米寿作品一覧

  • 35年目のラブレター
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    2025年3月7日 全国劇場公開される感動の実話が、一冊のノンフィクションに――。 今年(2024年)、米寿を迎えた西畑保さんは、奈良県に住んでいます。 和歌山県の山間で生まれ育った西畑さんは、小学2年生の途中から学校に通っていません。山間で高値で売れる木の皮を集めて貯めたお金だったのに、小学校で落とした財布は自分のものだと名乗り出たら泥棒扱いされたのです。貧しい暮らしの西畑さんが、そんなお金を持っているはずがないと、クラスメートも教師も彼を責めました。その一件があってから、西畑さんは学校に行くのをやめました。 中学校に通う年齢になって働きに出た西畑さんですが、その人生につきまとったのは、「読み書きができないこと」でした。 つとめた飲食店では、電話で受けた注文の内容をメモに記すことができず、職場の先輩からは「字も読めないやつ」と差別的な扱いをされました。 劣等感を抱き、結婚なんて夢のまた夢とあきらめていた西畑さんのもとに、お見合いの話が舞い込みます。読み書きができないことを隠して結婚した西畑さんでしたが、町内の回覧板にサインができず、妻の皎子(きょうこ)さんの知るところとなります。その事実を知った皎子さんは、西畑さんにこう声をかけました。 「ずっと、つらい思いをしてきたんやろな」 子どもも生まれ、孫も生まれ、還暦を過ぎた西畑さんの日常に、ある変化が訪れます。64歳になって、夜間中学に通うことに決めたのです。それは、読み書きのできない自分に長年連れ添ってくれた妻に、感謝の気持ちを伝えるラブレターを書くためでした――。 西畑さんの人生からは、たくさんのメッセージが受け取れます。「明るく、前向きに生きる」、「自分の人生を他人や環境のせいにしない」、そして「学ぶのに遅すぎるということはない」――。そんな西畑さんに毎日新聞論説委員である小倉孝保氏が寄り添い、これまで西畑さんが見てきた風景、抱えてきた思いを一冊の書籍にまとめました。それが『35年目のラブレター』です。 【映画化情報】 「35年目のラブレター」 2025年3月7日(金) 全国劇場公開 出演:笑福亭鶴瓶、原田知世 他  監督・脚本:塚本連平
  • 88歳、しあわせデジタル生活 もっと仲良くなるヒント、教えます
    4.0
    【本文より一部紹介】 「シニアこそ、デジタルと仲良くなりましょう」  そうお話しすると、「アナログ世代ですから無理です」「もう古稀も過ぎたし……」とおっしゃる方が大勢います。  おっしゃるとおり、私たちは生まれたときからデジタルのある世代とは正反対の“アナログ・ネイティブ”。私も米寿です。でもね、年齢は単なる数字だと思っています。  年を重ねると、どうしたって失うもののほうが多くなりますよね。視力が落ちる、髪が抜ける、想い出の場所がなくなる、親しい人が旅だってしまう。そんな喪失体験の多いシニアの強い味方こそ、デジタルです。  デジタルは不自由になった体の機能を助け、暮らしの不便さを補い、今まで知らなかった世界の扉を目の前に開いてくれます。  そう、シニアとデジタルは、とっても相性がよいのです。  人生100年時代ですから、何歳からのスタートでも十分に間に合います。「便利かもしれない」「ちょっとやってみようかな」で、いいんです。マーチャンなど、58歳でパソコン、81歳でプログラミングに挑戦したのですから。  人生で、今日という日が一番若いのです。自分自身を時代に合わせてアップデートするために、一歩を踏み出してみましょうよ。  シニアの皆さんや、デジタルにちょっぴり苦手意識のある方たちの悩みに寄り添いながら、私マーチャン流のデジタルの楽しみ方と、心の持ちようをお伝えします。  ご一緒にデジタルともっと仲良くなりましょう。 【目次より】  第1章 さあ、ご一緒にはじめましょう  第2章〈AIスピーカー、エクセルで描いた柄のブラウス……〉      マーチャン88歳、日々の暮らしにヒントがいっぱい  第3章 なぜ、テクノロジーが親友に?  第4章〈17のヒント集〉老いの苦手も、デジタルが補ってくれます  第5章〈お悩み相談〉小さなつまずき、一緒に解決しましょう  第6章 シニアはひとりじゃない。世代の強みを今こそいかそう
  • 「ありがとう」 上皇后・美智子さま“感謝のお気持ち” ~なぜ美智子さまのお言葉は胸に響くのか~
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    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 取材メモと秘蔵写真で綴る美智子さまの歩み。 コロナ禍でささくれ立った心、不安や苦悩に苛まれた心に、常に寄り添い、触れ合い、包み込みながら、多くの国民に勇気や希望を与えてきた上皇后・美智子さま。 2022年10月20日に米寿(88歳)を迎えられた美智子さまの88年をふりかえりながら、「なぜ美智子さまのお言葉は人々の胸に響くのか?」をテーマに、30年以上皇室記者として取材を続けてきた著者による取材メモ(秘蔵エピソード)と、皇室担当カメラマンによる厳選写真とともに綴る、上皇后・美智子さま「温もりのお言葉と写真」集。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 親のこと、自分のこと…介護の不安を解消 よくわかる!介護読本
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    1~2巻759~891円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 親や家族の介護、自分の老後の不安を解消!  介護は誰にとっても他人事ではありません。親のこと、家族のこと、そして自分の将来のこと…。介護って大変と漠然とした不安を抱えている人は多いと思います。  しかし、いざ、介護に直面するまでは、公的な介護保険制度についてよく知らない人が多いのも現実。要介護申請をするタイミングを逃さず、適切な時期に介護支援を受ければ、長く自立した生活を送ることもできるのです。  介護で困らないためには、介護にまつわる正しい知識と情報を得ることが大切。そして、人生100年時代を迎えたいま、健康寿命をいかに長くするかが大きなテーマです。  女性セブンでは、介護の基礎知識やサービスの種類、高齢者住宅についてのわかりやすい記事、いつまでも元気でいるため健康術、食事法など記事をムックにまとめました。  さらに、小池百合子東京都知事への独占インタビューや結城アンナさんが明かす「親の介護」、米寿を迎えた高木ブーさんと娘・かおるさんのスペシャル対談では、元気の秘訣を大公開!料理研究家として生涯現役で活躍し、96才でその人生の幕を下ろした“ばぁば”こと鈴木登紀子さんが、遺した金言を収録するなど読み応えのある企画が満載。 ※この作品はカラー版です。
  • 北の聲シリーズ9 画家 坂口 清一
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    北の聲シリーズ第9弾は画家坂口清一。 坂口先生は2018年に米寿を迎えた全道展会員。初期作品から近作まで、節目の作品を本書は1冊にまとめた。故郷岩内の光波に当たる美術評論家の柴橋伴夫氏の評論も掲載されている。
  • 九十歳まで働く! こうすれば実現できる!
    3.0
    1巻1,012円 (税込)
    出井伸之と社長レースを争ったこともある(?)、 NHK「プロジェクトX」にも登場した元ソニー役員が傘寿(80歳)を超えて、 まだ働くのはなぜか── シルバー世代(後期高齢者)による 画期的な「就活・終活・仕事」論 20代、30代よ、人生後半戦は楽しいよ! 40代、50代よ、定年なんか怖くないよ! 60代、70代よ、君たちはまだ若いよ! ──と言いたい! 「この本は、後半戦にチャレンジしていくことになる後輩たちへのエールのつもりだが、前半戦をいま戦っている人たちにも是非読んでいただきたい。マラソンは折り返し地点で終りではない。人生の勝負はゴールで決まる」 定年後やってはいけない十戒 1学校に行く2資格を取る3語学の勉強をする4ジムに行く5葬式に行く6本を書く7勲章を貰う8NPOに参加9会社を創る10勝負事をする。 さて、定年後やるべきことは……(本書をお読みください) 「古稀」「還暦」どころか「傘寿」を超えて「米寿」「白寿」「百寿」まで働くために――誰も気付かなかった人生哲学の書── ビジネスマンの人生は、20代から定年(60歳)までの40年と、定年後の60代から百歳(少なくとも九十歳) までの40年とに分けられる。前半(表)と後半(裏)の人生、どちらも「勝ち戦」にするにはどう働くべきか───。
  • ゲゲゲの女房の「長寿力」
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    水木しげる先生から“家の中の太陽”と呼ばれていた、相変わらずお元気なゲゲゲの女房・武良布枝さん。米寿を迎えた今でも台所に立って料理を作り、できる範囲で家事をこなし、趣味に打ち込んでおります。そんな身体的な生活習慣にもまして大切なのが、「心の若さ」。若い頃から誰とでも簡単に打ち解け、コミュニケーションをとって来た布枝さんの「コミュ力」の高さには娘さん達も驚くばかり。これが、ぼけを予防して若々しく健康的に過ごせる秘訣でもあります。普通のおばあさん、おじいさんにもできるコミュニケーション・スキルを布枝さんから学び、90歳を超えて100歳(百寿者)まで元気に生きたい高齢者たちに送るメッセージです! 2022年は、水木しげる先生の「生誕100周年」です(1922年3月8日生まれ)。2021年春から水木しげる先生の「生誕100周年」を記念し、数多くのイベント等が開催される予定です。 【主な内容】 第1章 ゲゲゲの女房の「コミュ力」 第2章 気持ちもイキイキ「チャレンジ力」 第3章 若さにつながる「食」「家事」「趣味」「運動」 おわりにかえて ゲゲゲの女房と娘の座談会 【著者プロフィール】 武良布枝(むら ぬのえ) 昭和7年(1932)、島根県安来市大塚町生まれ。昭和36年(1961)、水木しげる(本名:武良茂)と結婚。以来、半世紀以上、漫画家・妖怪研究者として活躍する夫を支え続ける。平成20年(2008)、初エッセイ『ゲゲゲの女房 人生は……終わりよければ、すべてよし!!』を刊行。同作を基に平成22年(2010)、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が放送され、一大ブームとなる。さらに映画化、舞台化もされて、「ゲゲゲの~」は「2010年ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞を受賞。二女と孫一人に恵まれる。
  • 皇室 THE IMPERIAL FAMILY 令和6年冬 第101号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 皇室のご動静と皇室ゆかりの日本文化を詳しく紹介! 豊富なカラー写真で綴る日本で唯一の「皇室」専門誌 【大特集】天皇・皇后両陛下 秋の地方ご訪問 令和5年9月から10月にかけ、両陛下は定例行事ご臨席のため北海道(第42回全国豊かな海づくり大会)、鹿児島県(特別国民体育大会)、石川県(第38回国民文化祭および第23回全国障害者芸術・文化祭)を訪問されました。式典ご臨席のみならず、各地の伝統や文化に触れ、気さくに人々と交流された両陛下のお姿をお写真とともにお届けしています。 【特集】秋篠宮皇嗣・同妃両殿下 ベトナムご訪問 令和5年9月20~25日、秋篠宮皇嗣・同妃両殿下は外交関係樹立50周を迎えたベトナムを国際親善のため訪問されました。両殿下は政府要人や日本にゆかりのある人々、在留邦人との面会に臨まれたほか、元残留日本兵の家族とも会い、これまでの苦労をねぎらわれました。また、世界遺産のミーソン遺跡も訪れ、ベトナムの文化に親しまれました。 【グラビア】佳子内親王殿下 ペルーご訪問「微笑みのプリンセスがやってきた!」 ◆皇后陛下、敬宮殿下、秋篠宮皇嗣殿下 お誕生日をお迎えに ◆常陸宮殿下 米寿をお迎えに ◆皇室のご動静 令和5年9月~11月 ◆皇居三の丸尚蔵館特別展示 御即位5年・御成婚30年記念 「令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年」展より 令和の御(み)代(よ)の始まりを告げる品々 ◆連載 伊勢神宮の祭り 第一回 神(かん)嘗(なめ)祭(さい) 大(おお)御(み)神(かみ)に新(しん)穀(こく)を奉り、感謝を捧げる
  • 醜悪!兄弟間遺産バトル~悲痛なる老母の想い~/ご近所騒がせな女たちVol.4
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    夫・勝三(かつみ)の老母・タエの米寿(88歳)のお祝いがあるということで、妻・知子(ともこ)は二人の子を連れて夫の故郷の実家にやってきた。当然そこには末っ子である夫の兄弟たち(兄二人・姉一人)家族もやってきていたのだが、何やら皆深刻な表情で、とてもお祝いなどという雰囲気ではなかった。それもそのはず、実はこの機に皆で老い先短い母の遺産分与について話し合うことになっており、各々が少しでも多くの遺産を得ようと必死の思惑でいたのだ。そしていざ協議が始まると、案の定、各自の取り分をめぐって事態は紛糾! 挙句の果てには兄弟間で拉致監禁騒ぎまで起きてしまう始末で、まさに骨肉の争い、ここに極まれりという有様だった。しかしそんなとき、老母・タエの発した一言が、ささくれだった皆の心を溶かしていって――…?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.4-3~特集/本当は怖い家族の裏事情」の内容と重複しています。ご注意ください)
  • 終活なんか、するもんか
    3.0
    人生に、ファイナルアンサーはない。 この夏に喜寿を迎える、みのもんたが初めて語る、最愛の妻を失ってからのこと。仕事のやめどき。病気との向き合い方。 人生は、7回裏からが面白い。 2021年の8月で、僕は「喜寿」を迎えることになります。77歳です。この風習が庶民に根付いたのは、江戸時代になってからだといいます。 還暦祝いに赤いちゃんちゃんこを昔は着せられたように、喜寿の祝いには、紫色の座布団や枕、 扇などを送ってお祝いをするのが正しい風習だということですが、僕はそんなものはちっとも欲しくありません。 平均寿命が30代だったと言われる江戸時代ならば、77歳は、それはそれは、奇跡的な長寿としてお祝いもするべきだったでしょうが、 今の世は人生100年時代。還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿、百寿と一体何回お祝いされなくてはならないのか。 寿命が40~50代で終わっていた明治時代までは、人生とはテニスやバレーボールのような「3セットマッチ、5セットマッチ」でした。 だけど今の時代、人生とは9回までゲームの続く野球のようなものだと思います。50代ならば、5回裏表。還暦でもまだゲームは6回を迎えたところ。 僕は今年77歳だから、人生は7回裏なんです。面白いゲーム、印象に残るゲームとは、終盤戦がいかにドラマチックだったかにかかっています。 8回表での大量得点もあれば、9回裏でのさよならゲームもある。あわよくば、延長戦11回まで試合がもつれ込むこともある。 だから今を生きる僕たちが、70代、80代だからといって「人生の幕引き」を考えてばかりではもったいない。 人生を監督するのは、ほかならぬ自分自身です。名監督だったかどうかは、後になって他人が評価すればいいだけのことで、思う存分、試合に挑むのみ。 昨今、テレビや新聞や週刊誌さえも、「終活、終活」と、人生の終わりを考えなさいという特集が増えて、僕はいささか食傷気味です。 「終活」の二文字を見ると、げんなりとしてしまいます。そんなに死ぬことばっかり考えて楽しいの? つい毒づく自分がいます。 老後だからこそ、毎日毎日、楽しいことを考えて生きていたいと思いませんか? 7回や8回の試合中に、ゲームセットのことばかり想像している監督はいないでしょう? 「早く試合を終わらせて、風呂に入って寝たいなあ」とベンチでぼんやりしていたら、即座に監督失格です。 あと何点取れるか。あと何球投げられるか。人生の珍プレー好プレーはまだまだこれから。否、いよいよ、これから。そんな想いから、この本を書いてみます。 2021年 夏 みのもんた
  • シュークリームとひじき
    4.0
    波瀾万丈のグルメ起業人生。パリからの美味しいフードレター 「洋菓子のヒロタ」の創業者の次女に生まれ、聖心女子大学を卒業(同級生に美智子様が!)。 すると、父親からパリで和洋菓子屋を開けと命じられて渡仏。さらに「惣菜屋(おかめ)」を開業。当時、在仏だった磯村尚徳(元NHK欧州総局長)氏をはじめフランス人を「さつま揚げ」で虜にした大和撫子の「人生百年」物語……。 「シュークリーム」から「ひじき」まで、生まれてから米寿(88歳)までの間に「私の胃袋を通りすぎた」美味しいものの数々を披露……。(磯村尚徳さんによる本書推奨エッセイ収録) (著者からのメッセージ) パリは世界一の美食の都です。「食い倒れ」の町(大阪)で生まれた私にとっては楽園。「精神年齢」ならぬ「胃袋年齢」なるものがあったら、私はきっとまだ思春期。でも、そんなことを言うとお医者さんに怒られる? ともあれ、私の人生は「美味しいシュークリームとひじき」、いや他にも色んな美味しいものとの連続でした。そんな人生の献立を振り返って書きました。先ずはページをめくって、召し上がれ。
  • 昭和の青春物語
    -
    1巻1,683円 (税込)
    「今後の数百年を経て、大きな時代の転換点として私の生きてきた昭和は回顧されるものと思います。何が変わったのか?」(「おわりに」より)。“昭和”と聞いて、あなたは何を感じますか? 将来への確かな切符を手に入れるため、二郎が向かった先には──。今の世に迷いを持っている人たちに贈る、〈生き抜く〉術がわかる、米寿を直前にした男の自伝的小説。
  • 白土三平伝 カムイ伝の真実
    4.5
    白土三平が生涯かけてカムイ伝を描く理由。 2011年に発売された『白土三平伝~カムイ伝の真実』の文庫化。 その作品を高く評価されながら、長い間、世に全く登場しないコミック界の巨人・白戸三平。昨年米寿を迎えたが、いまだその存在や生活は謎に包まれている。この本格的な評伝は15年余りにわたって白土氏に寄り添いながら、直にその仕事ぶりに触れ、「伝説の漫画家」との対話の中から生まれた肉声をふんだんにちりばめた、毛利甚八の貴重な記録でもある。本書を読み、白土三平の真実を知ったときに『カムイ外伝』『カムイ伝』をいま一度読み直したい気持ちになる1冊である。(敬称略)
  • 続・一隅を照らす
    -
    令和の時代にひとすじの光明を。時代の移り変わりを細やかに綴った随筆集。 超高齢社会、コンパクトシティ構想、再生医療の発展、デジタル化の波……。 刻一刻と変化する社会の様相を静かに見つめ、鋭い感性で切り取った随筆集。 前著から一年半。米寿を迎えた著者が、「今」と「これから」に思いをめぐらす第二弾。

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  • 小さな花飾りの本:生花で作る簡単おしゃれなアクセサリー コサージュ・ブレスレット・花冠
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ライフイベントには、バースデーパーティや音楽フェス、グランピングなどのイベント時や、赤ちゃんのお食い初めや子どもの入学祝い、還暦や米寿などがあります。 その大切な時に、生花をファッションの一部として身に付けて楽しんだり、ギフトとして贈ることができると素敵ですよね。 本書は、生花で作るコサージュ(ブートニア)やブレスレット、花冠などの作り方や贈り方を紹介しています。 著者の吉田美帆さんは、ガーデン、インテリア、建築の設計の他、 年間500~600組程度を対象に花育を中心とした自然教育のワークショップを開催しています。 その中でも特に人気な「生花で作るアクセサリー」(コサージュ)の作り方を四季ごとの花を使い丁寧に解説します。 その他、花言葉や花の個性・効能もコラムで紹介。 小さなお子様からお年寄りまで、おしゃれに花を楽しむとっておきの一冊です。
  • 七十句/八十八句
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    〈ばさばさと股間につかふ扇かな〉――墓石にこの句を刻み、墓碑銘を俳号である「玩亭墓」とのみ記した小説家は、こよなく句作を愛した。人情の機微を卓抜にすくい取る句を選りすぐり、古希と米寿を記念して編まれた句集2冊に、岡野弘彦、長谷川櫂と巻いた未発表の歌仙を併録。生前の姿が浮かび上がる、知と情とユーモア溢れる句の世界。
  • 88歳ひとり暮らしの 元気をつくる台所
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 12万部のベストセラー『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』の著者、待望の2作目。 米寿にして溌剌とお元気な美智子さん。その秘密は日々の食事に。タンパク質を積極的にとり、「必要な栄養」をしっかり摂取している。しかも、その調理法はとにかく簡単。調理師免許を持つ「料理のプロ」でありながら、ベテラン主婦としての知恵とアイデアが凝縮された食事づくり。本書ではそれを大解剖。茹でただけのアスパラ、グリルで焼いただけの肉など、「レシピ以前の調理」もたくさん。 また、食べるのが大好きな美智子さんは、食事の時間を心から楽しんでいる。お気に入りの器に盛り、晩酌を欠かさない。豊かな食卓のヒントも。調理道具など台所周りについても解説。 巻末には10万部超のベストセラー『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』の著者、管理栄養士の塩野﨑淳子さんと対談。
  • 花言葉で編む フラワーアレンジメント 気持ちを伝える花々を贈る 50のアイデア
    完結
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    全1巻1,991円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 「花言葉」で想いを伝える フラワーアレンジメント! ★ 感謝の気持ち、お祝い、励まし…。 言葉で伝えきれない想いを花々に託して。 アレンジの基本からやさしく解説します。 ★ 「日頃の感謝」「卒業祝い」「友人へエール」「出産祝い」「亡き人を偲ぶ」・・・。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 離れて暮らす家族や友人と、 好きなレストランでの食事は何よりの楽しみでした。 当たり前にしていたこうしたことに突然ストップがかかる。 そんな稀有な経験をして、 改めて気づいたことがあります。 花を贈ることが「絆」を保つことにいかに貢献していたかということです。 そしてもっと相手への「想い」を花により伝えることができたら、と考えました。 そう、「花言葉」です。 でも、身近にあった花言葉を、 意識してアレンジしたことがあっただろうかと振り返ると、 答えはNOでした。 もし、花言葉で想いを代弁できたら、 花を贈ることがもっと楽しくなるだろう。 ほとんど知らなかった花言葉を調べることにしました。 ひとつのことからではなく、 花の姿、色、香り、ギリシャ神話や伝説など、 植物にまつわる様々な情報からつけられたようです。 それは国や時代によっても多少異なり、 これが正しいという正解はないようです。 花言葉により花を選ぶ場合、 大きく異なるのは「物語」が中心になるということです。 花言葉によるアレンジは、 贈る相手のことをより考えるということでもあります。 花言葉を考えての花選びには四苦八苦しますが、 緊張感も加わり、 アレンジの楽しさがアップするということを実感してわかりました。 相手のことをより想い、 想いを伝える花言葉によるアレンジメントは、 人間関係が希薄になりがちな現代、 絆の大切さがより叫ばれる、 そんな今の時代に相応しいフラワーアレンジメントといえるのかもしれません。 長井 睦美 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ Chapter1 プロに近づく アレンジ上達の基礎テクニック ≪知っておきたい花言葉の選び方≫ * 「心を伝える」選び方 * 色や数に気をつけて * アレンジを豊かにする ≪磨きたいアレンジのテクニック≫ * 役立つ共通知識 * フラワーボックス * ブーケ ・・・など ☆ Chapter2 花言葉で贈る 目的別アレンジメント ≪「感謝」の気持ちを心から伝えるアレンジメント≫ * いっぱいの愛情、ありがとう * ママへ、いつもお弁当ありがとう * 日頃の感謝を込めて ≪「祝う」この幸せが長く続くようにと祈って贈ります≫ * 成功を祈っています * ニューヨークでもご活躍を * 米寿のお祝いに ≪「エール」応援の気持ちを花に託して贈ります≫ * 嫁ぐ娘に幸せエール * 初出勤、頑張ってね * 離婚した友人に 友達だからね ≪「LOVE」愛する気持ちをさりげなく伝えるアレンジメント≫ * 結婚して30年、ありがとう * 結婚記念日に感謝を込めて * 二人の幸せの象徴として ≪「偲ぶ」「お詫び」想う心を素直に花言葉に託します≫ * たくさんの思い出をありがとう * 亡くなった方を偲んで * まだ悲しみが癒えないのですが… ・・・など ☆ 花図鑑 * 「感謝」をストレートに伝える花たち * 「祝う」をストレートに伝える花たち * 「エール」をストレートに伝える花たち ・・・など
  • 話し下手でも大丈夫! スピーチ上手になれる本
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    だれでもカンタン!もうあがらない! ビジネスでもプライベートでも、あらゆる場面で使える! 人前で話す機会がある全ての方へ贈る一冊! 【目次】 ◆スピーチのマナー ◆結婚のスピーチ ◆葬儀のスピーチ 告別式遺族あいさつ (喪主・親族代表・葬儀委員長) 社葬 (葬儀委員長あいさつ) 精進落としの前に (喪主あいさつ・喪主代理あいさつ・遺族あいさつ) 精進落としのお開きで(喪主あいさつ) 初七日(施主あいさつ) 一周忌(施主あいさつ) 三回忌(施主あいさつ) 七回忌(施主あいさつ) 十三回忌(施主あいさつ) 追悼会 (主催者あいさつ・遺族あいさつ・来賓の弔辞) 「コラム」 (冠婚葬祭のスピーチに使えることわざ) ◆さまざまなお祝いのスピーチ 銀婚式(祝辞・謝辞) 金婚式(祝辞・謝辞) 還暦(祝辞・謝辞) 古希(祝辞・謝辞) 米寿(謝辞) 白寿(祝辞) 快気祝い(祝辞・謝辞) 叙勲(祝辞・謝辞) 受賞(祝辞・謝辞) 新築(祝辞・謝辞) ◆学校関連のスピーチ 入園・入学式 (父母あいさつ・PTA会長あいさつ) 卒業式 (卒業生代表あいさつ・在校生代表あいさつ) 謝恩会 (主催者代表あいさつ・教師あいさつ) PTA関連 (役員あいさつ・父母代表あいさつ・PTA会長あいさつ) 同窓会・クラス会 (幹事あいさつ・元担任教師あいさつ) 学校創立記念パーティー (校長あいさつ・祝辞) ◆職場でのスピーチ 入社式 (入社式答辞・新入社員の自己紹介) 歓迎会 (先輩社員あいさつ・部下あいさつ・本人のあいさつ) 送別会 (祝辞・謝辞) 社内イベント (幹事あいさつ・上司あいさつ) 「コラム」 (スピーチをグレードアップさせる用語) ◆開店・開業・町内親睦会のスピーチ開店・開業(店主あいさつ・病院長あいさつ・祝辞) 町内会の新年会 (幹事あいさつ) 町内会親睦会 (発起人あいさつ・世話役あいさつ) 町内会の忘年会 (町内会会長あいさつ) 女性同士の新年会で (幹事あいさつ)
  • 一〇〇年前の女の子
    4.0
    「わたしにはおっ母さんがいなかった」 明治四十二年、上州からっ風の吹く小さな村で生まれた母テイは、米寿を過ぎてから絞り出すように語り始めた――生後一か月で実母と引き離され、養女に出された辛い日々を。そして故郷をいろどった四季おりおりの行事や、懐かしい人びとを。 新緑の茶摘み、赤いタスキの早乙女の田植え、家じゅうで取り組むおカイコ様。 お盆様にお月見、栗の山分け、コウシン様のおよばれのご馳走。 初風呂と鮒の甘露煮で迎えるお正月様。 農閑期の冨山のクスリ売りと寒紅売り、哀愁のごぜ唄。 春には雛祭りの哀しみがあり、遊郭での花見には華やかさがあった。 語る母、聴き取る娘。母と娘が描きあげた、100年をけなげに生きた少女の物語は、色鮮やかな歳時記ともなった。 2010年に刊行以後、さまざまな新聞・雑誌に書評が掲載され、NHK「ラジオ深夜便」での、著者の「母を語る」も評判となった。多くの感動と共感を読んだ物語の待望の文庫化。新たに、足利高等女学校の制服姿のテイや家族写真、また新渡戸稲造校長の女子経済専門学校での写真などを掲載。解説は中島京子。
  • 南の島の新聞人―資料にみるその変遷―
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    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第3弾。 2012年5月15日は沖縄県本土復帰40年の節目の年である。 沖縄をめぐるテーマにこだわり、多彩な執筆者を得て沖縄本としては最も大きな森を形成してきたおきなわ文庫シリーズ。 本書の著者は戦後の石垣島ローカル紙「海南時報」の記者を振り出しに沖縄新聞「沖縄タイムス」の八重山支局長、東京支社長などを歴任し、今年米寿を迎えた現在も意欲的に執筆活動を続けている。初版から24年の時を経た電子復刻版。 「大正ロマンの中で自由奔放に筆を振っていた新聞人も昭和十年代から「特別高等警察署の思想対策」「軍事保護法」等で新聞戦時統制次代へと巻き込まれていく。本書は大正六年から昭和二一年の戦後の再生に至る、三〇年の「南の島・八重山」における新聞の興亡消長の変遷と資料を纏めた画期的記録である。「半ペラ新聞」に過ぎないこれらの地域紙と、そこに生きた新聞人たちが時代をどのように据えていたか、新聞にみる八重山世相史である。沖縄新聞史の欠落した部分を補完する、貴重な資料でもある。(1988年初版発行時の作品紹介文より)」
  • 老春賦―第三節―
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    1巻880円 (税込)
    米寿を迎え、いまなお創作意欲おとろえず――人生のベテランが綴る、人間と自然への賛歌。「春」「夏」「秋」「冬」の四章だて。 《花の香と通じ合えるか老春譜》 《私の席あなたの席のある夫婦》 《欠点が消えると影が薄くなる》 《後期高齢 遠吠えくらいしてみよう》 《天井の染みになってる志》 《湯豆腐の湯気ゆらゆらと冬探し》 《宇宙旅行しているような日向ぼこ》 《僕にまだ明日の予定が待っている》 《春はソプラノ水平線から流れ出す》 《凡人の歩幅で明日も明後日も》

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