ビジネス・実用 - アルゴリズム作品一覧

  • 令和05年 基本情報技術者 合格教本
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    ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13165-4)も合わせてご覧ください。 【新制度試験に対応!】 ご好評いただいている基本情報技術者試験の定番テキストの改訂版です。最新のシラバスVer.8.0(2022年8月4日発表)を圧倒的に網羅した内容で,試験範囲を体系的にしっかりと理解し合格を目指します。05年版では「アルゴリズムと擬似言語」の節を追加。新制度の試験に対応しています。図解を豊富に使ったわかりやすい解説で学習を進め,随所に掲載された過去問からの例題や出題分析,そして章末問題でしっかりと知識を定着させて理解を深めることができます。体系立てた学習ができるため,独習にはもちろん,授業で使用するテキストとしても最適です。これから上位試験受験を目指す方の知識の土台づくりにもばっちりです。 読者特典として,スマホやPCから利用できる「問題演習Webアプリ」を提供。20回分の過去問題を収録し,いつでもどこでも問題演習が行えます。間違えた問題のみを出題したり分野を選択して出題したりできるため,苦手分野を集中的に演習できます。自己採点機能により得意/不得意分野がひと目でわかり,苦手克服や直前対策に役立ちます。
  • 令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生のITパスポート教室
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【仕事に勉強にいつも忙しいあなたのための、効率良く合格できる参考書&問題集】 シリーズ累計140万部突破! 非IT系の社会人や学生さんからも絶大な支持をいただいている、ITパスポート受験者のためのやさしいオールインワンタイプの【参考書&問題集】です。最新の傾向を分析し、広いシラバスの中から出題頻度の高い分野を重点的にまとめました。イラストや豊富な図解・例え話を駆使して理解しやすく・記憶に残りやすいように説明し、「〇〇とくれば××」方式で重要ポイントを再確認。関連の本試験問題をすぐ解くことで、知識が定着し応用力もつきます。 令和06年版は、生成AIなどが範囲になる最新シラバス6.2に対応。本文の表現もより理解しやすくブラッシュアップ。読者特典として「スマホで読める「厳選英略語100暗記カード」や、カバーの裏の「重要用語虎の巻」も利用できます。 ※電子版には、赤シートは付属しません。予めご了承ください。 ■目次 試験の概要 傾向と対策 申込み方法 試験対策 第1章 ハードウェアと基礎理論[テクノロジ系]   1-01 情報に関する理論   1-02 コンピュータの構成とCPU   1-03 主記憶と補助記憶   1-04 半導体メモリ   1-05 入出力装置   1-06 入出力インタフェース   1-07 AI   1-08 確率と統計   1-09 基数変換 第2章 ソフトウェア[テクノロジ系]   2-01 ソフトウェア   2-02 ファイル管理   2-03 ファイルのバックアップ   2-04 表計算(相対参照と絶対参照)   2-05 表計算(関数)   2-06 表計算(関数の応用)   2-07 ユーザインタフェース   2-08 マルチメディア 第3章 システム構成[テクノロジ系]   3-01 コンピュータの形態   3-02 システム構成   3-03 システムの信頼性   3-04 システムの評価   3-05 IoTシステムと組込みシステム   3-06 ソリューションビジネスとシステム活用促進 第4章 ネットワーク[テクノロジ系]   4-01 ネットワークの構成   4-02 無線LAN   4-03 通信プロトコル   4-04 インターネットの仕組み   4-05 通信サービス   4-06 Webページ   4-07 電子メール 第5章 セキュリティ[テクノロジ系]   5-01 情報資産と脅威   5-02 サイバー攻撃   5-03 情報セキュリティマネジメント   5-04 リスクマネジメント   5-05 利用者認証   5-06 ネットワークセキュリティ   5-07 暗号化技術   5-08 デジタル署名と認証局 第6章 データベース[テクノロジ系]   6-01 データベースとデータ操作   6-02 データベース設計   6-03 データの正規化   6-04 データの抽出と論理演算   6-05 データの整列と集計   6-06 トランザクション処理 第7章 アルゴリズムとプログラミング[テクノロジ系]   7-01 アルゴリズムとデータ構造   7-02 擬似言語   7-03 プログラム言語とマークアップ言語 第8章 マネジメント[マネジメント系]   8-01 企画・要件定義プロセス   8-02 開発プロセス   8-03 テスト手法と運用・保守プロセス   8-04 ソフトウェア開発手法   8-05 プロジェクトマネジメント   8-06 タイムマネジメント   8-07 ITサービスマネジメント   8-08 システム監査 第9章 企業活動と法務[ストラテジ系]   9-01 財務諸表   9-02 損益分岐点と資産管理   9-03 知的財産権   9-04 セキュリティ関連法規   9-05 労働関連・取引関連法規   9-06 業務分析   9-07 データ利活用と問題解決   9-08 標準化 第10章 経営戦略とシステム戦略[ストラテジ系]   10-01 第4次産業革命とビッグデータ   10-02 企業活動   10-03 企業統治と内部統制   10-04 経営戦略   10-05 情報システム戦略と業務プロセス   10-06 マーケティング戦略   10-07 技術戦略   10-08 業績評価と経営管理システム   10-09 ビジネスシステムとエンジニアリング   10-10 e-ビジネス ■著者プロフィール 栢木厚(かやのき あつし):IT企業のSEなどを経て、現在はフリーで小・中・高等学校の授業におけるプログラミング支援、さらには、講師経験を活かし、執筆活動にあたる。
  • 令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【午後問題の読解や記述式解答の勘所がわかる!】 応用技術者の午後試験によくでるテーマを厳選し、ていねいに解説した問題集です。最新の試験問題からはもちろん、前身であるⅠ種、ソフトウェア開発技術者や高度試験出題問題など、広範な問題を徹底的に分析して、頻出傾向の問題や身につけたい基礎知識をカバーできる良問を選り抜いて掲載しています。解説には図解を多く用い、あいまいな部分を残すことなく解答を導くことができます。本書の章構成は試験問題にそのまま対応していますので、鍛えたい分野を集中的にトレーニングできます。 ■目次 学習の手引き 第1章 情報セキュリティ 第2章 ストラテジ系 第3章 プログラミング(アルゴリズム) 第4章 システムアーキテクチャ 第5章 ネットワーク 第6章 データベース 第7章 組込みシステム開発 第8章 情報システム開発 第9章 プロジェクトマネジメント 第10章 サービスマネジメント 第11章 システム監査 ■著者プロフィール 大滝みや子(おおたき みやこ):IT企業にて地球科学分野を中心としたソフトウェア開発に従事した後、日本工学院八王子専門学校ITスペシャリスト科の教員を経て、現在は資格対策書籍の執筆に専念するかたわら、IT企業における研修・教育を担当するなど、IT人材育成のための活動を幅広く行っている。「応用情報技術者 合格教本」、「応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】」、「要点・用語早わかり 応用情報技術者ポケット攻略本(改訂4版)」、「基本情報技術者【科目B】 アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック」(以上、技術評論社)、「かんたんアルゴリズム解法−流れ図と擬似言語(第4版)」(リックテレコム)など、著書多数。
  • 令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【頻出過去問を効率的に学習!テーマ別に攻略!】 応用技術者の午前試験によくでる問題を厳選し、ていねいに解説したテーマ別問題集です。最新の応用情報技術者本試験問題はもちろん、前身であるⅠ種、ソフトウェア開発技術者や高度試験出題問題など、広範な問題を徹底的に分析して頻出傾向問題を選り抜いています。解説には図解を多く配置し、あいまいな部分を残すことなく苦手分野を集中的にトレーニングできます。 ■目次 第1章 基礎理論 第2章 アルゴリズムとプログラミング 第3章 コンピュータ構成要素 第4章 システム構成要素 第5章 ソフトウェア 第6章 ハードウェア 第7章 ヒューマンインタフェースとマルチメディア 第8章 データベース 第9章 ネットワーク 第10章 セキュリティ 第11章 開発技術 第12章 マネジメント 第13章 システム戦略・経営戦略 第14章 企業活動と法務 ■著者プロフィール 大滝 みや子(おおたき みやこ):IT企業にて地球科学分野を中心としたソフトウェア開発に従事した後,日本工学院八王子専門学校ITスペシャリスト科の教員を経て,現在は資格対策書籍の執筆に専念するかたわら,IT企業における研修・教育を担当するなど,IT人材育成のための活動を幅広く行っている。著書:「応用情報技術者 合格教本」,「応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】」,「要点・用語早わかり 応用情報技術者 ポケット攻略本(改訂4版)」,「基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック」(以上,技術評論社),「かんたんアルゴリズム解法−流れ図と擬似言語(第4版)」(リックテレコム)ほか多数。
  • 劣モジュラ最適化と機械学習
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    通常の計算機環境で実行可能な例を中心に、機械学習の主要問題への組合せ最適化手法の適用を解説。NP困難な問題を含む最適化の理論に加え、データ構造を利用した劣モジュラ最適化アルゴリズムの高速化についても述べる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 連続最適化アルゴリズム
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 連続最適化アルゴリズムの数理を、詳しく丁寧に解説! 連続最適化アルゴリズムとは、連続変数の関数についての数理最適化の問題で、適切な近似解を得るための計算手法のことです。古典的な数理計画の問題に限らず、近年ますます応用の広がりを見せている機械学習でも、その各種アルゴリズムにおいて数理最適化のさまざまな計算手法が駆使されています。 本書では、特に、二つの連続最適化に焦点を当て、詳しく丁寧に解説しました。一つ目は、微分不可能な凸関数の最適化、つまり、非平滑凸最適化です。ネットワーク資源割当や信号処理に現れる連続最適化は、非平滑凸最適化として表現ができます。二つ目は、微分可能ではあるが凸ではない関数の最適化、つまり、平滑非凸最適化です。深層学習に現れる連続最適化は、平滑非凸最適化として表現ができます。 また、この二つの最適化のための連続最適化アルゴリズムの性能を決定するステップサイズと呼ばれるパラメータの設定に着目し、その設定に関する理論と応用も詳解します。連続最適化問題の最適解へ進む方向(探索方向)が決まっているとき、その方向へ進む度合いを表すのがステップサイズです。 予備知識として、大学教養レベルの線形代数と微分積分のひととおりの知識を想定していますが、第2章で本書の通読に必要な知識をまとめ、読者の利便性を高めています。また、各種アルゴリズムの数学的背景となる定理は、本文中もしくは演習問題としてすべて載せています。さらに、アルゴリズムの実装に資するよう、Pythonのサンプルコードを用意し、ダウンロードできるようにしました。 第1章 はじめに 1.1 連続最適化問題 1.2 連続最適化アルゴリズム 1.3 資源割当や機械学習に基づいたステップサイズ 第2章 数学的準備 2.1 ユークリッド空間の諸性質  1 ユークリッド空間  2 行列全体からなる集合  3 点列の収束性 2.2 微分可能性と平滑性 2.3 凸性 2.4 射影 2.5 非拡大写像 演習問題 第3章 連続最適化と関連する問題 3.1 連続最適化問題と最適解 3.2 制約なし平滑最適化問題 3.3 制約なし非平滑最適化問題 3.4 制約付き非平滑最適化問題 3.5 制約付き平滑最適化問題と変分不等式 3.6 不動点問題 演習問題 第4章 反復法 4.1 反復法の基本的概念 4.2 勾配法と降下方向 4.3 ステップサイズ  1 定数ステップサイズ  2 減少ステップサイズ  3 直線探索ステップサイズ  4 その他のステップサイズ 4.4 劣勾配法 4.5 近接点法 4.6 収束性と収束率 演習問題 第5章 平滑非凸最適化のための反復法 5.1 最急降下法(Lipschitz連続勾配) 5.2 最急降下法(非Lipschitz連続勾配) 5.3 Newton法 5.4 準Newton法 5.5 共役勾配法 5.6 数値例 演習問題 第6章 非平滑凸最適化のための反復法 6.1 射影劣勾配法 6.2 射影近接点法 6.3 近接勾配法 6.4 FISTA(高速近接勾配法) 6.5 資源割当問題 演習問題 第7章 不動点近似法 7.1 Krasnosel'skii-Mann不動点近似法 7.2 Halpern不動点近似法 7.3 POCS 7.4 不動点近似法の適用例  1 制約付き平滑凸最適化問題  2 凸実行可能問題  3 一般化凸実行可能集合 7.5 資源割当問題 演習問題 第8章 平滑非凸最適化のための深層学習最適化法 8.1 損失最小化問題 8.2 確率的勾配降下法(Lipschitz連続勾配) 8.3 確率的勾配降下法(非Lipschitz連続勾配) 8.4 モーメンタム法 8.5 適応手法(非Lipschitz連続勾配) 8.6 ミニバッチサイズの設定 8.7 ミニバッチサイズの推定 演習問題 付録A 定理の証明と補足 付録B 演習問題解答例 参考文献 索引
  • 論理的思考力がつく!ももたろうのぼうけん プログラミングドリル
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ももたろうとサクラと一緒に、ハラハラドキドキのプログラミング大冒険!★ この本は、プログラミングの基本が遊びながら身につく不思議なドリルです。 パソコンやタブレットは必要なし。必要なのはえんぴつだけ。 ちょっと変わった「ももたろう」のストーリーを読み進めながら、 迷路やクイズを解いていくと、自然と順次実行、繰り返し、条件分岐、 デバッグ、暗号、アルゴリズム、変数・関数といったプログラミングの 基本が身につきます。 子どもだけでも解けますが、大人向けの「教えるときポイント」もついているので、 プログラミングを知らない方でも、安心してお子さんのサポートができます。 論理的思考力をつけたい方、 Scratchなどを使う前にプログラミングを体験してみたい方にもおすすめです。
  • ローソク足パターンの傾向分析 ──システムトレード大会優勝者がチャートの通説を統計解析
    完結
    -
    百聞は一見にしかず。 値動きの傾向(バイアス)を統計分析で明確に! いつの世も、相場の主体は「人間」である。人間の買い意欲が売り意欲を上回れば、相場は上昇し、下回れば、相場は下落する。 そして、いつの世も、人間の感情は本質的に変わらない。株価が暴騰すると、歓喜して買いたがり、暴落すると、恐怖から売りたがる。 ローソク足は、その色や形から、そうした買い方と売り方の「攻防」と「心理状態」を一目で判別できる優れたチャート描法である。また、その特性から、古来、ローソク足の形状や複数本の組み合わせを売買サインとする「パターン」が生み出されてきた。例えば、江戸時代に本間宗久によって開発されたという「酒田五法」が、その代表だ。 多くのローソク足紹介書で、こうした伝統的パターンが「通説」として紹介されている。このパターン出現を頼りに売買のタイミングを決めている投資家も少なくない。 しかし、こうした「通説」は、実際に信頼に値するものであろうか。そのパターンを心から信頼してトレードを継続できるだろうか。 本書は、日本株27年間3862銘柄1483万5838取引のデータからローソク足パターンの「現実」を分析したものである。「三川明けの明星」「十字星」「はらみ線」「三空叩き込み」など、35種類のパターンを「全期間」だけでなく「6つの期間」で解析し、そこにみられる「傾向(バイアス)」を考察した。 期間を6つに分類したのは、株価には上昇基調のときもあれば、もみ合いのとき、下落基調のときもあるからだ。こうした相場局面にかかわらず「傾向」に変わりがなければ、ある程度の持続性、つまり「人間の本能的な相場行動パターン」が見えてくる。 今回の統計分析から、通説が事実にそぐわないケースと、事実どおりのケースがあることが明らかになった。 本書で提示したような膨大なデータから値動きの「傾向」を探し出す作業は、短期売買、デイトレード、スイングトレードの研究に役立つだろう。システムトレードでも、こうした優位性(エッジ)を最大限に発揮するための「売買戦術の着想」に役立つはずだ。 伊本晃暉(いもと・こうき) 大阪大学大学院物質生命工学修了。確率理論研究所所長。A型。トレンドとローソク足(日足)を参考に株式を自動売買するアルゴリズムで、第1回スーパーカブロボ・コンテスト大会(カブロボ運営事務局主催)に優勝。著書に『toto最新攻略バラ買い理論』『toto最新攻略新バラ買い理論』(ともに情報センター出版局)、27年間の株式投資データ解析を収録した『電子書籍ローソク足の統計分析データブック』がある。
  • 若きアスリートへの手紙──〈競技する身体〉の哲学
    4.0
    本書サブタイトルの「〈競技する身体〉の哲学」に注目してほしい。昔から今に至るまで、アスリートというのは寡黙な存在だ。 決して多くを語ろうとはしない。だがその裏には、はてしなく深く広大な「経験と叡智の海」が広がっている。 私は、その海を学術という名のコンパスを片手に航海してみたかった。 そして、アスリートによるアスリートのための新しい哲学を立ち上げたいと志し、この手紙を書き始めた。 本書のサブタイトルには、そうした私の挑戦的な意図が込められている――町田 樹 これぞまさに、アスリートの哲学と極意! 何かひとつの物事を極めようと努力するすべての人に捧ぐ、珠玉の21篇。  本書は、スポーツ界で日々活躍するアスリートに向けて、競技人生を実り豊かにするためのさまざまな極意や哲学を提供している。  アスリートの競技人生は、決まって過酷なものである。 ケガなどの身体的問題はもとより、競技成績の浮き沈みや極度の緊張状態を強いられる競技会でのストレスなどが原因となる精神的問題、あるいは競技引退後の人生形成で挫折を味わうセカンドキャリア問題など、挙げればキリがないほど、日々、さまざまな問題と向き合い続けなければならない宿命を背負っている。そうした諸問題を克服しようと、ひたむきに努力を続けるアスリートの人生に寄り添うことを使命とした学術的エッセイ集が、ここに誕生した。  本書は、2部構成となっている。第Ⅰ部では、競技種目を問わず、すべてのアスリートに共通するテーマを取り扱う。 コツをつかむ方法や、スランプの改善策、緊張を緩和させる思考法、パフォーマンスの成功確率を高めるための戦略など、競技の世界を豊かに生き抜くためのノウハウのみならず、ライバルとは誰か、「競技引退」の真の意味、セカンドキャリアの築き方など、若きアスリートの人生そのものに深く関わる話題についても、縦横無尽に論じていく。  第Ⅱ部では、フィギュアスケートや新体操、アーティスティックスイミング、チアダンス、バトントワリングなど、芸術的なスポーツに取り組むアスリートにとって普遍的なテーマを取り上げる。表現力の磨き方や、優れた振り付けを生み出すための創作のあり方、個性を開発する方法など、アスリートとアーティストの二面性を持つがゆえに向き合わなければならない、アーティスティックスポーツならではの諸問題について、新たな知見を示していく。  このように、多種多様なトピックスから構成される本書は、著者のトップアスリートとしての実践経験と、スポーツ科学研究者としての学識の融合が織りなす、従来類例を見ない、まったく新しい独創的なスポーツ書籍であるといえるだろう。  アスリートはもちろんのこと、芸術を志す若きアーティスト、あるいはスポーツ以外の習い事に取り組む方々など、何かひとつの物事を極めようと努力するすべての人に届ける、知的探究の一書である。 ■目次 第Ⅰ部 すべてのアスリートへ 第1信 コツをつかむコツ 第2信 スランプ脱出法――アルゴリズムとヒューリスティックの使い分け 第3信 基礎の正体 第4信 ループ・オブ・ザ・ヴィクトリー ――成功体験繰り返しの法則 第5信 緊張状態制圧戦略 第6信 知識革命への煽動――身体運動の訓練だけが練習ではない 第7信 “1日休めば取り戻すのに3日かかる”の嘘――コロナ禍時代の新発見 第8信 サバイバル・イン・ザ・スポーツワールド――自分国統治論 第9信 ライバルとは誰か? 第10信 スポーツ界解脱論――己の引退時期を見極める 第11信 人生補完計画――アスリートのためのキャリアデザイン論 第Ⅱ部アーティスティックスポーツのアスリートへ 第12信 美的探求の心得――より美しくを目指すための第一歩 第13信 踊るアスリートのための著作権入門その1――あなたは著作物の利用者である 第14信 踊るアスリートのための著作権入門その2――振付師は著作者になれる 第15信 踊るアスリートのための著作権入門その3――あなたは実演家である 第16信 表現力の鍛え方 第17信 スターへの近道――舞踊マスターのすすめ 第18信 マスターピースの条件――優れた振り付けを生み出すために 第19信 音楽選曲からはじまる世界創造 ――二次創作としてのアーティスティックスポーツ 第20信 自分美学への招待――オリジナリティの見つけ方 若きアスリートへ捧ぐ最後の置き手紙 第21信 感動は与えられない ■著者について 町 田  樹 (まちだ たつき) ●1990年生まれ。スポーツ科学研究者。現在、國學院大學人間開発学部助教。2020年3月、博士(スポーツ科学 / 早稲田大学)を取得。 専門は、スポーツ&アーツマネジメント、身体芸術論、スポーツ文化論、文化経済学。 主著は、『アーティスティックスポーツ研究序説』(白水社、2020年)[2020年度日本体育・スポーツ経営学会賞受賞]。 また、かつてフィギュアスケート競技者としても活動し、2014年ソチ五輪個人戦と団体戦ともに5位入賞、同年世界選手権大会で準優勝を収めた。 2014年12月に引退後は早稲田大学大学院に進学すると同時に、プロフェッショナルスケーターとしても自らが振り付けた作品を、アイスショーなどで発表。 2018年10月にプロを完全引退したが、現在も研究活動のかたわら、振付家としても活動中である。
  • わかりやすい! IT基礎入門 第4版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★本書の特長★ ◎わかりやすい言葉と豊富なイラストで、IT知識を基礎の基礎から丁寧に解説! ◎確認問題で、身に付けた知識を確認。ITパスポート試験の対策としても利用できます! ◎重要知識や、間違いやすいポイントをキャラクター「I君とTちゃん」がフォロー。学習をやさしくナビゲートします! ★こんな人におすすめ!★ ◆ITに興味をもって、基礎からしっかり学習したい方 ◆ITに関する資格取得を目指しているけれど、何から学習を始めてよいかわからない方 ◆身近なスマートフォンやPCを支える「情報」の仕組みについて、理解したい方 ★本書の使いどころ★ ◆本書1冊で、IT パスポート試験と高校の情報Ⅰ・Ⅱの共通知識を学ぶことができます。 ◆デジタルリテラシーとしての必須知識を掲載。DX の学習の第一歩に。 ★目次★ 第1部 企業と法務  1.1 企業活動  1.2 法務 第2部 経営戦略  2.1 経営戦略マネジメント  2.2 技術戦略マネジメント  2.3 ビジネスインダストリ 第3部 システム戦略  3.1 システム戦略  3.2 システム企画 第4部 開発技術  4.1 システム開発技術  4.2 ソフトウェア開発管理技術 第5部 プロジェクトマネジメント  5.1 プロジェクトマネジメント 第6部 サービスマネジメント  6.1 サービスマネジメント  6.2 システム監査 第7部 基礎理論  7.1 ITの基礎理論  7.2 アルゴリズムとプログラミング 第8部 コンピュータシステム  8.1 コンピュータ構成要素  8.2 システム構成要素  8.3 ソフトウェア  8.4 ハードウェア 第9部 技術要素  9.1 情報デザイン  9.2 情報メディア  9.3 データベース  9.4 ネットワーク  9.5 情報セキュリティ
  • わかりやすいパターン認識(第2版)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 パターン認識の決定版教科書、待望の改訂2版! 本書は1998年刊行の『わかりやすいパターン認識』の改訂版です。パターン認識を初めて学ぶ読者をおもな対象として、扱うテーマを基本的な項目にしぼり、それらを重点的かつ詳細に解説しました。  改訂にあたっては、具体例・実験例をもっと増やしてほしいという初版に与えられた要望に答え、補足・実験例、演習問題を加えました。演習問題の詳細な解答はオーム社のホームページに掲載されています。初版発行から20年の間に開発・提案された新しい手法の解説ではなく、基本的な内容を充実させ、より使いやすい書籍となるように改訂いたしました。 第1章 パターン認識とは 第2章 学習と識別関数 第3章 誤差評価に基づく学習 第4章 識別部の設計 第5章 特徴の評価とベイズ誤り確率 第6章 特徴空間の変換 第7章 部分空間法 第8章 学習アルゴリズムの一般化 第9章 学習アルゴリズムとベイズ決定則
  • 〈私〉を取り戻す哲学
    4.2
    電車の中や部屋の中、気が付けばいつもスマホをスクロールしている。本当は何が知りたいのか、自分に何が必要なのかわからないままSNSの世界に浸り続け、気が付けば自分自身を見失ってしまった――。 スマホ時代の過剰な繋がりによって失われた〈私〉を私たちはどうやって取り戻すのか。気鋭の哲学者による現代を生き抜くための思考法! 【本書の主な内容】 第1章 デフォルトの〈私〉 ――――動物になるか、善い人になるか ・ミニオンズの憂鬱 ・パッケージ化された善に警戒せよ ・目を閉じて、〈私〉の声を聴く 第2章 〈私〉を取り戻すための哲学的思考 ・「新デカルト主義」宣言 ・判断しなくてよいという判断 ・批判的思考のプロトタイプ 第3章 ポスト・トゥルースを終わらせる ・SNSを気にする学生 ・「正しさをめぐる争い」は終わりにする ・陰謀論は理性と情動に訴える 第4章  ネガティブなものを引き受ける ・対話とネガティブ・ケイパビリティ ・アルゴリズムと自己消費 ・「弱いロボット」から考える

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