アドレナライズ作品一覧

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  • 透白の殺意
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    1巻495円 (税込)
    男女の愛憎が殺人の連鎖を引き起こす  桐内製薬本社副作用情報室。ファックスが一枚の副作用が疑われる死亡報告書を流し出した。それは本当に副作用が原因の死なのだろうか。それとも……。  一件の死亡報告は、人間の欲望と愛憎を赤裸々に晒し出していく序章に過ぎなかったのである。  真相はどこに? 犯人は? そしていつ始まったのか?  美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第1弾!  現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。 ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 全身麻酔
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    1巻495円 (税込)
    全身麻酔中に覚醒した患者が聞いた言葉とは…?  国立O大学医学部付属病院。閉ざされた空間・手術室で一人の患者が執刀されていた。 「この患者は誰なんだっ?」  執刀医以下、その取り違えを知っているのは病院関係者たちのみ。全身麻酔の術中に覚醒してしまっていた患者を除いては……。  医療現場の闇と権力抗争、そして生と死の狭間にゆれる患者を、現役医師が描き出した衝撃の本格医療サスペンス。 ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 潜む闇
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    1巻385円 (税込)
    この恐怖からは、死んでも逃れられない  あなたは霊の存在を信じますか?  心霊現象を見たことがありますか? 「見たくても見えない」という人もいれば、「見たくないのに見てしまった」という人もいます。  本書に収められている16の体験談。これらを信じるも信じないも、あなた次第です。しかし、この本に関わったがために、人生が狂ってしまった人間は、確かに存在します。  ……覚悟がなければ、この禁断の書を読んではいけません。 ・招く手 ・どこから音が? ・便利な案内 ・憧れの東京? ・彼はもう死んでいる ・百発百中 ・憑いてますよ ・ラブホにて ・雨の家 ・警備の友 ・机の花瓶 ・夏祭りのおもひで ・乗ってきたのは ・夢に出てくる顔 ・古い器 ・残された原稿 ●上之屋幸永(かみのや・ゆきなが) 1972年生まれ、千葉県出身。学生時代は江戸川乱歩にはじまり、菊池秀行、栗本薫の愛読者として、恐怖・猟奇ものに目覚める。その後、クトゥルフ神話に傾倒し、ホラー小説を乱読。大学時代はホラー映画ファンとしてマニアックな趣味に没頭。卒業後、広告代理店、出版社勤務を経てフリーライターに。携帯サイトにてホラー短編の執筆を開始。他に、ホラー映画評論なども行ないつつ、心霊実録などを収集。現在では、神話、民間伝承、など興味が広がっている。
  • 眠れぬ夜の怖い話
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    1巻385円 (税込)
    見てしまった人の恐怖体験をあなたに  心拍数が上がる、恐怖の心霊現象を徹底取材。  ふとしたきっかけで「見えてしまった」話が多く、案外、霊感などまったくなかった普通の人が多いようです。  しかし、その“きっかけ”が何なのかは、人それぞれ。  そう、例えばあなたにとってはこの電子書籍がきっかけである、という可能性も否定できないのです。  ……本書に収められた短編16本を読み終えた時、あなたが立っているのは、もはやこの世ではないかもしれません。 ・握りしめたその手 ・扉の向こう ・穴二つ ・常連客 ・DVDの記憶 ・本当の家族に ・パチンコ屋奇談 ・足に残ったアザ ・夢の中の憎しみ ・近づく影 ・消失 ・雨宿りの傘 ・手術室の前 ・壁の向こうに ・肝試し 仕込み編 ・肝試し 始末編 ●上之屋幸永(かみのや・ゆきなが) 1972年生まれ、千葉県出身。学生時代は江戸川乱歩にはじまり、菊池秀行、栗本薫の愛読者として、恐怖・猟奇ものに目覚める。その後、クトゥルフ神話に傾倒し、ホラー小説を乱読。大学時代はホラー映画ファンとしてマニアックな趣味に没頭。卒業後、広告代理店、出版社勤務を経てフリーライターに。携帯サイトにてホラー短編の執筆を開始。他に、ホラー映画評論なども行ないつつ、心霊実録などを収集。現在では、神話、民間伝承、など興味が広がっている。
  • 黄色い玩具の鳥
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    1巻495円 (税込)
    失踪した友人の妹、そして複雑に錯綜する男女の関係…  23年前の早朝、“私”は、ある友人の電話で起こされた。数日前に街で見かけた、友人の妹・礼子が失踪したという。母親の頼みで礼子を探し始めた私は、その追跡行の果てに礼子を見つける。しかし彼女は、ナイフで背中を刺されて死んでいる父親の横で、手首を切って倒れていたのだった…。  また、その前夜、私の大学時代の友人だった影山が新宿のアパートで殺されていた、というニュースが流れた。数日前に、私が街で見かけた礼子と一緒にいた男、それは間違いなく影山だった。一体、影山と礼子にはどんな関係が…?  影山の勤める建設会社は、礼子の父親が勤める「加藤建設」と、入札を巡って激しい闘いを繰り広げていた。加藤建設の創業社長は10年前に建設現場で事故死している。今は妻のまさ江がオーナー社長として君臨しているが、実権は専務の黒沢が握っているという。  私は、これらの事件になにか関連性がありそうな気がしてならなかった……。 ●十河 進(そごう・すすむ) 1951年、香川県生まれ。1975年に中央大学文学部文学科フランス文学専攻を卒業し、出版社に入社。広告写真誌『コマーシャルフォト』副編集長、カメラ誌『フォト・テクニック』編集長などを経て、現在は常務取締役。1999年からメールマガジン『日刊デジタルクリエイターズ』にコラム『映画と夜と音楽と…』を連載。それをまとめた『映画がなければ生きていけない1999‐2002』『映画がなければ生きていけない2003‐2006』(水曜社)によって第二十五回日本冒険小説協会特別賞『最優秀映画コラム賞』を受賞。2010年に『映画がなければ生きていけない2007‐2009』(水曜社)を刊行。
  • 太陽が溶けてゆく海
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    1巻495円 (税込)
    ネットで囁かれる、16年前に自殺したアイドルの死の真相とは!  専門誌出版社に勤める“私”は、ある日、世界的な企業である東京品川電機広報部長の神田に呼び出され、副社長の豊田と引き合わされる。神田から見せられたのは、16年前に自殺した早崎アンナの死の真相を巡る、ネット掲示板での応酬だった。そこには、早崎アンナの失恋相手が、当時、東京品川電機広報部で彼女の担当だった現部長・神田だと書かれていた。  かつて、写真誌編集部にいた私は、神田と組んで東京品川電機のCMタレントだった早崎アンナをグアムで撮影した。そのロケの2週間後にアンナが自殺したのだった。私にとっても、辛く悲しい、忘れられない事件である。  フリーペーパーの制作発注と引き替えに神田と豊田の依頼を受け、ネットの書き込みをした犯人を探るため、私は東京品川電機の社員を調べ始める。だが、そこには、次期社長の椅子を巡る派閥の熾烈な争いが……。 ●十河 進(そごう・すすむ) 1951年、香川県生まれ。1975年に中央大学文学部文学科フランス文学専攻を卒業し、出版社に入社。広告写真誌『コマーシャルフォト』副編集長、カメラ誌『フォト・テクニック』編集長などを経て、現在は常務取締役。1999年からメールマガジン『日刊デジタルクリエイターズ』にコラム『映画と夜と音楽と…』を連載。それをまとめた『映画がなければ生きていけない1999‐2002』『映画がなければ生きていけない2003‐2006』(水曜社)によって第二十五回日本冒険小説協会特別賞『最優秀映画コラム賞』を受賞。2010年に『映画がなければ生きていけない2007‐2009』(水曜社)を刊行。
  • 愚者の夜・賢者の朝
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    1巻495円 (税込)
    娘を喪った男が化粧品業界の闇を暴くセンチメンタル・ハードボイルド  アートディレクターの外村は、4年前の悲劇からまだ抜け出せず、苦悩していた。  4年前の渋谷で、トルエン中毒の少年が改造銃を乱射したことにより、愛娘を喪ったのだ。  ある日、外村は、娘とそっくりな手の専門モデル・佑子に出逢う。だが、撮影後に佑子を送った外村は車を降りたところで、謎の男たちに囲まれてしまう。  佑子の父親は、通販を中心に急成長した新興の化粧品会社の研究員だったが、会社の金と新製品のデータを持ったまま行方不明になっていた。その父親の消息を求めて、化粧品会社に雇われたリサーチ会社の男が、佑子を見張っていたのだ。  化粧品の広告にたずさわってきた外村は佑子の父親の調査を始めるが、そこで知ったのは自然素材の化粧品に大麻が使われているという事実だった。佑子の父親は、大麻研究者の資格を持ち、新製品を開発していたのだ……。 ●十河 進(そごう・すすむ) 1951年、香川県生まれ。1975年に中央大学文学部文学科フランス文学専攻を卒業し、出版社に入社。広告写真誌『コマーシャルフォト』副編集長、カメラ誌『フォト・テクニック』編集長などを経て、現在は常務取締役。1999年からメールマガジン『日刊デジタルクリエイターズ』にコラム『映画と夜と音楽と…』を連載。それをまとめた『映画がなければ生きていけない1999‐2002』『映画がなければ生きていけない2003‐2006』(水曜社)によって第二十五回日本冒険小説協会特別賞『最優秀映画コラム賞』を受賞。2010年に『映画がなければ生きていけない2007‐2009』(水曜社)を刊行。
  • 超「快眠」法
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    「眠れない」「昼ねむい」「スッキリしない」を…全面解決!  ストレスで眠れない、プレッシャーで眠れない、出張先で眠れない、手足が冷えて眠れない、夜中や早朝に目が覚める、徹夜をして眠れなくなった、パソコン仕事で眠れなくなった、いびきや寝汗をかく……そんな悩み、ありませんか?  しっかり睡眠をとっていれば、仕事の能率はグンとアップ、気分爽快でプライベートも充実していきます。  本書に掲載されている、“ぐっすり快眠”のコツとノウハウを実践しましょう。あなたの人生が大きく変わるかもしれません。 第1章 「眠れない!」 1 ストレスが原因の「眠れない!」 2 身体症状が原因の「眠れない!」 第2章 目覚めがスッキリしない! 1 寝起きを爽快にするコツ 2 目覚めの1分間超簡単エクササイズで活動開始! 3 昼間の眠気を撃退して、夜の快眠をものにする! 第3章 夜中に何度も目が覚める! 1 何度でもぐっすり眠るコツ 2 生理現象で目覚めたときの対処法 3 寝ている間、何かがおかしい! 第4章 仕事が原因で眠れない! 1 深夜勤務も徹夜仕事もこれで克服! 2 出張や仮眠もこれで安心! 第5章 ちょっとした工夫と安眠グッズで極楽快眠 1 快眠を誘う寝室の環境・インテリア 2 熟睡をもたらす寝具・ナイトウェア 3 あると便利な快眠グッズ・眠りにいいものいろいろ 監修:三輪恵美子(みわ・えみこ) 東京都生まれ。1994年、実践女子大学大学院修士課程修了。同大学研究室、高等学校家庭科教員を経て、西川産業株式会社の研究機関である日本睡眠科学研究所へ。同研究所開設(1984年)以来、質のいい睡眠と目覚め、より快適な寝床環境の調査と研究に従事。快適な寝具の開発も手がける。実践女子大学生活環境学科講師、アメニティ・プランナー。著書に『ふとんと眠りの本』(三水社)、共著に『睡眠環境学』(朝倉書店)、『睡眠障害』(日本評論社)、『最強の睡眠法』(小学館)など多数。
  • 太平洋大戦争
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    開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記  中国大陸での権益をめぐり、アメリカと対立する日本。両国の水面下では決戦準備が、着々と進められる。  そして一九三一年三月、パナマ運河を航行中の「明石丸」の大爆発を契機に、日米決戦の火蓋は切って落とされる。勢いに乗る日本海軍は、激戦の末、フィリピンを陥落、続いて、グアムをもその手中におさめる。  度重なる失態に突き上げられた米海軍は、かつてない大規模な艦隊を率いて太平洋に出撃。そして、日本の背後に忍び寄る、ソ連の影…。  1925年(大正14年)、つまり実際の太平洋戦争が始まる16年前に執筆された、幻の傑作架空戦記が、ついに登場!  この当時では世界最高レベルの軍事知識の持ち主であった著者が、フィクションの形を借りて自身の見解を披露したのが本書である。  山本五十六に真珠湾奇襲のヒントを与えたといわれる“日米未来戦記”……その結末やいかに。 ●へクター・C・バイウォーター 1884年、ロンドン生まれ。幼少時から軍艦マニアで、十歳の時に日清戦争における日本海軍の行動について投稿した論文が専門誌に掲載される。渡米後は『ニューヨーク・ヘラルド』紙の記者となり、第一次大戦中は英国海軍の諜報員として活躍した。 訳者:林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。 『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。 訳者:清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。 著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。
  • 神秘の月光浴
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    成功、勝利、愛、幸福を手にすることができる月の光のパワー 「……人の意識が進化すようとするとき、心の内側のスクリーンに、ひとつのヴィジョンが映し出される。成功、勝利、愛、幸福、どれでも手にすることができる。それらを成就するためには、月の光の下で心からリラックスし、自分が自分らしくあることを望むだけでよい。月光浴とは、心の中心から進化のエネルギーを呼吸することなのだ」(本文より)  1か月に4回、誰にでも平等にその瞬間は訪れる…。  新月、上弦、満月、下弦。特別なパワーを持った月の光を浴びる「月光浴」。光のない新月の夜でも、ぶ厚い雨雲に覆われた夜でも大丈夫。自分を変えたいと思った時、疲れやストレスから解放されたいと願う時、夢を実現させたい時…、静かに目を閉じ、深く呼吸をしながら、頭上からさらさらと降りそそぐムーンライト・シャワーを感じてください。神秘的な月の光があなたの望みをかなえ、あなたにチャンスと思いがけないプレゼントを与えてくれます。 「月光浴」のヒーリング効果をいち早く日本に紹介した幻の名著が、電子書籍版でよみがえる! 第I部 月の力の神秘性  1 月はすべての生命を支配する  2 月光浴は人間性を回復する  3 月と人間の関わり 第II部 月光浴で未知の自分に出会う  1 月が生活に及ぼす影響 個人の体験例から  2 本当の自分に帰るための月光浴(基礎編)  3 自己実現のための月光浴療法(応用編) ●三村寛子(みむら・ひろこ) 1948年、横浜生まれ。1973年、イギリスヘ留学。ロンドンインターナショナルスクール・コマーシャル科に学んだ後、ニューヨークヘ渡り企業プランニングに従事。その間、メディテーションを体得し、各個人に内在する創造性に気づく。コンセプトプランナーとして、セールスプロモーション戦略、企業の新事業開発および人材・組織のコンサルティングとカウンセリング、執筆活動等を通じて、新しい時代へのアプローチをはかる。著書に『瞑想感覚』『スーパー・メディテーション』(大陸書房)、『ビジネス未来論』(たま出版)、『ビジネスマンの超意識革命』(駸々堂出版)、訳書に『光の手(上・下)』(バーバラブレナン著、加納眞士共訳、河出書房新社)、『インディアンの大予言』(サン・ベア&ワブン・ウインド著、加納眞士共訳、扶桑社)、『花の神殿』(キース・モーズレー著、パトリシア・ウィットカー絵、大日本絵画)など多数。故人。
  • 新折伏鬼の野望
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    1巻385円 (税込)
    暴走する宗教団体を見つめる、主人公の思いは…  そのあまりに過激な内容のために長らく絶版、古書店ではプレミア価格がついていた、幻の作品『折伏鬼(シャクブクキ)』。本書では、そこに収録されていた中篇「虚構の覇者」「会長の野望」を収録。 ・「虚構の覇者」  聖護道会が国立競技場で催す“新世紀の祭典”まで、あと一週間ほどだった。このセレモニー的要素の濃い大体育ショーに懸ける、会のとりわけ男女青年部の意気ごみには、まさに鬼気せまるものが感じられる。それは例年の体育祭とはちがう、ある思惑が働いているからだった……。 ・「会長の野望」  聖護道会の動静のなかでも、わたしは河田大介のそれに、執拗すぎるほどの関心を寄せて注目していた。というのは、わたしが脱会を決意するにいたった動機の大部分は、河田大介個人に対する不信の念で占められていたからで、それもただ単に不信の念というだけではかたづけることのできない底深いものであり、大げさに言えば河田を謗法者としてとらえていたのである……。  ある宗教団体に題材をしており、主な固有名詞は変名となっている(山口利三郎、多田皓聖、河田大介、石原敏夫、中島晃助、聖護道会、聖道新聞、暁出版、前進党、小説・生命哲学など)。  直木賞作家の自伝的青春小説。  また、巻末には、新たに執筆した著者入魂の「あとがき」が収録されており、こちらにも注目したい。 ●志茂田景樹(しもだ・かげき) 静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。
  • 真・大東亜戦争(1)
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    World War I 1915 帝国陸海軍欧州ニ征ク  一九一四年(大正三年)七月、オーストリアとセルビアにて戦争が勃発。ほどなく戦火は、ヨーロッパ全土へ広がり、世界大戦へと拡大した。  三年後、日本も積極的な参戦をすべく歩兵師団をフランスへ派遣し、また巡洋戦艦「金剛」を中心とする援英艦隊を送り込む。今回の参戦には、帝国陸海軍のエリート将校たちに近代戦を実地体験させ、新時代の指導者をつくるという日本軍首脳部の思惑があった。  翌一八年三月、ロシア革命後に誕生したソヴィエト政府と停戦を実現したドイツ軍が攻勢に出る。崩壊した英軍のあとを受けて日本陸軍はよく戦ったが、ついに壊滅的な打撃を被り、戦線離脱を余儀なくされた。一方、海軍もドイツ艦隊を蹴散らすが、「金剛」をUボートに沈められる。  若きエリートたちは、近代戦の恐ろしさをまざまざと知った。  ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆した、大長編・架空戦記、その第1巻の登場! ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。 『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。 ●清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。 著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。
  • 今さら誰にも聞けない日本語 からだ言葉編
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    “目からウロコが落ちる”ような知識が満載! 「知らぬ顔の半兵衛」「五臓六腑に沁みわたる」「目くじらを立てる」…。日常で使われている言葉には、人のからだに関連することわざや慣用句がいっぱい!  えっ? どれもよく知ってる言葉ばっかりだって?  じゃあ「半兵衛」って誰のこと? 「五臓六腑」ってどこを指す? 「目くじら」ってどういう意味? 言葉は知っていても、語源や正しい意味は意外に知らないもの。  本書では、意外に多い「体の部位」の名称がつく言葉たちに注目。読めばきっと役に立つ“からだ言葉”をたっぷり紹介します。 ●日本語探検クラブ(にほんごたんけんくらぶ) 語源、ことわざ、四字熟語、難読漢字、死語、新語、うっかり誤用、おかしな敬語、とんでも誤植…などなど、日本語の面白さと奥深さに魅了された人々が集結してできたグループ。ライター、編集者、作家、プロデューサー、サラリーマン、OL、主婦、学生ほか、構成メンバーの顔ぶれは多彩。日本語へのこだわりと大いなる探求心をいかんなく発揮している。
  • 1日1回ひねるだけ!自分でできる「骨盤矯正」ダイエット
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    12の体形別でわかりやすい、ゆがみ直し体操!  体のゆがみは、体を支える背骨から始まり、体全体へと広がっていきます。背骨は、体を支える大黒柱。大黒柱がゆがめば、体全体がゆがみ、さまざまな障害が生じてしまいます。反対に、背骨がキレイで元気なら、美しく健康でいられるのです。  1日1回、ひねるだけ! ゆがみ直し体操ですっきりモテ美人になりましょう。 第1章 体を変えれば、気持ちも変わる!  「ゆがみ」は体の危険信号  体がゆがむといろんな不調を招く  体がゆがむと心もゆがむ!  背骨は柔軟だからこそ、ゆがみやすい  背骨がゆがむと太るってホント!?  定期的に開閉する女性の骨盤  仙骨と尾骨のゆがみも不調の原因  「骨盤矯正体操」でアンチエイジング!  「すっきりモテ美人」を目指しましょう!  コラム1 反対側を使おう! 第2章 12の体型でわかる性格と体の特徴  あなたの体型は、あなたを映す鏡  あなたの「生まれつきの体型」をチェック!  あなたはどのタイプ?  今日の「お疲れゆがみ」をチェック!  コラム2 よい睡眠で若返る 第3章 12の体型別・1日1回ひねるだけ! 松岡式「骨盤矯正」ダイエット体操  1日たった1分でゆがみも気分もスッキリ!  陽にも陰にも傾き過ぎない体を目指そう!  体操を行う前にチェック! 6つのルール  コラム3 スッキリ美人の習慣 第4章 悩み別・らくちんケアで美人をつくる!  1 ダイエットに効くパーツ別おすすめ体操  コラム4 魅力的なお尻の作り方  2 つらい痛みに効く体操&ケア  3 女性に多いトラブルに効くケア&体操  4 心の悩みに効くケア&体操  コラム5 毎日をイキイキ過ごすヒント ●松岡博子(まつおか・ひろこ) アケビ均整院主宰。身体均整法学園で身体均整法を学ぶ。高田馬場の治療所で、均整師として活躍。高い治療実績をあげている。著書・監修本に、『骨盤ゴロ寝ダイエットハイパー』(世界文化社)、『ホルモン調整で病気が防げる治せる知恵とコツ』(主婦の友社)、『病気知らず!ゆがみとり背骨体操』(青春出版社)、『腰・ひざ・肩・くびを楽にする本』(主婦の友社)、『冷え取り気血ストレッチ』(PHP研究所)など多数。
  • 新黙示録 北辰の秘宝
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    1~7巻495円 (税込)
    黄金の埋蔵地をめぐって闇の死闘が始まる!  横浜と神戸で華僑の大物二人が殺され、時を同じくして平凡な主婦が二人蒸発した。  蒸発人の調査を依頼された弁護士・加西浩一は手がかりを求め、九州国東(くにさき)半島へ飛ぶ。  そこで加西は、秘宝探しのグループに出会い、謎の詩篇を見せられる。詩篇に隠されている国東の寺院を解明すると、一つの星座が浮かび上がり、黄金の埋蔵地がわかった。  その秘宝と華僑殺人、蒸発妻は一筋の糸でつながっていた……。  呪術を操る怪人・東王子善鬼、全身が毛に覆われた獣人・熊王など、登場するキャラクターも個性的。スケールの大きいエンターテインメント作品である。 ●志茂田景樹(しもだ・かげき) 静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。
  • 私を抱いてそしてキスして エイズ患者と過ごした一年の壮絶記録
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    第22回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品  第22回大宅壮一ノンフィクション賞受賞の名作が、ついに電子化されました。  エイズ患者の実態を知ろうと、周囲の反対を押し切って、アメリカでホーム・ナース・ボランティアの資格を取得した著者は、やがて一人の黒人女性患者と生活を共にすることになります。  自らの内に潜む病への嫌悪感を乗り越え、患者たちと自然に接することができるようになるまでの苦闘と、そこに芽生えた友情を描いた感動のルポ。  また、本作品を原作として、1992年には佐藤純彌監督により、同タイトルで映画化(東映配給)もされています。 ●家田荘子(いえだ・しょうこ) 作家・高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。女優、ОL、セールスレディ、取り立て屋、編集アシスタント、ウェイトレス、コンパニオンなど10以上の職歴を経て作家に。小説、エッセイ、コミックの原作などの作品も数多く発表しているが、必ず本人に会って取材をし、真実を伝える「ノンフィクション」作品に定評がある。著作本は、125作品を超える。なお、著作本のうち、『極道の妻たち』など、30作品以上が映像化されている。1999年鹿児島最福寺で得度をし、2007年高野山大学にて伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受け、僧侶になる。
  • 「国防」がよくわかる本
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    法律・兵器・政治……その過去から現在へ  軍隊のない独立国は、日本も含めて数ヵ国にすぎません。ところが日本の防衛予算は英・独・仏をもしのぎ、しかも1990年の湾岸戦争、1999年の周辺事態法、そして2004年の自衛隊のイラク派遣を経て、その矛盾は劇的に深化しました。にもかかわらず、防衛論争は日米安保と憲法9条の範囲にとどまっています。  本書では、法律・兵器・政治を軸に、憲法制定から近年の調達疑惑まで、日本の国防問題の全貌を解き明かします。 第1章 軍隊を持たない国  終戦とは、いつのことか  「憲法より米だ!」  憲法は「押しつけられた」のか  第九条をめぐって 第2章 「警察力」とバズーカ砲  東西冷戦  二つの中国  二つの朝鮮  朝鮮戦争への道  警察予備隊 第3章 安保体制と自衛隊  朝鮮戦争後の世界  安保条約  保安隊とはなにか  保守政治家と自衛隊  安保闘争と自衛隊 第4章 三島由紀夫はなぜ死んだか  「違憲の軍隊」  治安出動はあり得たか  「脅威」の変遷  右翼と三島  警察官僚の時代 第5章 戦後レジームとはなにか  赤城構想と三矢研究  自民党政治と自衛隊  憲法と自衛隊と裁判所  護憲派の迷走 第6章 揺らぐ「平和国家」  知られざる改憲勢力  冷戦終結への道のり  日米同盟の危機  イスラム原理主義  サダム・フセインの戦争  作られた「湾岸トラウマ」 第7章 国防の、泣ける真実  自作自演の話  戦車の話  クルマの話  兵器輸出の話  福祉と「脅威」と震災の話 ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 告白 731部隊
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    発掘! いまも生き続ける細菌部隊の告白調書  1956年、中国撫順で「中華人民共和国人民法院特別軍事法廷」が開かれた。この裁判に先立って取り調べに応じた旧日本軍捕虜のなかに、元731部隊の隊員が数人いた。彼らは、自らの罪状を認め、すべてを告白した。  本書は、元731部隊の隊員たちの赤裸々な告白をもとに、731部隊が置かれた現地をなんども取材し、現存する関係者に証言を得たものである。自らの罪と引き換えに資料を売った一部幹部と違い、罪を悔いた隊員たちの悲痛な証言の数々である。また、電子書籍化にあたっては、多くのカラー写真・資料を追加している。  戦後も生きながらえた元731部隊の医学戦犯たちが、戦後の日本の医学、薬学界に君臨し続けた。世界一の長寿国といわれる日本人の健康は、あの731部隊の人体実験の犠牲者の血によって築かれたものともいえる。  元731部隊幹部たちの戦犯逃れと新たな結託「GHQ血液銀行」の存在が、のちに薬害エイズなどを引き起こす要因のひとつとなった。また731部隊の人体実験の成果が米軍に引き継がれ、新たな細菌兵器「貧者の核兵器」が第三世界に拡散している。  遺伝子工学を応用した究極の生物兵器の開発などにも関与する731部隊は、過去ではなく現代の、そして未来へと引き続かねばならないテーマである。
  • 好感度を上げる見た目の法則
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    心理学にもとづく「人に好かれる外見」とは?  見た目のちょっとした変化で人の印象はガラリと変わる。自分のしぐさや表情、態度、話し方、服装などが相手にどんな印象を与えているのか。初対面で相手の心をがっちりつかむにはどうすればよいか。  上手な自己アピールの仕方、好感度の上げ方、第一印象の法則などビジネスを有利に運び、より良い人間関係を築くための心理テクニックを紹介する。 第1章 第一印象の心理効果  1 人間関係は第一印象で決まる  2 相手の心を読む  3 相手の心をつかむ 第2章 相手の心に強く訴える  1 表情で引きつける  2 目や視線で訴える  3 ボディー・ランゲージという表現  4 しぐさやクセにご用心 第3章 相手の見る目を変える  1 服装で印象はこれだけ変わる  2 色、柄の心理効果  3 容姿を補う工夫と考え方  4 メガネ、ネクタイ、靴などの小物使い  5 男のセンスの磨き方 第4章 相手との距離感を縮める  1 心理的な距離の取り方  2 立つ位置、座る位置の戦略  3 本音を引き出す、気持ちを伝える 第5章 好印象を与えて次につなげる  1 印象をよくする話し方  2 「仕事ができる人」と思わせる  3 「また会いたい」と思わせる ●渋谷昌三(しぶや・しょうぞう) 1946年、神奈川県生まれ。学習院大学卒業、東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻。文学博士。山梨医科大学教授を経て、目白大学人間社会学部教授。非言語コミュニケーションを基礎とした「空間行動学」という新しい研究領域を開拓。
  • 払うな! 交通違反キップ
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    泣き寝入り厳禁! 無意味な反則金にNOと言おう  ドライバーなら、誰しも味わったことのある「あっ、きったねーなー」という取締り。違反行為を奨励するつもりはさらさらないが、多くのドライバーは、払わなくてもいい反則金を払わされているのです。「警察官に違反キップ」を切らせないためには、それなりのノウハウと知識が必要。  本書では、赤灯をつけずに取り締まりをしていた白バイ(=スピード違反)を叱り飛ばした、という伝説を持つ著者が秘訣をすべて教えます。
  • 原発・蛇頭列島
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    「震災と密航」は「蛇頭と原発」につながっていく  命と引き換えにしてまで次々と日本へ流れ込む密航者「東京チャイニーズ」。  祖国の村おこし、巨大ビジネスとして……刻々と変化する密航事情。本書では、福建、香港そして新宿・裏歌舞伎町の隅々まで徹底追跡し、闇に潜む蛇頭と不法滞在者たちの真実の姿を解明する。  また、2011年に起きた「3・11東日本大震災」と中国人密航者との関係にも言及。1995年の「阪神淡路大震災」と比較しながら、その闇を深くえぐり出す。  大震災の混乱は、“手配師”の目には大きなビジネスチャンスに見えていた。  阪神淡路大震災のドサクサに紛れて、機能を失った神戸港から、密航者が多数上陸した。  そして16年後、フクシマの原発事故処理現場には、中国人が潜入しているという噂があった…。  阪神淡路大震災から3・11東日本大震災にいたる16年の日本社会を「出稼ぎ密航者」と「原発ムラ」という「見えない外部」から、日本社会のほんとうの姿を見てみようというのが、本書の趣旨である。 第1章 震災と密航者 第2章 福建発神戸行き 第3章 原発列島 第4章 東京チャイナタウン 第5章 眠らない街 第6章 原発手配師 第7章 結婚手配師 第8章 原発・地下ビジネス 第9章 蛇頭の天国 第10章 蛇頭の正体を見る 終章 フクシマから日本の荒野が見える ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。 主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人~小説・中国人犯罪~』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)などがある。
  • 原潜伊602号浮上せり (上)
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    日本とアメリカ、原子力爆弾の開発競争が激化して…  1944年10月。潜水艦の専門家、友仲技術中佐は、Uボートでドイツより2トンの酸化ウランを持ち帰った。帰国後、技術研究所へ異動となった友仲は、陸軍主導の原子爆弾開発の海軍側責任者を命じられる。  自らの手掛けた新型潜水空母・伊400型に心を残す友仲だったが、気休めに書いた原子炉の潜水艦利用の報告書に目をとめた第一潜水隊司令、龍泉大佐の「伊402に夕号炉(原子炉)を積みたい」という申し出に、技術者としての情熱を掻き立てられるのだった。  しかし、かたくなに決戦兵器・原子爆弾の開発を主張する陸軍の壁は厚く、海軍首脳も容易に動燃利用に傾きはしなかった。  落胆する友仲だが、日本軍部を震撼させた米国の原爆開発の報に事態は急転するのだった……。  第二次世界大戦時、日本海軍が原子力潜水艦を、アメリカが原子力爆弾を同時期に開発成功したら……という「if」が描かれた長編架空戦記、その上巻が登場!  潜水艦という「密室」でのスリルある攻防戦もさることながら、原子炉の仕組み、放射能による危険性、核兵器の恐怖、人間の道徳、科学者の苦悩など、注目すべきキーワードが並んでいることも見逃せない。 ●青山智樹(あおやま・ともき) 1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『バトル・オブ・ジャパン』(KKベストセラーズ)、『飛行戦艦「大和」出撃!』(経済界)、『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。
  • ようこそ観光ダンジョンへ
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    平和が戻ったはずのダンジョンに異変が?  かつて破壊神ガルヌガンウが封印された伝説の地メイズビルは、その迷宮を目玉とした、一大観光都市と化していた。王都への途上、この街に立ち寄った青年ジャスターは、そのあまりの軽薄さに憤慨する。が、そんな彼の眼前で破壊神が覚醒! 完全復活する前に迷宮の最深部に乗り込み封印せねば、世界が危ない!  だが、集められた討伐隊は、新人戦士のジャスターをはじめ、見習い魔法使い、大根役者、落ち目のアイドル、そして観光ガイド…。果たして世界の運命は!? ●葛西伸哉(かさい・しんや) 1965年、青森県生まれ。小説家として、ライトノベルと呼ばれる若者向けの作品を中心に執筆。ファンタジー、SF、アクション、時代伝奇、学園ものなど多様なジャンルを手がけ、極限状態でのシリアスな生と死を描いたものからパロディ満載のコメディまで、作風の幅広さには定評がある。著書は『エシィール黄金記』『アニレオン!』『パメラパムラの不思議な一座』『だめあね』(以上ファミ通文庫)『ブレスレス・ハンター』『無刃のイェーガー』『俺は天剣を掲げ/僕は飛竜と征く』(以上HJ文庫)『世界が終わる場所へ君をつれていく』『インポッシブル・ハイスクール』(以上MF文庫J)『ポチのウィニングショット』『サヴァイヴド・ファイブ』(以上GA文庫)ほか多数。
  • 花柳界用語辞典
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    お座敷遊びの言葉を現役芸者から学ぶ  芸者を呼んだ経験はありますか?  粋なお座敷遊びに興味はありませんか? 「床花(とこばな)」「一見(いちげん)」「芋助(いもすけ)」「地方(じかた)」「お茶を引く(おちゃをひく)」「ねんごろになる(ねんごろになる)」「太棹(ふとざお)」など、花柳界(芸者や遊女の社会)で使われる用語を学んでいれば、より至福の一夜を過ごせることでしょう。  本書は、現役芸者が教える、お座敷遊びのための用語辞典です。  日本伝統の艶文化を知るために、あるいは時代小説の副読本としても最適。  同著者の官能小説『艶々日記』とあわせてご一読ください。 ●冴月さくら(さえづき・さくら) 兵庫県神戸市出身。OLを経て1992年熱海で芸者になり現在に至る。サンスポ性ノンフィクション大賞特別賞を受賞。日本舞踊・狂言・茶道・鳴物・居合・書道と伝統芸能に通じ、官能小説のほかに恋愛のノウハウ本や能・狂言の解説も手掛ける。著書に、『30歳からの愛される作法』(泰文堂)、『能・狂言を楽しむ本』(主婦と生活社)など。
  • 医者の半熟卵
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    ビンボー医学生は六畳一間で風呂もトイレも電話もなし!  私立医大生は、外車を乗りまわして女性にモテモテという、世間の期待と固定観念がある。  しかし私は、六畳一間で風呂・トイレなし、テレビなし、電話なし、クーラーなし、車なし、おまけに女なしの生活を続けていた。  次々に講義の実習が始まる。ボロアパートの床が抜けそうなくらい本が増え、医師国家試験が近づいて……。  悲壮感に満ちた「医学生」をユーモラスに描く痛快エッセイです。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 1952年山梨県生まれ。作家、医学博士、神経内科医。聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、現在までに230冊以上を上梓。現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、年間10冊以上のペースで書き続けている。テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。
  • 午前3時の医者ものがたり
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    不眠不休で奮闘する夜間の救急病院!  医者になって5ヵ月目。深夜の当直医として、カルテをめくり一応見ているふりをするが、頭の中は真っ白。なんせ自分で診断して処方を書くというのははじめてだった。思わず叫びたかった。「医者、呼んでください」と。  それに当直でつらいのは、寝ては起こされ、寝ては起こされで、だんだん眠りにつけなくなることである。 「夜間の外来診察」をユーモラスに描く痛快エッセイです。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 1952年山梨県生まれ。作家、医学博士、神経内科医。聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、現在までに230冊以上を上梓。現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、年間10冊以上のペースで書き続けている。テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。
  • 医者の個人生活366日
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    お医者さんの一年ってこんなにタイヘン!  医者は毎日が修行である。新年を自宅で迎えたことのほうが少なかった。冷えたシャケ弁当を売店で買ってきて医局で一人、壁と話をしながら食べた。学会では、数時間その会場に軟禁状態であった。学生たちに老人医療の話をしたら、ポカンされた……。  時には医者であることに限界と疑問を感じながらも、多忙な生活に追われる「医者の一年」をユーモラスに描く、痛快エッセイです。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 1952年山梨県生まれ。作家、医学博士、神経内科医。聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、現在までに230冊以上を上梓。現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、年間10冊以上のペースで書き続けている。テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。
  • 愛の天使アンジー
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    1巻385円 (税込)
    働く女の幸せってなによ?  OLの杏子29歳。製粉会社の開発部に就職して8年。仕事にはそれなりの自負がある。だけどこのまま独身のお局になるのはイヤだし、かといって腐れ縁の彼との結婚にも踏み切れない…。  30の大台を目の前に、こころは宙ぶらりん。意味不明の不安にかられ、わけもなく泣きたくなったり、もしかしてプチ鬱?  そんなある日、杏子の前に、オカマの天使があらわれた。  すべての悩める働く女たちに、救いあれ。  悩めるOLたちに贈る、抱腹絶倒の“愛の福音”小説です。 ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。1963年5月19日山梨県生まれ。母は国語教師、父は美術教師。高校一年までを山梨県で過ごす。父の死後、母親の転勤にともない、高校二年からで東京三鷹・明星学園高等部に編入。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコースに進む。在学中は、ビデオアートとインスタレーション、ビデオドラマ作り、ドラマの台本、映画評執筆などに熱中する。卒業後、映画評、美術・トレンドのコラムから執筆活動を開始。その後ニューヨークに2年滞在し、NYのカルチャー情報を日本の雑誌に寄稿する傍ら、小説を書き始める。帰国後は、女性誌『クレア』の突撃ルポライターとして、数多くの体験記事を手がけ話題になる。29歳の時に『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。1980年代東京を舞台にした『ぼぎちんバブル純愛物語』は、現代日本人の経済と愛、女性の自立をリアルに描いた小説として話題になり、文化庁の現代日本文学の翻訳・普及事業の、JLPPに選ばれ、『TOKYO TANGO』というタイトルで翻訳された。現在イギリス、アメリカで発売中、ドイツでも同書と『LOVE&EAT』が翻訳中である。『地味めしダイエット』『愛しの筋腫ちゃん』『横森式おしゃれマタニティ』などの、女性の生き方をテーマにしたエッセイも定評がある。
  • 愛しの筋腫ちゃん
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    手術なんてイヤ! なんとかなんないのー?  子宮筋腫とむきあってるうちに、以前より体調も良く、そしてハッピーになっちゃった!  まだ子供を産んでいないのに、子宮筋腫を宣告された著者が様々な病院を渡り歩き、漢方や食餌療法など、あらゆる方法をトライ。  健康ってなに? 病気ってなに? そして幸せとは?  すべての筋腫持ちの女性に捧げる愛のメッセージ。  手術ギライの著者があの手この手に挑戦! 子宮筋腫との共存を模索する様子を赤裸々に綴った、笑いあり、涙ありのエッセイです。 第1章 筋腫治療ファーストステージ 第2章 筋腫治療セカンドステージ 第3章 筋腫治療サードステージ 第4章 筋腫治療ファイナルステージ ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。1963年5月19日山梨県生まれ。母は国語教師、父は美術教師。高校一年までを山梨県で過ごす。父の死後、母親の転勤にともない、高校二年からで東京三鷹・明星学園高等部に編入。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコースに進む。在学中は、ビデオアートとインスタレーション、ビデオドラマ作り、ドラマの台本、映画評執筆などに熱中する。卒業後、映画評、美術・トレンドのコラムから執筆活動を開始。その後ニューヨークに2年滞在し、NYのカルチャー情報を日本の雑誌に寄稿する傍ら、小説を書き始める。帰国後は、女性誌『クレア』の突撃ルポライターとして、数多くの体験記事を手がけ話題になる。29歳の時に『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。1980年代東京を舞台にした『ぼぎちんバブル純愛物語』は、現代日本人の経済と愛、女性の自立をリアルに描いた小説として話題になり、文化庁の現代日本文学の翻訳・普及事業の、JLPPに選ばれ、『TOKYO TANGO』というタイトルで翻訳された。現在イギリス、アメリカで発売中、ドイツでも同書と『LOVE&EAT』が翻訳中である。『地味めしダイエット』『愛しの筋腫ちゃん』『横森式おしゃれマタニティ』などの、女性の生き方をテーマにしたエッセイも定評がある。
  • 野茂、イチローはメジャーで何を見たか
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    サムライ大リーガー黎明期 「ブツけてやるから覚悟しな!」  メジャーにはメジャーの流儀がある! イチロー、佐々木、新庄らも洗礼を受けたアンリトゥンルール(暗黙の掟)を大公開。有名選手の日本では報道されないエピソードも多数掲載している。  本書を読めば、もっとメジャーリーグを楽しめて、野球を好きになるだろう。 1 「報復デッドボール」の意味とは? 2 打席で捕手のサインを盗み見てはいけない! 3 ビーンボールをくらったら直接殴り返してもOK? 4 判定に対する不満顔、抗議は御法度 5 ノーヒットノーランをバントで阻止するのはマナー違反 6 大量点差でリードしているときに盗塁するのはマナー違反 7 アンリトン・ルールが書き換えられた(?)佐々木の最悪登板 8 メジャーでも、新人は新人らしくしなければイジメられる 9 トレードマークの「赤を着て」ダメ出しをくらった新庄 10 ホームインベースを手でタッチし、不審がられた新庄 11 メジャー流ホームランを打つときの作法とは 12 どんな状況でも、取材を受けるのはメジャーリーガーの仕事 13 自分の成績や記録のことを言う選手は叩かれる 14 メジャー流トレードの仕方・され方 15 日本人選手の味方・バレンタイン監督は球界一の嫌われ者だった 16 えっ新庄が1番? 四球を選ばないイチローは是か非か? ●水次祥子(みずつぎ・しょうこ) フリーライター。1993~1995年にニューヨーク大学にてジャーナリズムを学ぶ。『週刊宝石』の契約記者として取材活動を始め、同誌の人気連載「OLの性」を担当。女性の恋愛や性について取材活動を続ける傍ら、スポーツ分野にもフィールドを広げ、1998~2005年には米国に在住し大リーグを取材。主な著書に『格下婚のススメ』(阪急コミュニケーションズ)、『シンデレラは40歳。~アラフォー世代の結婚の選択~』(扶桑社文庫)、『これから結婚するつもりですが、何か?』(阪急コミュニケーションズ)などがある。
  • マージャン革命 オーラス大逆転!
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    麻雀に学ぶ不況克服術! 「麻雀は人生の縮図である」という人が多いが、僕にとって「人生って、麻雀のようなものかな」といったほうが適当かもしれない…。  その打ち筋は「東大式麻雀」と呼ばれ、プロ雀士として積極的に各メディアに出演している井出洋介名人。  人生の局面を麻雀に置き換えて乗り越えてきた彼が、自らと麻雀について語る。  阿佐田哲也、高本公夫、小島武夫、古川凱章など、伝説の雀士とのエピソードも収録。  ビジネス書としても役立ち、エッセイとしても楽しめる本書には、「人生で勝つための成功哲学」が詰め込まれています。
  • ホームレスが流した涙
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    家族が恋しくなる、ホームレスにまつわる実話エピソード集  深刻な金融危機を発端とした企業のリストラ・派遣切りの結果、失業者が増加し、ホームレスの数は急増しています。彼らは、その経緯だけでなく、現在の生活、置き去りにした家族などさまざまな悲しい事情をかかえています。  本書では、著者がホームレスに密着取材。ともに生活し、真摯に話を聞き、彼らを通じて人の生き方・家族愛について見つめ直す人間ドラマをまとめています。 第1章 家族  許してくれた家族たち  最期に伝わった隣人の想い  犬に救われた2つの命  魔がさしてしまった瞬間  世界でいちばん小さい結婚式  車上でつき続けた無限の嘘  逃げた自分に対する後悔  父に逆らい続けて  果たして、30年ぶりの帰宅 第2章 仲間  上野の歴史と共に生きる  不幸の連鎖  脳溢血で潰えた夢  寒波に消えた小さな炎  若き野宿者の気付き  安らかに眠れる場所 第3章 他人  悩める若人の人生相談  ホストの行く末  見かけによらない若者たち  したたかで強い目を持つ人  暴力の代償  DVに耐えかねて  山谷で救われた日 ●村田らむ(むらた・らむ) 1972年生まれ。愛知県名古屋市出身。イラストレーター、ライターとしてさまざまな雑誌で活躍する。サブカルチャーやアンダーグラウンド、犯罪などに関する記事を扱うことが多い。特に10年以上続け、もはやライフワークとも言えるホームレスに関するルポは評価が高い。
  • 法廷が流した涙
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    家族が恋しくなる、裁判にまつわる実話エピソード集  裁判員制度が始まり、興味を持つ人が増えたとはいえ、普段、私たちは裁判や事件に縁がない生活を送っています。けれど、いつどんなトラブルに巻き込まれるのかは誰にもわかりません。  証言台に立った時、人は何を思い、何を語るのか。  本書は、罪を犯した人間、被害を受けた人間、またその家族たちを通じて、人の生き方・家族愛について見つめ直す人間ドラマをまとめています。 第1章 被告人が流した涙  二重介護の末に  償いの受け取り方  不法入国者  無理心中の決意  逃れられない過去 第2章 証人が流した涙  自慢の妹  最後の居場所  穂積橋が架かる時  家庭内暴力  夢をかなえる架空携帯 第3章 傍聴席が流した涙  悪魔の盛り場  従兄弟の裏切り  教師を続ける ●白木達也(しらき・たつや) 1978年生まれ。岐阜県出身。IT企業勤務を経て、出版・音楽などの企画制作会社「アローグ・プランニングス」代表。新聞・雑誌で、法律・事件に関する執筆の傍ら、法科大学院受験スクールでも講師を務める。
  • バギーラギーで出かけよう!
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    ロボットと宝探しは男のロマン!?  アーレイ・ネイスミスは、若いながらもバギーラギーの修理・整備では超一流! だが彼の生き甲斐は、「宝探し」。父から継いだ工場をほっぽり出して、宝を求めて冒険の日々である。  今日も今日とて、150年前に滅んだアンクスェル王国の財宝を求め、幼なじみのベッツィと共にトルレガ島にやってきたアーレイは、同じ財宝を狙う財宝探索のプロ、ディクサーらと、時には競い、時には協力しつつ、財宝に迫る。  しかし彼らの知らないところで、その財宝を巡る陰謀が動き出していた……。  小振りの自動車に、手足を生やしたような、ローテクの鉄の巨人“バギーラギー”が闊歩する冒険活劇。 ●葛西伸哉(かさい・しんや) 1965年、青森県生まれ。小説家として、ライトノベルと呼ばれる若者向けの作品を中心に執筆。ファンタジー、SF、アクション、時代伝奇、学園ものなど多様なジャンルを手がけ、極限状態でのシリアスな生と死を描いたものからパロディ満載のコメディまで、作風の幅広さには定評がある。 著書は『エシィール黄金記』『アニレオン!』『パメラパムラの不思議な一座』『だめあね』(以上ファミ通文庫)『ブレスレス・ハンター』『無刃のイェーガー』『俺は天剣を掲げ/僕は飛竜と征く』(以上HJ文庫)『世界が終わる場所へ君をつれていく』『インポッシブル・ハイスクール』(以上MF文庫J)『ポチのウィニングショット』『サヴァイヴド・ファイブ』(以上GA文庫)ほか多数。
  • パープル・ドリーム
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    1巻495円 (税込)
    愛する人との出会いと別れ、夢、年を重ねることの悲しさ  面白いもので、年配の人が若い人を十把ひとからげに、「今どきの若いもんは」と言うのと同じように、若い者も、年寄りのことはみなひと括りにして見てしまうところがある。(中略)高齢化の波とともに、老人問題は今、日本でも、目にし耳にしない日はないほどの、重要な問題になっている。けれども、そうした問題を論じる時、私たちは十把ひとからげをできるだけ避ける気持ちを持たなければいけないと思う。私には私の顔があるように、人にはみな、その人だけの大切な人生があるのだ。当たり前のことだけれど、ついつい私たちはそのことを忘れてしまう。(「あとがき」より)  本書は、お年寄りをテーマに、あふれる想いをしっとりとした筆致で描くハートフルロマン。表題作ほか10編の短編小説を収録。 ・パープル・ドリーム ・旅は道づれ ・上野毛辛夷 ・戻り春 ・行かなかった道 ・コンビニパラダイス ・靴下の中 ・たかが犬… ・アンビリーバブル ・七年目の氷解 ●神津カンナ(こうづ・かんな) 1958年、東京生まれ。作家、エッセイスト、コメンテーター。母は女優の中村メイコ、父は作曲家の神津善行。弟は画家の神津善之介。東洋英和女学院にて、幼稚園から高等部まで学び、1977年3月、東洋英和女学院高等部を卒業。同年5月に渡米し、9月サラ・ローレンス・カレッジに入学、演劇を学ぶ。著書『親離れするとき読む本』は、体験的家族論として注目され、ベストセラーとなる。その他、『美人女優』『パープル・ドリーム』『長女が読む本』『あなたの弱さは幸せの力になる』など著書多数。以後、執筆活動の他、テレビ・ラジオ出演、講演また、公的機関や民間団体の審議委員等も数多く務めて精力的に活動している。
  • ニッポン野球珍事件珍記録大全
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    もはや都市伝説!? おしっこ行きたくて試合を終わらせようとしたアノ審判  本書はそのタイトルが示すように、ニッポン野球にまつわる抱腹絶倒の珍エピソード集である。  勝負の世界は、なぜかくも多くの珍奇な出来事にあふれているのか。プレーの本質から逸脱した偉大な大記録があるかと思えば、偶発性が超人的な名プレーを呼び、はたまた不運としかいえない気の毒なプレーも生む。 「自分の名前を忘れていたあの監督って!?」 「トイレに行きたいばかりに早く試合を終わらせようとした審判!?」 「逆転サヨナラ満塁エラー!?」 「リリーフが完全試合した!?」 「負け投手でノーヒットノーラン達成!?」 「延長28回を両先発投手が完投!?」 「実況中継中におしっこに行きたくなったアナウンサー!?」  ……などなど、知られざる「ホントにこんなことあったの!?」という話題満載の決定版。 ・超自然編 ・天国と地獄編 その1 ・天国と地獄編 その2 ・生理現象編 ・野球人語編 ・ファイト!編 ・野球はゲイジュツだ!編 ・グランドの困った方々編 ・大漁編 ・ベースボール・イズ・マネー編 ・番記者編 ●織田淳太郎(おだ・じゅんたろう) 1957年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。著書に『「首都高に散った世界チャンプ」大場政夫』(小学館文庫)、『巨人軍に葬られた男たち』(新潮文庫)、『捕手論』『コーチ論』『医者にウツは治せない』(光文社新書)、『審判は見た!』(新潮新書)、『もう一度あるきたい』(文春ネスコ)など多数。
  • トンデモ美少年の世界
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    美少年、それは優雅で、そして危険な存在である  唐沢俊一が解き明かす、トンデモなくあやしい美少年ワールド。  三島由紀夫と渋沢龍彦の間にどんな関係が!? 「ショタコン」とは、いったい何なのか?  美少年の成り立ちから、その真実、そして美少年愛好者の知られざる生態まで。一般人をも魅惑する禁断の書。また、著者が新規に書き下ろした「電子書籍化にあたって」も収録。 ・ホームズ物語の暗喩 ・怪奇俳優友情物語 ・セピア色の解剖1 ・セピア色の解剖2 ・日陰に咲く熱愛 ・タモツ少年の恍惚 ・オールヌードのヒーロー ・制服と裸 ・日本初の美少年マンガ家 ・ウィトゲンシュタイン伝 ・『少年』のワガママ ・幻の同人雑誌『少年』 ・『マル美の闇鍋』 ・続・『マル美の闇鍋』 ・禁じられた炎 ・秘密の書棚から ・未検閲版・少年自身 ・悶え苦しむ美少年地獄の映画館 ・幻想の美少年王国 ・ショタコン・アニメ史 ・さまよえるオランダ人 ・超訳・根南志具佐 ・カルトに走る子供たち ・メスメリズムと健康法ブーム ●唐沢俊一(からさわ・しゅんいち) 1958年、北海道生まれ。作家、カルト物件評論家、コラムニスト。ベストセラー『トンデモ本』シリーズを生んだ「と学会」の創設メンバー。従来の学問体系からこぼれ落ちたB級知識をクローズアップし、多くの読者から支持されている。『古本マニア雑学ノート』(幻冬舎)、『トンデモ怪書録』(光文社)、『笑う雑学』(廣済堂出版)、『裏モノ日記』(アスペクト)、『スコ怖スポット』(ごま書房新社)など著書多数。テレビ・舞台への出演、作・演出など活動は多岐にわたっている。
  • ダイエットに賭ける女たち
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    女性が「痩せたい!」と思う本当の理由とは?  あなたはダイエットをしたことがありますか?  世の中には、本当にたくさんのダイエット方法があります。  しかし、本当にそのダイエットをして、痩せるのでしょうか。そして、痩せて幸せになれるのでしょうか。  水だけで1ヵ月過ごす女優、ゆで卵ばかり食べる女子高生、エステに800万円かけるバスガイド…。こんな“ダイエットな日々”をさまよう女性たちへのインタビューを収録。彼女たちがダイエットを目指す、その本当の理由は何でしょうか…? 第1章 痩せて「人生をリセット」したい女性たち 「痩せてる私」なら何をしてても楽しい  売れて芸能界の「勝ち組」になりたい  薬の副作用による激太りから脱け出したい  あきらめた夢の代わりに自信を身につけたい  成績に陸上のタイム……数字の呪縛から逃れたい 第2章 恋を「ダイエットの特効薬」にする女性たち  失恋での激痩せが招いた不妊を克服したけれど……  スタイルと一緒に昔の自信を取り戻したくて……  恋ほど効くダイエット法は見つからない 第3章 「ダイエット人生を駆ける」女性たち  エステに800万円かけた元バスガイド  人生日々、「ダイエットしたい」症候群  小学5年生から、ずっとダイエット漬け  危険な「ダイエットのしっぺ返し」を乗り越えて ●家田荘子(いえだ・しょうこ) 作家・高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。女優、ОL、セールスレディ、取り立て屋、編集アシスタント、ウェイトレス、コンパニオンなど10以上の職歴を経て作家に。小説、エッセイ、コミックの原作などの作品も数多く発表しているが、必ず本人に会って取材をし、真実を伝える「ノンフィクション」作品に定評がある。著作本は、125作品を超える。なお、著作本のうち、『極道の妻たち』など、30作品以上が映像化されている。1999年鹿児島最福寺で得度をし、2007年高野山大学にて伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受け、僧侶になる。
  • 信じることからはじまる愛
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    恋の落とし穴にはまって悩んでいる女性たちに  愛を素直に信じることができたら、なんて幸せでしょう。  なのに、いつの間にか芽生える不安、疑惑。  マイナスの感情にまどわされて、本当の自分を見失ってしまうこと、ありませんか?  愛を失いたくないから「ものわかりのいいふり」をする。「彼しか見えない生活」の先にあるのは?  だからこそ、「信じること」。それは相手のことだけではなく、そう決断した自分自身のことも……。  本書には、元気な恋を頑張っていくために、あなたに贈るメッセージがつまっています。 1 愛するほど心はなぜすれ違うの?  “ものわかりのいいふり”から不幸は始まる  重複恋愛はカッコいい?  「お金を貸したら最後」のタイプ  「嫌われたくないから」の間違い  ほか 2 「抱かれる幸せ」「抱かれない幸せ」  体で愛情をはかる危険  押し切られても、押してもダメ  体の相性はどこまで大切か  泣いてあやまる男ほど同じ過ちを繰り返す  恋の進展と体の関係  ほか 3 本心をそっと読むキーワード  「私のことをどう思っているの?」  彼が去ってしまうひと言  浮気の虫の対処法  ほか 4 “別れて正解”の恋もある  やさしくなった彼ほど二股が多い  「浮気の質」を確かめる方法  彼にとって一番の女性になる  マザコンにはこの手  ほか 5 この愛の欠点が見えてきたら  欠点をクセにする前に  先にズボラになるが勝ち  ギャンブルにはまる彼の操縦法  結婚したらダメになる時  ほか 6 「私だけの彼」という誤解  いつわりの恋  こんなコが遊ばれやすい  甘い言葉への疑い  刺激と安定、どっちを選ぶ?  彼と奥さんの愛の深さ  ほか 7 それでも、その人でいいの?  トラブルから見えてくるもの  うまくいく恋の兆候  長男長女はここを見定める  結婚前、結婚後  ほか ●家田荘子(いえだ・しょうこ) 作家・高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。女優、ОL、セールスレディ、取り立て屋、編集アシスタント、ウェイトレス、コンパニオンなど10以上の職歴を経て作家に。小説、エッセイ、コミックの原作などの作品も数多く発表しているが、必ず本人に会って取材をし、真実を伝える「ノンフィクション」作品に定評がある。著作本は、125作品を超える。なお、著作本のうち、『極道の妻たち』など、30作品以上が映像化されている。1999年鹿児島最福寺で得度をし、2007年高野山大学にて伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受け、僧侶になる。
  • 愛は変わるの?
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    愛したい、でも愛しすぎるのはこわい 「まさかの浮気に直面したら」「彼を失うそのひと言とは?」「都合のいい女はこうつくられる」「結婚する決断、しない決断」「悲しい結末が見えてきたら」…。  恋をすれば誰もが直面するさまざまな不安や悩み。  いつだって真っ正面から愛に取り組み、幾度の結婚で幸せを掴んだ著者が、自らの体験と取材をもとに、真摯に説く恋愛指南。生きのいい恋をするために、幸せになりたいあなたの愛の処方箋です。 1 「その愛を信じる」ことが怖いのは… 2 まさかの“浮気”に直面したら 3 “つきあいが長いのは、安心”なの? 4 体じゃなくて欲しいのは心なら 5 彼を失う“そのひと言”って? 6 自分を一つ大人にすること 7 失恋で素敵になる人の共通項 8 “たった一人”を愛せない辛さ 9 “都合のいい女”はこうつくられる 10 悲しい結末が見えてきたら 11 愛を深くする経験 12 年が離れるほど心が近くなる愛し方 13 その人に欠点を見せるタイミング 14 もう一人の誰かを好きになったら 15 結婚する決断、しない決断 16 いつまでも「愛してるよ」を言われたいなら 17 “ときめき”を失わない結婚はあるの? 18 “本当の幸せ”は自分で決めるもの ●家田荘子(いえだ・しょうこ) 作家・高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。女優、ОL、セールスレディ、取り立て屋、編集アシスタント、ウェイトレス、コンパニオンなど10以上の職歴を経て作家に。小説、エッセイ、コミックの原作などの作品も数多く発表しているが、必ず本人に会って取材をし、真実を伝える「ノンフィクション」作品に定評がある。著作本は、125作品を超える。なお、著作本のうち、『極道の妻たち』など、30作品以上が映像化されている。1999年鹿児島最福寺で得度をし、2007年高野山大学にて伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受け、僧侶になる。
  • 愛していればいいの?
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    愛すれば愛するほど、なぜか不安になる  さまざまなプロセスを経て、手に入れた愛、幸福の頂点にいる今。でもその瞬間から、不安の日々がはじまるのです。  彼に好きな人ができたらどうしよう、いつか飽きられるのではないか、この幸せもいつかは終わるのではないか……。愛すればこその不安をどう乗り越え、掴んだ愛を育み、持続させてゆくか。愛のスタートラインに立ったとき、やらなければならないこと、特別な存在になるための15の鉄則。  さまざまな愛のかたちを取材し、みずからも、愛に迷い、恋を見失った経験をもつ著者が、具体的かつ親身にアドバイス。ほんとうの恋がしたい、元気な恋がしたいあなたにおくります。 1 この人でなければ……の愛って? 2 ひと目で赤い糸を感じた時、しなければならないことがある 3 愛される可愛い甘え方とは… 4 嫉妬の呪縛から羽ばたける私になろう 5 浮気? 不倫? あの人を疑うより大切なこと 6 「会いたい」と自分から言えない恋 7 彼の特別な存在になるために 8 “離したくないあなた”に変わる経験 9 好きだから許す時、愛してるからつき放す時 10 「幸せにしてもらう」恋ではなくて…… 11 “ほんとうの恋してない歴”はもう卒業 12 より添った後のむなしさを知ったら 13 無口でなければ伝わらない言葉 14 その人が感じる“あなた”は一色ではない 15 愛することと、幸せになることの違い ●家田荘子(いえだ・しょうこ) 作家・高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。女優、ОL、セールスレディ、取り立て屋、編集アシスタント、ウェイトレス、コンパニオンなど10以上の職歴を経て作家に。小説、エッセイ、コミックの原作などの作品も数多く発表しているが、必ず本人に会って取材をし、真実を伝える「ノンフィクション」作品に定評がある。著作本は、125作品を超える。なお、著作本のうち、『極道の妻たち』など、30作品以上が映像化されている。1999年鹿児島最福寺で得度をし、2007年高野山大学にて伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受け、僧侶になる。
  • その愛でいいの?
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    ココロもカラダも元気な恋をしたい人たちへ  好きな人ができて、楽しいはずの恋が、いつのまにか辛くなっていたりしませんか?  恋の痛手からぬけだせない人、八方ふさがりの恋をしている人、引っ込み思案な自分がイヤという人。揺れる心をもてあましているあなたへ。  さまざまな愛のかたちを取材し、みずからも、愛に迷い、恋を見失った経験をもつ著者が、具体的かつ親身にアドバイス。ほんとうの恋がしたい、元気な恋がしたいあなたにおくります。 1 追いかける恋、追われる恋……愛のゆくえ 2 一生懸命尽くすか、可愛く甘えるか……大切な愛の結末 3 “あげた”から愛される?……抱かれることの罠 4 セックスとときめきの距離……ほんとうの「経験」 5 過去の恋から私をとき放つ方法……あなたを磨く心の痛み 6 引っ込み思案を魅力に変えて……恋に効く“ぽつりと一言” 7 傷つけることに鈍感になっていませんか……鋭すぎる言葉のナイフ 8 “結婚を決めた関係”はゴールではない……結ばれることの意味 9 その愛はなぜ届かないか……男性“風船”説 10 シンデレラ・エクスプレスを降りるまで……絆は、信じること 11 さみしさは浮気では埋まらない……愛の虚ろも真実 12 ひとは過去からつくられる……すべてを愛せますか 13 男運が悪い理由……あなたの中の“すき間”とは 14 リスキー・ラブ……不倫という純愛 15 彼もあの人も好き……どうするか……揺れることは罪じゃない 16 恋人を輝かせるひと言の重さ……彼の心を暖めるもの 17 一緒に生きたい女になろう……恋に向く女、妻に向く女 18 “いい関係”でいられる男とは……「恋人未満=男友達」じゃない 19 “わたし磨き”が幸せを永遠にする……結婚前にやっておくべきこと ●家田荘子(いえだ・しょうこ) 作家・高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。女優、ОL、セールスレディ、取り立て屋、編集アシスタント、ウェイトレス、コンパニオンなど10以上の職歴を経て作家に。小説、エッセイ、コミックの原作などの作品も数多く発表しているが、必ず本人に会って取材をし、真実を伝える「ノンフィクション」作品に定評がある。著作本は、125作品を超える。なお、著作本のうち、『極道の妻たち』など、30作品以上が映像化されている。1999年鹿児島最福寺で得度をし、2007年高野山大学にて伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受け、僧侶になる。
  • こころの体操 じゃまいか
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    1日3分のエクササイズでこころがどんどん楽になる 「どうしよう!」「もうだめ…」、突然不安に陥ったり、悲観的になったり、心のSOSを発してしまう……そんな体験をした人も多いことでしょう。そんなときは、心のスイッチを入れ替えると楽になります。その心のスイッチを入れ替える合い言葉が「じゃまいか」です。 「じゃまいか」は「じゃ、まっ、いいか」のごろあわせですが、投げやりな言葉ではありません。ルーツは精神科を受診していた患者さんから生まれた言葉で、症状が回復していくうちに「世の中には完璧はありえない。できる範囲でやればいい」と気づいてつぶやいたのです。つまり後ろ向きの言葉ではなく、現実と向き合い、乗り越える準備ができたのです。  本作品は、心のスイッチを入れ替える実践法を集めた「こころの体操」……「じゃまいか」セラピーをベースに、こころに効く3つのエクササイズを紹介します。手軽にできる1日3分のエクササイズで、こころの持ち方も生き方も変えてみませんか。 1 こころと体の危険シグナル別「じゃまいか」セラピー  感情的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー  身体的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー  精神的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー  行動的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー 2 平日の「じゃまいか」エクササイズ  あなたにおすすめのメニューは?  免疫力をつける「じゃまいか」エクササイズ  見た目を変える「じゃまいか」エクササイズ  行動する「じゃまいか」エクササイズ  解放する「じゃまいか」エクササイズ  「スピリチュアルなセルフケア」エクササイズ 3 こころと体の毒を出す週末「じゃまいか」エクササイズ  週末にはこころと体の「毒」を出しましょう  毒素を出す「じゃまいか」エクササイズ  こころと体を浄化する「じゃまいか」エクササイズ  リセットしてパワーチャージ  自分にご褒美を与えてEQを高める ●斉藤弘子(さいとう・ひろこ) 「人のこころ」と「いのち」を見つめるノンフィクションライター&メンタルケア・スペシャリスト。「こころのケア」の意味とあり方を追究して取材やNPOの活動にも携わっている。また、東洋英和女学院大学大学院にて「サナトロジー(死生学)」を専攻し、大切な人やものを失ったときにどのように向き合っていくか…「喪失と受容」をライフワークのひとつとしている。葬祭ディレクター養成の専門学校にて「サナトロジー&カウンセリング論」の講師も務めている。著書に『新・心をケアする仕事がしたい!』『心が楽になっていくノート』(ともに彩流社)、『器用に生きられない人たち』(中公新書ラクレ)、『Q&A老いと死を迎えるための基礎知識』(明石書店)、『自殺したい人に寄り添って』(三一書房)、『世界でたった一つのマイ名言』(遊タイム出版)など。
  • しあわせ美人のつくりかた
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    読めばココロもカラダもきっとキレイになれる  思いを込めて化粧水をパッティングしたり、口紅と香水を変えて印象を変えてみたり…。ココロとカラダがキレイな人は、本当のお手入れ法を知っています。本書には、そんな“美のヒント”を凝縮しました。女性たちの悩みに答えてきた著者ならではのアドバイスが満載です。 ▼しあわせ美肌でキレイを目指す  しあわせ肌…肌の悩みがない人はしあわせ? それともふしあわせ?  じゃがいも…素材を生かすテクニックとセンス  ベトナム女性…美肌を育てる三つの要素  洗わない…ひどい肌荒れとさよならする  洗いグマ…時間をかけて肌を磨く  ほか ▼女らしさはカラダから生まれる  精神のエレガンス…いいオンナはボディケアにも手を抜かない  真実の裸…裸になったときこそ、女のしあわせ度がわかる  サクセス…美しさは現代女性の成功の条件  骨…鍛えられたカラダだけが持つ美しさ  歯並び…性格や人生までも変えてしまう歯の存在  頭皮…髪質改善は、スカルプケアから  ほか ▼おいしく食べてしあわせを呼び込む  ガソリン…食べ物は、肌とカラダとココロの原動力  サプリメント…ストレスを感じたら逆効果になる  カラフルゴハン…いいことづくしのしあわせゴハン  塩と砂糖…こだわり調味料で料理はぐんとおいしくなる  オリーブオイル…老化を防ぐ自然の恵みの万能だし  フルーツ…バルサミコ酢でおいしく食べる  ほか ▼恋の力でオンナは変わる  出会い…なぜ、恋をしないの?  恋で磨く…キレイの原点を育むのはしあわせな恋  モテる理由…完璧美人は、なぜモテない?  口紅と香水…きっかけくらいは、つくってあげよう  ピンク色…しあわせな恋を招く天国の色  量より質…悩んだ分だけキレイになれる  ほか ▼ココロで本当のキレイは育つ  白鳥…憧れるのは、白鳥みたいなしあわせ美学  強がり…NYのおばあちゃまの愛すべき姿  元気…デキる人は、自己管理がめちゃめちゃ上手  ご褒美…自分を認めて誉めてあげよう  ナルシスト…自己愛の強さがオンナを磨く  美人の性格…顔が性格に及ぼすもの  ほか ●倉田真由美(くらた・まゆみ) 東京生まれ。美容ジャーナリスト。女性誌編集部、編集プロダクションを経て、1987年よりフリーランスに。『フィガロ・ジャポン』『VOCE』『美的』『Domani』など数々の女性誌の美容ページや、日本経済新聞のコラムで執筆活動を続けている。また、化粧品マーケティングのアドバイザリング、美容に関する講演やラジオ番組などでも活躍中。美容をテーマに、女性の生き方やライフスタイルを提案し、多くの女性たちの支持を得ている。
  • 横森式おしゃれマタニティ 育児篇
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    新米ママ必見! ウリの成長日記  無我夢中の出産と産後のズタボロ母体を立て直す間もなく、育児が始まった。  母乳から離乳食へ、ハイハイから伝い歩きへ行動範囲も日々拡大。お出かけ大好き、おしゃれ大好き! 理香ママのDNAをしっかり受け継いだウリちゃんだから、もう大変。  デイタイムはベビーシッターの手を借りて、仕事と息抜きもバッチリの横森式おしゃれマタニティ完結篇。 ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。1963年5月19日山梨県生まれ。母は国語教師、父は美術教師。高校一年までを山梨県で過ごす。父の死後、母親の転勤にともない、高校二年からで東京三鷹・明星学園高等部に編入。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコースに進む。在学中は、ビデオアートとインスタレーション、ビデオドラマ作り、ドラマの台本、映画評執筆などに熱中する。卒業後、映画評、美術・トレンドのコラムから執筆活動を開始。その後ニューヨークに2年滞在し、NYのカルチャー情報を日本の雑誌に寄稿する傍ら、小説を書き始める。帰国後は、女性誌『クレア』の突撃ルポライターとして、数多くの体験記事を手がけ話題になる。29歳の時に『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。1980年代東京を舞台にした『ぼぎちんバブル純愛物語』は、現代日本人の経済と愛、女性の自立をリアルに描いた小説として話題になり、文化庁の現代日本文学の翻訳・普及事業の、JLPPに選ばれ、『TOKYO TANGO』というタイトルで翻訳された。現在イギリス、アメリカで発売中、ドイツでも同書と『LOVE&EAT』が翻訳中である。『地味めしダイエット』『愛しの筋腫ちゃん』『横森式おしゃれマタニティ』などの、女性の生き方をテーマにしたエッセイも定評がある。
  • 横森式おしゃれマタニティ 産後篇
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    横森式おしゃれマタニティ 産後篇  疾風怒涛の出産から一夜明けた理香ママは、サボテンの花のような脱肛と股間の痛みに耐え、大失禁にショックを受けつつ、いかにして産褥期を乗り切ったのか?  産後のお助けグッズ&フーズ、使えるベビー用品、着せやすいベビーウェア、母体の心と体を立て直し、プロの手や友人知人の助力を得て育児態勢を整えるまでの、横森式産後の楽しみ方。  赤ちゃんの成長はもとより自身の失禁、脱肛など産後の“恥ずかしい体験”と対策を詳細に記録。新米ママへ、画期的な産後ライフもおすすめします。  前作に引き続き、ココロが温かくなって、大いに笑える妊娠・出産体験記です。 ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。1963年5月19日山梨県生まれ。母は国語教師、父は美術教師。高校一年までを山梨県で過ごす。父の死後、母親の転勤にともない、高校二年からで東京三鷹・明星学園高等部に編入。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコースに進む。在学中は、ビデオアートとインスタレーション、ビデオドラマ作り、ドラマの台本、映画評執筆などに熱中する。卒業後、映画評、美術・トレンドのコラムから執筆活動を開始。その後ニューヨークに2年滞在し、NYのカルチャー情報を日本の雑誌に寄稿する傍ら、小説を書き始める。帰国後は、女性誌『クレア』の突撃ルポライターとして、数多くの体験記事を手がけ話題になる。29歳の時に『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。1980年代東京を舞台にした『ぼぎちんバブル純愛物語』は、現代日本人の経済と愛、女性の自立をリアルに描いた小説として話題になり、文化庁の現代日本文学の翻訳・普及事業の、JLPPに選ばれ、『TOKYO TANGO』というタイトルで翻訳された。現在イギリス、アメリカで発売中、ドイツでも同書と『LOVE&EAT』が翻訳中である。『地味めしダイエット』『愛しの筋腫ちゃん』『横森式おしゃれマタニティ』などの、女性の生き方をテーマにしたエッセイも定評がある。
  • 横森式おしゃれマタニティ
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    初めての出産はわからないことだらけ  出産はもうあきらめた。「地味めし」のおかげで筋腫を抱えていても元気なんだし…。  そう思っていた39歳の春、念願の妊娠兆候があった!  食いヅワリに効くレシピを考え、おしゃれなマタニティ・ウエアを探し、アロマテラピー、ホメオパシー、ヨガ、ベリーダンスと、貴重な9か月をエンジョイしてウリちゃん誕生を迎えた横森式マタニティ・ガイド。  現代女性にとって、妊娠にはネガティブな印象が多々あるかもしれませんが、本書はそんな不安を吹き飛ばす、抱腹絶倒の妊娠・出産体験記です。 ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。1963年5月19日山梨県生まれ。母は国語教師、父は美術教師。高校一年までを山梨県で過ごす。父の死後、母親の転勤にともない、高校二年からで東京三鷹・明星学園高等部に編入。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコースに進む。在学中は、ビデオアートとインスタレーション、ビデオドラマ作り、ドラマの台本、映画評執筆などに熱中する。卒業後、映画評、美術・トレンドのコラムから執筆活動を開始。その後ニューヨークに2年滞在し、NYのカルチャー情報を日本の雑誌に寄稿する傍ら、小説を書き始める。帰国後は、女性誌『クレア』の突撃ルポライターとして、数多くの体験記事を手がけ話題になる。29歳の時に『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。1980年代東京を舞台にした『ぼぎちんバブル純愛物語』は、現代日本人の経済と愛、女性の自立をリアルに描いた小説として話題になり、文化庁の現代日本文学の翻訳・普及事業の、JLPPに選ばれ、『TOKYO TANGO』というタイトルで翻訳された。現在イギリス、アメリカで発売中、ドイツでも同書と『LOVE&amp;EAT』が翻訳中である。『地味めしダイエット』『愛しの筋腫ちゃん』『横森式おしゃれマタニティ』などの、女性の生き方をテーマにしたエッセイも定評がある。<
  • OLの秘密の話
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    欲望、妄想、恋愛、結婚、セックス…ぜ~んぶ教えます!  下ネタって、女同士でも話しにくいもの。でも、内心は言いたくてウズウズしてる。そーんなナイショの打ち明け話を、OL3000人のアンケートで集めました!  オンナがわからないとお嘆きの諸兄や、他のオンナのことを知りたい女性のアナタにぜひお読みいただきたい、問答無用・空前絶後のマジ告白の数々、と~んとご賞味あれ。 第1章 わたしたちの真実  01 性の履歴書  02 欲求不満が溜まるとき  03 私の秘密  04 癒される瞬間  05 ユウベの名残り  06 Hより(?)好きなもの 第2章 SEXアンド・ザ・オフィス  07 社内恋愛は危険がいっぱい  08 社内の抱かれたい男  09 社内の抱かれたくない男  10 オヤジの哀愁  11 社内の穴場  12 これだけは許せない!社内のセクハラ、男尊女卑 第3章 わたしたちの内緒話  13 感じる言葉  14 これで勝負!  15 思わず引いてしまったとき  16 あきれたカレの言いわけ  17 人生最悪の修羅場体験 第4章 OL人生いろいろ  18 わたしたちの心の叫び  19 負け組と勝ち組  20 わたしの異文化交流  21 こんな男と合コンしたい  22 セックスレスな私 ●性を語る平成OLの会(せいをかたるへいせいOLのかい) 鋭い視点で恋人や会社の男性たちを観察し、恋愛や性について語り合うOLの会。全国でアクティブに活動する20~37歳のOLたち150人が参加している。 監修:水次祥子(みずつぎ・しょうこ) フリーライター。1993~1995年にニューヨーク大学にてジャーナリズムを学ぶ。『週刊宝石』の契約記者として取材活動を始め、同誌の人気連載「OLの性」を担当。女性の恋愛や性について取材活動を続ける傍ら、スポーツ分野にもフィールドを広げ、1998~2005年には米国に在住し大リーグを取材。主な著書に『格下婚のススメ』(阪急コミュニケーションズ)、『シンデレラは40歳。~アラフォー世代の結婚の選択~』(扶桑社文庫)、『これから結婚するつもりですが、何か?』(阪急コミュニケーションズ)などがある。
  • カーテンコール
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    1巻495円 (税込)
    最高の舞台をめざして……そして、初日の幕があがる  人気演出家・神野雄一郎に弟子入りした元新劇青年・梶原匠。  歩くギリシャ哲学とあだ名される理想主義者・梶原の成長を通して、商業演劇の内幕と裏方たちを描き出す。  舞台を愛するさまざまな人間と接するうちに、彼の中で何かが変わっていき、そして、最後は感動の“カーテンコール”へ……。 ・初日 ・衣装 ・幕間 ・裏方 ・代役 ・カーテンコール ●神津カンナ(こうづ・かんな) 1958年、東京生まれ。作家、エッセイスト、コメンテーター。母は女優の中村メイコ、父は作曲家の神津善行。弟は画家の神津善之介。東洋英和女学院にて、幼稚園から高等部まで学び、1977年3月、東洋英和女学院高等部を卒業。同年5月に渡米し、9月サラ・ローレンス・カレッジに入学、演劇を学ぶ。著書『親離れするとき読む本』は、体験的家族論として注目され、ベストセラーとなる。その他、『美人女優』『パープル・ドリーム』『長女が読む本』『あなたの弱さは幸せの力になる』など著書多数。以後、執筆活動の他、テレビ・ラジオ出演、講演また、公的機関や民間団体の審議委員等も数多く務めて精力的に活動している。
  • 美人女優
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    1巻495円 (税込)
    舞台の裏に見え隠れする愛と憎しみの人生模様  芝居は残酷で気まぐれなドンファン……。  自由、気ままに振る舞いながらも、人を魅了せずにはおかない大女優の愛と凄絶な孤独。色あせた栄光に生きる、往年の大スターがみせる女優魂。大部屋役者の意地。新人たちの夢と挫折。  華やかな楽屋のれんがならぶ舞台裏は、芝居の虚構と現実が交錯し、別のドラマを作りだす。  劇場の舞台事務所で働き始めた、大部屋女優の娘・圭子が知る、哀切な人間模様。 ・看板女優 ・大女優 ・大部屋役者 ・新進女優 ・美人女優 ・舞台女優 ・大根役者 ●神津カンナ(こうづ・かんな) 1958年、東京生まれ。作家、エッセイスト、コメンテーター。母は女優の中村メイコ、父は作曲家の神津善行。弟は画家の神津善之介。東洋英和女学院にて、幼稚園から高等部まで学び、1977年3月、東洋英和女学院高等部を卒業。同年5月に渡米し、9月サラ・ローレンス・カレッジに入学、演劇を学ぶ。著書『親離れするとき読む本』は、体験的家族論として注目され、ベストセラーとなる。その他、『美人女優』『パープル・ドリーム』『長女が読む本』『あなたの弱さは幸せの力になる』など著書多数。以後、執筆活動の他、テレビ・ラジオ出演、講演また、公的機関や民間団体の審議委員等も数多く務めて精力的に活動している。
  • イチロー式 突破力
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    ビジネスマン必見! イチローに学ぶ、成功の扉を開く方法  イチローは、自分の仕事をやり抜いて結果を出す、本当のプロフェッショナルと言えます。  彼はなぜ、偉大な記録を作り続けることができるのでしょうか? なぜ、自分のスタイルを確立し、あれほどまでに逆境に強いのでしょう?  彼の考え方は、野球にかぎらずあらゆる方面で参考になります。  イチローの思考法を学べば、私たちも、彼のように頂点を極める可能性を持っているのです。  そのすぐれた能力をどうすれば身につけることができるか。上司や経営者の立場にある人は、部下の能力を引き出すにはどうすればよいか。  本書では、その具体的なノウハウ、考え方を紹介しています。 第1章 今日から応用できる究極の「イチロー思考」 第2章 あなたがイチローになるためにやるべきこと 第3章 「突破力」を鍛えるイチロー式イメージ・トレーニング 第4章 「社内のイチロー」はこうして育てる ●児玉光雄(こだま・みつお) 1947年、兵庫県生まれ。鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒業。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去20年以上にわたり臨床スポーツ心理学者として、プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務めている。また、日本で数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント分析のエクスパートとして知られている。 主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』『イチロー頭脳―目標を達成するための思考法』(いずれも東邦出版)など。
  • 黒パン俘虜記(新装版)
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    1巻495円 (税込)
    第89回直木賞受賞作品 「軍隊は運隊だ」という言葉どおり、運悪く、敗戦と同時に送りこまれたモンゴルの収容所は、まさにこの世の地獄だった。軍律の崩壊した集団に君臨するやくざあがりの大ボス・小ボス。食糧といえば、黒パンとわずかなスープ、それも搾取され、強制労働にかり出される毎日。栄養失調、疾病、私刑で、つぎつぎと失われる生命。  襲いくる不条理に耐えながら、帰国を待ち侘びる日々を支えてくれたのは、小説と映画と流行歌への熱い思いだった……。  本書は、戦後モンゴルに抑留された二万人の日本兵の中にいた、著者自身の体験をベースにした作品である。  水と黒パンだけで奴隷労働を強いれられるなか、主人公が発見したのは、人間のどうしようもない愚かさか、あるいは生きる喜びか……。  第89回直木賞を受賞した名作が、読みやすく再編集されて、新装版として登場! ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。

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