高崎市作品一覧

  • 北関東の異界 エスニック国道354号線―絶品メシとリアル日本―
    3.8
    群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する一本の道、誰が呼んだか「エスニック国道」は知る人ぞ知る異国飯の本場だ。外国人労働者が集まるレストランやモスク、ときには彼らの自宅で著者がふるまわれるのは、湯気立ち上る皿、皿、皿。舌鼓を打ちつつ目撃したのは日本の屋台骨を支える「見えない人々」の姿だった。この国道はひと味違うぜ!
  • 絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか
    値引きあり
    3.7
    真冬に冷やし中華に挑戦して惨敗し、締切と格闘しながら、満腹になれる丼を5連発で作る。さらにはあまり食べないエスニック料理の食材を集めて悪戦苦闘、そしてオリジナルの豚キムチに舌鼓を打つ。群馬県高崎市在住、一人暮らしの著者による試作に試作を重ねた毎日。時に切なく時に笑える傑作料理エッセイ。(講談社文庫)
  • 怪談標本箱 雨鬼
    -
    榛名、赤城、角落、山の怪。新前橋駅の陸橋に潜む魔とは? 群馬最恐伝説、あやし恐ろしの上毛怪談! 神々の棲まう山と、魔の森と湖。前橋、高崎、安中、藤岡、館林…鶴舞う形の群馬県で起きた様々な怪を地元を愛する著者が丹念に聞き集めた上毛怪談。子供が一人で渡ると影法師に攫われると噂の新前橋駅北の緑の陸橋。単なる子供の作り話かと思ったら…「影法師」、高崎市内の某宿泊施設にある泊めてはいけない部屋。その隣室で夜聞いたものとは…「あれが悪い」、ダムで入水自殺しかけた女を助けた夫婦。その女が語る意外な事実とは…「館林の女」、禁じられた登山道に足を踏み入れた女性は絶壁でふと動けなくなる。見れば、足場に湧いた髑髏がつま先に噛みついていて…「榛名山の鎖場」他、あやし恐ろしの全47話! 著者について 戸神重明(とがみ・しげあき) 1968年群馬県出身。単著は2015年に『恐怖箱 深怪』、2017年に『怪談標本箱 生霊ノ左』を出版。共著は『恐怖箱 煉獄怪談』『怪 異形夜話』『怪談実話NEXT』など18冊を出版。地元高崎市でイベント「高崎怪談会」を主催。多趣味で昆虫の採集とブリード、カメの飼育、縄文土器の鑑賞、時代劇、ボクシングやプロ野球のテレビ観戦も好む。
  • 怪談標本箱 死霊ノ土地
    4.0
    「赤い部屋で寝るな」 社宅として提供された空き家の禁忌。やがて恐ろしいことが…(収録話「死霊ノ土地」より) 高崎で怪談会を主宰する著者が聞き集めた戦慄の実話! 高崎で怪談会を主宰する著者が集めた戦慄の実話怪談。長屋の二階から覗ける警察署の検視室。ある夜、運び込まれた焼死体を見てしまった姉妹は…「検視室」、軽井沢で撮った写真に写り込んでいた金髪の女性。以来、無性に軽井沢で死にたくなり…「軽井沢で死のう」、太腿の肉の中に棲み着く赤い蛇の夢。狐が遊ぶ稲荷の絵を部屋に飾ると…「赤い蛇」、庭の草叢に埋もれていた達磨のような黒石。顔に見える部分が見据える先で次々と不幸が…「黒達磨」、社宅としてあてがわれたのはかつて社長の実家だった空き家。そこには様々な禁忌が…「死霊ノ土地」他、全58話収録! 著者について 戸神重明 Shigeaki Togami 群馬県出身在住。単著に『怪談標本箱 雨鬼』『怪談標本箱 生霊ノ左』『恐怖箱 深怪』、共著に『田舎の怖イ噂』『恐怖箱 煉獄怪談』『怪 異形夜話』他19冊がある。地元の高崎市でイベント「高崎怪談会」を主催。多趣味で昆虫、亀、縄文土器、スポーツ観戦、日本酒などを好む。
  • 空白の殺意
    3.5
    高崎市内の川土手で私立高校に通う女生徒の扼殺死体が発見される。その二日後、今度は同校の女性教師が謎めいた遺書を残して自殺する。そして行方不明だった野球部監督の毒殺死体が発見されるに及んで、俄然事件の背後に甲子園行を目指して熾烈な闘いをくり展げている学校同士の醜い争いが炙り出されてくる……。「模倣の殺意」「天啓の殺意」のトリック・メーカーが、密かな自信をもって読者に仕掛ける巧妙なワナ。改稿決定版。

    試し読み

    フォロー
  • 群馬怪談 怨ノ城
    -
    毒島城の呪 前橋城の妖 高崎城の幽 藤岡城の幻 箕輪城の奇 倉賀野城の魔 県内の城に纏わる伝奇から 縄文の土偶怪談、戦中の心霊奇談まで 群馬の歴史・史跡怪談! 縄文、古墳時代の遺跡から、鎌倉~江戸期の数々の城跡を有する北関東の雄、群馬県。 その歴史と史跡に纏わる伝奇と実話怪談を集めたご当地怪談の決定版。 鎌倉時代、毒島城の合戦に現れた白大蛇の怪(伊勢崎市)、 軍配山古墳に立つ兵たちの霊(玉村町)、藤岡城の城址に建つ小学校の怪(藤岡市)、 武将の首が祀られた神社に詣でた後に見た斬首の夢と謎の首痛(館林市)、 空襲から防空壕を守った幻の僧侶(前橋市)、 触れた者に祟りをなす長野業盛の墓他、箕輪城落城に纏わる怪異(高崎市)、 古戦場に家を建てた人の地獄の末路(渋川市)、 縄文時代に疫病を鎮めたハート形土偶の不思議な夢など収録。
  • 群馬 こだわりの美食GUIDE 至福のランチ&ディナー
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 一度は行きたい老舗の名店から、 本当は教えたくない穴場まで『全50軒』! ! こだわりの味とすてきな空間。 おもてなしに心満たされる贅沢なひと時を。 ★ 「お値打ちの本格コースメニュー」「心に残る洗練された逸品」「ずっと大切にしたい空間」「素材との出会いを愉しむ」…など ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 本書のテーマでもある〝美食〟〝至福〟。 ページをめくり、紙面を彩るご馳走の数々、 作り手のこだわりに触れていたら、 思いがけず古い記憶がよみがえりました。 それは、記念日や節目の行事に家族でよく訪れた 老舗料理店。 出掛ける時には家族みんないつもより 少しおしゃれをして、今日が特別な日なのだと、 子どもながらにワクワクしたものです。 特別な食事には、至福のタネがあちこちに 散らばっているもの。 それはライトアップされたお店の扉を開ける ワクワク感だったり、お店の方との楽しい会話や、 美しく盛り付けられた一皿を前にした高揚感だったり…。 幸せの香り、おいしかった瞬間は時間が経っても なお、鮮やかに記憶を彩ってくれます。 あなたのランチ、ディナーには、 どんな思い出がありますか。 本書を開けばきっと、 記憶に残る美食との出合いが見つかります。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ★ 前橋周辺のお店 * baru Publo(前橋市) * Dal Cuore(前橋市) * THREE SENT(伊勢崎市) * Ristorante Cosi Cosi(伊勢崎市) * la cuisine francaise SHIKI(北群馬郡吉岡町) ・・・など全19店舗 ★ 高崎周辺のお店 * レストランいしだ(高崎市) * 洋食 香味亭(高崎市) * Italian Bar La Famiglia(高崎市) * フランス食堂 BISTRO EUGENE(富岡市) * そば岡部(藤岡市) ・・・など全18店舗 ★ 太田・桐生周辺、その他のお店 * レガーロ フェリーチェ(太田市) * ビストロ ファンベック マサミ(桐生市) * La Porte(みどり市) * ビストロ タブレ(館林市) * おいしいワインとあらかると料理の店 café風(沼田市) ・・・など全13店舗
  • 群馬の怖い話―赤城山に百足が蠢く―
    4.0
    1~2巻1,100~1,122円 (税込)
    はねたき橋・琴平橋・神流川・榛名湖・土合駅・御巣鷹山・吹割の滝。 神の毒牙が群馬を蝕む! ●野球のボール(多野郡) 日航機墜落事故の犠牲になった少年を慰霊するために、御巣鷹山を訪れた男性。彼がインターネット配信を行った際に聞こえた謎の音は、少年からのメッセージだったのかもしれない。 ●黒いくねくね(伊勢崎市) 霊感が強い男性が窓の外から見かけた、黒い影のような物体。突如、男性の元に近づいた物体の正体は、通り魔に遭い、無念の死をとげた女性の霊だったのだ……。 ●湖から生える……(高崎市) 家族旅行で榛名湖に訪れた、とある女性。家族が美しい景色に見とれている最中、女性が遭遇したのは、湖から数多く生える、生気のない人間のような「何か」だった……! 著者について ●志月かなで(シヅキ カナデ) 札幌市出身。実話怪談や古典朗読の語り手として活躍中。書籍『ミラクルきょうふ!』シリーズ企画協力、『東京100話 隠された物語』ナレーションなど。
  • 群馬百物語 怪談かるた
    -
    富岡製糸場の乾燥場を撮ると妙なモノが写ってしまう… 前橋市の血吸い岩、桐生市の魔の姫地蔵、高崎城址の怪ほか、群馬県のご当地怪談100! ●飛び降り自殺の多発するマンション。落下地点に何が…(高崎市) ●血吸い岩と呼ばれる公民館の奇岩。その上に寝た者は…(前橋市) ●殺人現場の路面に何度も浮かぶ赤黒い染みの怪…(伊勢崎市) ●富岡製糸場の乾燥場を撮ると写真に妙なモノが…(富岡市) ●殺害現場に建つ供養の〈姫地蔵〉。それが笑うのを見た者は…(桐生市) ●人を呼び寄せる魔の廃墟、伊香保の森に何が…(渋川市) ●夜桜の下に浮かぶ生首の群れ。桜の名所の罠…(沼田市) ●戦闘機の亡霊が爆音をあげる公園の怪…(太田市) ●毎日決まった時間に昏倒する弟。原因は稲荷に…(みどり市) 他、群馬県出身在住の著者が紡ぐ、すべて実話の怪奇百物語!
  • これからの営業に会話はいらない - 「コミュ障」の僕でも売り上げNo.1になれた方法 -
    4.0
    営業なのに「コミュ障」で悩み、 トヨタホームで7年連続ビリ争いだった著者。 あるとき「説得」「訪問」「テレアポ」「残業」など、 嫌なこと(営業)を全部やめたら、4年連続No.1になりました。 本書にあるやり方は、自分を変える必要はありません―― (自分が)「やりたくないこと」→お客様が喜ぶこと に変えるだけで「売れる営業」に変わる方法をお教えします。 ■プロフィール 菊原智明(きくはら・ともあき) 営業サポート・コンサルティング(株)代表取締役 ・営業コンサルタント ・関東学園大学 経済学部講師 ・社団法人営業人材教育協会理事 群馬県高崎市生まれ。 工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず 7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から 「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 約600名の営業マンの中においてMVPを獲得。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への研修、コンサルティング業務、 経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 【営業力検定】が取得できる営業通信講座のクライアントの数は 卒業生も含め既に1,000人を超えている。 2010年より関東学園大学にて 学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、 社会に出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として 営業を教えられる講師の育成にも取り組んでいる。 2015年までに47冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。 主な著書に『訪問しないで「売れる営業」に変わる本』(大和出版)、 『売れる営業に変わる100の言葉』(ダイヤモンド社) 『訪問ゼロ!残業ゼロ!で売る技術』(日本実業出版社)、 『夢をかなえる話し方』(エンターブレイン) 営業マンは理系思考で売りなさい(東洋経済新報社)、 『面接ではウソをつけ』(星海社)、『トップ営業マンのルール』 『「稼げる営業マン」と「ダメ営業マン」の習慣』(ともに明日香出版社) 『5つの時間に分けてサクサク仕事を片づける』(フォレスト出版) 『たった1つのことを続けられるバカが成功する』(PHP研究所)などがある ■営業サポート・コンサルティングHP (メルマガや無料レポートもあります) http://www.tuki1.net ■【営業通信講座】HP http://kikuhara.jp  ■著者ブログ「住宅営業マン日記」 http://plaza.rakuten.co.jp/tuki1
  • 自考――あなたの人生を取り戻す/不可能を可能にする/日本人の最後の切り札
    -
    1巻1,650円 (税込)
    【内容紹介】 これから、まったく新しいスタートを切りませんか。 思考を完全に切り替え、状況を反転させませんか。 やることは、たったひとつ。シンプルです。「自考(じこう)」です。 自分の頭で考えて、自分にふさわしい、自分のやり方を、見いだすこと。 新しいやり方を創り出し、新たな行動に移すこと。 この「自考」で、あなたの中の何かが変わります。 私がアメリカでの勤務を終えて帰国した時、日本は実に息苦しい社会だと気付きました。 人をはかるモノサシ、価値観、基準の数があまりにも少ない。 自殺する人があまりにも多い。笑っている人が少ない。 他人を妬む。他人を排除する。出る杭を打つ。 決められたモノサシから外れたりする人を異質と決め付ける。 ナンセンスな社会です。おかしな社会です。 大事なのは、一人ひとりの個の人です。 すべての人が価値ある存在であり、すべての人の価値観が受け入れられていいはずです。 これからは私たち一人ひとりが、自分たちの質を高めていくしかありません。 必要なことは、一人ひとりが、古びた過去と決別し、新しいやり方を「自考」で創り出し、行動することだという結論に、私は至りました。 「自考」をひとりでも多くの人に知っていただきたい。本書にはそうした願いが込められています。 約30年間、メディアの視点から日本を見つめてきたテレビ朝日・元アメリカ総局長の著者がたどり着いた、人生を取り戻すヒントとは。 【著者紹介】 [著]岡田 豊(おかだ・ゆたか) ジャーナリスト。1964年、群馬県高崎市生まれ。日本経済新聞記者を経て1991年から共同通信記者。山口支局、大阪支社、経済部。阪神淡路大震災、大蔵省接待汚職事件、不良債権問題、金融危機など取材。2000年からテレビ朝日記者。経済部、外報部、災害放送担当(民放連災害放送専門部会委員)、福島原発事故担当、ANNスーパーJチャンネル・プロデューサー、副編集長、記者コラム「報道ブーメラン」編集長、コメンテーター、ニューヨーク支局長・アメリカ総局長(テレビ朝日アメリカ取締役上級副社長)。トランプ氏が勝利した2016年の米大統領選挙や激変するアメリカを取材。共著『自立のスタイルブック「豊かさ創世記」45人の物語』(共同通信社)など。 【目次抜粋】 第1章 私たち市民の平和的な「革命」 第2章 日本人に欠けていた自考 第3章 自考が「不可能」を「可能」にする 第4章 自己責任で情報と向き合う時代 自考で見極める 第5章 自考で決別する 古びた伝統・慣習・価値観 第6章 会社員よ公務員よ、立ち上がれ 自考で目覚める 第7章 アメリカ人のセンス 出る杭を育て、やり直すことを認める 第8章 世界で埋没する日本 自考で食い止める
  • 常識の壁を超えた理美容ビジネス
    -
    群馬県の京ヶ島村(現在の高崎市京目町)の貧乏床屋職人が、理容と美容のイノベーションに目を付けて美容界に参入。今や理美容界に名を馳せるまでになれたその独自の経営戦略に迫る。新規ビジネスモデルの構築や開発、経営にあたっての効率化、ドミナント及び人材、そしてマネジメントを無駄なく効率よく一人で築きあげるための戦略とノウハウを伝授。これからの若い理美容師は誰もが経営者になるべきであり、必ずなれるし、「人」を大切にすることが結局は成功への近道であることを提示する。

    試し読み

    フォロー
  • 高崎怪談会 東国百鬼譚
    -
    地元民が群馬の怖い話を語る噂の怪談会。 そこで語られた衝撃・戦慄の実話を一挙収録!! 群馬県高崎市で地元の怪談家を中心に開かれてきたご当地怪談会〈高崎怪談会〉。 今回は主催の戸神重明のもと、籠三蔵、北城椿貴、しのはら史絵、春南灯、マリブル、夜馬裕――高崎怪談会の歴史を彩ってきたゲスト6人が大集結。 2015年よりこれまで20回以上開催されてきた中でも特に忘れがたい恐怖譚と、新作書き下ろしを贅沢に収録。「高崎の四つ辻」「高崎郊外の古寺」(戸神重明)、「赤城山の夜道」(マリブル)他、群馬の怖い話もが満載! ・無数のダルマが燃やされる前橋市のとある公園の「どんと焼き」。帰宅後、シャワーを浴びていると浴槽に赤いものが…「だるま」春南灯 ・恋人の部屋の洗濯機を回していると猫の断末魔が聞こえてくる。だが、それを言うと彼は豹変して…。彼の死んだ元カノと猫の因縁。真実はどこに?…「死猫三景」夜馬裕 ・前橋市の嶺公園の電話ボックスで電話をかけると、事故死した女性の声が聞こえるという噂。ためした二人の男が体験した恐怖とは…「Lサイズよりも大きな紙コップ」マリブル ・樹海の肝試しで拾ってきたロープと木切れ。それで絞首台のオブジェを作って枕元に飾った男は…「ユウマさんの絞首台」籠三蔵 ・千葉県I市のアパートに響く異音と怪現象。ある日、自撮り写真の目の中に緑色の何かが写っていることに気づき…「酒乱の地縛霊」北城椿貴 ・乙女岩を目印にそれより先に進んではならぬ――地元の海の掟を破った漁師とその子供達はその日から恐ろしい夢を見る…「太刀魚と刃」しのはら史絵 ・高崎の四つ辻の角にある商店の軒先にしゃがみこんでいた女。その後、店は一家全員不幸に見舞われてしまい…「高崎の四つ辻」戸神重明 ほか、全32話収録。 著者について 籠 三蔵(かご・さんぞう) 埼玉県生まれの東京都育ち。 山野を歩き、闇の狭間を覗く、流浪の怪談屋。尾道てのひら怪談大賞受賞。 北城椿貴(きたしろ・つばき) 1989年、神奈川県出身。 短歌が毎日新聞、NHK短歌、ダ・ヴィンチなどに載る。 共著に『Quiet Smile』他 しのはら史絵(しのはら・しえ) 脚本家、怪談蒐集家。映像、ラジオドラマのシナリオを手がける傍ら、怪談会やイベントも主催。 春南 灯(はるな・あかり) 「高崎怪談会3」「同8」に出演。 元前橋市民。筆名の由来は榛名山。 単著に『北霊怪談 ウェンルパロ』。 1981年、群馬県出身。四代目雛人形司、県伝統工芸師。 「怪談最恐戦 東京予選」二年連続出場。
  • 廃墟本2 THE RUINS BOOK 2
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 沈黙で綴る荒廃の詩集、静寂が語る無常の世界。 甘美で危険な廃墟には一つ一つに理由がある…。『漫画実話ナックルズ』誌上で好評連載の『廃墟探訪II』をまとめた衝撃書籍第2弾!!!前著を凌ぐ面白さ。 廃墟世界は喜怒哀楽の劇空間だ。日本社会・人間社会の暗黒面を忘れ捨て去られた世界から映し見る。 電子特別オールカラーエディション! 三州園ホテル(愛知県幡豆郡幡豆町) 龍宮城(茨城県鉾田市安塚) 国際モテル北陸(石川県加賀市分校町) 万字小学校(北海道岩見沢市栗沢町) ユートピア加賀の郷(石川県加賀市作見町) ホテルラ・レインボー(岡山県倉敷市下津井) ワンダーミュージアム(静岡県富士宮市佐折) 奥秩父白久温泉・鹿の湯(埼玉県秩父市荒川白久) 八幡平蓬莱荘(岩手県八幡平市松尾) のうが高原ホテル(広島県廿日市市宮内) ポプラ病院(静岡県三島市安久) ウエディング平安閣(茨城県笠間市押切) カッパピア(群馬県高崎市石原町) ホテルシャモニー(島根県松江市枕木町) 神岡鉱山(岐阜県飛騨市神岡町) とうやこようちえん(北海道虻田郡洞爺湖町) 〔ほか〕
  • 花よりも小さく
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 口にくわえた筆で花の絵を描く星野富広氏による「花の詩画集」シリーズの4作目。1986年までの作品を集めた『鈴の鳴る道』、1981年~1991年までの作品を収録した『速さのちがう時計』、1990年代の作品を中心にした『あなたの手のひら』に続く本書には、さらに豊かに広がる詩画59点と近況を語るエッセイ24編が収録されている。 作者の星野富広は昭和21年、群馬県生まれ。高崎市立倉賀野中学校に体育教師として赴任したわずか2か月後のクラブ活動中、脊髄を損傷し手足の自由を失ってしまう。失意の底にあった彼を救うのは、聖書と子どものころから慣れ親しんだ自然。そして、彼は口にくわえた筆で花の絵を描き始める。 「葉は花の色を助け、花は葉の色と形をそこなわずに咲いていて、一枝の花とはいえ広大な自然の風景をみる思いだった」という作者が描き続ける花々は優しく、穏やかで、そして強い。 生かされている喜びに、自然や人に対する愛にあふれた詩画やエッセイは、静かに私たちの心を打つものばかり。さらに、シリーズ4冊目となる本書では、作者のユーモアあふれる一面を見ることもできるだろう。「春の縁側」とタイトルがつけられたモモの花に添えられた詩などは、思わず頬がゆるむものだ。 以前より作者のファンだったという方はもちろんのこと、野に咲く花に気づくこともなく、夕焼けの色さえも忘れかけている現代の忙しい大人たちに贈りたい1冊である。
  • ヤマケイ新書 院長が教える 一生登れる体をつくる食事術
    -
    登山を楽しむには健康が必要で、そのためには、食事が重要なカギとなります。登山と健康と食事は密接な関係にあるのです。 登山と食についてはさまざまな情報があふれていますが、医学的な見地から登山者にとって本当に必要な食の情報はなかなか見つかりません。 日常生活から、登山中まで、どんな食事をとれば登山を続ける健康を維持できるのか。どんな栄養素が登山のパフォーマンスを最大にアップできるのか。 本書では群馬大学医学部付属病院院長にして、ヒマラヤ登山の経験もある著者がわかりやすく解説。 知っているようで知らなかった、「医学的に正しい」登山と食の読み物です。 ■内容 はじめに 医食同源のすすめ 第1章 これだけは覚えておきたい 栄養素とカロリーのこと 第2章 登山に適した体をつくる 日常の食事術 第3章 最大のパフォーマンスが発揮できる 登山中の食事術 第4章 院長がおすすめする 健康増進料理 ■著者について 齋藤 繁(さいとう・しげる) 1961年群馬県高崎市生まれ。 群馬大学医学部に進学し、ワンダーフォーゲル部に所属。 1992年、日本ヒマラヤ協会クラウン峰登山隊に参加。 高所登山に関する医学研究や一般の登山者の健康管理に関する啓蒙活動にも取り組む。 山岳関係の主な著書は『「体の力」が登山を変える ここまで伸ばせる健康能力』(ヤマケイ新書)、『病気に負けない健康登山 ドクターが勧める賢い登山術』(ヤマケイ山学選書)、『登山を楽しむための健康トレーニング』(上毛新聞社出版部)など。 日本登山医学会、日本山岳・スポーツクライミング協会などの各種委員を歴任。
  • ヤマケイ新書 山登りでつくる感染症に強い体――コロナウイルスへの対処法
    -
    コロナ禍が蔓延するなかで、医療現場の最前線で闘う山のドクターが提唱する、病気の克服と免疫力の重要性 病気に負けない強い体を作るため、健康に配慮された食生活と無理のない運動習慣が重要かを主張してきた著者が 山登りが「免疫力」の向上に寄与することを解説する。 登山は多くの人に気軽に取り組め、ちょっとしたポイントを抑えるだけで、体をパワーアップさせることができる。 本書は、コロナウィルスの第2波襲来の渦中のなかで、コロナウィルス感染の実態と、 「免疫力」が感染症予防にいかに大切かを著わした解説書。 コロナの実態を明らかにし、免疫力強化の必要性、臓器を鍛えることで感染予防にもなることを解き明かす。 そして登山が、最も効果的だったことを実際の数値データを引きながら検証する。 ■著者紹介 齋藤 繁(サイトウ シゲル) 1961年群馬県高崎市生まれ。群馬大学大学院医学系研究科教授。群馬大学医学部付属病院集中治療部部長。 大学生時代にワンダーフォーゲル部に所属し、国内各地で登山に励む。 1992年日本ヒマラヤ協会クラウン峰登山隊に参加し、高所登山に関する医学研究に取り組む。 その後、山岳イベントの医療支援活動や一般登山者の健康管理に関する啓蒙活動などを行なっている。 最近は日本山岳会群馬支部主催の「健康登山塾」塾長として活動、中高年登山者の健康増進に寄与している。

最近チェックした本