警視庁人事作品一覧
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3.9かつての仲間も容赦しない。それが俺の仕事だ――。警察職員の不正を取り締まる部署、警視庁人事一課監察係に所属する佐良は、捜査一課所属時の元同僚で、現在は運転免許場に勤務する皆口菜子の監察を命じられた。彼女が免許証データを売っているとの、内部からの密告があったのだ。佐良は、上司とともに皆口の尾行を始めるが、やがて未解決事件との接点が……実力派の俊英が放つ警察ミステリー!池上冬樹氏(文芸評論家)、激推し!! 裏切り者がこの中にいる――緊迫の人間ドラマ!「いやあ面白い。…三つの事件が出たり入ったりして葛藤劇を形作っていく。緊迫の度合いを高め、いったいどうなるのかと先の展開を期待させて、一気に結末へと読者を引っぱっていく。しかも人物と読者の感情をかきたてながら」――池上冬樹氏(文芸評論家)
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-「おれは殺(や)っていない!」 犯人を射殺してしまった元SPの別所は酒浸りになり、生活安全課勤務となった。ある日、警視庁人事一課 監察室の矢代から、盗品横領の疑義がかけられていると知らされる。まったく身に覚えがないが、ロッカー からは別所の指掌紋が付着した証拠品が次々と見つかり……。指名手配された刑事の孤独な逃亡劇。 SP時代に正当防衛とはいえ、テロリストを射殺し、人殺しの罪悪感に苛まれている別所雄也。現在は上野署生活安全課の警部となり、やさぐれた日々を過ごしている。酒におぼれ、妻子とは別居中。そんな転落人生に追い打ちをかける事件が……。部下の土屋隆直巡査部長が絞殺されてしまったのだ。そして凶器の革紐から検出されたのは、別所の指掌紋。何者かの罠だった。殺人犯として指名手配された別所は、無実を証明すべく逃亡操作に奔走する。再起すべきときはいま!
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