電撃文庫 - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧
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5.0★★電子書籍書き下ろし特典小説『夜、出歩く』を収録★★ とある「事件」からクラスで浮いていた赤沢公親は、ある夜、深窓の令嬢然としたクラスメイト、野添瑞希とコンビニで遭遇する。 ばっちりキメたギャル姿の彼女と。 学校でのイメージと大きく異なる瑞希。周りから求められる“清楚な自分”ではないことを気にする瑞希だったが、「好きな服を着ることは正しい」と公親が肯定したことからふたりの奇妙な関係がはじまる。たまにコンビニで瑞希と過ごす穏やかなひと時。そんな誰にも言えないふたりきりの秘密の時間が心地よく――。 普通でありたい公親とギャルになりたい瑞希の、穏やかな恋の物語が幕を開ける。
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5.0普通の高校生・海以蒼太が乗る電車には、他校の美少女が乗っていた。冷たい態度で他人を寄せ付けない【氷姫】──東雲凪。それが彼女の名前。ある日蒼太は彼女が痴漢に遭っているのを目撃し、勇気を振り絞って彼女を助ける。その次の日、彼の前に彼女が再び現れて……。 「電車に乗っている間、傍にいて……欲しいんです」 友人がいないという彼女のお願いを断る事が出来ず、蒼太はそれを引き受ける。彼女にとって初めてで、たったひとりの”お友達”になる事を。 「一番は海以君って決めてましたから」 世界でたったひとり、自分にだけ甘く溶けていく他人に冷たい【氷姫】。蒼太は彼女と”お友達”であり続けられるのか──。
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5.0いつものファミレス――そこは、親の再婚でなんとなく家に居づらくなった俺の逃避先。家族と無理に過ごさずにすむ、自分だけの居場所。 そんなファミレスでいつも見かけるクラスメイトの加瀬宮小白は、誰とも馴染まない孤高の美少女。どうやら彼女も家に居場所がないらしい。ひょんなことからお互いの秘密を語り合った俺たちは、遅く帰るためのアリバイを作る《ファミレス同盟》を結ぶことになって……。 その日から俺たちは、お互いがありのままでいられる関係になり、退屈だったファミレスでの時間は小白と愚痴り合う楽しい時間になった。 「「―――明日の放課後、いつもの店に集合で」」 放課後のファミレスで、今日もふたりの帰らない理由探しが始まる。
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5.0「友達から聞かれたんだけど……蒼汰ってどんな子がタイプなの?」 悩める高二男子・瀬高蒼汰はある日、幼馴染で片思い相手・藤白乃愛から珍しい相談を受けていた。 「乃愛……! まさかそれって……」 「ち、ちがっ、これはトモダチの話だからね!?」 この手口なら、恋愛に疎い蒼汰でも知っている。 〈〈“友達の話”で始まる恋バナは、たいてい本人のことである!〉〉 ――つまりは乃愛も蒼汰のことが!? と思いきや後日、蒼汰は他の女子から告白されてしまう。まさか本当に“トモダチの話”だった? でも乃愛はグイグイ甘えてくるし……“トモダチ”って一体誰なんだ!?
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5.0世界一のツンデレ愛好家を自負する俺は、気がつけば異世界の暗い森に埋まっていた。助けてくれた銀髪ツリ目美少女にお礼を言うと―― 「べ、別に、あんたのために助けたわけじゃないわ!」 これは……ツンデレ構文! っていうか、俺の身体が杖になってる!? 至高のツンデレぶりを見せる彼女・ステラは聖女学園の生徒で、この聖法の杖(俺)の持ち主らしい。もう一生推すしかない! まずは人間に戻らなきゃ、と、この異世界を司る女神様のもとを訪ねたんだが――邪悪な魔女ステラを殺すのです――願いを叶えるためには推しを殺せって……?? 素直になれない“推し”か、異世界の平和か。そんなの答えは決まってるだろ? ツンデレ少女とその杖(俺)の出会いが異世界の命運を左右する、禁断の学園ファンタジー開幕!
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4.5容姿端麗、学業優秀、スポーツ万能、金持ちの家に生まれ、超美人の姉妹までいる。順風満帆な人生を送る千秋には悩みがあった。 なぜか! ま~ったく女の子にモテない! 生まれてから一度も恋をしたことがない! 高校では心機一転、女子にちやほやされる日々を送ってみせる! そう誓った翌朝、目覚めた千秋は女の子になってしまっていた。自慢の外見を失ってしまった千秋は大ショックを受けるが、鏡で見た「わたし」の姿は、めちゃくちゃ可愛い! さっそく妹に見せびらかしに行く千秋だったが、女子にモテモテな双子の妹・楓の身にも、とんでもない異変が起こっていて―― これは埼玉県が誇る美少女三姉妹の次女、千秋ちゃんによる――まったく恥ずかしくない堂々たる初恋の物語である。
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4.4数多の強敵を打ち破り、波乱の高校生活に幕を下ろした司波達也。彼は新たな野望の実現のため動き始めていた。 一般社団法人『メイジアン・カンパニー』。 達也が専務理事に就任したその組織の目的は、魔法適性はあるものの実用レベルに至らない存在、メイジアンの人権保護の実現。魔法師が兵器ではなく人間として生活できる新時代へ向け、達也は大学生ながら、確実に歩みを進めていた。 戦略級魔法師を凌駕する影響力を持つ達也の動向は、当然ながら世界中から注目を集める。USNAにある魔法師の結社『FEHR』から、達也の動向を探るべく刺客が送り込まれ……。 司波達也の新たな伝説が幕を開ける――。
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3.7【カクヨム年間総合ランキング1位獲得の超人気作がついに書籍化!】 通り魔に殺され転生した少年・イツキ。 彼が転生したのは人を襲うモンスター《魔》が存在している日本――しかも魔法を駆使してモンスターを討滅する《祓魔師》の一族だった! 祓魔師の子は《魔》に狙われやすく、弱ければ再び殺されてしまう。 だからイツキは決意した。強くなる――もう二度と、死なないために。 最強を目指し赤ちゃんの頃から魔法の練習を積み重ね……気がついた。 「しまった……努力しすぎた……」 努力しすぎて凡人なのに最強に!? 規格外の力で魔をことごとく打ち倒す、努力無双ファンタジー開幕!
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-☆第8回カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ部門・特別賞受賞作☆ 目標もなく大学にも進学せずフリーターを続けていた宮坂類。ひょんなことから、疎遠になっていた幼馴染の彩花に誘われ、彼女がVTuberとして活動する配信に出演することに。そして……よくわからないうちにその配信が超神回認定で大バズリしていた! 成り行きでVTuberデビューを果たした類は、V仲間と遊んだり、視聴者からイジられまくったり、好きなゲームをみんなに褒められたり――学生のころに得られなかった青春を取り戻していく。そしてもちろん、青春には可愛い幼馴染との恋愛がつきもので…… 「類はさ、昔から優しくて、かっこよくて、私にとっては今でもね――」 無自覚な超神回から人生逆転、新人V男子の青春やり直しライブ配信!
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-城壁都市バルディウム、ここはどこかの薄暗い部屋。 少年・ノーマンは拘束されていた。 どうやら俺はこれから尋問されるらしい。 語るのは、感情を力に換える異能者《アンロウ》について。 そして、『涙花』『魔犬』『宝石』『妖精』。名を冠した4人の美しき少女とバケモノに立ち向かった想い出。 「とっとと倒して、ノーマン君。帰ってイチャイチャしましょう」 「……いや、君にも頑張ってほしいんだけど?」 全くやる気のない最強で最凶な彼女たちの欲望を満たし、街で起こる怪事件を秘密裏に処理すること。 これこそが俺の真なる使命――――のはずだった。 だが、いまや俺はバルディウムを混乱に陥れた大罪人。 魔法も、奇跡も、幻想も。この街では許されないようだ。 でも、希望はある。どうしてかって? ――この〈告白〉を聞けばわかるさ。 第30回電撃小説大賞最終選考会に波紋を呼んだ、異色の伝奇×追想録。 ラスト、世界の均衡を揺るがす少年の或る〈告白〉とは――。
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-ゾンビになっても未来は明るい。人間の時よりも元気な身体になるし、宇宙飛行士(※酸素や新鮮な食料を必要としないゾンビは、宇宙船や月面基地での仕事に適しています)にだってなれる。 ゾンビだって恋をする。バレンタインデーにはクラスの気になるあの子に、ライバルより高級なゴルゴンゾーラ(※ゾンビは新鮮な食品を嫌いますが、発酵食品は人間と同じものを食べられます)をあげたい。 ゾンビ誕生から「歴史完成」に至る、人間とゾンビの宇宙興亡千年史! ※2519年6月20日「新人類憲章」の成立により、長年差別的であるとされてきた「ゾンビ」という呼称は廃止されました。本書では当時の時代背景と本書の資料的意義を考慮し、一部表現をそのまま掲載しています。
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-「……大っ嫌い!」 「奇遇だな。おれもだ」 かつて敵対する異能力者の組織に属し、反目し合う目的のために抗争を繰り広げていた二人。 《羽根狩り》の異名を持つ犀川狼士(さいがわろうし)と、《白魔》と呼ばれる最強の異能力者・柳良律花(なぎらりつか)。 血で血を洗う毎日を過ごし、まともな社会経験のない二人だったが…… 「ろうくん、大好きっ」 「俺もだよ、律花」 組織解散後はなぜかイチャコラ付き合った上に結婚していた! 憎さ余って可愛さ100倍? いまや、毎朝会社に行く際に玄関で「いってらっしゃい」のチューをするくらいバカップルを地で行く夫婦。 だが夫にはただひとつだけ悩みがあった。 それは、妻と一度も寝床を共にしたことがないということ……要するに彼は既婚者なのにいまだ童貞であったのだ! これはそんな夫が数々のトラブルに巻き込まれながらも、 身持ちのお堅い妻との愛を深めるため、今日も必死にアプローチを続ける艱難辛苦の物語である。