さいとうちほ - 小学館作品一覧
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4.0太平洋戦争の足音も間近な時代。16歳の少女・青樹湖都(あおきこと)は婚約者の海軍軍人・鬼堂院将臣(きどういんまさおみ)と共に、あるパーティーに出席する。そこで湖都は兵に追われるハーフの青年サジット・アスターの危機を救い、恋に落ちる。イギリス統治下のインド総督とインドの名門階級・マハラジャの娘の間に生まれたサジット。彼はインド独立運動の一員だった。将臣を振り切り、サジットと結婚し上海(シャンハイ)に渡る湖都。その地で湖都はドレスを作る店を始めるが、サジットは独立運動のためインドへ…。そして日本軍の大陸進出が始まる。時代のうねりの中に湖都は、いやおうもなく巻き込まれて…!?
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3.3テレビ番組のテーマ曲を創ることになった新進作曲家・天童は、曲作りのインスピレーションを得るためモンゴルに渡る。彼は町外れの地で小さなホテルを営む日本人の母娘に出会う。娘の名は林花音(かのん)。生まれながらに音楽の才能に恵まれ、バイオリンを天才的に弾きこなす美少女だ。彼女は父親を知らず、母親がモンゴルに来る前にすでにお腹に宿っていて、この国で生まれ育ったのだった。花音はしだいに天童と親しくなるが、そんな折、母が事故で死亡。死ぬ間際、花音の父親は実は生きており、音楽家だとだけ言い遺す。花音は日本で一流のバイオリニストになれば父親に会えると信じて、天童とともに日本に行く決意を!!
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-兄と妹、禁じられた二人のラブストーリー。 麻緒(あさお)と士音(しおん)は2歳違いの兄と妹。幼ないころから二人は、いつでも、どこでも、何をするにも一緒だった。いつのころからか、麻緒の心の中にはいつも士音がいるようになった。そして……。兄と妹の禁じられた恋の行方は!?
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-あたし、若林真理が海馬俊(かいば)を見たのは夜の海。浅黒い肌に漆黒の瞳。月のない浜辺で走る彼は、まるで「風の息子(アダム)」のようだった。その呼び名は、俊足の馬につける形容詞。海馬を陸上部に誘う真理に「あんたがオレとつき合ってくれれば」と。陸上部のエース、日高を負かした海馬は真理に約束を果たせと迫る。海馬の腕から逃れようと飛び出した真理に車のフラッシュ!表題作書き下ろし「胡蝶の夢」第3作品収録。