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高い志しと信念を貫いた渋沢栄一の熱き青年期の軌跡を描いた歴史小説。
武蔵の国深谷の農家に生まれ、尊王攘夷運動に身を投じた血気盛んな青年渋沢栄一が、いかにして日本経済の礎を作るきっかけを得たのか。幕末から明治という激動のさなか、歴史的偉人たちとの交流や派遣で訪れたフランスでの学びなど、高い志しと信念を貫いた渋沢栄一の熱き青年期の軌跡を描いた歴史小説。
【目次】
ミスト
藍の花
義憤
結婚
勘当
仕官
奉公
慶喜拝謁
帰郷
幕臣取立
海外渡航
巴里万博
革命前夜
彰義隊
振武軍
各国歴訪
帰国
再会
商法会所設立
大蔵省
春到来
新たな道
【著者】
茶屋二郎
本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青渕の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
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