転生したらチート過ぎて笑えるけど、目立つのは嫌!!平凡が一番です。【完全版】

あっか / 佐藤

前世では魔王討伐のメンバーで大魔導師であった――。
私は、孤児として学びながらあらゆる攻撃魔法、防御魔法、回復魔法を習得し、さらには旅の途中で精霊の王に加護を受け、精霊魔法も使えるようになったのだ。
魔王討伐後、その膨大な魔力を畏れられ、仲間だった賢者やバトルマスターの前で勇者により魔法封じの手錠をかけられ、勇者の手によって断頭された。
なりたくてなった大魔導師ではないのに……。
魔力だって別に欲しくなかった……。
皆に……両親に愛されたかった……。
共に戦った仲間たちだけは私の味方だと……信じていた……。

ある日生まれ変わり、初めて家族――両親ができた。
生まれたばかりだというのに、前世の記憶もあり、魔力も衰えていないことを思い、
今世では家族に愛される平凡な人生を目標に生きると決めたのだ。
決してバレてはいけない。
まずは普通の赤ちゃんらしく振る舞おうと決意を固める。

どうやら裕福な公爵令嬢として、両親に愛され、二歳上の兄もいる。
今世では絶対、平凡で自由な生活を手に入れたい！！
と思っていたのに、第一王子の婚約者を決めるお茶会で「あれ？私はとある小説の悪役令嬢では？」と気づいた。
このままでは悪役令嬢となってしまう。平凡ライフを望みフラグを回避したはずなのに…。
第一王子殿下の婚約者になってしまった、チートな私の奮闘記。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: アマゾナイトノベルズ
• 掲載誌・レーベル: アマゾナイトノベルズ
• シリーズ: 転生したらチート過ぎて笑えるけど、目立つのは嫌!!平凡が一番です。シリーズ
• 電子版発売日: 2021年08月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[サマ · ★★☆☆☆]

盛りすぎ

途中までは本当に☆1くらいでした。
前世で魔王まで倒した大魔道士のヒロイン。仲間の裏切りにあい断頭されてしまい、その能力を引き継いだまま転生。チートを隠すも第一王子の婚約者になります。色々あるものの序盤で前世の仲間と再会。すぐには許せないとしながらも葛藤もあまり描かれることなく仲良しさん。この辺があっさりしすぎ。前世で読んだ乙女本の悪役令嬢に転生したと気付き、婚約破棄も視野にギルドで冒険者として稼ぐ。この段階で何がしたいのか分からず盛りすぎです。乙女本の世界に転生の割には恋愛の発展が遅い。読んでいて飽きます。最後の番外編で乙女本のヒロインがヒーローによって断罪されているのでスッキリしますが、その後の番外編で魔王が出てきたあたりでネタバレです。最後まで読んでみても盛りすぎで何が言いたいのかわかりませんでした。私には合わず、再読はないです。