使用人として雇ってもらえるよう執事と契約し、意気揚々と公爵家へ向かった。 しかし、実際ラーラに会ったアンドレアスは、ラーラを好ましく思ったようで、あっという間に公爵夫人に!? おとぎ話のようなどんでん返しなんて無縁のブスメガネだったはずが、まさかこんなに溺愛されちゃうなんて! 作者より コメディばかり書いてしまうので、真面目な作品も書いてみたいと頑張って書いたつもりが、書き終わって読み返したら結局コメディでした。 不馴れで設定もふんわりしていますので温かい目でお読みいただけましたら幸いです。 『ブスメガネ令嬢は偏屈公爵様の最愛【完全版】』には「本編 ラーラは真性ブスメガネ」~「番外編 猫」を収録
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-高校卒業と同時に無理やり結婚させられそうになった地元を逃げ出し、苦労しながらも一人、ほんのりブラックな会社に勤めて生きてきた笑佳(エミカ)。 仕事に行くのが嫌だと思う日々の中で、玄関を開けると謎の森に繋がることが数回あった。 気のせいだと思っていたが、ある日森に繋がった扉の中から手が伸びてきて何者かに引きずり込まれてしまう。 引きずり込んだ相手は、稀代の魔法使いクロー。 異世界から戻ることができないと知ったエミカは放心したままクローの世話になり、そのまま魔法使いの弟子となった。 不器用な優しさをみせるクローにどんどんに惹かれていくエミカ。 そんなとき、出かけた彼が音信不通になってしまう……。 作者より 読んでくださってありがとうございます。 もしも気に入っていただけたら、とても嬉しいです。 『魔法使いの弟子から嫁にジョブチェンジ【完全版】1』には「第1部 魔法使いの弟子 魔法使いの弟子1」~「第2部 魔法使いの嫁 魔法使いの嫁6」までを収録
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3.9バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。 「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」 どうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようだ。 しかも序盤までしかプレイできなかった乙女ゲームに。 しかもイリスとして生きてきた記憶がない。 侍女に話を聞こうとするも、これまでの侍女に対する扱いがあまりにも酷かったようでみんな怯えてしまっている。 そんな状態なのに、半年後には二つ年上である王太子アルフレッドとのお見合いが控えているという。 イリスの父であるバーンスタイン公爵は、娘の記憶喪失は伏せたまま参加させる意向で、完全に逃げ場がなくなってしまった。 不安でいっぱいになりながらもお見合いに挑むイリスだったが、紳士的に迎えてくれたアルフレッドのおかげで気持ちが楽に。 そして、自身の緊張が解けていくにつれてアルフレッドの体調が優れないことを察するのであった。 イリスは前世の記憶からいろいろとアドバイスをすると、それを実践したアルフレッドの体調はみるみる回復した。 アルフレッドは調査をしていたため、イリスが評判通りの性格だということを知っていたが、どうも様子が違うイリスに興味を持つーー。 悪役令嬢としてのバッドエンドを回避しつつ、アルフレッドとの婚約も回避して平穏な生活を送りたかったのだが、原作通りアルフレッドの婚約者になってしまうイリス。 監禁、追跡魔法も合法的に鮮やかに行ってしまうヤンデレ王太子から、真面目な悪役令嬢は逃げられない!? 作者より ヤンデレ好きの私が、自分好みのヤンデレを思いのままに書いた作品です。 ヤンデレ好きな方もそうでない方も、少しでもヤンデレの魅力を感じていただけましたら大変嬉しく思います。 『真面目な悪役令嬢はヤンデレから逃げられない【完全版】』には「第一章 転生」~「書き下ろし それからの日々」を収録
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3.0「その顔、かわいいと思うぜ、オレは」 (……今、オレ、完全に無意識だった! 無意識で、かわいいとか口に出してた!) アーヴィ族であるリトゥスは、亡くなった兄の代わりに幼いころから男の格好をして生きてきた。 正義感が高く、品行方正で剣術も強かったリトゥスは、里長の嫡男であり幼馴染のラルゴにひそかに恋をしていたが、ラルゴはリトゥスを男だと思って妬んでいた。 ある日、卑劣な事件が起き、里に入れなくなったリトゥスは旅に出た。 自分の今後を知ろうと、行商人に聞いたイケメンで女ったらしだけど凄腕だと有名な占い師ヴァルエルスを訪ねた。 確かにイケメンで、だけど常に借金取りに追われている彼の用心棒として住み込みで働くことになり、二人の距離は近づいていくが、ヴァルエルスはリトゥスが女の子だと気づかない。 経験豊富でいつも美女と戯れているヴァルエルスにとって、自身の心を掻き乱している相手が”男”であると悩みだす……。 一つ屋根の下で共に暮らすことになった二人、長年兄の影を追って生きてきて自身の性別を正直に打ち明けられないリトゥスと、そんな彼女に心を掻き乱される遊び人のヴァルエルスの生活が始まる!? 作者より 恋に破れた自分に自信のない女の子と、恋をしたことがない自分に自信があり過ぎる青年の、じれじれラブストーリーです。 イケイケなくせに意外にピュアなヴァルさんと、天然たらしなリトゥスの物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。 『経験豊富な占い師♂は実は不器用で照れ屋でした【完全版】』には「プロローグ」~「後日談 恋とは困ったものでして」を収録
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5.0なんの変哲もない女子高生だった鈴宮涼夏は、学校の帰り道に、突如アスファルトに空いた黒い穴に吸いこまれた。 突然のことに何もわからないまま、穴から出た先で、狂ったように笑う男に首を切られてしまう。 それでも不思議なことに涼夏は生きていた。 意識を失い道端に打ち捨てられていたところを、氷魔法を扱う騎士・エヴラールに保護される。 目覚めた涼夏は襲われた恐怖と、首がない感覚にパニックになるが、なぜかエヴラールの声だけは聞こえて、なだめられる。 エヴラール曰く、どうやら涼夏は異世界に召喚されたらしい。 この世界に召喚されたものは、他社から魔力を供給される必要があり、魔力過剰症に悩むエヴラールが涼夏と契約を結んだために、お互いの心の声が聞こえるようになったという。 さらに涼夏の首には魔術がかかっていて、それが離れた頭とつながっているおかげで死ななかったようだ。 この世界では最近、目と髪の色が同じ『同色持ち』と呼ばれる女性が殺され、頭を持ち去られる事件が続いており、エヴラールはその調査をしていた。 黒髪黒目の涼夏も今回の事件の被害者で、唯一の生き証人として犯人を捜すことにしたが――。 異世界から召喚された首なし少女と、壮絶な美貌をもちながら膨大すぎる魔力に悩まされる氷の騎士。 顔が見えなくても甘々いちゃいちゃな二人が、すれ違いながらも恋をするお話。 作者より 首がなくてもいちゃいちゃできる! WEB掲載ストーリーに加え、書き下ろし番外編を書かせていただきました。 笑って、泣いて、前を向いて。誰よりも心を通わせられる主人公とヒーローの物語を、楽しんでいただけたら嬉しいです。 『首なし少女は氷の騎士と手をつなぐ【完全版】』には「首なし少女編 召喚された、契約した」~「番外編 ほたるのひかり」を収録
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5.0聖女候補として教会で暮らす傍ら、公爵家の跡取りとして励む令嬢イヴェットはある日突然、義妹に婚約者を取られてしまう。 さらに、『二人の愛のために死んでほしい』と、死ぬまで魔力を吸い続ける呪いのバングルをつけられてしまった。 幸い、魔力の多いイヴェットは今すぐどうにかなるわけではなかったが父も義母も義妹の味方で、それならばとイヴェットは自ら公爵家を捨てることを決めた。 あっさりと公爵家を出て、幼い頃からの侍女とともに辺境に向かう途中、イヴェットが乗る馬車が魔物の群れに襲われてしまう。 あわや、というところを助けてくれたのは、3年前まで教会で護衛をしてくれていた騎士、ウィルフレッドだった。 今は辺境騎士団にいるというウィルフレッドは、イヴェットの事情を知ると街まで護衛を申し出る。 そして辺境の街で暮らし始めたイヴェットは、何かと助けてくれるウィルフレッドに心惹かれていくのだが……。 作者より このたびは『婚約者に「僕の初恋のために死んでくれ」と言われました~助けてくれた騎士に溺愛されています~』をお手に取っていただき、ありがとうございます。 主人公のイヴェットが家を出て、初めて自分の置かれている状況を知り、自分の足で立とうとするお話です。 イヴェットの成長を楽しんでいただけると、幸いです。 『婚約者に「僕の初恋のために死んでくれ」と言われました~助けてくれた騎士に溺愛されています~【完全版】』には「プロローグ」~「エピローグ 新しい一歩」を収録
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1.0公爵令嬢のアンナはデビュタントを2年後に控えた16歳。 ある日父から、王命だということで、10歳以上年上の王国史上最強の騎士団長と名高いヴィン・ハウンドとの婚約が決まったと告げられた。 初めての顔合わせに現れたヴィンは、身体も大きく、人を殺せそうなほど鋭い眼差しでじっとアンナを睨んできたのだ。 大人でも泣いてしまいそうなほどの恐ろしい表情のヴィンを見て、アンナは怖がるどころかなぜか胸をときめかせてしまう。 月に何度かの逢瀬を重ね、二人は順調に愛を育んでいく。 実は幼い頃にアンナと縁があったヴィンは、強面であるが非常にこじらせてしまっている人物だった。 アンナのことをひたすら溺愛し甘やかしてくるヴィンだが、アンナはこの婚約に思うところがあった……。 作者より 私が初めて書いた作品が電子書籍として、このたび発売されることになり、このコメントを記入している今でも信じられない気持ちでいっぱいです。 番外編も盛りだくさんのアンナちゃんとヴィン様の物語を楽しんでいただけたら嬉しいです! 『堅物絶倫騎士団長は婚約者を溺愛する【完全版】』には「プロローグ」~「番外編 お昼のひととき」を収録
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-しがない中流貴族の令嬢シェイラ・クラークは、人目を惹く容姿でありながら社交界で遠巻きにされていた。 その原因は二つ。『ゴーストが視える体質』と幼馴染の婚約者から『婚約破棄』されたこと。 父親同士の約束で幼い頃から婚約していたシェイラだったが、婚約者が名家のご令嬢に一目ぼれされたことをきっかけに、婚約破棄された。 とはいえ兄弟以上の感情を抱いていなかったシェイラは特に落ち込むことはなかったが、妹を慰めるために兄が王立劇場で話題の舞台に観劇に連れていってくれた。 その観劇の最中に、客席の上に「怪人」が現れ、舞台に照明が落下する事故が起こった。 翌日、突然クラーク家を訪ねてきたのは、華やかな容姿に似つかわしくない気配をまとっている「魅惑の鬼隊長」と呼ばれているラウルだった。 用件は捜査協力依頼だった。 そうして捜査に協力することになったシェイラだが、『鬼隊長』と恐れられるラウルが、ゴーストが苦手だということを知ってしまい……? ゴースト騒動をきっかけに急接近するツンデレ霊感令嬢とエリート軍人の、ラブコメ×オカルトミステリ! 作者より ヒーローはだんだん可愛くなり、ヒロインはどんどんカッコよくなるラブコメです! 完璧(かと思いきや?)なイケメンヒーローとツンデレなヒロインのじれじれラブストーリーと、ゴースト騒動を解決するために走り回る二人の活躍をぜひご覧ください。 『魅惑の鬼隊長は、ゴーストがお嫌い。【完全版】1』には「プロローグ」~「第二章 霊感令嬢とルグランの悲恋歌 片想いラプソディー」までを収録
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5.0伯爵令嬢であるリーゼロッテは両親が作った借財が原因で、あと一年で卒業というタイミングで留学先から呼び戻されることに。 そうして実家に帰ると、たった今婚約先が決まったと母から伝えられるリーゼロッテだったが、その婚約者というのが幼馴染であり、最も苦手としていた公爵家の嫡男フロストであった。 フロストは月白色の麗しい髪に恐ろしいほどに整った顔をしていて、一見温厚そうに見えるが昔からリーゼロッテに会うたびに意地悪をするのである。 婚約を条件に実家の借財を肩代わりしてくれる政略結婚でもあり、五年振りに再会し婚約者となったフロストに歩み寄ろうとするリーゼロッテだったが、昔よりエスカレートしている彼からの淫らな悪戯に傷つくことに……。 両親に相談をするも、非難の声を浴びせられたリーゼロッテは悲しさのあまり屋敷を飛び出してしまうのだった。 一人で生きていくために働き口を探していたリーゼロッテは、偶然求人を見かけた魔道具店の採用テストを受けることに。 使い手の少ない光属性の魔法が使えるリーゼロッテは無事に合格し、住み込みで働かせてもらえることになった。 そうして日々の仕事をこなしていく中で、しがない魔術師の青年スノウに出会う。 不器用ながらも心優しい彼にリーゼロッテは心惹かれていき、やがて二人は愛し合うようになるのだが、スノウはよく知っている意地悪な幼馴染みにどこか似ていて……。 実は、スノウの正体は魔道具で姿を変えたフロストだったのだ。 愛情表現の仕方が分からない不器用なフロストは、幼馴染への贖罪の念から正体を隠してリーゼロッテに接触していたのだが、その真実を知らないリーゼロッテは罪悪感を覚えながら秘匿の恋に苛まれていく――。 作者より この度はこちらの作品に興味を持っていただき、ありがとうございます。 不器用で捻くれたヒーローと逃避癖のあるヒロインが、奇妙な三角関係(実際には三角関係ではない)に悩みお互いに心を開いていくお話になっています。ぜひお気に召していただければ幸いでございます。 『不遇な令嬢はエリート魔術師の重すぎる愛に気がつかない【完全版】』には「この世で一番、嫌いな幼馴染み」~「この世で一番、大好きな幼馴染み」を収録
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3.3かつて愛した男性に窃盗の罪を着せられ処刑された、魔女の娘と呼ばれている男爵令嬢がいた。 その女性は処刑の際、愛した男性にもう一度会いたいと願い、母から伝えられていた秘術を使った――。 騎士のレイノルドは、行方不明となった代々男爵家に伝わるネックレスを探しに隣国から来た男爵令嬢のラファ―リアと出会った。 彼女に出会い、その美しい緋色の瞳にくぎづけになったレイノルドだが、ラファ―リアの口から思わず漏れた言葉に耳を疑う。 「……アレク、シオ?」 それは、侯爵であるレイノルドの父の名前だった。 父のアレクシオは母との結婚後も、緋色の瞳をもつかつて愛した恋人を探し続けていることを知っていたが、まさか……。 レイノルドは父アレクシオと彼女の関係が気になりつつも、一緒にネックレスの行方を追うために毎日一緒に過ごすうちに自然と惹かれていった。 二人の距離は縮まってゆく一方で、男爵令嬢のラファ―リアには、『魔女』と呼ばれた女の記憶があったことをレイノルドには秘密にしていた。 ラファ―リアが愛する男は、レイノルドなのか、父アレクシオなのか……。 秘術が巻き起こした、世代を超えた愛の結末は――!? 作者より 愚かな父と、生真面目な騎士。 親子でありながら一人の女性を巡り、想いが錯綜する。 予想のつかない展開でありながら、登場人物のハッピーエンドを目指して書きました。 『魔女の記憶に翻弄される令嬢は、一途な騎士の愛に堕ちる【完全版】』には「プロローグ」~「番外編 ルフィオの訪問」を収録
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-第二王女のエリーナは、夫となった騎士テオドールとの初夜直前に、突然前世の記憶らしきものを思い出す。 エリーナはわがままで男ぐせが悪く、まともに嫁がせることができないと国王を悩ませるほどの悪女だった。エリーナは戦争で英雄となった騎士テオドールをいたく気に入り、あろうことかテオドールの故郷の村を人質に取る形で無理やり結婚してしまう。 それなのに、いきなり気弱で臆病な別の人格になってしまったエリーナ。 そうとは知らず、エリーナに嫌悪感むきだしのテオドール。 前世で処女だったエリーナは記憶喪失を理由に初夜を避けようとするが、性行為でテオドールの魔力の供給を受けなければ、エリーナが人質に取ったテオドールの故郷に危険が及ぶと言う。一体なんのことかわからないまま「早く済ませろ」と突き放され、怯えて泣き出してしまうエリーナ。 男をとっかえひっかえしていたとは思えない王女エリーナの様子に、テオドールはある提案をするーー。 嫌われ王女に転生した臆病なヒロインと、不器用でお人好しなヒーローのじれったくてエッチなラブロマンス! 作者より 嫌われヒロインといえば、本当は悪いことをしていないのに誤解を受けて……ということも多いかと思いますが、本作の王女は毎日男性をとっかえひっかえ、侍女やメイドを辞めるまでいびる本物のわがまま悪女です。 そんな王女にいきなり転生してしまった臆病なヒロインが自分自身の感覚と、王女の過去の差に戸惑いつつ、少しずつ自分自身の居場所を作っていく様子を見守っていただけますと幸いです。どんなに王女が嫌われていても、ヒーローはヒロインの味方です。 『遊び人の王女に転生した私が、無理やり結婚した英雄の旦那様に溺愛されるまで【完全版】1』には「本編 一.エリーナの罪」~「本編 二十二.切れない縁」(前半)までを収録
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-リクスハーゲンの元第三王女ルイーセは過保護な姉二人に愛されて有能で美しく育った。 そして、今は王立騎士団の第一師団長であり伯爵家長男のウェンデと結婚して平穏な日々を送っている。 優しい夫で不満などないが、お互いどこか気を遣いながら過ごしていた。 ある日の朝、ルイーセがいつものように森へ散歩に行くと、ウェンデが放尿している姿を目撃してしまう。 情事の時でさえ夫の下半身を直視したことがなかった彼女にとってあまりにも刺激が強く、妙な興奮を覚えてしまう。 その日中ウェンデのことが気になって仕方なかったルイーセは、その晩の情事でウェンデの一糸まとわぬ姿を直視し、彼が一人の男なのだと強く意識するようになる……。 雄としてのウェンデに強烈に惹きつけられはじめたルイーセは、一気に性への好奇心が膨れ上がり、徐々にその快楽に目覚めていく。 そしてそんな妻にウェンデは――。 作家より 物凄く男前なヒーローキャラの放尿シーンが読みたい……という願望から生まれたのが本作品になります。 商業化が嬉しすぎてウェブ掲載版よりもラブシーン等々、かなり強化しましたので、ウェブ版を読まれた方にもお楽しみいただけると思います。 また、おまけの小話も一本掲載しております。 うっかり性に目覚めてしまった元王女様と、そんな彼女を大切にしたい騎士団長の甘々な夫婦生活。ぜひ、ご堪能ください♪ 『騎士団長との淫らな秘めごと~箱入り姫は性に目覚めてしまった~【完全版】』には「目覚めは突然に」~「書籍版特別書き下ろし・おまけの小話「ルイーセの誕生日」」を収録
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4.6「その服装、貴女はまさか花嫁として歓迎されると思ってこちらに来たのか?」 第一王子に突然婚約破棄された侯爵令嬢のシェラサール、愛称シーラ。 その理由は、公務の怠慢、使用人への虐待、男爵令嬢への嫌がらせなど、どれも身に覚えのないことばかりだった。 さらには、粗野で野蛮で女好きだと有名なディラン・サッハルト辺境伯と結婚しろと言われたが、シーラは動じない。 なぜなら……久しぶりの自由だから! 第一王子の婚約者として毎日勉強や政務に追われてきたシーラは、王都を出られるだけで嬉しくてたまらなかったのだ。 辺境伯に到着し花嫁衣装で挨拶したシーラを、結婚相手のディランは酷く嘲った。どうやらシーラは罪人だと伝えられていたらしい。 シーラの話を聞くこともなく、使用人としてなら置いてやると嘲ったディランを、シーラは一瞬で嫌いになったのだった――。 とんだ屈辱だが王都に帰るのも嫌なシーラは、使用人として働くことになる。 すぐに音を上げるだろうと踏んでいたディランだったが、毎日楽しそうに使用人の仕事をこなすシーラを見て、何かおかしいと気づき始め……。 作家より 高い山々が見える場所で、ゆっくり自分を取り戻す可愛いヒロインを書こう、と書きました。ヒーローは、もう少しカッコいい予定だったのですが、全然カッコよくならなかった。 『元侯爵令嬢の辺境使用人ライフ【完全版】』には「元侯爵令嬢の辺境使用人ライフ 辺境伯との結婚」~「おまけ 結婚式前日」を収録
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4.6侯爵令嬢のリズは、婚約者である王太子の浮気により一方的に婚約破棄された。 その代わりにと王太子が提示したのは、王家の厄介者である王弟ポール・アンセンとの結婚だった。 ポールは太った体の冴えない見た目とおどおどした話し方から、国中の令嬢から敬遠される存在だった。 当然、リズもそんな相手との結婚なんてごめんだと思ったが、父からはむしろいい縁談だと勧められてしまう。 王弟ポールは実は王太子をしのぐほどの強い魔力を持つ素晴らしい素質のある人物だそうで……。 にわかには信じられないリズだったが、父の言葉を信じて、妻となり彼を一流の男に育てることを決意する。 しかし、結婚後もポールはリズと上手く話もできず、いつも自信がなさそうだった。 また大食いで威厳も感じられず、とても王族とは思えなかった。 とはいえ、ポールと絶対に幸せになると決めたリズは彼ときちんと向き合うことに。 初めは王太子を見返すためだったが、彼のことを知り、ダイエットに励む彼と一緒に過ごすうちに、いつしかその距離は縮まりどんどんポールに惹かれていく……。 ぽっちゃり体型だったポールは、あっという間に誰もが目を奪われる美丈夫となり、そんな夫にこれでもかと溺愛されて――!? 作者より 前向きなヒロインが自分の力で困難を乗り越えていくお話です。 人は見かけで判断してはならない。 いつか努力は報われる。 そんなメッセージもこめて書き上げました。 冴えないヒーローがヒロインの手で生まれ変わり、二人で幸せを掴み取るまでの過程をぜひお楽しみください。 『婚約破棄されて冴えない王弟に嫁がされましたが、幸せになります【完全版】』には「本編 ポール・アンセン王弟殿下」~「番外編 ポール・アリストロ公爵の誕生」を収録
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4.3「――お迎えにあがりました、姫君」 子爵家の養女として、田舎でのびのびと生きてきたクリスティナはある日、森で怪我を負った麗しい青年を助けた。 クレイグと名乗ったその青年の正体は、なんとこの国の王太子であった。 そして王太子がこんな田舎へやってきた理由は、ティナこそが国王の本当の娘だと伝えるためだという――。 現王太子であるクレイグと子爵令嬢のティナ。 二人は、男児の後継者を望んだ王妃の父親である宰相の策略により、生まれた時に取り替えられてしまっていたのだ。 ティナは王女になるなんて考えられなかった。 一方でクレイグは、自分は偽物だからティナを王女として王宮に迎え入れることが自分の最後の使命だと言い、親身に寄り添ってくれようとする。 全て受け入れている様子のクレイグだが、王太子でなくなった後どうなってしまうのか? クレイグが幸せになる方法はないのかと考えたティナが導きだした解決策は――。 「あなたと私が結婚すればいい。 そうすればあなたは王太子のままでいてもかまわないでしょう?」 どんな時も前向きなティナと闇堕ちモードの王太子殿下(偽)はどうなる――!? 『偽王太子殿下が闇堕ちしそうなので【完全版】』には「第一章 偽王太子殿下を拾いまして」~「【電子版限定書き下ろし】辺境にて、君を想う」を収録
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4.6「そこで知り合った子よ。今年のラビットちゃん」 「このダセェ子がですか?」 王都に所在するとある貴族学園の生徒会室で生徒会メンバーであるロイドから開口一番に”ダセェ”と言われたのは、リンドバーグ子爵家の末っ子クララベル。 彼女は致命的に田舎くさかった。 クララベルにはアランという三歳年上の幼馴染であり婚約者がいた。 文通も途絶えたこともあり、婚約者と同じ期間に学園に通いたい一心で「ラビット(飛び級)」として、一年早く入学した学園でアランを探していたクララベルだったのだが、やっとの思いで見つけた婚約者は、見るからに都会育ちでお色気ムンムンな女生徒と熱いキスを交わしていた……。 涙が溢れて止まらなかったクララベルだが、その場に居合わせた生徒会副会長であるヴィクトリアに助けられた。 事情を聞いた生徒会のメンバーは、クララベルが望むのであれば生徒会に入って自分を磨く術を教えてくれると言う。 「私……変われますか? 自信が持てない自分が嫌なんです」 その出会いをきっかけに、”ダセェ”と言われた令嬢は華麗なる変身を遂げる――。 作者より 私がこの物語を書くにあたり、誰かの励みになれる、元気の出る物語を書きたいという信念がありました。 人間どんな状況下に置いても『成りたい自分』になれるし、どんな時でも手を差し伸べてくれる人はいるのだと思ってクララベルを生みだしました。 これを『ご都合主義』ともいいます(笑)。 ですが、この話に元気をもらって共感してくれる人が一人でもいらっしゃったならとても嬉しい限りです。 この物語はたくさんの人たちの『失敗』の上に成り立っています。 私も含めてたくさんのキャラクターたちは何度も失敗を繰り返します。 だから成長するんですよね。 どうか沢山失敗するキャラクターたちが愛されますように。 『ダセェと言われた令嬢の華麗なる変身【完全版】』には「一 婚約者以外にもダサいと認定を受ける」~「十六 それぞれの明日へ」を収録
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-強大な魔力を持って生まれた子爵令嬢のミア。 感情が高ぶると魔力が暴走し周囲に危険を及ぼす可能性があると、幼少期から苛烈な体罰によって感情のコントロールを強いられてきた。 そのため、感情を表に出すことが苦手になってしまったミアは、魔法学校に入学しても当然友達ができるはずがなく、クラスでも浮いた存在だった。 唯一の友人は、ひとつ年上の幼馴染のフランだけ。 ミアの魔力を制御できる唯一の存在として、幼い頃から常に彼女の傍にいるフランに支えられながら日々を過ごしていた。 そんなミアは最近、クラスメイトのリリアナの嫌がらせに悩んでいた。 初対面の時からなぜかミアを妬んでいた彼女は、「ずるい」と言ってはミアの持ち物を奪っていく。しかし人と話すことが苦手なミアはうまくかわすことができず、いつも自分が悪いかのような扱いをされていた。 ある日、いつものようにリリアナとその取り巻きにしつこく絡まれたミアは、学校で魔力を爆発させてしまう。 そこからミアの学園生活が一変していくーー。 作者より 陰謀アリ、裏切りアリの泥沼展開ですが、これは生きるのが下手くそなヒロインが溺愛されて幸せになるまでのお話です! ひねくれたぶりっ子がライバルだったり、ヒーローが腹黒だったり、実はヒロインが最強だったりします。 どうぞよろしくお願いします! 『虐げられた令嬢は腹黒幼馴染の執着に囚われる【完全版】』には「王立魔法学校」~「番外編 リリアナの過去」を収録
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3.7侯爵家で行儀見習いとして奉公中の子爵令嬢リヴェリーは、明るく素直な普通の娘だけれど、実は好みの『におい』を前にすると目の色を変えるほどの『においフェチ』であった。 ある日、どこからかほのかに漂ってきたかぐわしい香りに誘われ、地面に並べられた甲冑を見つける。 思わず顔をつっこみスハスハすると、男らしく野性的でいて、情熱的ななかにも爽やかさをあわせ持つ、最高に自分好みの『香り』がした。 そのにおいに抗うことができず、兜を被ったまま夢中で極上の香りを堪能していたら、兜の持ち主であり勤め先の侯爵家当主であるグレニスに見つかってしまう。 しどろもどろになるリヴェリーを怪しんだグレニスに間者の疑いをかけられ、翌日から毎朝『尋問』を受けることになった。 鍛錬後の『汗だく抱擁』を罰だと考えているらしいグレニスに抱きしめられて、立ち上る汗の香りにうっとりと陶酔するリヴェリー。 そんな幸せな日々にようやく恋心を自覚したリヴェリーのもとに、実家から名も知らない相手との婚約を知らせる手紙が届いて――!? 作者よりはじめまして、南田 此仁(ナンダ コノヒト)と申します。 『溺愛・一途・ハッピーエンド』を合言葉に、読んで楽しい気持ちになってもらえるような物語を書いています。 こう見えて! 本当にこう見えても、本作は純愛ものです……っ! 『置いてあった兜を被ってスハスハしていたらご本人登場【完全版】』には「【一】ご本人登場」~「【書き下ろし番外編・その二】名探偵マノン?」を収録
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-女であることを隠して辺境騎士団に所属するリズは、偵察任務を受け敵国の拠点に侵入した。 しかしあっさりと見つかってしまい、敵国の騎士団長アーレンに捕らえられてしまう。 冷酷無情で捕まった人間は拷問され惨殺されるという噂を持つアーレンに、恐ろしい拷問を受けるくらいならばと自ら死を選ぼうとしたリズだったが、なぜかベッドに引きずり込まれ、体を暴かれてしまう。 さらにアーレンはリズを殺さずに、王都に連れて帰ると言い出す。 どうにか逃げようと模索するリズだったが、垣間見えるアーレンの優しさに、彼女の心と身体は次第に囚われていく……。 作者より 敵国の立場にあった二人が周囲や過去に翻弄されながらも惹かれ合い、懸命に生きていく様を描いた作品です。 リズとアーレンが最後はどうなるのか、どのような道を選択して生きるのか。 二人の行く末を見守って頂ければと思います! 『男装騎士令嬢は敵国の騎士団長の執着に囚われる【完全版】』には「第一章」~「番外編 夫婦の初夜」を収録
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4.5災害で財政難に陥った領地と実家のため、三年任期の王太子の側妃に立候補した伯爵令嬢シエラ。 初顔合わせのときにかっこいいと思ったシエラだが、どうやらシエラはアザールの好みではなかったらしく、同時に側妃に即位した子爵令嬢のミランダばかり見て、質問をしていた。 でも平気、だって私の目標は任期後までに素敵な旦那様を見つけ下賜してもらうことだから! 任期の間に子供が出来なかった場合、側妃は臣下に下賜されることになっているのでシエラに興味がないほうがありがたかったのだ。 それなのに、迎えた初夜、アザールはシエラの巨乳を見てなぜか鼻血で大量出血してしまい、最後までできなかった。 そう、アザールは胸フェチだったのだ! 翌日は貧血で倒れ執務もままならなかったらしい。 アザールから腹上死も厭わないほどの寵愛を受けたとされたシエラは一夜にして王太子を誑かす傾国の寵姫に祭り上げられてしまった。 シエラの計画ははたしてうまくいくのだろうか――!? 作者より 異世界の恋愛をコミカルな部分とシリアスな部分を織り交ぜて書いてみたかったです。 少しでも楽しんで読んでいただけると嬉しいです。 『王太子にけしからんオッパイと言われて寵愛されています【完全版】』には「プロローグ」~「書き下ろし番外編 俺のオッパイ」を収録
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-くすんだ薄い茶色の髪にぱっとしない濃い茶色の目をした、地味な伯爵令嬢ラエル。 そのありふれた見た目のせいで幼い頃から婚約者に軽んじられ、蔑ろにされてきた挙句、とうとう浮気までされて、婚約解消することになってしまう。 そんなある日、ラエルは学園で美貌の王太子アレゼルに出会う。 アレゼルは、ラエルを一目見るなり目の色を変え、問答無用で婚約を迫るというまさかの展開!? 聞けば、アレゼルにとってラエルは『運命の乙女』なのだという。 フォルクレド王国の王族にはオーラが見え、どうしようもなく心惹かれる女性――『運命の乙女』という番のような相手がわかるそうだ。 そんな理由であれよあれよと婚約者になってしまったラエルは、アレゼルに容赦なく溺愛され、執着され、甘やかされる。 ラエルにはどこか子供っぽい面を見せるくせに、いざという時は頼りになるアレゼルに徐々に惹かれていき……。 作者より ひたすら無条件にヒロインを溺愛し、執着する王太子と甘やかされながら本来の能力を遺憾なく発揮していくヒロインが、さまざまな危機や騒動を解決しながら愛を育んでいく物語です。 お楽しみいただけるとうれしいです! 『愛が重めの王太子からは逃げられない~地味令嬢が美貌の王太子に執着される理由~(1)』には「第一章 フォルクレド王国編 合縁奇縁」~「第一章 フォルクレド王国編 奇襲攻撃」までを収録
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-くすんだ薄い茶色の髪にぱっとしない濃い茶色の目をした、地味な伯爵令嬢ラエル。 そのありふれた見た目のせいで幼い頃から婚約者に軽んじられ、蔑ろにされてきた挙句、とうとう浮気までされて、婚約解消することになってしまう。 そんなある日、ラエルは学園で美貌の王太子アレゼルに出会う。 アレゼルは、ラエルを一目見るなり目の色を変え、問答無用で婚約を迫るというまさかの展開!? 聞けば、アレゼルにとってラエルは『運命の乙女』なのだという。 フォルクレド王国の王族にはオーラが見え、どうしようもなく心惹かれる女性――『運命の乙女』という番のような相手がわかるそうだ。 そんな理由であれよあれよと婚約者になってしまったラエルは、アレゼルに容赦なく溺愛され、執着され、甘やかされる。 ラエルにはどこか子供っぽい面を見せるくせに、いざという時は頼りになるアレゼルに徐々に惹かれていき……。 作者より ひたすら無条件にヒロインを溺愛し、執着する王太子と甘やかされながら本来の能力を遺憾なく発揮していくヒロインが、さまざまな危機や騒動を解決しながら愛を育んでいく物語です。 お楽しみいただけるとうれしいです! 『愛が重めの王太子からは逃げられない~地味令嬢が美貌の王太子に執着される理由~【完全版】1』には「第一章 フォルクレド王国編 合縁奇縁」~「第一章 フォルクレド王国編 可惜身命」(前半)を収録
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-幼いころから病弱で引きこもりがちなため、深窓の令嬢として有名だった侯爵令嬢ソフィア。 大人になり体調も安定し王宮で翻訳士として働き始めると、その絶世の美貌と優秀さから高嶺の花としてあっという間に人気になった。 しかし実際のソフィアは、社交嫌いの出不精で人見知り、おまけに過去の経験から若干の男性不振。 貴族令嬢としても体調面で不安のある自分は結婚は望めないだろうと、仕事一筋で生きていくつもりでいた。 ところがある日、ソフィアはひょんなことから呪いをかけられ、あるタイミングで発情する体質になってしまった。 その様子を兄の友人に目撃され、疼く身体を治める協力をしてもらうことになったのだが――!? 作者より お初にお目にかかります、白米と申します。この度、初の電子書籍出版の機会をいただきました。お手にとっていただきありがとうございます! この物語では、本来なら恋愛上位種のアーノルドがレベル1のソフィアに振り回されて身を持ち崩して(?)いくのを書くのがとても楽しかったです。 恋しちゃったときならではの自分の内側をさらす恥ずかしさとか、ままならなさとか、それを乗り越えた時の震えるような喜びとか、そんなものを表現できたらなと若輩者ながら自分なりに頑張ってみました。 お楽しみいただけましたら幸いです。 表紙のイラストを拝見したのですが、アーノルドの色気がダダ漏れていて、ソフィアの発情の説得力がすごいですね。 感動しました。 白米の生んだひとたちを素敵にしてくださって本当にありがとうございます。 読んでくださった皆様にも多大なる感謝をお伝えしたいです。 最後にもう一度、ありがとうございます! 『呪われ弱虫令嬢はただいま絶倫仕様につき女たらしと噂の彼を拒めません(1)』には「プロローグ」~「一章 2 お誘い 3」までを収録
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-幼いころから病弱で引きこもりがちなため、深窓の令嬢として有名だった侯爵令嬢ソフィア。 大人になり体調も安定し王宮で翻訳士として働き始めると、その絶世の美貌と優秀さから高嶺の花としてあっという間に人気になった。 しかし実際のソフィアは、社交嫌いの出不精で人見知り、おまけに過去の経験から若干の男性不振。 貴族令嬢としても体調面で不安のある自分は結婚は望めないだろうと、仕事一筋で生きていくつもりでいた。 ところがある日、ソフィアはひょんなことから呪いをかけられ、あるタイミングで発情する体質になってしまった。 その様子を兄の友人に目撃され、疼く身体を治める協力をしてもらうことになったのだが――!? 作者より お初にお目にかかります、白米と申します。この度、初の電子書籍出版の機会をいただきました。お手にとっていただきありがとうございます! この物語では、本来なら恋愛上位種のアーノルドがレベル1のソフィアに振り回されて身を持ち崩して(?)いくのを書くのがとても楽しかったです。 恋しちゃったときならではの自分の内側をさらす恥ずかしさとか、ままならなさとか、それを乗り越えた時の震えるような喜びとか、そんなものを表現できたらなと若輩者ながら自分なりに頑張ってみました。 お楽しみいただけましたら幸いです。 表紙のイラストを拝見したのですが、アーノルドの色気がダダ漏れていて、ソフィアの発情の説得力がすごいですね。 感動しました。 白米の生んだひとたちを素敵にしてくださって本当にありがとうございます。 読んでくださった皆様にも多大なる感謝をお伝えしたいです。 最後にもう一度、ありがとうございます! 『呪われ弱虫令嬢はただいま絶倫仕様につき女たらしと噂の彼を拒めません【完全版】1』には「プロローグ」~「二章 6 足掻き 4」を収録
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-ルシリシアは日々神に祈りを捧げ、神から授かった力で人々の病やけがを癒す、世界で唯一無二の「聖女」として生まれた。 聖女は生涯独身であらねばならず、結婚どころか恋愛も禁止されている。 生まれた時から聖女として育てられ、真摯に生きていたルシリシアだが、実は密かに恋をすることに憧れていた。 そんなある日、ルシリシアはたくましい体つきをした年上の兵士・ディルクに一目惚れする。 恋も結婚も禁じられているとわかりながらも、ひと目見たディルクのことが忘れられない。聖女としてあるまじき感情だというのに、ルシリシアを慕う侍女は健気な彼女の恋を叶えたいと、ディルクと会う機会を作ってくれた。 まさか聖女が突然訪ねてくるなど思いもしないディルクは当然驚くが、ルシリシアの気持ちを知り……。 秘密の逢瀬を重ねる中で、女性として生まれて初めての幸福を感じるルシリシア。 ところが、聖女を穢した罪でディルクは死刑判決を言い渡されてしまう。 ルシリシアとディルクは果たして幸せになれるのか――。 『聖女は筋肉兵士に発情する(1)』には「序章 恋に憧れる聖女様」~「第一章 筋肉兵士と出逢う聖女様」(前半)までを収録
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-ルシリシアは日々神に祈りを捧げ、神から授かった力で人々の病やけがを癒す、世界で唯一無二の「聖女」として生まれた。 聖女は生涯独身であらねばならず、結婚どころか恋愛も禁止されている。 生まれた時から聖女として育てられ、真摯に生きていたルシリシアだが、実は密かに恋をすることに憧れていた。 そんなある日、ルシリシアはたくましい体つきをした年上の兵士・ディルクに一目惚れする。 恋も結婚も禁じられているとわかりながらも、ひと目見たディルクのことが忘れられない。聖女としてあるまじき感情だというのに、ルシリシアを慕う侍女は健気な彼女の恋を叶えたいと、ディルクと会う機会を作ってくれた。 まさか聖女が突然訪ねてくるなど思いもしないディルクは当然驚くが、ルシリシアの気持ちを知り……。 秘密の逢瀬を重ねる中で、女性として生まれて初めての幸福を感じるルシリシア。 ところが、聖女を穢した罪でディルクは死刑判決を言い渡されてしまう。 ルシリシアとディルクは果たして幸せになれるのか――。 作者より おしとやかで健気で清廉な聖女様がよりにもよってぶっきらぼうでマッチョな兵士に一目惚れをしたら、ベッドの上で甘くかわいがられてえっちなことを覚えさせられてしまう。 そんな年齢差、身分差、体格差といった「ギャップ」を詰め込んだ作品です。 聖女だけど発情したかのようにえっちなことに慣れていくルシリシアと、不愛想でマッチョな筋肉兵士だけどルシリシアにだけはどろっどろに甘いディルクとの濃厚なえっち、そして身分差ゆえのピンチ&ハッピーエンドをお楽しみください。 『聖女は筋肉兵士に発情する【完全版】1』には「序章 恋に憧れる聖女様」~「第三章 情欲に溺れる聖女様」(前半)までを収録
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-幼い頃からずっと片思いをしてきた隣国の王・リオンに嫁ぎ、王妃となったフィリエル。 しかし結婚してから一度もリオンから関心を示されず、白い結婚を続けて早五年。 政略結婚である以上覚悟はしていたが、それでも初恋の相手から冷たく無視される日々に、フィリエルの心は限界に達し、ついに王妃をやめる決断をした。 だが国王と王妃の離婚など、自分の意志だけでは決めることはできない。 さらに現王妃かつ、隣国の王女であるフィリエルは、生まれた時から政治の駒。 たとえ離婚できたとしても、また駒として利用され、この先幸せになれることはないだろう。 ならばそんな「人生」を捨てて、人間以外として生きたほうがましだ。 ――離婚できないなら、人間をやめるわ! そうして、とあることで知り合った魔女に頼み込み、猫の姿に変えてもらったフィリエル。 これからは自由気ままな「猫生」を送る、楽しいセカンドライフのはじまりよ!――と思っていたのだが、王城から逃げる途中、何故か夫に拾われ、ペットにされてしまった! しかも夫は猫のフィリエルにして、今まで見たことのない優しい態度で接してきて……? 夫(人間)妻(猫)の奇妙な共同生活がはじまる―― 作者より 猫になって自由を手にするはずのヒロインが、逃げるはずだったヒーローに捕まって溺愛されるお話です。 『夫に顧みられない王妃は、人間をやめることにしました~もふもふ自由なセカンドライフを謳歌するつもりだったのに何故かペットにされています!~(1)』には「プロローグ」~「猫になった王妃と冷淡だった夫 五、後妻のすすめ」までを収録
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-幼い頃からずっと片思いをしてきた隣国の王・リオンに嫁ぎ、王妃となったフィリエル。 しかし結婚してから一度もリオンから関心を示されず、白い結婚を続けて早五年。 政略結婚である以上覚悟はしていたが、それでも初恋の相手から冷たく無視される日々に、フィリエルの心は限界に達し、ついに王妃をやめる決断をした。 だが国王と王妃の離婚など、自分の意志だけでは決めることはできない。 さらに現王妃かつ、隣国の王女であるフィリエルは、生まれた時から政治の駒。 たとえ離婚できたとしても、また駒として利用され、この先幸せになれることはないだろう。 ならばそんな「人生」を捨てて、人間以外として生きたほうがましだ。 ――離婚できないなら、人間をやめるわ! そうして、とあることで知り合った魔女に頼み込み、猫の姿に変えてもらったフィリエル。 これからは自由気ままな「猫生」を送る、楽しいセカンドライフのはじまりよ!――と思っていたのだが、王城から逃げる途中、何故か夫に拾われ、ペットにされてしまった! しかも夫は猫のフィリエルにして、今まで見たことのない優しい態度で接してきて……? 夫(人間)妻(猫)の奇妙な共同生活がはじまる―― 作者より 猫になって自由を手にするはずのヒロインが、逃げるはずだったヒーローに捕まって溺愛されるお話です。 『夫に顧みられない王妃は、人間をやめることにしました~もふもふ自由なセカンドライフを謳歌するつもりだったのに何故かペットにされています!~【完全版】』には「プロローグ」~「エピローグ」を収録