箱の中作品一覧
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-早世した天才作家の珠玉の作品集。 ミステリアスなショーショートから哲学的な匂いのする短中篇まで、精力的に作品を発表し高い評価を得ていたものの、34歳の若さで亡くなった山川方夫の短篇集。 地方勤務から4年ぶりに本社に戻った妻帯者で事なかれ主義の男が、同期の女性に翻弄される「帰任」。憧れだった団地に入居したものの、その画一性に疲れ果て、極端な行動を取ろうとする「お守り」。相手の顔をまともに見ることができない内気な女性の大胆な行動を描く「箱の中のあなた」。下宿の外から聞こえてくる女性の軍歌に二人の男が惑わされてしまう「軍国歌謡集」など11作品を収録。
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-都会的な作風で戦後ショート・ショートの名手として名を馳せた山川方夫。初期から晩年までの約40作品を収録した山川方夫全集の決定版です。 ■目次 愛のごとく 朝のヨット 暑くない夏 あるドライブ 海を見る 演技の果て 煙突 お守り 夏期講習 軍国歌謡集 Kの話 最初の秋 親しい友人たち 待っている女 恐怖の正体 博士の目 赤い手帖 蒐集 ジャンの新盆 夏の葬列 はやい秋 非情な男 菊 メリイ・クリスマス 愛の終り 十三年 新年の挨拶 その一年 他人の夏 千鶴 展望台のある島 トンボの死 箱の中のあなた 春の驟雨 一人ぼっちのプレゼント 昼の花火 歪んだ窓 予感 ロンリー・マン
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-『機械性放棄ホワイトボックス』は「機械性放棄(クリーニング)」という作品と、 「デトックスインザホワイトボックス」という2つの作品を収録しました。 コンセプトとしては「綺麗になる、綺麗にする」をテーマに、 ポップな絵柄の中にコーヒーのような苦味を混ぜて固めた砂糖菓子のような作品づくりを目指しました。 メカメカしい機械の表現や、自己犠牲する魔法少女の話など、一つ一つに答えがあるようでないような、 そんな話を収録しましたので、普段考えないようなことを考えさせるような、不思議な余韻を感じていただければ幸いです。 (作品紹介) 「機械性放棄(クリーニング)」 私の他作品でも登場しているケモミミの黒服の褐色女の子の話です。ここでは他作品とは違い作品の世界に少しだけ踏み込んだ内容となっています。機械や天使、聖なるものと歪なものが複雑に入り混じったものとなっています。ここに答えはないので、ドントシンクフィールの精神で、自分なりの答えを導き出していただければ幸いです。 「デトックスインザホワイトボックス」 アメゾン(某通販サイト)から届いた大きな白い箱の中で、ある女性が怯えながらあるものを見ている。その白い箱を別の女性が掃除しながら外から眺めている。二人の女性とデトックスに関するお話です。
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-棟という棟の中に、人々がうごめいているはずであるのに、団地の夜は恐ろしいほど、静寂に満ち溢れていた。上下左右を全く同じように、人々が生活をしている〈家〉が並んでいる。そして〈家〉の一つ一つは他人の生活のための〈家〉に囲まれ、人々はその自分の箱の中でひっそりと息をひそめて、生活しているのだろう。(「バタアシ行進曲」より) 活気を失った巨大団地群で暮らす人々の変異を描いた表題作と「似てない生活」、中篇2本を収録した電子オリジナル作品集。 *バタアシ行進曲 *似てない生活 ●竹野雅人(たけの・まさと) 1966年生まれ。東京都出身。法政大学経営学部卒業。大学在学中の1986年に「正方形の食卓」で第5回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。1994年、『私の自叙伝前篇』で第16回野間文芸新人賞受賞。
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-遠野叶多(かなた)は、幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つける。箱の中には実際の人間が生活し、よく見るとそこは中世の日本らしき世界だった。好奇心で観察を続けるが、ある時、箱の中で少女が野盗に襲われているのを見てしまい、思わず箱に手を入れその野盗を殺してしまう。動揺した叶多は真奈に相談するため彼女の家へと向かう。だがそこで真奈の父親から思いもよらぬ事実を告げられる。「うちには真奈なんて娘はいないよ」。切なくて新しいタイムリープの物語が幕を開ける。 斬新な設定と予測不能の展開で大きな反響を呼んだあの『五佰年BOX』が、分冊版として登場!『五佰年BOX』第1話収録。
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-母の死後、家の倉庫から出てきた見知らぬ箱の中には、父とラグビーの記憶がつまっていた。 故郷・台湾でラグビーに出会い、海を渡り明治大学ラグビー部へ。その後、関西学院大学を率いて全国優勝を果たした父。 台湾、九州……父の足跡をたどるうち、運命に導かれるように自身もラグビーを始めのめりこんでいく。 穏やかな感動に包まれる、汗と泥と涙にまみれたノンフィクション。
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-横須賀の拝み屋の家に伝わる〈箱〉。中に封印されているモノとは…?(「約束」より) 式神、妖かし、憑き物筋…この世に実在する異形の実話奇譚! 幽霊・人霊だけにとどまらぬこの世の異談―― 式神、妖かし、憑き物筋など、にわかには信じがたいが実際に存在するモノ。 現実に起こった怪事件の数々。 それらを著者自らが取材し纏めた、異形の実話怪談集!!! ●横須賀の拝み屋の家に代々伝わる桐の小箱。その家は呪詛呪殺で繁栄してきたというが、箱の中には何が…「約束」 ●結婚の話題になると彼の体内から出てくる鰻のような黒いモノ。それが彼女の胸に潜り込んできて…「黒蟠虫」 ●家の中を歩き回る何者かの足音。魔物退治に験力があると言われる三峰神社を頼ると…「御眷属拝借」 ●全部を読んだり語ったりすると必ず障りがある〈語らずの話〉。一部を怪談会で披露しようとすると…「カレーの中辛」 ●とり憑かれたように蟻殺しを繰り返す美女。毒餌で殺した女王蟻の最期を見届けた日から恐ろしい事が…「ありおんな」 他、取材中の空気感も生々しい全28話収録!
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-みなさんにとって、大切なものはなんですか?毎日を健やかに、前向きにし、四十才からの毎日を幸せにするヒントがココに。自分の身の丈に合った食べるもの・服・ライフスタイルなど「考え方」から美人になる。家族、友人、ペット、仕事、お金、時間・・・どれもすべて大切で、無くてはならないもの。しかし、体力がなく部屋に閉じこもった生活は、自分の殻(箱)の中に自分を閉じこめてしまいます。年齢に関係なく、また他人からの評価ではなく、自分に合ったもの≪人生≫を見つけることが必要。病弱な幼少期を過ごした女性が40歳を超えてから手に入れた“健康な身体”とその考え方と自分との付き合い方へのヒントをくれる一冊。 プロローグ 健やかな身体は何物にも代えがたい価値がある 第一章 自分を知る 第二章 トライしてみる 第三章 関わってみる 第四章 がんばりすぎない 第五章 自分に気づく エピローグ 幸せとは、何気ない日常や季節の移ろいをいとおしく思えること
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-Cesium -137Cs- 「見てはならぬものを見てしまった気がする」- 瀬戸正人 (『Cesium -137Cs-』あとがきより) 福島出身の写真家瀬戸正人が、2011年3月11日の東日本大震災、東電福島第一原発事故から1年後の福島をとらえた、新作『Cesium -137Cs-』を自身初の電子書籍化。 フランスの通信社の依頼で足を踏み入れた、東電福島第一原発事故の敷地内。そこで見た福島の海や、目に見えぬ恐怖。自然の中に潜む、人体の気配。目に見えない放射性物質や恐怖なるものを可視化しようと、山林や河川、田畑へ分け入り、福島の現在を収めた。 3.11以前と以後での東京と福島の行き来を綴ったエッセイを収録。 瀬戸正人/1953年タイ生まれ。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業後、深瀬昌久のアシスタントを経て、81年フリーランスの写真家として独立。87年、新宿に山内道雄とギャラリーPLACE M開設。「Silent Mode」(95)、「部屋 Living Room, Tokyo」(96)で、第21回木村伊兵衛賞受賞。自伝エッセイ「トオイと正人」(99)で新潮学芸賞受賞。その他の作品集に「バンコク、ハノイ1982 -1987」(90)、「Picnic」(06)、台湾の街道筋に立ち並ぶ電飾を施したガラスの箱の中で、ビンロウという嗜好品を売る女たちを捉えた「binran」(08)で日本写真協会の年度賞を受賞。 作家活動にとどまらず、木村伊兵衛写真賞の審査員を務めるなど、写真界で幅広い活動を続けている。 現在『バルセア 消えゆく土地』と題した新シリーズを意欲的に発表。
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-こんなビジネスメールを出していませんか? 件名:お見積りです。 本文:宜しくお願いします。 添付:中古車見積書Excelファイル」 ●原則:「内容が予想できる件名」を付ける まず件名は大切です。なぜなら件名は、「まず目に入る所」だからです。 メールが着信して、いきなり本文が目に入ってくることはまずなく、受信箱の中に件名が現れます。受信者はそれを見て、優先度の高そうなメールから開いて、中身を読んでいく訳です。すると、中身が想像できない件名や、気を引くことができない件名を付けてしまうと、開いてもらえなくなる危険性が高まってしまいます。 以下、本書ではビジネスメールの書き方について基本的な解説を行います。どうすれば「契約が取れる」ビジネスメールが書けるのか、豊富なサンプルを使って、懇切丁寧に解説をします。 また、ネットの問い合わせをいかに契約に結びつけるか、その実践的なノウハウも紹介しています。
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