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4.4ベストセラー『絶滅の人類史』(NHK新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)著者、更科功氏推薦!! 人間とは、いったいどういう生き物なのか? 動物行動学の泰斗である著者が、生物としての「人間」を、 容姿・言語・社会などの話題をさまざまに展開しながら、わかりやすい言葉で語る。 ドーキンスの利己的な遺伝子、ダーウィンの進化論、チョムスキーの生成文法、 ヴァ―・ヴェーレンの赤の女王説など、生物学の基本的な理論も、本書を読めばユーモアを交えた解説で楽しく理解できる。 著者が京都精華大学で行った最晩年の講義であり、今を生きる「人間」必読の一冊。 2010年10月に発刊された『ぼくの生物学講義』日髙敏隆(昭和堂)を改題・再編集のうえ文庫化。 「この現代、日本も含めて世界中でいろいろなことが起こっています。 よく考えてみると大昔から人間は戦争をしていて、いつになっても止まらない。 でも、戦争というのをする動物は、ほかにはいないんですね。それはなぜなのか。 どうしたらいいのかっていうことを、ちゃんと考えなくちゃいけないだろうと。 そのためには、生物学の一端として、人間というのはどういう動物なんだということを、 ちょっと考えてみる必要があるだろうというので、この講義をすることにしたわけです。」(本文より) ■著者について 日髙 敏隆(ひだか・としたか) 動物行動学者。1930年東京生まれ。 東京大学理学部動物学科卒業。理学博士。 東京農工大学教授、京都大学教授、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長、 京都精華大学客員教授を歴任。2000年に南方熊楠賞受賞、2008年に瑞宝重光章受章。2009年11月没。 主な著書に『チヨウはなぜ飛ぶか』『春の数えかた』『人間はどういう動物か』『世界を、こんなふうに見てごらん』など、 主な訳書にコンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪』、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』(共訳)などがある。 広く深い教養をバックボーンに、誰にでもわかる平易な言葉で、動物行動学および生物学の魅力を長く伝えてきた功績は大きい。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わからないことを<自分の目で知りたい!>―ファーブルの情熱と探求心を現代の子どもたちに。古川晴男氏の名訳と生物画家・熊田千佳慕氏の美しいカラーの挿絵で楽しめる「ファーブル昆虫記」。(初版1969年、新装版2001年刊行された本書を装画を新たに読み物として復刻)ヒジリオオフンコロガシやキバナアナバチ、キンイロオサムシなど、代表的な13種の昆虫のお話を収録しています。巻末には解説(写真付き)と、舘野鴻氏の寄稿「虫を見るまなざし」を掲載。
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-※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 昆虫マニアでなくてもおもしろい、生物の話がぎっしり! 南フランスの博物学者、ファーブルは、自分の目で見たことしか信じない信念の持ち主。博物学者であり、昆虫学、植物学、物理、化学、天文学の知識を持つファーブルが、どこにでもいる身近な昆虫などを自ら観察・研究したのが「ファーブル昆虫記」。なんと全10巻221章にも及ぶ大作! その膨大な話の中からいくつか厳選してお届けする。「スカラベ」…昆虫記の中でも人気のフンコロガシの話。球作りの様子が細かく観察され、ていねいに記録されている。ワクワクした気持ちがそのまま伝わる文章に、目の前で球作りが行われているかのような気さえしてくる。「タマムシツチスガリ」…蜂の一種、ツチスガリは、エサのタマムシを巣に持ち帰り卵を産みつける。卵から幼虫がかえり、そのタマムシを食料とする間、タマムシは腐ることなく鮮度をたもっている。いったいなぜ? その謎に迫る。その他「キバネアナバチ」「ラングドックアナバチ」「アヒル沼」を収録。原典からの忠実な翻訳、精密なイラストを多数収録!