講談社選書メチエ - 新刊(1ヶ月以内)の検索結果
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-すべては一匹の犬との出会いから始まった――。思いがけず犬を迎え入れることになった著者が過ごした、にぎやかで愛おしくも、ちょっぴり切ない日々を綴った哲学エッセイ。犬たちの他愛ないイタズラや、人生の転機、そして別れ……彼らとともに過ごすことで起きた大小さまざまな出来事を、英米哲学研究の第一人者でもある著者ならではのまなざしで描く。日常生活のすぐ隣に、こんなにも豊かな哲学の世界が広がっていることを教えてくれる。 「余は、大王のアレクサンドロスだ」という名乗りに「そして俺は、犬のディオゲネスだ」と答えた哲学者シノペのディオゲネス。「犬儒派」は、「キュニコス派」の訳であり、この紀元前4世紀ころの古代ギリシアの哲学者の名とともに知られている。犬儒派は価値の逆転を真骨頂とする哲学の潮流である。 「犬儒派」を宣言する本書は、ディオゲネスからさらに一歩進んで、犬の目線で世界を眺めることを提案する。 犬のまなざしで見ると、世界はどのような姿をしているのか。人間が動物とともに生きていくとは、どのような営みなのか――。哲学研究者である著者ならではのユーモアあふれる珠玉のエッセイ。 【本書の内容】 はじめに 序 哲学を選んだことの本意・不本意 第1章 しずかと牛若の日々 第2章 キュニコス派と犬儒派、そして「犬に酔える哲学」 第3章 「ハチ公物語」と犬儒派の哲学 第4章 犬儒派哲学への道のり おわりに 文献表
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-16世紀後半から17世紀のスペイン。カタルーニャの反乱、ポルトガル貴族の蜂起、スペイン陸軍の敗北、フランスとの戦争、英国やオランダの海賊強襲、屈辱的な平和条約締結に、経済の破綻と、国内外に悲惨な事件が続き、巨大帝国が一気に傾きつつあるとき、空前絶後の「演劇ブーム」が起こっていた! 国王から庶民まで、階級も貧富の差も飛び越えて、人々が同じ劇場に集まるという事態。 しかも観客のヤジは壮絶で、少しでも作品が気に入らないと口汚い罵声が飛び、舞台にモノを投げ、観客同士で喧嘩まではじまる始末。 大衆演劇派と古典演劇派による、劇作家同士の嫉妬や足の引っ張り合いも日常茶飯事。 いったいなぜ、彼らはこれほど「演劇」に執着したのかーー? 不安と不吉の影におびえながら演劇に熱狂していく人々の騒がしくも愚かしいスペイン演劇世界を、当時の社会や空気を多数の文献を踏まえて活写する! 目 次 はじめに 1 スペイン黄金世紀の祝祭 2 劇作家を志望したセルバンテス 3 マドリードの劇場風景 4 観客という凄まじい怪物 5 大衆演劇賛否両論 6 怪物劇作家ロぺ・デ・ベーガ 7 文壇の対立といじめ 8 時代を象徴する宗教劇 9 スペイン演劇にみる名誉の実態 あとがき 索引 参考文献 図版/図版複写元