石川県金沢市作品一覧

  • 赤字覚悟の新幹線はこれ以上必要なのか?10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の20ページ程度) 【書籍説明】 北陸新幹線が二〇一五年春、石川県金沢市まで延伸して予想以上の利用客を集めたのは記憶に新しい。 金沢市の観光地は記録的な観光客を集め、開業効果が地域を潤した。 しかし、一般に観光ブームは長くても二、三年で鎮静化している。 ブームはいつまでも続くものではない。 一年後に開業した北海道新幹線は地元の期待にもかかわらず、低調な滑り出しとなった。 運行するJR北海道は年間五十億円近い赤字を予想している。 地方は今、急激な人口減少に直面している。 このまま地方路線の新幹線建設を続ければ、乗客が先細りして赤字を増す一方になりそうだが、北陸新幹線の関西延伸、 九州新幹線長崎ルートの建設へ着々と準備が進み、四国や奥羽地方でも新たな新幹線誘致を目指す動きが出てきた。 公共交通機関を採算性だけで論じることはできないが、このままだとJRの経営だけでなく、沿線自治体の財政にも深刻な影響を及ぼしかねない。 赤字覚悟の新幹線はこれ以上、必要なのだろうか。 【目次】 開業早々から空席が目立ち、観光客も低調 道南以外は新幹線開業に冷ややかな反応 北海道新幹線の前に立ちはだかる「四時間の壁」 JR北海道や国土交通省は赤字覚悟で開業 JR北海道が全路線を抜本的に見直す考えを表明 かつてない人出にわく金沢市内の観光地 予想より早く乗客一千万人を達成 人手不足で有効求人倍率が全国最高水準に 開業効果の後に待ち構える反動減 血税を投じて建設されている整備新幹線 建設中の区間は採算性に疑問の声も 北陸新幹線関西ルートはリニアと競合か 四国でも新幹線建設の動きが急浮上 東北では奥羽、羽越両新幹線推進の動き 山陰新幹線建設に向け、国会議員グループが誕生 うごめき始めた政官業のトライアングル 【著者紹介】 高田泰(タカダタイ) 一九五九年、徳島県生まれ。関西学院大学卒業。 地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員を務め、年間企画記事、こども新聞などを担当した。 二〇一五年から独立し、ウェブニュースサイトなどでフリージャーナリストして活動している。 徳島県在住。
  • 大人を本気にさせる子どもたち 社会とつながるリアル・プロジェクト学習
    5.0
    子どもたちが探究学習で納得の学びを得るために、教師が持つべきスキルと授業の進め方がよくわかる実践記録 これぞ、本物の探究学習! 本書は、金沢大学附属小学校3・4年複式学級の「総合的な学習の時間」という授業における2年間の取組みと、それによって引き起こされた現象を記録したものです。地域とのネットワーク構築から社会を巻き込む話題づくり、予想外の展開があったとしても確実に成果を生み出す本物のPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の手法を紹介します。プロジェクト型学習を学級で行う上で教師に求められるスキルと授業の進め方、従来の教え方と何が違い何が共通しているのかが、とてもよくわかる本です。 【目次】 はじめに 第1章 学習をはじめる前に 第2章 探究に向かう集団の素地づくりと大目標の設定 第3章 金沢町家にどっぷりつかる 第4章 町家での事業内容の検討、そして提案 第5章 水面下の取り組み 第6章 金沢からかみのさらなる発展 第7章 子どもの探究を支える仕掛け 第8章 学びの越境を生み出すヒューマンネットワーク 第9章 パートナーからの異なる視点 ◆「子どもたちとの協働から生まれる未来のかけはし」——やまだのりこさん(建築士) ◆「社会との関わり」——岡部 彩さん(株式会社こはく) ◆「誰一人取り残さない学び」——阿部竹虎さん(北陸中日新聞) ◆「否定しないことがクリエイティビティの第1歩」——灰屋英成さん(金沢市オリンピック関連推進事業室) ほか おわりに 【著者】 福田晃 金沢大学附属小学校教諭 石川県金沢市出身。星稜高等学校卒業、金沢大学教育学部人間環境過程情報教育コース卒業、金沢大学大学院教育学研究科教育実践高度化専攻修了。石川県公立小学校教諭を経て、2017年より現職。「社会とつながるリアルな学び」の実現に向け、子どもが本気で取り組む授業を目指している。JAPET&CEC主催ICT夢コンテスト2016において文部科学大臣賞(学校)を受賞。NHK for School「もやモ屋」、「ツクランカー」番組編成委員など。 山田滋彦 株式会社こはく代表 京都府京都市出身。立命館大学卒業後、2005年に豊田通商(株)に入社。新興国の物流改善や事業開発に関わり、2011年アクセンチュアに入社。グローバルサプライチェーン、マーケティング戦略、新規事業企画立案等様々なプロジェクトに従事。2018年に株式会社こはくを創業し、古民家再生、着地型体験、お取り寄せグルメ事業等に関わる。古民家好きで、町家の保全・継承を推進する(一社)金澤町家推進機構の理事も務める。
  • 金沢あまやどり茶房 雨降る街で、会いたい人と不思議なひと時
    4.2
    石川県金沢市。雨がよく降るこの街で、ある噂が流れていた。雨の日にだけ現れる不思議な茶房があり、そこで雨宿りをすれば、会いたい人に会えるという。噂を耳にした男子高校生・陽元晴哉は、半信半疑で雨の茶屋街を歩き、その店――『あまやどり茶房』にたどり着く。店を営むのは、年齢不詳の美しい青年・アマヤと、幼い双子。晴哉が彼らに「離れ離れになった幼馴染み」に会わせて欲しいと頼むと、なんと、居所も知らないその少女が本当に現れて――。
  • 鎌倉 北条と京都 定家【春の夜の夢】
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    「吾妻鏡」と「明月記」を紐解き四十年に渡る日本歴史の一大転換期を克明に描く歴史小説 「吾妻鏡」と「明月記」を紐解き四十年に渡る日本歴史の一大転換期を克明に描く歴史小説 源頼朝と政子の運命的な出会いから鎌倉に武士の都を築くために頼朝を支え続けた北条義時の奮戦記 一方、同時代の京都を舞台に、百人一首を撰集した歌人藤原定家を通して宮廷の雅な世界に触れ、詠み人たちの人物 像を照らす話題作 【目次】 ミスト 藤原定家 佐殿と政子 頼朝旗揚げ 藤原兼実 後白河法皇 亀の前 源義仲 豊明節会 静御前 頼朝上洛 大姫上洛 後鳥羽上皇 源頼家 畠山騒動 和田合戦 実朝暗殺 承久の乱 あとがき 【著者】 茶屋二郎 本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青淵の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
  • 今日から始めるSHOW UPの習慣 選ばれなかった私のそれでも折れない心の作り方
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    1巻1,760円 (税込)
    13年かけて夢を叶えた、最高にポジティブな現役ブロードウェイ俳優が教える、ニューヨーク流・絶対に折れないメンタルの作り方 「ガラスの天井」を突破せよ! 世界一厳しい街・ニューヨークで、13年間チャレンジし続けて夢を叶えた現役ブロードウェイ俳優が教える、選ばれなくても折れないメンタルの作り方。幼少期に出会ったミュージカルで、英単語1つしか理解できなかった少女は、いかにしてブロードウェイの舞台に立ったのか? 日本人でありながら現役のブロードウェイ俳優として活躍し続ける著者が、地方からアメリカに渡るまでの困難、アメリカのショービズ界で経験した挫折、88回目のオーディションで初めて掴んだ俳優としての仕事、そして日本に戻って劇団四季で過ごした日々から、再びニューヨークに渡ってブロードウェイの舞台に立つまで。夢を叶えるために必要なメンタルは、いかにして作られたのか。日本人がまだ知らない、「ポジティブ」の本当の意味とは。失敗を恐れず、チャレンジを続けるために、今日から始められるマインドシフトの習慣をあなたに。 由水 南(ユウスイミナミ):俳優。石川県金沢市出身、ニューヨーク在住。高校卒業後に渡米し、現地の演劇学校を卒業後、全米各地の劇場で『メリー・ポピンズ』『アイーダ』『キャッツ』など、多数の舞台に出演。その後、日本の劇団四季で『ウィキッド』『美女と野獣』『鹿鳴館』に出演し、日本初演の『春のめざめ』では、翻訳家・演出助手としても携わる。再渡米後の2015年、渡辺謙主演の『王様と私』でブロードウェイデビューを果たし、その後も『ミス・サイゴン』『マイ・フェア・レディ』でブロードウェイ出演を続ける。『マイ・フェア・レディ』では、アジア人女優として唯一の出演者に選ばれ、俳優陣のリーダー役であるダンスキャプテンも務める。俳優活動と並行して、2014年に「YU-project」を発足し、セミナーや講演会を通して「可能性は無限大」のメッセージを発信し続けている。2022年には、ABEMA TV『恋愛ドラマな恋がしたいin NEW YORK』に演技指導役として出演し、ニューヨーク流の指導が好評を得た。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。

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  • 雲の見本帳 基礎知識と見つけ方、撮り方がわかるビジュアルガイド
    -
    【空の知識をヒントに美しい瞬間に出会う】 空を見上げれば広がっている雲。刻々と表情を変えていく雲は、一番身近でありながら二度と同じものには出会えない、魅力的な被写体です。ところが、いざ雲を写真に撮ろうとすると、なかなかうまくいかないことに気がつきます。雲は被写体として単純で、撮影は簡単そうに見えるのですが、実はとてもやっかいな相手なのです。 本書では、すてきな雲との出会いに必要な、「種類や特徴などの基礎知識」「出やすい条件・見つけ方のポイント」「美しく写真に残すための最適な撮り方」をわかりやすく丁寧に解説しました。これまでは偶然だった雲との出会いが、雲を深く知ることである程度予測ができ、お目当ての雲に出会える可能性がグンと広がります。雲をもっと楽しみたいすべての人のための一冊です。 〈本書の内容〉 第1章 雲を知り空を見る 第2章 いろいろな雲に出会いたい 第3章 雲の写真とは 第4章 一歩上の写真を撮るために 第5章 雲の写真を撮ったあとは 〈著者について〉 村井 昭夫(むらい・あきお) 石川県金沢市生まれ。信州大学/北見工業大学大学院博士課程卒。雲好きが高じて気象予報士(No.6926)に。雪結晶の研究で学位「博士(工学)」取得。日本雪氷学会会員。

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  • 渋沢栄一 青淵の夢 青春編
    -
    高い志しと信念を貫いた渋沢栄一の熱き青年期の軌跡を描いた歴史小説。 武蔵の国深谷の農家に生まれ、尊王攘夷運動に身を投じた血気盛んな青年渋沢栄一が、いかにして日本経済の礎を作るきっかけを得たのか。幕末から明治という激動のさなか、歴史的偉人たちとの交流や派遣で訪れたフランスでの学びなど、高い志しと信念を貫いた渋沢栄一の熱き青年期の軌跡を描いた歴史小説。 【目次】 ミスト 藍の花 義憤 結婚 勘当 仕官 奉公 慶喜拝謁 帰郷 幕臣取立 海外渡航 巴里万博 革命前夜 彰義隊 振武軍 各国歴訪 帰国 再会 商法会所設立 大蔵省 春到来 新たな道 【著者】 茶屋二郎 本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青渕の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
  • 狩猟生活 2024VOL.17
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知恵と体力を総動員して獲物を狩り、解体して、おいしくいただく。 いまを生きる私たちが忘れがちな自給の世界が狩猟にあり、狩猟は連綿と続いてきた文化でもあります。 本書では、猟の楽しさ過酷さ、獲るための知識・技術、獲物の利活用法、食べ物が簡単に入手できる現代において狩猟で命をいただく意味などを丁寧に解説していきます。 また近年、人里近くに野生動物が接近して、貴重な草木や農作物の食害と人身被害が社会問題になっています。 その対策の最前線に立つ自治体やハンターたちの活動を取材し、現状をレポート。 すべての狩猟者たちに役立つ情報満載のムックです。 ■内容 【巻頭ドキュメント】 占冠村エゾシカ猟区入猟記(銃猟)/猟歴50年超! 77歳現役猟師の狩猟な生活(罠猟)/若き元料理人ハンターが高級ジャーキーづくりに挑む(罠猟)/生け捕り罠猟師がつくる極旨ジビエ(罠猟)/見切りの大事さ(銃猟)/いい締めくくりのシーズン終猟日(空気銃猟) 【特集】獣種別罠の使い方超基本 大型獣のくくり罠&小型獣類の箱罠 【短期集中連載】クマ最新事情《前編》ヒグマ 1対1で臨む羆撃ちの世界 話=久保俊治/ヒグマの基礎知識 教えてくれた人=佐藤喜和/羆撃ち、アイヌ民族を研究する学者、ヒグマを育て上げてきた飼育員が考察する。ヒグマの“心”を探る 写真・文=黒田未来雄 【注目企画】 ・【対談】飯島将史×田口洋美 マタギとは ・小堀ダイスケ 今日から覚えるライフルのこと ・北尾トロ 知っておきたいジビエの旬 【連載ほか】 ジビエは地域を救えるか17富山県の挑戦/鉛弾2025 2野生生物の鉛曝露のメカニズム 文=山﨑晃司/全国銃砲店&狩猟関連ショップ、射撃場情報/クマの本 文=武重 謙/千葉県有害鳥獣捕獲 協力隊の隊員募集/イベントレポート/全国猟期一覧/ハンティングを快適にする道具たち/ギアレビュー/狩猟のあれこれ15/プロが教える 狩猟用ナイフのシャープニング/モノづくりの現場を訪ねる16 温故知新 ブラジリアン鍛冶屋は地域を救う 石川県金沢市/やす工房 写真・文=田中康弘 ほか *すべて予定です。変更の場合があります。
  • 昭和十六年 早川元・沖縄県知事日記
    4.0
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第5弾。 著者は石川県金沢市出身でありながら、学生時代に沖縄に魅せられて、本土復帰前の1967年に沖縄の新聞社である琉球新報社に入社し役員まで歴任した野里洋氏。現在は沖縄ケーブルテレビで報道番組も担当している。 本書は著者が記者時代に書かいた処女作である。 早川元氏は第25代沖縄県知事である。昭和16年1月に熊本県総務部長から沖縄県知事に転任し、大分県知事として転出する昭和18年7月まで約2年半にわたってその任にあった。 昭和16年というと、15年戦争の中で対米戦争へと拡大していく年であり、沖縄戦への助走の年であった。その時期の沖縄に関する資料はほとんど焼失しており、早川元の日記は貴重なものである。本書は早川元の子息が保管していた昭和16年の1年分だけの日記を提供してもらい、当時の朝日新聞・沖縄新報の知事関連記事とともにまとめたものである。 「本書は、昭和十六年、太平洋戦争勃発時の第二十五代沖縄県知事・早川元氏の『日記』である。当時の資料は沖縄戦でほとんど消失しており、沖縄の最高責任者が書いた『知事日記』は、資料的に極めて価値が高い。本来なら『沖縄県史』に収められるべきものである。本書には『知事日記』とともに手紙や当時の新聞も併記、戦争前の沖縄の政治、社会情勢を知るうえで、貴重な書である。(1985年当時作品紹介文より)」
  • セルフ・エーと社長のひみつ ~創業者大島公一が本音を語る!~ おしえてシリーズ🄬教えてセンパイ! 石川県金沢市版
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    1巻1,980円 (税込)
    この本は、社会で活躍している大人たちの「ホンネ」を課外授業形式で皆さんに伝える本です。 また、学校で行われるキャリア教育の授業に先生たちが役立てて頂くことも考えて制作、編集しました。 そこでこのシリーズでは、一足先に大人になって社会で活躍しているセンパイたちに、今取り組んでいる仕事の紹介とともに「子どもの頃に学校の授業で学んだ学習内容が今の自分にどのように役に立っているのか」の本音を語ってもらいました。 「学校の勉強は大人になったらどのような形で役立つのか」という、皆さんが最も興味を持っている疑問にも、本音で答えてもらいました。 センパイたちの本音を知ることが出来るこのシリーズは、学校での学びが将来の自分にどのようにプラスになるのか、将来の自分が社会に貢献し、活躍しているイメージを持つことが出来るよう、センパイたちのありのままの考えや経験がストレートに伝わるよう、工夫もしました。 学校の授業からは決して知ることが出来ない「センパイたちからの課外授業」をぜひ聞いて下さい。
  • 戦国ディレクター 仙石権兵衛秀久 四人の天下人を支えた男
    -
    「無」を掲げ、天下の大事を裏方として支え続けた『戦国ディレクター、仙石権兵衛秀久』の隠された歴史物語。 激動の戦国時代において、織田信長と羽柴秀吉など、名だたる四人の天下人に支えた武将、仙石権兵衛秀久。信長の影武者とも伝え聞くほど天下人に最も近い存在でありながら、その功績や実態の多くは歴史に刻まれることなく、その豪傑なみなりからは想像もつかない歴史上最もミステリアスな武将とも称されている。本書は指物(旗)に自ら「無」を掲げ、歴史に残る数々の天下統一の大事編を、裏方として管理・統制し、生涯をかけて支え続けた『戦国ディレクター、仙石権兵衛秀久』の隠された歴史を記した物語である。 【目次】 ミスト 初陣 永楽通寶 無の時代 家康の家臣 国替え 関ヶ原へ 上田藩 あとがき 【著者】 茶屋二郎 本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青淵の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
  • 天上の麒麟 光秀に啼く 誰が織田信長を殺したのか?
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    本能寺の変の隠された謎を解く歴史ミステリー小説、光秀は信長を殺していなかった。真の黒幕を解明する。 本能寺の変の真犯人像を新しい視点で解明する歴史ミステリー小説。信長は武田征伐の後、本能寺の茶会に徳川家康を誘うが息子信秀には家康暗殺を命じる。また秀吉にはその後の徳川領への侵攻を命じていた。一方信長の無二の腹心であった光秀には朝廷から天皇廃絶を公言していた信長誅殺の勅命が下っていた。しかし信長は闇の勢力によって一足早く本能寺で殺されてしまう。そのため光秀は逆に謀反人にまつりあげられるが、家康は光秀の家臣斎藤利三の助けで一命をとりとめる。山崎の戦で秀吉に負けた光秀は家康の元へ去る。 【目次】 ミスト 米俵 中国攻め 有岡城 対決 摂津の戦 馬揃 御幸の間 武田攻め 上洛 本能寺 人生五十年 安土の天子 山崎の戦 逃亡 あとがき 【著者】 茶屋二郎 1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「若き血に燃ゆる」(リベラルタイム)「青渕の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)などがある。
  • 東京大学に3人の子どもを入れた 強い脳をつくる育て方
    -
    「お金がない」「シングルマザー」「地方在住」の 「3ナシ状態」から子ども3人を東大へ! 成功の秘密を、お金の問題含めすべてお話しします。 ◆本書「はじめに」より抜粋 私は石川県金沢市在住のシングルマザー。 1人で学習塾「スクールオーク」を営み、 「お金ナシ、シングルマザー、地方在住」の「3ナシ状態」で3人の子どもを育て、 その3人ともが東大へ進学しました。 「子ども3人ともが東大!  しかもお金がないシングルマザーで地方からどうやって東大に?」 と思われたのではないでしょうか。 高学歴だけが良いことではないことは十分にわかっていますが、 それでも日本では学歴がまだまだ「切り札」になります。 その中でも「東大」というカードは、 自分が行きたい世界に行くための、夢を叶えるための 「切り札」になるのではないかと思います。 もしあなたが、 「うちは、お金がないから」「地方に住んでいるから」「シングル親だから」と、 子ども達の進学をあきらめかけているとしたら、 ぜひこの本を最後まで読んでいただきたいと思います。 どんなことに気をつけたら子どもの学力が伸びるのか、 私の経験を含めて色々お話ししています。 しかも、そのすべてが、お金をかけずに、 暮らしの中のちょっとした工夫や取り組みでできることばかりなのです。 もちろん、お金がある東京在住の方にとっても、 日常生活の中で使えるヒントをたくさん書きました。 子育て中の方であれば子育てのヒントに、 ご自身が学生さんであれば勉強していく上でのヒントに、 きっとなるはずです。
  • 遠く永い夢(上巻)−本能寺 信長謀殺の真実−
    完結
    -
    明智光秀は本当に小栗栖の竹藪で果てたのか? もし生き延びていたのなら……戦国末期の大事件。隠された真実を解き明かす長編歴史小説。 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で一躍注目の明智光秀。『天上の麒麟 光秀に啼く』で本能寺の変の真犯人像を解き明かす歴史ミステリーを書き上げた茶屋二郎。その原点は本書にあり! 100人を超える登場人物の生きざまをリアルに描き切った渾身の作品。明智光秀は本当に死んだのか? 生き延びて、天下分け目の関ヶ原を戦い抜いた影の男だとの真相はいかに。 【目次】 主な登場人物 起の巻 侍 庵 / 阿弥陀ケ峰 / 奔 流/ 佐和山 無 道 / 江戸へ / 決 意 / 東 進 /上 坂 人 質 /覚 悟 / 火 災 承の巻 米 俵 / 上月城 / 鬼ケ嶽城 / 摂津の国 バテレン / 対 決 / 海 戦 / 春の恋 逃 亡 / 長 浜 / 狂 気 / 嫉 妬 馬ぞろえ / 中国攻め / 鳥取城 御幸の間 / 年賀の会 / 武田自刃 高松攻め / 焦 燥 / 上 洛 / 謀 反 思 案 / 本能寺前夜 / 連歌興行 本 心 / 人生五十年 【著者】 茶屋二郎 本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青渕の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
  • 日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?
    5.0
    親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた、訣別と希望と勇気の100通 児童虐待の相談件数はこの25年間で100倍に増え、 5日に1人の割合で虐待によって子どもが命を落としています。少子化を憂える一方で、子どもの人権や命が軽んじられている、それが今の日本の現状です。本書は、親に書いた手紙という形式によって、当事者の過酷な親子関係を世に伝え、子どもの人権が守られない日本の現状に100石を投じます。 【目次】 はじめに—不当ながまんを強いられる子どもたち  Ⅰ 気づく 私にも意志がある いけにえ プレゼントはゴミ箱に 見えないんだよ 衣食住の権力者 ほか Ⅱ 戦う できるなら惨殺したい サンタさんへのお願い 殺さない理由 毒のゴミ箱 見捨てるのは怖い ほか    Ⅲ 出あう  お母さんは知らない 思い出すと苦しい 「おまえは悪魔だ」 死んだら負け お父さんの殺し方 ほか Ⅳ 変わる あなたを捨てます 私の親は仏様 気づくのが遅すぎた 殴られても蹴られても ねじ曲げられた私 ほか 「ほか」 選者解説 壮絶な痛みと苦しみを経て 東 小雪 「ありのままの姿」をさらす親たち 信田さよ子    おわりに 勇気ある行動によって    STOP! 児童虐待100プロジェクト 謝辞 本書の出版を支援してくださったみなさんへ    応募手紙の全文と編著者のメッセージを閲覧・視聴する方法 【著者】 CreateMedia Create Mediaは、フリーライター今一生(こんいっしょう)が編集者として活動する際の名称。今一生は1965年、群馬県に生まれる。千葉県立木更津高校卒、早稲田大学第一文学部除籍。1997年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』の三部作をCreate Mediaとして企画・編集。「アダルトチルドレン」ブームを牽引する。Create Media の編著書には『子どもたちの3.11』(学事出版)、今一生の著書には、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)などがある。 信田さよ子 臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長。1946年、岐阜県に生まれる。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待に悩む人たちやその家族のカウンセリングを行っている。 東小雪 元タカラジェンヌ、LGBTアクティビスト、株式会社トロワ・クルール取締役。1985年、石川県金沢市に生まれる。実父からの性虐待を告白した著者『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)を2014年に上梓。LGBTや性虐待をテーマにした講演・支援活動を展開している。
  • 「目的思考」で学びが変わる─千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    ■既成概念にとらわれず、「社会で生きる力」をのばし育てる教育。その実践と未来を追う 首相官邸や国会議事堂にほど近い、千代田区平河町にある区立麹町中学校。古くから名門として知られるこの中学の校長になって5年目の工藤勇一がいま、日本の教育界を大きく揺さぶり続けている。口ぐせは「目的と手段をはき違えるな」。 定期テストや宿題を廃止し、固定担任制をやめて全員が担任になる「全員担任制」を導入、社会で生きるためのスキルとモチベーションを高めるための「麹中メソッド」や外部企業や専門家などをまきこんでの「オープンイノベーション」……既成概念を打ち破り、ビジネス的な手法をも大胆に導入して、公立中学としては画期的な改革を次々と行っている。この改革で子どもたちはどう変わったか、また目指すものは何か、工藤校長へのインタビューと周辺取材で解き明かす。 [目次] 第1章 世の中まんざらでもない。結構大人って素敵だ! <特別対談(1)> 青野慶久氏(サイボウズ株式会社代表取締役社長) 第2章 行政まで動かした改革者の横顔 <特別対談(2)> 木村泰子氏(大阪市立大空小学校初代校長) 第3章「自律」の力を身につけた生徒たち 第4章 保護者も、学校を変えられる <プロフィール> 工藤勇一(くどう・ゆういち) 1960年山形県生まれ。東京理科大学卒。山形県・東京都の中学校教諭、新宿区教育委員会指導課長などを経て、2014年4月より現職。現在は安倍首相の私的諮問機関である「教育再生実行会議」の委員をはじめ、経産省「EdTech委員」、産官学の有志が集う「教育長・校長プラットフォーム」発起人など多数の公職についている。 【著者】 多田慎介(ただ・しんすけ) 1983年、石川県金沢市生まれ。個人の働き方やキャリア形成、企業の採用コンテンツ、マーケティング手法などをテーマに取材・執筆を重ねている。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『「目的思考」で学びが変わる──千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦』(2019年2月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 闇塗怪談 消セナイ恐怖
    -
    幼少期から続く件との縁。夢に出てくる赤錆びた鉄扉の向こうに何が…? 金沢の営業マンが見聞きした実在の恐怖と怪奇。オール書下ろし! 石川県金沢市に実在する会社で営業マンとして働く傍ら、夜な夜な自らが見聞きした恐怖体験をブログに綴る怪談サラリーマン・営業のKがおくる最新実話怪談集。 東北の祖父の家にある立ち入り禁止の蔵。忍び込んだ子供らはその後…「蔵」、 ツーリングで意気投合したライダーの左腕にある傷。それは一族の業を背負う呪いの証だというが…「目印」、 身投げの曰くのある古井戸に降りてみた男を襲う恐怖…「井戸の中へ」、 幼少期に件を目撃して以来続く奇妙な夢。やがて夢は現実に…「件というモノ」他、 著者入魂の全編書き下ろし! 著者について 石川県金沢市出身。 高校までを金沢市で過ごし、大学4年間は関西にて過ごす。 職業は会社員(営業職)。 趣味は、バンド活動とバイクでの一人旅。 幼少期から数多の怪奇現象に遭遇し、そこから現在に至るまでに体験した恐怖事件、及び、周囲で発生した怪奇現象をメモにとり、それを文に綴ることをライフワークとしている。 勤務先のブログに実話怪談を執筆したことがYahoo!ニュースで話題となり、2017年「闇塗怪談」(竹書房)でデビュー。 好きな言葉は、「他力本願」「果報は寝て待て」。
  • るるぶ石川 能登 輪島 金沢 加賀温泉郷'24
    完結
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    ※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。本書ではP29金沢21世紀美術館の「カラー・アクティヴィティ・ハウス」、「ブルー・プラネット・スカイ」の写真にマスクがございます。 この電子書籍は2023年7月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。 石川県の旬なスポットやお店を完全網羅。 グルメ、おみやげ情報も満載の1冊です。 <主な特集内容> 【巻頭特集1】 5つの感動体験!石川癒やし旅 ・絶景 ・アート ・温泉 ・パワスポ ・伝統工芸 【巻頭特集2】 モデルプラン ・金沢&能登1泊2日ゴールデンプラン ・おすすめドライブ2コース 【エリア特集】 ◆金沢 ・金沢美食 ・金沢みやげ ・ひがし茶屋街のスイーツ&カフェ ・必見スポット 21世紀美術館、兼六園、近江町市場、金沢百番街 ◆加賀温泉郷・小松 ・山代温泉・山中温泉の厳選宿 ◆能登 ・幸せいっぱい能登グルメ ・必見スポット 輪島朝市、白米千枚田、大本山總持寺祖院 etc. 上記のほか、各エリアの名物グルメ、注目宿情報も満載です。 【掲載エリア】 石川県,金沢市,兼六園,金沢21世紀美術館,ひがし茶屋街,香林坊・片町,近江町市場,金沢駅周辺,山代温泉,山中温泉,片山津温泉,粟津温泉,小松,和倉温泉,七尾,輪島,羽咋,志賀,珠洲,能登島

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