ポーツマス作品一覧
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3.7ニューハンプシャー州の港町ポーツマスでオークションハウス〈プレスコッツ〉を営むジョシーは、ある日地域の警察署長アルヴェレスの訪問を受ける。家財の買取を依頼され、出張鑑定をした老富豪グラントが自邸で殺されたのだ。最愛の父の死をいまだ引きずるジョシーだが、自らが容疑者らしいと悟っては、行動せずにはいられない。家財リストに載っているルノアールの絵が屋敷から見つからないことを出発点に、仕事と並行して調査を進めるが――確かな審美眼を持つ腕きき女性オーナーが主人公となる、アンティーク×ミステリの新シリーズ第1弾。
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4.01740年9月18日、軍艦5隻を中心とした小艦隊がポーツマスを出港した。そこには、かつての商船から大砲28門を備えた六等艦へと生まれ変わった「ウェイジャー号」と250人の乗組員の姿もあった。スペインのガレオン船を追うという密命を帯び、意気揚々と出発した艦隊だったが、航海は凄絶を極め、謎の伝染病で多くが死に至り、南米大陸南端を航行中ついに嵐に飲み込まれてしまう。隊からはぐれ、無人島へと流れ着いたウェイジャー号の乗組員たち。そこで繰り広げられたのは、悲惨な飢えとの戦いだった。武器や食料を奪い合い、殺人や人肉食にまで及ぶ者が現れ、それでも極限状態を生き延びた者たちは、やがて対立する二組に分かれて島を脱出する。骨と皮になり果てながら母国へと帰還した33人を待ち受けていたのは、非情なる裁判だった。絶海の孤島に隠された真実とは? 彼らが犯した真の罪とは?全米で300万部を突破した『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』著者が、生存者の日誌や証言をもとに、ウェイジャー号の運命を克明に描き出す。アメリカ、イギリス、フランスでベストセラーになったサバイバルノンフィクション。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 アメリカ東部の中心都市・ボストンの観光スポットはもちろん、大リーグ・レッドソックス、ボストン交響楽団などのエンタメ情報からシーフードに代表される名物料理まで、旅を楽しむ情報が満載の1冊。そして、アメリカ建国の歴史と豊かな自然に彩られたニューイングランド地方6州を紹介する唯一のガイドブックです。 ●特集 01 絶対外せないボストンで楽しみたい9つのこと 02 古都ボストンを感じる散歩道ビーコンヒル 03 ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウエイパークを楽しもう 04 今、ボストンでも話題のボストン近郊で楽しむブリュワリー巡り 05 必ず持って帰りたい! ニューイングランド地方のおみやげ 06 そのエリアならではのアクティビティ ニューイングランド地方でしたい7つのこと 07 マサチューセッツ州の紅葉を楽しむモホークトレイル 08 ニューハンプシャー州の紅葉を楽しむカンカマガスハイウエイ 09 脈々と受け継がれる一族のレガシー トラップ・ファミリー・ロッジ ●ボストンのおもな見どころ 【ダウンタウン】ボストンコモン、旧州議事堂、クインシーマーケット ほか 【ウオーターフロント】ニューイングランド水族館、ボストン現代美術館 ほか 【ノースエンド】ポール・リビアの家、オールドノース教会 ほか 【チャールズタウン】USSコンスティテューション号、バンカーヒル記念塔 ほか 【ビーコンヒル】マサチューセッツ州議事堂、チャールズ通り、科学博物館 ほか 【バックベイ】200クラレンドン、トリニティ教会、バークリー音楽大学 ほか 【サウスエンド】サウスエンド 【フェンウエイ】ボストン美術館、フェンウエイパーク ほか 【ブルックライン】ジョン・F・ケネディの生家 【ケンブリッジ】ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学 ほか 【サウスボストン】ジョン・F・ケネディ・ライブラリー、アダムズ国定歴史公園 ほか ●ニューイングランド地方6州ガイド 【マサチューセッツ州】レキシントン、コンコード、セーラム、プリマス、ケープコッド、ナンタケット島、マーサス・ヴィニヤード、ニューベッドフォード、スターブリッジ、ノーザンプトン、バークシャー地方 【メイン州】メインビーチズ、ケネバンクポート、ポートランド、フリーポート、アケディア国立公園 【ニューハンプシャー州】カンカマガスハイウエイ、ホワイトマウンテンズ、湖水地方、ポーツマス、マンチェスター 【バーモント州】トラップ・ファミリー・ロッジ、バーリントン、ストウ、マンチェスター、ベニントン 【ロードアイランド州&コネチカット州】ニューポート、ハートフォード ●旅の準備と技術 旅の情報収集/旅の予算とお金/旅の持ち物/出入国の手続き/現地での国内移動/チップとマナー/旅のトラブルと安全対策 ほか ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
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4.3歴史は「人間」を中心に描かねばならない――このことを日本の歴史は忘れている。日本人は歴史好きな国民だ。しかし日本の歴史学者が描く歴史は面白くない。「学問的」=「科学的」という学問観に支配され、人間という「曖昧なもの」よりも、モノや制度という「客観的」なものに視点を置くからである。しかし、モノや制度を動かすのは「人間」であり、見るべきは人間の「心」なのである。唯物主義に徹して数々の過ちを重ねた二十世紀を超えて、今、日本の歴史が大きく復権する時を迎えている。「モノ」ではなく「心」を中心とした日本の歴史とはいかなるものか? 【内容紹介】守らねばならない「ぎりぎりのもの」/ペリー来航がもたらした「日本の覚醒」/日清戦争に見た国家存立の気概/三等国が超一等国の大英帝国との同盟に成功/日露戦争は「独立戦争」だった/ポーツマスで勝ち取った国家の理念/……。人間を中心に描いた日本の近現代史の扉がここに開く!