高校駅伝作品一覧

  • 八月の御所グラウンド
    4.0
    京都が生んだ、やさしい奇跡。 ホルモー・シリーズ以来16年ぶり 京都×青春感動作 女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。 謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。 京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。 今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない 人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。  大学時代を京都で過ごした万城目学さんが『鴨川ホルモー』でデビューしたのは2006年。その後も『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』など、独自の世界観と鮮烈な感性で私たちを驚かせ続けてきましたが、意外にも京都を舞台にしたのは『ホルモー六景』(2007年)が最後でした。  その万城目さんが16年ぶりに京都に帰って来ます。収められた2篇はそれぞれ、女子高校生と男子大学生を主人公としたド直球の青春小説。まさに「ホルモー」シリーズの万城目学、再来!とも言えますが、「ホルモー」が途轍もない勢いを感じさせる作品だとしたら、本書は瑞々しい感性はそのままに、しかしどこか成熟の匂いがします。  京都で起こる奇跡のようなフシギな出来事が、私たちの心の中にじんわりと優しく、同時になんとも切ない感情を呼び起こすのです。青春とは、人生とは、こうしたものかもしれない、そういう名状しがたい感動が心に拡がります。もしかすると、これまでのどの万城目作品にもなかった読後感かもしれません。  鮮烈なデビューから17年。いまふたたび、万城目学に「再」入門してみてはいかがでしょうか。
  • 駅伝ガールズ
    3.0
    2015年に開かれた女子第27回全国高等学校高校駅伝競走大会。男子が駅伝の強豪校である世羅高校は、この年も男子が注目されていた。そんななか「女子も優勝!」と宣言したキャプテン小吉川選手を中心に、チームが1つにまとまっていく。恋愛&お菓子禁止や、チーム内でのライバル関係など、いろんな苦労を乗り越え、これまで入賞もしたことのなかった女子陸上部が優勝までたどりついた、本当にあったお話です。
  • 駅伝日本一、世羅高校に学ぶ「脱管理」のチームづくり
    4.0
    全国高校駅伝大会で最多9回の優勝を誇る広島県立世羅高校。2015年は男女同時に日本一、さらに“神の領域”と呼ばれた大会記録を更新するという快挙を達成。人口1万7千人の田舎町の学校はなぜこんなに強いのか? チームを率いる指揮官が、独自の指導論から学校を取り巻く環境、町の文化などあらゆる角度から、日本一の秘密を明かす。同校OBで、箱根駅伝2連覇を果たした青山学院大学陸上競技部・原晋監督との特別対談つき。
  • 繋―走れ!羽鳥山高校駅伝部!― 1
    完結
    5.0
    きらめく青春の駅伝部物語、第1話! 小鳥遊蘭は、中学時代に走っている姿を好きな人に笑われて以来、陸上競技から遠ざかっていた。でも、高校入学早々、加瀬継太に駅伝部に勧誘される。亡くなった姉の意志を継ぎ、女子駅伝部での大会優勝を望む継太に、蘭は…?
  • 最速で身につく 最新ミッドフットランメソッド
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 ドラマ『陸王』で注目されたミッドフット走法を最短時間でマスター! ランナーが苦しむ足の故障は着地方法で劇的に改善する! 連続ドラマ『陸王』で注目されたミッドフット走法を最短時間でマスター! ランナーが苦しむ足の故障は着地方法で劇的に改善します。 筋トレや他のスポーツ競技と違い、「正しい走り方・正しい歩き方」は 学校や部活動でも習っていない人がほとんどです。 正しい方法を知らないままランニングを始めてケガをするランナーは相当数にのぼります。 本書では、正しい方法=ミッドフット走法(フラット着地)を最短時間の4週間でマスターできます。 また2019年のNHK大河ドラマ『いだてん』は昭和39年のオリンピックのマラソンがテーマであり、 この走法が注目される可能性大です。 (目次より) 序章 ケガに悩めるランナーたちへ 第1週 体が前進しやすい姿勢に整える 第2週 胴体の使い方を身につける 第3週 歩きから重心移動の感覚をつかむ 第4週 ケガをしない走りを手に入れる 高岡尚司(たかおかしょうじ): 1978年生まれ。熊本県出身。 自身が提唱する「ゼロベースランニング」のメソッドをベースにしたランニングクラブを主宰。 ランナーがケガなく、生涯を通してランニングを満喫できるようなサポートを行っている。 また、熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックのコーチとして活動しながら、 熊本でトップアスリートを育成するクラブを計画中。 その他には、保育園などで「裸足で走る教室」を開催し、子どもたちの足育活動にも取り組んでいる。 2000年5月 関東インカレ1500m2部準優勝 2012年11月 裸足フルマラソン前日本記録(2時間45分39秒)樹立 金城みどり(かねしろみどり): 1980年生まれ。京都出身。 学生時代は立命館宇治高校陸上部に所属し、全国高校駅伝に出場。 大学卒業後は航空会社の客室乗務員として勤務。 国内外の滞在先でのランニングを重ねる中で、スロージョギングの喜びを知る。 2015年に「体を大切にしながら生涯長く走ることを楽しむ」をテーマとした「葉山ナチュラルランニングクラブ」を設立。 また、「BEACH 葉山アウトドアフィットネスクラブ」にてBARE FOOT RUN プログラムを担当。 主に姿勢改善ストレッチ、二軸感覚のジョギング・ウォーキングの指導を行っている。 東京、神奈川を中心に多数のイベントの講師を務めている。
  • タスキメシ
    4.0
    1~2巻825~1,056円 (税込)
    駅伝×料理、ベストセラー小説待望の文庫化。  陸上の名門高校で長距離選手として将来を期待されていた高3の眞家早馬(まいえそうま)は、右膝の骨折という大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟・春馬、陸上部部長で親友の助川、ライバル校の藤宮らは早馬が戻ってくることを切実に待っている。しかし、そんな彼らの気持ちを裏切って、心に傷を抱えた早馬は競技からの引退を宣言する。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。 そのゴールの先に待っているものとは……。  高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写とともに、箱根駅伝を夢見て長距離走に青春を捧げる陸上青年それぞれの思いと生き様が熱く描かれる。青年達の挫折、友情、兄弟愛……。熱い涙、しょっぱい涙、苦い涙、甘い涙が読む者の心を満たします。  読後は爽快感と希望に溢れる熱血スポーツ小説です。
  • 「人間力」で闘う 佐久長聖高校駅伝部 強さの理由
    3.8
    それは石拾いから始まった―。佐久長聖高校駅伝部監督から大学の指導者へと転身。母校・東海大学の駅伝チームを率い、8年目にして箱根駅伝悲願の初優勝。両角速監督の指導の原点がここにある! 都大路、箱根、そして都道府県対抗駅伝。「駅伝王国・長野」の名を全国に知らしめた闘将の信念とは。1995年から2011年まで16年間の佐久長聖高校教員時代、育てたトップランナーは上野裕一郎、佐藤悠基、大迫傑など数知れず。
  • ロング・ディスタンス 1
    -
    1巻627円 (税込)
    「これ以上… 俺から何も 奪わないでくれ──…」 高校駅伝の全国大会・通称「都大路」で活躍し、大学駅伝界からの注目を集めている佐藤陽太と信堂陵介。複雑な家庭環境に置かれながらも、兄弟の世話をしながら練習に励む陽太。一方、地方の大病院の一人息子である陵介は、将来は医師になることを父親から義務付けられている。幼馴染でチームメイトでもある二人は、同じ大学に進み、憧れの「箱根駅伝」でたすきを繋ぐことを夢見ていた。しかし…二人を待ち受けるのは、非情な未来だった──。

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