小説 - 集英社文庫 - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧

  • 吸血鬼と愉快な仲間たち
    続巻入荷
    4.3
    1~5巻715円 (税込)
    昼間は蝙蝠、夜だけ人間。牙がないから血も吸えない。そんな中途半端な吸血鬼アルは、アメリカで孤独に暮らしていた。が、お腹を空かせて迷い込んだ食肉倉庫で、うっかり冷凍蝙蝠にされてしまう。目が覚めるとそこは……日本!? 真っ裸で警察に捕まったアルは、謎の男・暁に(散々文句を言われつつも)助けられ、一緒に暮らすことになるけれど、この男は口が悪くミステリアスで……。事件に恋に大忙し、 半人前吸血鬼アルの奮闘記! 書き下ろしショートストーリーも収録!!
  • 燕は戻ってこない
    NEW
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    北海道での介護職を辞し憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳・独身女性のリキ。「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニックの日本支部に赴くと、国内では認められていない〈代理母出産〉を持ち掛けられる。バレエ界の「サラブレッド」としてキャリアを積み、自らの遺伝子を受け継ぐ子の誕生を熱望する43歳男性・基。その妻で、不育症と卵子の老化により妊娠を諦めざるを得ず、「代理母出産」という選択をやむなく受け入れる44歳女性・悠子。それぞれのままならぬ現実と欲望が錯綜する、ノンストップ・ディストピア小説!
  • ハツコイハツネ
    NEW
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    コーヒーショップの店員に一目惚れした亮介。勢い余って告白した相手は、中学校の同級生・香澄だった。8年前、ピアニストを目指していた亮介に「素敵な音を出すのね」と告げてきた転校生の香澄。一学期だけを共に過ごし、また転校していった彼女との運命的な再会から交際が始まるが、実は香澄は人の感情が音として〈聴こえる〉という特殊な体質だった。そんな香澄と音を〈奏でる〉亮介、音が導く二人の運命は、時を経て、再び重なりあっていく……。音を巡る切なく愛しい、初めての、そしてたった一つの恋の物語。
  • マリーナ バルセロナの亡霊たち
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    ある日の放課後。寄宿学校に通う15歳のオスカルは、荒廃した城館に迷い込み、そこに住む少女マリーナと親しくなった。彼女に導かれ人知れぬ墓地を訪れると、黒い蝶が彫られた墓碑に赤いバラを添える貴婦人の姿が。好奇心で後を追うオスカルとマリーナ。しかしその先には霧の都バルセロナの覗いてはならない秘密が隠されていた――。物語の魔術師とも呼ばれるスペインの巨匠、カルロス・ルイス・サフォンが描く幻想と怪奇に満ちた幻の初期作。後に続く「忘れられた本の墓場」シリーズ四部作の原点!
  • 我が友、スミス
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    「別の生き物になりたい」――筋トレに励む会社員・U野は、Gジムで自己流のトレーニングをしていたところ、O島からボディ・ビル大会への出場を勧められ、本格的な筋トレと食事管理を始める。しかし、大会で結果を残すためには筋肉のみならず「女らしさ」も鍛えなければならなかった…。鍛錬の甲斐あって身体は仕上がっていくが、職場では彼氏ができてダイエットをしていると思われ、母からは「ムキムキにならないでよ」と心無い言葉をかけられる。モヤモヤした思いを解消できないまま迎えた大会当日。彼女が決勝の舞台で取った行動とは? 世の常識に疑問を投げかける圧巻のデビュー作!

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