サブカルチャー・雑学 - 農山漁村文化協会(農文協)作品一覧

  • 消えた山人 昭和の伝統マタギ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和最後の9年間、わずかに残る伝統マタギの集落に通い、狩り、皮はぎの神事、熊祭り、山の神祭り、小屋がけ、火起こし、装束や猟具など撮影した記録。347枚の写真と聞き書きから伝統マタギの全貌が浮かび上がる。
  • 食の現代社会論
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    生きるための食から快楽の食へ。「映え」重視はシズル感かフードポルノか。科学管理の安心・安全と動物としての生きる力の喪失。味覚センサーが測定しAIが決める「おいしさ」…。科学と人間の狭間で、いま、日本と世界の料理人が表現しようとしているのは「感動」「伝統」「自然」「サステナビリティ」。そしてヴィーガンが掲げる倫理は、生命の循環という食そのものからの脱出を提起する。人間の食が土台から変容しようとしている現代を多角的にとらえ、人間の文明の行く末を見つめ直す。
  • 食の展望 持続可能な食をめざして
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    この100年、人々の食生活は“母の手づくり弁当”が強制された時代から、ジェンダーレス・LGBTQ・女性の一人飲み・孤独のグルメの時代へ。マスコミが追う食の流行も年々うつろい、「消費される食」と食の持続可能性がせめぎ合う。わずか1世紀で世界人口は16億から80億に激増し、人間が生きることが地球の限界を脅かしている。新たな食料不安の時代に必要な食料システムは、グローバル流通から地域内循環への転換。「食」はいま、人類の未来を左右する課題。新たな道を選ぶことができるかは、一人ひとりの行動にかかっている。
  • 食の文明論
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    世界中に広がりながら食の幅を広げ、共食という方法で生き残りと文化・文明の発展を遂げてきた人類。環境問題やIT化、コロナ禍で食の物質的・文化的基盤がゆらぐ今、食の根本から人間の未来を考える学際的論集。
  • 新・全訳 須恵村―日本の村
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    1935年、熊本県須恵村に居を構え、約1年間調査した米国人社会人類学者による、協同活動「かったり」、任期制の世話人「主どうり」など自治の仕組み、家族や教育、生活史、宗教、葬祭など戦前農村の克明な記録。
  • 世界の発酵食をフィールドワークする
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    世界各地で、農畜水産物を長期に保存したり、うま味を醸し出す発酵食を調味料として利用したり、栄養豊かな発酵食を主食としたりする人間の営みにフォーカスを当て、地域の食文化における発酵食の位置づけ、発酵食と社会との関係を明らかにする。取り上げる地域は、日本、モンゴル、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、ネパール、エチオピア、そしてアフロ・ユーラシアの乳加工品をつくる地域とし、インジェラ、エンセーテ、納豆、ナレズシ、塩辛、魚醤、後発酵茶、馬乳酒、チーズ、バター、醸造酒、餅麹などの発酵食を論じる。
  • 納豆の食文化誌
    4.0
    納豆はおかず? 調味料? アジアでも日本でもおなじみのソウルフード、納豆。地域や時代につれて、その作られ方、食べ方はさまざまな変遷をとげています。納豆の深い世界を豊富な写真・図版とともに紹介。
  • 豆くう人々
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    大豆、いんげん豆、小豆、ささげ、リマ豆など、世界でどんな豆が栽培され、食べられているか知っていますか? 豆をこよなく愛する著者が、10年かけて66カ国訪問した中から、約30の国・地域のエピソードを厳選して紹介します。メキシコの黒いんげん豆のお焼き「メメラス」、チュニジアのひよこ豆ドリンク「プシサ」、ナイジェリアのストリートフード「ささげの揚げドーナツ・アカラ」、ミャンマー版・納豆「ペポ」など、現地を訪れ食べ尽くした、世界の豆料理の簡単なつくりかた70点も収録。主な豆の分類図付き。

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