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5.019世紀英国。ローズはとんでもないスキャンダルに巻き込まれ、ロンドン社交界で格好の噂の的になっていた。見かねたいとこのイザベルの誘いを受け、遠く離れたヨークシャーのモートン城でクリスマスを迎えることにした。田舎の社交界では知られてないはず、と思ってやって来たのだが、彼女のゴシップを信じているサー・マイルズが招待客のひとりとして現れ、「あなたを侮辱して追い出すより、競うほうが楽しい」と親しげに近づいてきたのだ。いったい何が狙いなの!?
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5.019世紀英国。ローズはとんでもないスキャンダルに巻き込まれ、ロンドン社交界で格好の噂の的になっていた。見かねたいとこのイザベルの誘いを受け、遠く離れたヨークシャーのモートン城でクリスマスを迎えることにした。田舎の社交界では知られてないはず、と思ってやって来たのだが、彼女のゴシップを信じているサー・マイルズが招待客のひとりとして現れ、「あなたを侮辱して追い出すより、競うほうが楽しい」と親しげに近づいてきたのだ。いったい何が狙いなの!?
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-カタブツな彼氏と奔放なカノジョが結婚を巡りてんやわんやの大騒動! 正反対だけど、お似合いなこのふたりの恋の結末はいかに? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-主婦の直美は結婚10年目、トキメキのない毎日を過ごしていた。そんなとき、家族に秘密の姑とのふたり旅でハンサムな男性に出会って!? ゆうみ・えこ「奥様のたくらみ」。5年間つき合っていた彼に浮気され、別れた知花。悔しくて彼より早く幸せになろうと何度もお見合いを繰り返すけど? 和田育子「MOON~月光のバージンロード~」。最初は遊びのつもりだった。でも、いつのまにか愛してた――。遊び人のお嬢様・紗恵子のピュアラブストーリー! 上住莉花「ハートストリング~お嬢様の花ムコの選び方~」。変わらぬ愛を誓って、あなたに届けるブライダル&ラブロマンス 夢みる女の子たちの結婚物語を描いた作品が登場!!(C)ゆうみ・えこ/和田育子/上住莉花
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-恋なのかも知れない。煙草をもてあそぶ細い指。少し長めの髪。グラスを傾ける横顔。いつも気になってた。恋人から全然ロマンチックじゃないプロポーズ。3年も付き合ってるとこうなるのかしら。3年も付き合ってると、私のものじゃない口紅が、あなたのアパートの洗面所に落ちていても問いつめもしなくなるのかしら。だから、あの席で出会うあの男性のことが、こんなにも気になるのかしら。いつかは色あせるのかしら。この肩越しに見つめるだけの恋も。そう思ったら涙がこぼれた。どうかしてる、私。これじゃ10代の子供じゃないの。手遅れの恋だと思っていた。見つめるだけでいいと思っていたのに。彼から誘われた。私は躊躇しなかった。あなたが好き。あなたが…。
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5.0キング家の“小さなプリンセス”として育てられたジェシカは、姉妹たちと違って社交下手の真面目な勉強家。大好きな父の突然の頼みで、夏の間自動車の修理工場で働くことになった。なぜ?…その疑問を飲みこんだまま、やさしいジェシカは父を喜ばせるために工場に出かけた。荒々しい男たちの職場に、無垢な天使のようなジェシカが舞い降りたのだ。ぶっきらぼうな経営者ガーナーは「もし君が半日続いたら、僕はパンツを食べてみせるよ」とジェシカを挑発した…!?
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-キング家の“小さなプリンセス”として育てられたジェシカは、姉妹たちと違って社交下手の真面目な勉強家。大好きな父の突然の頼みで、夏の間自動車の修理工場で働くことになった。なぜ?…その疑問を飲みこんだまま、やさしいジェシカは父を喜ばせるために工場に出かけた。荒々しい男たちの職場に、無垢な天使のようなジェシカが舞い降りたのだ。ぶっきらぼうな経営者ガーナーは「もし君が半日続いたら、僕はパンツを食べてみせるよ」とジェシカを挑発した…!?
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4.5秘書のジョリーンは、社長のチェイン・テンプルトンを見たとき、声もなく立ちすくんだ。今朝、私をふしだらな女と蔑んだ男が社長だったなんて!元上司に迫られているところを目撃されたのだ。とんでもない誤解だわ!だが彼は、氷のような眼差しをジョリーンに向け、聞く耳をもたない。こんな横柄な社長とロシアへの長期出張中、ふたりきりで個室のシベリア鉄道で移動だなんて! けれど、寸分の隙もなくスーツを着こなす彼に、ジョリーンの心は乱されて…!?
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-秘書のジョリーンは、社長のチェイン・テンプルトンを見たとき、声もなく立ちすくんだ。今朝、私をふしだらな女と蔑んだ男が社長だったなんて! 元上司に迫られているところを目撃されたのだ。とんでもない誤解だわ! だが彼は、氷のような眼差しをジョリーンに向け、聞く耳をもたない。こんな横柄な社長とロシアへの長期出張中、ふたりきりで個室のシベリア鉄道で移動だなんて! けれど、寸分の隙もなくスーツを着こなす彼に、ジョリーンの心は乱されて…!?
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4.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】三姉妹の恋を描くミニシリーズ第2弾は、破天荒な次女ウィローが登場。漫画家の彼女が出会ったのはカタブツでハンサムな男性ケイン。転んで怪我したウィローを手当てしてくれたり、子猫を助けたり……。次々まき起こる問題に動じず対応するケインのやさしさに惹かれたウィローは、勢いにまかせて彼にアプローチをかける!! ところが情熱的なキスをして、大胆にもその身を捧げようとした彼女に、ケインは「一夜以上の関係に興味はない」と言い放ち!?
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-三姉妹の恋を描くミニシリーズ第2弾は、破天荒な次女ウィローが登場。漫画家の彼女が出会ったのはカタブツでハンサムな男性ケイン。転んで怪我したウィローを手当てしてくれたり、子猫を助けたり……。次々まき起こる問題に動じず対応するケインのやさしさに惹かれたウィローは、勢いにまかせて彼にアプローチをかける!! ところが情熱的なキスをして、大胆にもその身を捧げようとした彼女に、ケインは「一夜以上の関係に興味はない」と言い放ち!?
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5.0デルフィネはゼノーラ王国のプリンセス。許婚との結婚を前に、3か月間だけ城を離れて自由に過ごすことが許されていた。デルフィネの身を案ずる皇太子の兄は、モンタナの自然に囲まれて暮らす、親友の無骨な牧場主オーウェンの所に預けることにした。身分を隠して体験する外の世界は、デルフィネにとって、何もかもが刺激に満ちていた。牧場での料理作り、町のホールでの食事やダンス--婚約者がいる身なのに、いつの間にか心のなかにはオーウェンへの熱い思いが…!!
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1.0デルフィネはゼノーラ王国のプリンセス。許婚との結婚を前に、3か月間だけ城を離れて自由に過ごすことが許されていた。デルフィネの身を案ずる皇太子の兄は、モンタナの自然に囲まれて暮らす、親友の無骨な牧場主オーウェンの所に預けることにした。身分を隠して体験する外の世界は、デルフィネにとって、何もかもが刺激に満ちていた。牧場での料理作り、町のホールでの食事やダンス――婚約者がいる身なのに、いつの間にか心のなかにはオーウェンへの熱い思いが…!!
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-執拗に鳴らされる呼び鈴で、ようやく起きたしをり。朝かと思ったら、もう午後の1時!? 嘘―っ、昨夜あんまり原稿が進まないので友人と飲みに行ったら、そのまま眠っちゃったのーっ!!「ごめんなさーい、牧田さーん。まだ原稿で…」と慌てて玄関を開けると、そこにいたのは担当の牧田ではなく、ひそかに憧れていた敏腕イケメン編集者、見城だった!? 牧田が入院したので代わりに来たという。原稿が上がるまで待っているって、プレッシャー。職業欄に小説家と書くようになって5年目、27の冬。そろそろ違う幸せが欲しいなあ…と思っていたのに、よりにもよって見城さんに醜態を見られるなんて。、担当替え早々これじゃ望み薄ね…と思っていたら!?
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-執拗に鳴らされる呼び鈴で、ようやく起きたしをり。朝かと思ったら、もう午後の1時!? 嘘―っ、昨夜あんまり原稿が進まないので友人と飲みに行ったら、そのまま眠っちゃったのーっ!!「ごめんなさーい、牧田さーん。まだ原稿で…」と慌てて玄関を開けると、そこにいたのは担当の牧田ではなく、ひそかに憧れていた敏腕イケメン編集者、見城だった!? 牧田が入院したので代わりに来たという。原稿が上がるまで待っているって、プレッシャー。職業欄に小説家と書くようになって5年目、27の冬。そろそろ違う幸せが欲しいなあ…と思っていたのに、よりにもよって見城さんに醜態を見られるなんて。、担当替え早々これじゃ望み薄ね…と思っていたら!?
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1.0病院の医療事務で働く千鶴。ある日、処方箋について尋ねるため薬局を訪れると女性陣が殺気立っている。先月、内科に入って来た美人の立花先生のお気に入りで、若くていい男だと噂の製薬会社の営業が来院するという。立花先生は、その会社の薬ばかり使うから、前の病院でも評判だったらしい。噂の2人がツーショットで現れるのを皆で待ち構える。立花先生とやって来た男を見た瞬間、千鶴は思わずフリーズしてしまった。彼、北村暁は学生時代の千鶴の恋人だった。ロフトを運営したいという夢を叶えるため、千鶴の制止を振り切って大学を辞めてしまった。だが、ある日、他の女性と抱き合っているところを目撃してしまい、そのまま別れた男だった…!?
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-病院の医療事務で働く千鶴。ある日、処方箋について尋ねるため薬局を訪れると女性陣が殺気立っている。先月、内科に入って来た美人の立花先生のお気に入りで、若くていい男だと噂の製薬会社の営業が来院するという。立花先生は、その会社の薬ばかり使うから、前の病院でも評判だったらしい。噂の2人がツーショットで現れるのを皆で待ち構える。立花先生とやって来た男を見た瞬間、千鶴は思わずフリーズしてしまった。彼、北村暁は学生時代の千鶴の恋人だった。ロフトを運営したいという夢を叶えるため、千鶴の制止を振り切って大学を辞めてしまった。だが、ある日、他の女性と抱き合っているところを目撃してしまい、そのまま別れた男だった…!?
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2.0
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-1~19巻1,100円 (税込)毒女、自己中女、勘違い女…憎悪にまみれた女たちの戦いが今ここに! ★掲載作品★ 「噂のゲス女」(桐野さおり) 「パートの女帝」(川崎三枝子) 「ジェネレーションショック」(春日野まき) 「男の子がほしい」(三木内麻耶) 「他人の目」(小牧成/川島れいこ) 「醜いバラ(都々木美耶)」 「嫉妬」(原田亜香音) 「二人の女に愛された男」(あかしまや) 「ダイエット大作戦」(生田悠理) 「パートの女王」(藤森千夜子) 「ガ・ン・バ・レ…」(つるま里子) 「幸せな卵子」(つるま里子) 「美味しい夫婦」(つるま里子) 「家政婦の告白」(川崎三枝子)
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-東海建設の社長夫人、尾高燿子が殺害されてた!? 駆けつけた妹の尚美が遺体を見ようとするが、あまりにもむごい殺され方に燿子の夫、正剛に止められる。警察は強盗殺人にしては殺し方がひどすぎるので怨恨か変質者の犯行ではないかと見ている。初七日の日、母親と叔母が尚美が大学を卒業したら正剛と再婚して貰いたいと提案する。会社と尾高の財産を婿養子である正剛に独り占めされたくないのだ。混乱する尚美だが正剛は異存ないと言う。正剛は事件の日の行動を不審に思われ連日のように事情聴取を受けていた。義兄にあんなひどい事が出来る訳がない。だが刑事から、燿子が従兄の貴志と深い関係にあった事や複数の男性と関係があったと聞かされ…!?
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-東海建設の社長夫人、尾高燿子が殺害されてた!? 駆けつけた妹の尚美が遺体を見ようとするが、あまりにもむごい殺され方に燿子の夫、正剛に止められる。警察は強盗殺人にしては殺し方がひどすぎるので怨恨か変質者の犯行ではないかと見ている。初七日の日、母親と叔母が尚美が大学を卒業したら正剛と再婚して貰いたいと提案する。会社と尾高の財産を婿養子である正剛に独り占めされたくないのだ。混乱する尚美だが正剛は異存ないと言う。正剛は事件の日の行動を不審に思われ連日のように事情聴取を受けていた。義兄にあんなひどい事が出来る訳がない。だが刑事から、燿子が従兄の貴志と深い関係にあった事や複数の男性と関係があったと聞かされ…!?
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-人気アイドル、緒田公人の付き人になった佐野葉子。テレビや雑誌では優しくて好青年というイメージだったが、実際には言葉も態度も粗暴な公人に振り回されてしまう。撮影現場では見惚れてしまうほどカッコ良いが、終わった途端にスタイリストの女の子と消えてしまう。かつては事務所社長の片桐女史がマネージャーをしていたが、彼女が事務所立ち上げと同時にマネージャーを降りてから、どのマネージャーも長続きしなかったらしい。公人は片桐社長と愛人関係にあったのだ。片桐との関係を断ち切りたい公人は強引に葉子を抱き辛い思いを打ち明ける。それを知った片桐は陽子をクビに。片桐に別れを告げに行く公人。それが全ての悲劇の始まりだった…!?
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-人気アイドル、緒田公人の付き人になった佐野葉子。テレビや雑誌では優しくて好青年というイメージだったが、実際には言葉も態度も粗暴な公人に振り回されてしまう。撮影現場では見惚れてしまうほどカッコ良いが、終わった途端にスタイリストの女の子と消えてしまう。かつては事務所社長の片桐女史がマネージャーをしていたが、彼女が事務所立ち上げと同時にマネージャーを降りてから、どのマネージャーも長続きしなかったらしい。公人は片桐社長と愛人関係にあったのだ。片桐との関係を断ち切りたい公人は強引に葉子を抱き辛い思いを打ち明ける。それを知った片桐は陽子をクビに。片桐に別れを告げに行く公人。それが全ての悲劇の始まりだった…!?
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-ピンク映画に出演し続け、ついに一般作の主演を掴んだ絵理。人気に拍車を掛けるため写真集を出す事になる。カメラマンは国際的な賞も取っている露木征彦。顔合わせの日に初めて会うと、これから付き添いも無しで2人だけで撮影すると言う。絵理が連れて行かれたのは森の奥深くにある豪奢な別送だった。少し怖いけど好奇心をかきたてられる。別荘のリビングに綺麗な女性の絵が飾ってある。画家だったという露木の父が描いたのだろうか。見とれていた絵理は近くの花瓶を落として割ってしまう。すると中からピストルが…!? それは露木の父が自殺した時に使ったものだった。次第に露木に惹かれていく絵理だが露木には狂気ともいえる過去の秘密があった…!?
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-ピンク映画に出演し続け、ついに一般作の主演を掴んだ絵理。人気に拍車を掛けるため写真集を出す事になる。カメラマンは国際的な賞も取っている露木征彦。顔合わせの日に初めて会うと、これから付き添いも無しで2人だけで撮影すると言う。絵理が連れて行かれたのは森の奥深くにある豪奢な別送だった。少し怖いけど好奇心をかきたてられる。別荘のリビングに綺麗な女性の絵が飾ってある。画家だったという露木の父が描いたのだろうか。見とれていた絵理は近くの花瓶を落として割ってしまう。すると中からピストルが…!? それは露木の父が自殺した時に使ったものだった。次第に露木に惹かれていく絵理だが露木には狂気ともいえる過去の秘密があった…!?
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4.3
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3.7
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-今日は私の30歳の誕生日。息子の将太が私の絵をプレゼントしてくれる。嬉し過ぎてケーキに肘が当たってクリームが付く。「もぉ、しょうがないなあ」と拭いてくれる。「どっちが子供だか分からないな」夫が優しく微笑む。「パパのは? ぷれじぇんと」「この家がプレゼントだよ」そうだ、この家は夫が私の我がままを全部聞いて設計してくれた家なのだ。「いつまでも将太の自慢の可愛いママでいてくれよ」と言ってキスしてくれる。将太が自分もちゅーすると言い出す。ママはパパのお嫁さんだぞ、と将太と張り合う夫。「ママは僕のお嫁さんになるんだー」と将太が泣いて抱きついてくる。幸せは失くして初めて気づくものって言うけれど、そんな事ない。私は幸せだって、世界一幸せだって分かっている。次の瞬間、なぜか私の顔を心配そうに覗き込む夫。「あ、目、開けた」あら…パパ、いつの間に眼鏡にしたのだろう。眼鏡も似合う。「良かった、じゃあもう救急車はいいかしら」誰? なんで、この家でパパと親し気にしているの。これじゃまるで夫婦みたい。「あの、どちら様ですか?」「おふくろ? どうした?」「お母さん? 私の事分かりません?」おふくろ!? おかあさん!? 何言ってるの!?「ばーちゃん、どーしたの?」ばーちゃん!!「鏡見せて!! 鏡どこ!?」「お母さん、鏡なら真後ろに」振り返ってみると、そこに映っていたのは、見た事もない老人の姿だった…!?
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-今日は私の30歳の誕生日。息子の将太が私の絵をプレゼントしてくれる。嬉し過ぎてケーキに肘が当たってクリームが付く。「もぉ、しょうがないなあ」と拭いてくれる。「どっちが子供だか分からないな」夫が優しく微笑む。「パパのは? ぷれじぇんと」「この家がプレゼントだよ」そうだ、この家は夫が私の我がままを全部聞いて設計してくれた家なのだ。「いつまでも将太の自慢の可愛いママでいてくれよ」と言ってキスしてくれる。将太が自分もちゅーすると言い出す。ママはパパのお嫁さんだぞ、と将太と張り合う夫。「ママは僕のお嫁さんになるんだー」と将太が泣いて抱きついてくる。幸せは失くして初めて気づくものって言うけれど、そんな事ない。私は幸せだって、世界一幸せだって分かっている。次の瞬間、なぜか私の顔を心配そうに覗き込む夫。「あ、目、開けた」あら…パパ、いつの間に眼鏡にしたのだろう。眼鏡も似合う。「良かった、じゃあもう救急車はいいかしら」誰? なんで、この家でパパと親し気にしているの。これじゃまるで夫婦みたい。「あの、どちら様ですか?」「おふくろ? どうした?」「お母さん? 私の事分かりません?」おふくろ!? おかあさん!? 何言ってるの!?「ばーちゃん、どーしたの?」ばーちゃん!!「鏡見せて!! 鏡どこ!?」「お母さん、鏡なら真後ろに」振り返ってみると、そこに映っていたのは、見た事もない老人の姿だった…!?
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4.0
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5.0
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3.01~10巻1,100円 (税込)喜びも悲しみも分かち合い、それぞれの愛のカタチを育む夫婦の愛の物語 ★掲載作品★ 「あやとり」(石塚夢見) 「愛してるなんていわないで」(夏よしみ) 「ワインにひとこと」(原ちえこ) 「そして運命の鐘が鳴り…」(原のり子) 「お父さんは事後承諾」(ながさわとろ) 「緑からの贈りもの」(英みちこ) 「Fallen Angel」(あいかわももこ) 「私たちの長編小説」(おおにし真) 「微笑みをありがとう」(おおにし真) 「ベビー・ラッシュ」(井上洋子) 「青い鳥のいる家」(あまねかずみ) 「乙女の祈り」(岡田純子)
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-両親に激怒されるも、婚約者との結婚をやめた女優ブロンテ。スキャンダルから逃れるように、大好きな大叔母の農園を訪れた。出迎えに現れたのは、ハンサムな開発業者のスティーヴン。彼は、大叔母に共同事業としてこの美しい農園をリゾートにしないかと提案をしていると言う。世間知らずな大叔母は、親切にしてくれるスティーヴンを疑うこともなく絶大なる信頼を寄せている。確かに悔しいほど包容力があって魅力的…でも、私の本能が彼は危険だと感じている!
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1.0両親に激怒されるも、婚約者との結婚をやめた女優ブロンテ。スキャンダルから逃れるように、大好きな大叔母の農園を訪れた。出迎えに現れたのは、ハンサムな開発業者のスティーヴン。彼は、大叔母に共同事業としてこの美しい農園をリゾートにしないかと提案をしていると言う。世間知らずな大叔母は、親切にしてくれるスティーヴンを疑うこともなく絶大なる信頼を寄せている。確かに悔しいほど包容力があって魅力的…でも、私の本能が彼は危険だと感じている!
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-私は、とある山奥のひなびた無人駅で降りた。恋人の圭が闇金から借りた金を踏み倒したまま逃げ回っているため、私の勤める店にまで取り立てがやって来て暴力を振るうようになったからだ。身の危険を感じた私達は圭の会社で扱っていた山奥の別荘に隠れる事になった。駅を降りると、うっそうとした森に囲まれ、暗くて人気も無い。なんだか不気味で寒気がする。突然カラスの群れが大きな鳴き声と共に羽ばたき飛び交う。余りの恐怖に思わず悲鳴を上げ、一緒に来ていた圭の弟分の準也にしがみつく。ちょうど到着した圭の車のヘッドライトに驚いたようだ。私達は圭の車でさらに山と森の奥に入り、ぽつんと立つ豪勢な屋敷にもぐり込んだ。翌朝、目を覚ますと準也の姿が見えない。夜には気が付かなかった沼が屋敷の近くにあった。その岸に準也が来ていた上着が!? 準也がいなくなっても気にもしない圭。彼は私が準也に魅かれているって知ってるんだわ…。まさか圭が準也を…。でも、もし私と準也が肉体関係を持ってしまった事に気が付いていたら…!?
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-私は、とある山奥のひなびた無人駅で降りた。恋人の圭が闇金から借りた金を踏み倒したまま逃げ回っているため、私の勤める店にまで取り立てがやって来て暴力を振るうようになったからだ。身の危険を感じた私達は圭の会社で扱っていた山奥の別荘に隠れる事になった。駅を降りると、うっそうとした森に囲まれ、暗くて人気も無い。なんだか不気味で寒気がする。突然カラスの群れが大きな鳴き声と共に羽ばたき飛び交う。余りの恐怖に思わず悲鳴を上げ、一緒に来ていた圭の弟分の準也にしがみつく。ちょうど到着した圭の車のヘッドライトに驚いたようだ。私達は圭の車でさらに山と森の奥に入り、ぽつんと立つ豪勢な屋敷にもぐり込んだ。翌朝、目を覚ますと準也の姿が見えない。夜には気が付かなかった沼が屋敷の近くにあった。その岸に準也が来ていた上着が!? 準也がいなくなっても気にもしない圭。彼は私が準也に魅かれているって知ってるんだわ…。まさか圭が準也を…。でも、もし私と準也が肉体関係を持ってしまった事に気が付いていたら…!?
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5.019世紀英国。憧れの陸軍少佐チャールズと結婚したマリアン。だが戦争で、すぐ夫と離れ離れになった彼女に、直後、悲劇が襲いかかる。 3年後、無事に帰還したチャールズにマリアンは勇気をふりしぼり、告げた。「離婚していただきたいの」。 従順で愛らしかった妻の変わりように驚いたチャールズは、1年の猶予期間を申し出るが・・・。
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-19世紀英国。憧れの陸軍少佐チャールズと結婚したマリアン。だが戦争で、すぐ夫と離れ離れになった彼女に、直後、悲劇が襲いかかる。 3年後、無事に帰還したチャールズにマリアンは勇気をふりしぼり、告げた。「離婚していただきたいの」。 従順で愛らしかった妻の変わりように驚いたチャールズは、1年の猶予期間を申し出るが・・・。
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3.030年前に嫁いできた駒子は今では自治会長を務めている。自治会で最近越してきた澤田という男の事が話題に上がる。身長2メートル近くある大男で、なぜか大きなクマのぬいぐるみを背負っている。仕事もせずに昼間からゴミ拾いをしており恐怖感を抱いている住民もいる。このままでは子供達を外で遊ばせられないと言うので、駒子は澤田を空席だった自治会の会計にする事を提案する。皆、澤田の事を知らないから怖いのだ。仲間に入って貰えば安心するに違いない。駒子は嫁いで来てすぐに夫を亡くし子供もいないので誰かの世話を焼きたくてしょうがない。お節介が性分、生まれ持ったものなのだ。だが澤田には誰にも言えない生まれ持った性分があった…!?
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-30年前に嫁いできた駒子は今では自治会長を務めている。自治会で最近越してきた澤田という男の事が話題に上がる。身長2メートル近くある大男で、なぜか大きなクマのぬいぐるみを背負っている。仕事もせずに昼間からゴミ拾いをしており恐怖感を抱いている住民もいる。このままでは子供達を外で遊ばせられないと言うので、駒子は澤田を空席だった自治会の会計にする事を提案する。皆、澤田の事を知らないから怖いのだ。仲間に入って貰えば安心するに違いない。駒子は嫁いで来てすぐに夫を亡くし子供もいないので誰かの世話を焼きたくてしょうがない。お節介が性分、生まれ持ったものなのだ。だが澤田には誰にも言えない生まれ持った性分があった…!?
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-友人の良子の結婚パーティーに招かれた由美。才色兼備で芳倉女史と呼ばれる彼女は今日から上原夫人だ。エプロン姿なんて想像もつかない。料理は彼の方が得意だと言って笑う。パーティーだけなんて良子らしいとお祝いを言うと「史郎は当分出入り禁止、今日は由美のためにフリーのいい男をたくさん呼んである」と言う。史郎は由美の元夫だ。良子の紹介で知り合った彼女の従兄で、彼の浮気が原因で離婚した。大学を出てすぐ結婚した由美は初めての一人暮らし。そして来週から働く事になっている。自分の子供の様に由美の心配をする良子。由美は「もう大丈夫だ」と言ったその夜に手首を切ったのだ。良子は今でも忘れられない。バスルームの洗面台から水と一緒に溢れ出していた、あの血の色を…。由美は史郎無しで生きる事を選んだ。彼のいないベッドで目覚め、彼のいないテーブルで食事をとり、自分の影を見つめながら暮らす事を。いつかは忘れてしまわなければいけない。ある日、取引先に書類を届けるよう頼まれる。ここは史郎の会社がある所。こんなに近くだったなんて。だからと言って出会うはずもない。だが運命の悪戯の様に史郎が現れる。身をひるがえす由美。だめよ、振り返っては。歩くのよ、落ち着いて。走ってはだめよ!! 車にぶつかりそうになり転ぶと史郎が助け起こしてくれた。私、何をしているのかしら、こんな所で。どうしようと言うのかしら、今更…!?
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-友人の良子の結婚パーティーに招かれた由美。才色兼備で芳倉女史と呼ばれる彼女は今日から上原夫人だ。エプロン姿なんて想像もつかない。料理は彼の方が得意だと言って笑う。パーティーだけなんて良子らしいとお祝いを言うと「史郎は当分出入り禁止、今日は由美のためにフリーのいい男をたくさん呼んである」と言う。史郎は由美の元夫だ。良子の紹介で知り合った彼女の従兄で、彼の浮気が原因で離婚した。大学を出てすぐ結婚した由美は初めての一人暮らし。そして来週から働く事になっている。自分の子供の様に由美の心配をする良子。由美は「もう大丈夫だ」と言ったその夜に手首を切ったのだ。良子は今でも忘れられない。バスルームの洗面台から水と一緒に溢れ出していた、あの血の色を…。由美は史郎無しで生きる事を選んだ。彼のいないベッドで目覚め、彼のいないテーブルで食事をとり、自分の影を見つめながら暮らす事を。いつかは忘れてしまわなければいけない。ある日、取引先に書類を届けるよう頼まれる。ここは史郎の会社がある所。こんなに近くだったなんて。だからと言って出会うはずもない。だが運命の悪戯の様に史郎が現れる。身をひるがえす由美。だめよ、振り返っては。歩くのよ、落ち着いて。走ってはだめよ!! 車にぶつかりそうになり転ぶと史郎が助け起こしてくれた。私、何をしているのかしら、こんな所で。どうしようと言うのかしら、今更…!?
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-由美と史郎が買った海辺の小さな家。史郎の浮気が発覚し、2人で住んでいたマンションを出て、もう10日もそこに1人でいる。心配した良子が様子を見に来た。なぜ由美がマンションを出なければいけないの、悪いのは史郎の方じゃない、と憤る。由美は史郎の奥さんなんだから、こういう時こそしっかりしなくちゃダメ、その内その女に飽きて帰って来る、男なんてそんなものだと言う。だが史郎は、由美が嫌いになった訳じゃない、だけど由美より好きな人が、由美より一緒にいたい人が出来た、そう言ったのだ。そんな風に言われたら、あそこにはいられないでしょ、と由美は答える。由美はどうなの、どうしたいの、このまま大人しく引き下がって史郎と別れてもいいの、史郎と別れたくないのならこんな所に逃げ込んでないで闘いなさいよ、と畳みかけて来る良子。どうするのと聞かれても分からないとしか答えようがない。仕事が忙しい良子は、心配しながら帰って行った。そんなに、告白されて、この家を買って、いつまでも一緒にいようと言ってくれたのに。史郎、私、あなたの所へ帰りたい、帰りたいのよ…!! 思わず電話をしてしまうが言葉が続かない。その夜、由美は手首を切った…!? シルエット前日譚ショートストーリー。
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-友人達は大学4年だから就職説明会ですって。私はこれから優雅にドライヴ。だって大会社の会長の孫娘ですもの。働く必要なんて無いわ。迎えの車が来たと思ったら、ブラックスーツにサングラスの屈強な男達に拉致され!? 連れて行かれたのは巨大なビルの豪華な執務室。「ご苦労」とすまして迎える男に「何よ、これは。何の権利があって人をこんな目に…」と食って掛かったら「ここはあなたのお祖父様の会社です。亜弓さん」「…お祖父様の…?」唖然としているといきなり着替えさせられて記者会見の会場へ!? そこで発表されたのは、お祖父様が兼任していた社長職を私が引き継ぐという事!? どうなってるの!? えっ、お祖父様からの卒業プレゼントですって…!?
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-友人達は大学4年だから就職説明会ですって。私はこれから優雅にドライヴ。だって大会社の会長の孫娘ですもの。働く必要なんて無いわ。迎えの車が来たと思ったら、ブラックスーツにサングラスの屈強な男達に拉致され!? 連れて行かれたのは巨大なビルの豪華な執務室。「ご苦労」とすまして迎える男に「何よ、これは。何の権利があって人をこんな目に…」と食って掛かったら「ここはあなたのお祖父様の会社です。亜弓さん」「…お祖父様の…?」唖然としているといきなり着替えさせられて記者会見の会場へ!? そこで発表されたのは、お祖父様が兼任していた社長職を私が引き継ぐという事!? どうなってるの!? えっ、お祖父様からの卒業プレゼントですって…!?
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-縁の名を語り俺の横で満ち足りた顔をして眠っている、この女は一体誰なんだ。縁が旅行に出かけたのはゴールデンウィーク直前の事だった。それから10日。俺の知っている縁は、まだ帰って来てはいない。全く面識の無い人間の名を名乗る事は出来ない。俺を訪ねて来たあの夜も迷いもせずに俺の名を呼んだ。臆する事も無く俺の腕に飛び込んで来た。まるで以前からの恋人の様に。まるで縁が乗り移ったかの様に。一体何時からこの女は自分を縁と思い込むようになったのだろう。俺は時々、縁は眼の前にいるこの女じゃないのかと錯覚しそうになる。俺は貪るように何度も何度も女を抱く。俺は何をしているんだ。この女からは縁の血の匂いがすると言うのに…!?
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-縁の名を語り俺の横で満ち足りた顔をして眠っている、この女は一体誰なんだ。縁が旅行に出かけたのはゴールデンウィーク直前の事だった。それから10日。俺の知っている縁は、まだ帰って来てはいない。全く面識の無い人間の名を名乗る事は出来ない。俺を訪ねて来たあの夜も迷いもせずに俺の名を呼んだ。臆する事も無く俺の腕に飛び込んで来た。まるで以前からの恋人の様に。まるで縁が乗り移ったかの様に。一体何時からこの女は自分を縁と思い込むようになったのだろう。俺は時々、縁は眼の前にいるこの女じゃないのかと錯覚しそうになる。俺は貪るように何度も何度も女を抱く。俺は何をしているんだ。この女からは縁の血の匂いがすると言うのに…!?
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-いつもの事ながら金持ち連中のやるパーティーの退屈な事!!不機嫌な顔で歩いていると女主人のシャーロッテに「ギル、ミセス・スチュアートがあなたの顔を見たいと仰っているわ」と声を掛けてきた。営業用の笑顔で「光栄です、マダム」と初老の女性にそつなく挨拶。「礼儀正しい事。あなたも見習わなくては、ねえパウロ」と近くにいる若い男に言う。「これはまた利発そうなお坊ちゃ…」と言いかけると「スチュアート家には娘しかいなくてよ、ギル」とシャーロッテにたしなめられる。えっ、という事はもしかして愛人!? あの年であんな若い男が!? まあ俺だってシャーロッテの愛人だが。余りの事に顔をしかめていると見られてしまった!? しかもクスクスと笑われてしまった!! あ…あんな可愛い少女に!! 今夜はもう帰ろうとシャーロッテに隠れてコソコソしていると「もう帰っちゃうの?」とさっきの娘に声を掛けられる。窮屈なパーティーから抜け出し2人で夜道を歩いていると「私、あなたとお話してみたかったの」と彼女が言う。「それは光栄です。僕はギル・バーンズ」と自己紹介。「私はローリン・クライスよ。ママの恋人さん」えっ!? 嘘だ!! シャーロッテの娘だって!?「さあ私をどこへ連れて行ってくれるの?」とグイグイ来る。仕方なく行きつけの店に連れて行くが、とんでもないワガママぶりに振り回されてしまう。だが奔放なくせに純粋な彼女に、いつしか…!?
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5.0アメリカ娘のペニーは意欲と能力を見込まれ、魅惑の王国エル・ザフィールのファラ王女の秘書として雇われた。24時間一睡もしないまま、初めて宮殿を訪れたペニーは、執務室で待っている間にソファーの上で眠りこんでしまった…。目覚めたとき側にいた男性を同僚と思い込んだ彼女は、彼にコーヒーをいれてもらい、お喋りの相手をしてもらった。ところがペニーにとって不運なことに、彼は同僚なんかじゃなくて、世界中の女性の憧れの的、ラフィーク・ハッサン王子だった!!
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-アメリカ娘のペニーは意欲と能力を見込まれ、魅惑の王国エル・ザフィールのファラ王女の秘書として雇われた。24時間一睡もしないまま、初めて宮殿を訪れたペニーは、執務室で待っている間にソファーの上で眠りこんでしまった…。目覚めたとき側にいた男性を同僚と思い込んだ彼女は、彼にコーヒーをいれてもらい、お喋りの相手をしてもらった。ところがペニーにとって不運なことに、彼は同僚なんかじゃなくて、世界中の女性の憧れの的、ラフィーク・ハッサン王子だった!!
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4.5恋人に手ひどく裏切られた看護師アリは、心機一転やり直すことを決意して、砂漠の国エル・ザフィール王国にやってきた。王国は美しく、医療施設は最新設備を整えていて、何もかもが申し分なかったけれど、熱い視線やキスで翻弄するカマル皇太子との出会いは、アリを不安にさせた。--世界中の美女を虜にする、抗いがたい魅力を備えた皇太子。不安は的中した。どうしようもなくカマルに惹かれていくアリに、「君と情事を楽しみたい」 と彼はこともなげに言い放った!!
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-恋人に手ひどく裏切られた看護師アリは、心機一転やり直すことを決意して、砂漠の国エル・ザフィール王国にやってきた。王国は美しく、医療施設は最新設備を整えていて、何もかもが申し分なかったけれど、熱い視線やキスで翻弄するカマル皇太子との出会いは、アリを不安にさせた。――世界中の美女を虜にする、抗いがたい魅力を備えた皇太子。不安は的中した。どうしようもなくカマルに惹かれていくアリに、「君と情事を楽しみたい」 と彼はこともなげに言い放った!!
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5.0美人コンテストで優勝したほどの美貌をもつクリスタルは、王家の子供たちのナニーに応募してエル・ザフィール王国を訪れた。不恰好な眼鏡とだぼだぼな服、引っつめの髪で変装して…。なぜか“不美人”であることがナニーの絶対条件だった。雇い主の第2王子ファリークは聡明な彼女を気に入り、クリスタルも王子に心惹かれていく。姿を偽り続けることが心苦しく、本当のことを話そうと決意するが、王子はどんな嘘や偽りも許さない強い意志をもっていた…!?
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-美人コンテストで優勝したほどの美貌をもつクリスタルは、王家の子供たちのナニーに応募してエル・ザフィール王国を訪れた。不恰好な眼鏡とだぼだぼな服、引っつめの髪で変装して…。なぜか“不美人”であることがナニーの絶対条件だった。雇い主の第2王子ファリークは聡明な彼女を気に入り、クリスタルも王子に心惹かれていく。姿を偽り続けることが心苦しく、本当のことを話そうと決意するが、王子はどんな嘘や偽りも許さない強い意志をもっていた…!?
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-カリスマ・ウエディング・プランナーとして名高い彼女は、人の人生はプロデュースできるのに自分のことになるとからきし! セレブな彼に本当の自分の姿をさらせずにいて… ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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5.0謎いっぱいの乙女心、クールな推理で解き明かして!! 「俺なりに推理してみたけど結論はひとつ」「やっぱり君は俺のことが好きなんだって」 素直になれない恋のトリック、あなたはすぐ暴いてしまう───!! トリッキーな年上男との、スリル&ときめきいっぱいの社内恋愛!! 部署違いの会社の先輩にひっそり憧れている理沙。見ているだけの恋を卒業して、告白の決意をしたけれど…!? 恋はミスリードの連続!? 動機とトリックを推理して!! 「友だちになってもらえませんか?」「トモダチOKだよ、今日から始めよう」 まさかの“友だち"違い…!? ひとすじなわではいかない彼との恋愛心理ゲーム!! ※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載、または短編よみきり配信されたものを再編集したものです。デジタル配信版の雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」または短編よみきり配信をお求めになった方は、コンテンツ内容が重複する場合がございますので、ご注意ください。
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3.7アイフォード侯爵の令嬢アンナは、南仏のお屋敷「シャトー・ベル-エデン」の整理に来ていた。経済的事情で、手放さなければならなくなったからだ。買い手は、非情なイタリア人開発業者アンジェロ・エミリアーニらしい。彼の手に渡れば、壮麗なお屋敷だけでなく、あたりの美しい自然も壊滅状態になるに違いない。なんとか阻止できないかしら。アンナは不動産会社の友人フリスになりすまし、アンジェロに対面した。彼は険しく冷たい眼を光らせアンナを食事に誘った…!?
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1.0アイフォード侯爵の令嬢アンナは、南仏のお屋敷「シャトー・ベル-エデン」の整理に来ていた。経済的事情で、手放さなければならなくなったからだ。買い手は、非情なイタリア人開発業者アンジェロ・エミリアーニらしい。彼の手に渡れば、壮麗なお屋敷だけでなく、あたりの美しい自然も壊滅状態になるに違いない。なんとか阻止できないかしら。アンナは不動産会社の友人フリスになりすまし、アンジェロに対面した。彼は険しく冷たい眼を光らせアンナを食事に誘った…!?
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-1945年、冬のアメリカ。戦場から帰還し雪が降る夜の駅に降り立ったグレン。友人のハリーと再会し祝杯を挙げる事になる。すると見知らぬ若い女性が「ジェラルド」と言って後ろからグレンの腕を掴んで来た。グレンの顔を見て人違いに気づいたのか、小さく声を上げて固まってしまう。「サラ、違うよ、その人は」側にいた少年が声を掛け「背丈は似てるけどジェラルドじゃないよ。さあ、もう帰ろう。ママが心配するよ」と言って連れて行く。ハリーが言うには、この界隈では有名な女性らしい。戦争が終わってから毎日毎日、駅で恋人の帰りを待っているのだと言う。もう永久に帰って来ない男を。可哀想におかしくなってしまったらしい。戦争を始めた奴らは、もっと頭がおかしかったのだろう。一体どのくらいの女達がヨーロッパで、アジアで、アメリカで帰らぬ夫や息子を待ちわびているのだろう。ハリーとの酒は苦く2人共酔わなかった。帰り道、さっきの2人が、まだ街を彷徨っていた。家に着くと母親と妹が泣きながら迎えてくれた。ともかく戦争は終わったのだ。もう冷たくなった母親の側で泣き叫ぶ子供を見る事は無い。もう敵の砲弾に怯えながら眠ることは無いんだ。ハリーの伝手で新聞社の記者の仕事を得たグレン。街中で、あの時の女性を見掛ける。突然倒れそうになった彼女を思わず助けた事から、思わぬ関わりを持つ事になるが…!?
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-同期の庄野崇が課長に昇進した。しかも常務のお嬢さんと見合いの話もあるらしい。別に付き合ってる訳でもなんでもないけれど、気にならないと言えば嘘になる。しかも今私にはヘッドハンティングの話が来ている。しかも部長待遇で。友人に話したら「いつまでも庄野崇と同期の桜ごっこしてないで、とらばーゆして男を作るのよ!!」なんて言われちゃった。「いいかげんにしてよね、庄野崇、庄野崇って」「庄野崇、庄野崇って言い続けてきたのは、あんたの方でしょ。この10年間、他の男の名前なんか聞いた事無いわよ、私」「え…う…嘘」「いかに通子の異性関係が貧困だったか分かるわね」「私、少し考えてみた方がいいみたいね」早速友人に見合いを進められるが!?
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-「ああ、貢?あたしよ。あたしったらわかるでしょ。晶子よ」こいつはこの夜で俺が一番だーい嫌いな女だ。「お父様の会社が倒産なさったの。すぐ日本に帰りなさい。いいわね」大学時代、趣味で作ったパソコンゲームが売れたおかげでNYにソフト会社を設立し、今や花形パソコンソフトメーカーの若き社長のこの俺を電話1本で呼び出す女、晶子。彼女の家のお抱え運転手をしてきた父に男手ひとつで育てられたが、もの心ついた時からこの女の子守りをし、学校の送り迎えから、果ては日舞にお茶オハナまで付き合わされ、いつのまにか騎士にされていた。おかげで恋人に逃げられ、晶子お嬢様のアッシー君と呼ばれた。その俺に晶子は婿探しをしろと言って来た!?
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-私、桜友恵、24歳。準大手企業のOL6年生。「あら友恵!研修センターのコーチ終わった?」「うん」「いい男いっぱいいた?」「いたいた。今日からまたバリバリ稼ぐぞ~っ」「ねえねえ聞いた?王子さまのウワサ」「聞いた聞いたーっ」「本気にしてないな」「だってすごくリアルなウワサよ」「革命で日本に亡命した王族が日本で再婚して、その子がまた日本女性と結婚して今は四代目の殿下ですって」「それじゃほとんど日本人じゃない」「そうよ、その殿下がうちの新入社員にいるなんて素敵じゃない」「素敵と言うのはこーゆー日本男子よ!!」友恵は写真をずらっと並べた。「今年のエリート、トップ10!!研修センター選りすぐりのハンサム生写真データ付きよーっ。さあ買った!!」
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5.0「はじめまして。古屋護、7歳です。よろしくお願いします」「まあ護ちゃん。偉いわ!しっかりご挨拶できるのね」事業に失敗した妹夫婦の子供を引き取った未亡人の百香。「嫁の分際で。あんたと結婚した途端、うちの長男ポックリ逝っちまうし」などと義母に嫌みを言われながらも、義父母、義兄姉とその子供達の面倒を8年間も見てきた百香。夫の遺言だったのだ。見かねた護のイタズラで婚家を追い出された百香と護は、月給50万、住み込み、子連れ可の広告につられ、坂東家にやって来る。そこは当主の坂東一馬を筆頭に男ばかり5人兄弟の家だった。個性的な男達に囲まれ、百香と護の新しい生活が始まる。5人とも、美しい未亡人の百香に魅かれ始めて…。
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-兄が死んだ。10年以上行ったきりだったアメリカで交通事故。こんな形で帰って来るなんて。でも、泣かないよ、私は。あんたなんかのために泣いてやらない。18年前、母が再婚した。そりゃあ、お母さんは恋愛体質な人だから、いずれはこーいうことになるかなって思ってたけど…。何もこーんな大きな子供いる人じゃなくっても!高1って言ったよねえ…。信じられない、大人っぽい…。まつ毛長ーい。あたしよりよっぽど色白だわ。髪もきれー…。それが一朗、いっちゃんとの出会いだった。ほんとにね、どうしてこんなに好きなんだろ。こんなに冷たくつれなくされてるのに。でも、時々いっちゃんの視線を感じる。振り向くとこっちを見てないけど。彼の気持ちはどうなの?
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-バレエ一筋に生きた母が、この春亡くなった。僕は10年前、バレエよりラグビーをやりたいと言ったばかりに、母とケンカ別れしたままだった。なんで嫌かって?あまり思い出したくない幼少のみぎり、僕はレオタードの女の子達とバレエを踊っていた。鬼のように厳しい母から毎日シゴかれ、悪友の正貴にタイツ姿を見られたあげく「オカマのハヤトちゃん」とさんざん笑い者にされたからだ。東京の実業団でラグビー界のプリンスと呼ばれている僕は、母のバレエスタジオを継ぐわけもなく売ろうとした。正貴が「先生があの世から化けてでるぜ?」なんて言うから、スタジオで踊る母さんが!?ビックリ仰天する俺に話しかけてきたのは、教室の教師の田坂琴子だった。そして…!?
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-弟の結婚を機に独り暮らしをするためマンションを買った可名子。やっと引っ越しが終わったと思ったら、ベランダから物音が!?鍵締めてない!?しかも男の影が!?上の階の住人、賢司がパンツを落としたので拾いに来ていたのだった。一応不審者ではないということで、お引き取り願ったけど、私より年下で結構可愛い男の子だった。彼が勤めるクラブに会社の同僚と偶然行く事になった可名子。間違えて隣の人のお酒を飲んでしまい、ひっくり返ってしまう。そんな可名子を部屋まで運んでくれたのは賢司だった。そして一夜を過ごしてしまう。「好きだよ。順序が逆になったけど」そうよね、私。賢司とこうしているのいやじゃない。ところが部屋にいた賢司を母親に見られ…!?
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-「いつになったらパパやママをあんしんさせてくれるの。孫の顔見たいわァ。幸せになって欲しいわァ」と母親に心配されて、お父さんの大学の柔道部の後輩の40歳の男性とお見合いをすることになった都。いい年してって言われても、小さい頃から信じてるんだから、いつか白馬に乗った王子さまが私を守りに来てくれると…。ところがその夜見た夢は、木馬に乗ったひげ面の大男!?まあ見合い相手なんだけど。見合いであった山田一太郎さんは、体だけじゃなく声も動作も大きくて、お店の人に注意される程。どうしよ…もう帰りたくなってきた。けれど私の夢を笑わずに聞いてくれたのは、彼が始めてだった。そして情熱的な告白をしてくれた。でもでもでも、どうしよー…。
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-「新婚旅行って言ったら月がメッカだろー」そう言ったのは、私、貝原芙美ではなく、ヒデちゃん、松平秀臣でもなく、ハル、河村春樹だった。私達3人は中学時代いつも一緒だった。ヒデちゃんは寡黙でシャイで。ハルはなんというか、まあ、あけっぴろげのノーテンキで。全然違うタイプだったけど、どっちもいい奴で、どっちも私は大好きで。私達はたいてい3人で行動したけど、どうしてもペアにならなきゃいけない時は、ヒデちゃんとハルのジャンケンで決めてた。いつか決めなきゃいけない。ジャンケンなんかじゃなくて、私の意志で。いつかずっとずっと先のいつか。中3の秋、ハルが死んだ。事業に失敗したお父さんが車に家族を乗せてガケから海に!!無理心中だった…!?
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