検索結果
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-元夫から逃れるため、旅に出たサミアはついに南仏の港でほぼ一文無しになった。高級なバーで水ももらえず追い出されかけたとき、Tシャツ姿の男性が助けてくれ、仕事を探していると話すと彼はある船につれて行ってくれた。その巨船は、マドレナ王国の不良王子が世界の海を渡るというブラック・ダイヤモンド。…こんな豪華な船で雇ってもらえるの? すると船員がTシャツの彼に頭を下げた。「おかえりなさいませ、王子」まさかあなたが、海賊王子ルカなの?
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-火事のために喉を痛め、オペラ歌手になる夢をあきらめたケイティは、事務弁護士として無気力な日々を送っていた。そんなある日、彼女は仕事でプレイボーイの大物実業家リーゴ・ルッジェーロに会い、ひと目で恋に落ちてしまう。けれどリーゴが彼女の垢抜けない様子に失望しているのも見て取れた。どうせ私なんて。いつものようにすべてをあきらめようとしたケイティだったが、今回はなぜか神様が、彼女に恋愛のステージから降りることを許してはくれないようで…。
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-高級スキーリゾート地でシェフ兼ロッジガールとして働くルーシーは、彼女の前に現れた、驚くほどハンサムで圧倒的な存在感をもつ「匿名」のゲストに強く惹かれた。そして彼の甘い誘惑にゲストとロッジガールの一線を越え、ひとときの恋に酔いしれてしまう。だが、別れの言葉もなく彼は突然姿を消した。何万ユーロもの現金と1枚の名刺を残して…。彼の正体が“闇より深く、はるかに危険”と謳われるシークとも知らずに、ルーシーは砂漠の国へとあとを追うが……。
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1.0仕事のため、憧れの砂漠の王国シネバルに船で向かったアントーニアは海賊に襲われてしまう。嵐の海に飛びこんだ彼女は豪華なヨットにたどりつくが、もち主である謎の男性セイフに捕まり、監禁される。彼女を犯罪者扱いする傲慢な彼に憤慨するが、野生の獣のような荒々しい魅力に囚われ、ある夜とうとう愛を交わす――。しかし、彼女は知らなかった。セイフの正体は“復讐の剣”と呼ばれるシネバルの国王。そして、彼女を憎む因縁の相手だということを。
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-玉の輿を狙う姉に連れられて、とあるパーティーに出席したタラ。そこでタラは、目も眩むような美貌の伯爵リュシアン・マキシムに出会う。タラは見初められて一夜をともにするが、翌朝彼の姿はベッドにはなかった。一方、姉はリュシアンの弟と見事結婚し、ひとり娘を授かった。しかし夫婦は突然の事故で他界してしまう。遺された姪の養育権を巡り、タラは2年ぶりにリュシアンと再会した。彼は悼む言葉もなく冷淡に言い放った。「弟の愛人だった君に姪は渡せない」
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-モンテカルロのヘアサロンで働くミアは、兄の親友にして王族――マハラジャのラム・ヴァリンダに勇気を出して連絡をとろうとしていた。彼はミアの兄の全寮制学校時代からの親友で、世界的なカーレースに出場するために、ここモンテカルロに滞在中なのだ。ミアは10代の頃、彼に恋していた。たぶん今でも…。身分違いの恋が実るはずないとわかっていても、再びラムに会えるチャンスを逃したくない…! ミアの想いに応えるように、ラムはヘアサロンに姿を現すが?
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-冷酷なシーク・シャーヒーンのせいで両親は死んだ!――祖父からそう聞かされていた写真家のザラ。真相を知るためザッダラ王国を訪れるが、すばらしい砂漠の自然に写真家の血が騒ぎ、夢中でカメラを構えていた。するとオアシスで美しい男性の沐浴を目にし、思わず写真におさめると、気づかれて彼のテントへ連れていかれてしまう。だが、彼は意外にもザラを丁重にもてなす。謎と魅力に満ちた彼に、ザラはときめいた。彼こそが、シーク・シャーヒーンだとも知らずに。
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-まさか、こんな大ステージに立てるなんて…。新人歌手のサヴァンナは胸を躍らせてスタジアムへ向かった。ベテラン歌手の代役で、急遽ラグビー6か国対抗戦の国歌斉唱をまかされたのだ。が、到着したサヴァンナを待っていたのは、ひどい扱いだった。体に合わない衣装を押しつけられ、着替えもそこそこに舞台へ押し出されてしまう。そして次の瞬間、最悪のハプニングが! 衣装が破れ、大観衆の前で素肌をさらした彼女を助けたのは、顔に傷のある大富豪だった。
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-この世にこんなに素敵な男性がいるなんて……高級デパート“カーリファ”の年間最優秀店員に選ばれカダール王国に招かれたべスの目は、一糸まとわぬ姿で海から上がる黒髪の男性に釘づけになっていた。普段は品行方正な自分の行動が信じられないけれど、どうしても彼の裸体から目を離すことができない。しかし次の瞬間、べスは今まで見つめていたはずの男性から銃をつきつけられていた。射るような冷たい眼差しの彼こそがシーク・カーリファ、カーリファグループ総帥だったのだ!
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-ある日突然、アナリーザは顔も見たことのない父親から遺産として広大なオレンジ園を相続する。彼女が生まれる前、母を捨てた冷酷な父…。その真意を知るため、スペインのメノルカ島を訪れた彼女は、危険なほどの美貌をもつ大富豪ラモンに海で溺れているところを助けられる。妖しい彼の魅力に淡く胸をときめかせるアナリーザ。慕ってくれる使用人や動物たちを守るため、彼女はオレンジ園の再建を決意するが、それはラモンを敵にまわし、戦うことを意味していた…!?
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-ギリシアの小島イスコスで ジャーナリストのシャーロットが出会ったのは、彫刻のように美しい、漆黒の髪の男性イアニス! 彼を記事にしたいと思い近づいたシャーロットは、傲慢かと思えば紳士的でエレガントな面も見せるイアニスに魅かれていって・・・。 とろけるようなアバンチュールに浸る二人だったが、ある事件を境に疑惑が生まれ・・・!?
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4.0パーティープランナーとして大抜擢されたステイシーは、いつも以上に気合いを入れてバルセロナのホテルに赴いた。今夜の主催は、IT系企業の世界トップであり初恋の相手のルーカス。けれど、彼には、いまだに親友の妹としか見られていない。もう子どもじゃないのに…。イベントは大成功し、会社が負っている借金を知ったステイシーは彼に専属プランナー契約を願い出る。ふたりの距離も近づくかも…と期待するが、ルーカスには頑なに拒絶されてしまい…!?
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-運命の糸に導かれ、カールという謎めいた男と一夜を共にしたルーシー。 しかし目覚めた時、すでにカールは姿を消していた・・・。 あれから2年、仕事で砂漠の国アバダンを訪れたルーシーの前に現れた皇太子(シーク)・・・彼はまぎれもなくあのカールだった! 「彼が一国の王子!?どうなるの?私に彼の息子がいると知れたら・・・!」
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-君のお腹の子供と僕に、いったいなんの関係がある――? ニローリ王国王子でありながら、ロンドンで活躍する若手建築家二コ。秘書のキャリーは、一夜限りの遊びと知りながら彼の強引な誘いにその身をゆだねる。3か月後、彼女が妊娠を知ったのは、王位継承をめぐってニコが王国に呼び戻されたあとだった。不安と期待を抱えて王宮のニコと再会したキャリー。だが彼女を待っていたのは、彼の冷たい言葉と、美しい婚約者の姿だった! <ニローリ・ルールズ>第5話。
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3.0売れなくなった歌手の母とミリーはハリーファ王の豪華なヨットに招待されるが、そこは怪しげな宴がひらかれ、ひと目でおかしいとミリーは察した。好色な王はミリーにまで迫るが、砂漠の鷹と異名をとるハリド王子の転機で難を逃れる。しかし翌日、母は冷たくなって発見された。王子は母を無事に帰すと約束したのに! 8年後、クリーニング店で働くミリーは“あの”ヨットにシーツを届けることに。ハリド王子に会えば母の死の真実がわかる…そう思っていたら彼が突然現れて!?
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-放蕩者の父が亡くなり、パブの掃除係として働きづめだったキャリーは憧れのイタリアへ旅に出た。アマルフィのホテルでハンサムな男性ルカに誘われ、アバンチュールに心が揺れるものの彼を拒んでしまう。もうすぐお金も尽きる…夢の時間は終わりだわ。職を求め公国のレモン畑で働き始めたキャリーだが、偶然にもルカと再会する。彼の魅力の前に今度こそ純潔を捧げてしまうキャリー。彼がこの国の大公で、ある条件のため妻と子供を早急に求めていることを知らずに…。
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1.0家政婦のロージーに亡き雇い主から、島の半分の所有権というとんでもない遺産が舞いこんだ。もう半分を相続したのは、雇い主の甥で世界的なホテル王シャヴィエル。彼には2年以内に跡継ぎをもうけなければ相続権を剥奪するという条件も課されており、ロージーに相続権を放棄しろと告げてきた。施設育ちの私を娘のように愛してくれた雇い主のためにもこの島を守らなければ。対立する彼女に、シャヴィエルは、「女を孕ませることなど造作もない」と熱いキスをして…!?
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1.0コミューンから逃げ出したリーザがようやく手に入れた大切な居場所──だが、亡き父から受け継いだ会社は今や破産の危機に瀕していた。会社を立て直すにはギリシア人の大富豪ザゴラキスの支援が必要だ。しかし彼の興味は会社ではなく、金融界で才媛と名高いリーザに移っていた。獲物を狙う獣のように、彼はとんでもない条件を提示した。ギリシアの別荘で1週間かけて僕を説得してほしいと。まるでリーザがその挑発を拒むことなどできないと確信しているかのように…。
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-ローマでマルコと熱い一夜をともにした翌朝、冷たいシーツだけがカサンドラの身を包んだ。そして渡された莫大な金額の小切手。私は娼婦も同然だったのだ…。イタリアでも有数の大富豪と、別荘で働く臨時雇いの庭師。彼の主催するパーティーに急遽代理パートナーとして参加したときから、住む世界が違うとわかってはいた。残酷な仕打ちに、カサンドラは小切手を受けとることなく故国イギリスへ帰る。そしてマルコを忘れるつもりでいた。妊娠しているとわかるまでは――。
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-ジャスミナは隣国の王との政略結婚を控えていた。国王である兄のため、恋をあきらめ、愛なき結婚を受け入れた。だがある日、砂漠で馬を走らせていた彼女は落馬し、幼なじみで初恋の相手ティール・スカヴァンガに助けられた。彼に触れられた瞬間、封印したはずの熱い想いが再燃する。ティールは彼女を抱きあげ、近くの村まで運ぼうとするが、ジャスミナにとって、それは極めて危険なことだった。この国では、夫でない男性と触れ合うことは禁止されているのだから…。
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-外向的なふたりの姉の陰に隠れて、リーラはつつましやかに生きてきた。そんな彼女はとあるきっかけでひとりの男性と知りあった。ラファと名乗った彼は公爵の称号をもち、プレイボーイと噂されていた。ふたりは急速に親しくなり、彼の求めるままベッドをともにする。突然訪れた恋の喜びに舞うリーラだったが、自分が妊娠していることを知った彼女は気がついた。自分がラファのことを何も知らないということに!! リーラはあわてて彼に連絡を取ろうとするが…!?
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-両親の死後、必死で家族経営の会社を守ってきた3姉妹の長女ブリット。すると会社の所有する土地でダイヤモンドが見つかった。これで会社は守れる。そう思った矢先、砂漠の国のシークがダイヤの取引き相手として名乗りをあげた。ブリットはシークの代理人だという男性との面会に臨むが、彼の甘く巧みな誘惑に絡めとられ、身を捧げてしまう。けれど彼こそがシーク・シャリフだと知らされ、ブリットは言いしれぬ不安に駆られた。彼の本当の狙いは…何?
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-「絵本から抜け出た王子様みたいだわ」図書館員キャサリンは、偶然図書館を訪れたジャワール王国の王子ハキムにひと目で心奪われ瞬く間に恋に落ちた。ある日、彼から熱烈な求婚を受ける。舞い上がるキャサリンだったが…それは彼の仕組んだ罠だった。強引に灼熱の砂漠につれられ囚われの身となってしまったのだ。「逃げようだなんて思わないことだ」彼は射抜くような瞳で私を見つめ――!? 他、水の都でイタリア男と紡ぐ情熱の恋物語「ベネチアに恋して」も同時収録。
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-望まぬ結婚の式場から逃げ出したリブは、ウエディングドレスのまま、雨のなかをあてもなくさまよっていた。その時、大きな屋敷の家政婦募集の張り紙を見つけ、藁にもすがる思いで飛び込んだ。驚いた顔で出迎えた主人は、地元で有名な英雄、ケイド陸軍中佐。幼い頃にリブが憧れたヒーローだった! 事情を知ったケイドは試用期間ではあるが、リブを屋敷に置いてくれることに。ラッキーな話だけれど、大人の魅力あふれる彼とひとつ屋根の下だなんて、ドキドキしちゃう!?
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-親に捨てられ学校にも通えなかったカズは、名前と学歴を偽って職を得た。まわりに負けたくない一心で、強気でクールな女を演じて成功した彼女だったが、気がつけば28歳で未だバージン。そのことを笑う友人もいるが、カズはかまわなかった。ところが、亡き叔母から相続した家を訪れたときに、ガレムという頼りになる男性と出会い、胸の高鳴りを覚える。強がりな仮面の下の、本当の私を知ってほしい…。そう思った矢先、ガレムが自分の家を奪おうとしていると知り…!?
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-小さなホテルで忙しく働いているエマは、友人の結婚パーティーでルーカスと再会した。かつての上司であり、情熱的な夜をともにした男性だ。だけどそれは過去の話で、どんなに胸が熱くなってもその想いに浸ることはできなかった。それに今は彼と再会したくなかった理由がある。そんな彼女の想いを無視するかのように、ルーカスは熱くふたたび誘いの言葉をかけてくる。避けようにも避けられない想いと、ある“秘密”がエマを追いこむ。そしてついにルーカスは…!
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-由緒ある館の相続人、ヒースが13年ぶりに故郷に帰ってきた。館の使用人の娘だったブロンテは、彼を待ち受けていた。ロンドンで成功したヒースは、荒れ果てた館を相続したものの売却を考えている…そんな噂を聞き、館を売らないよう懇願したかったのだ。ブロンテにとってヒースは初恋の人であり、館はふたりがともに勉強した思い出の場所だから。だが彼の態度は頑なで、冷たかった。ふたりの間に走る火花のような情熱の高ぶりさえも気づかぬふりをして…。
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-両親亡きあと、姉と妹と力をあわせて両親の会社を守ろうとしているエヴァ。ある時、出資者のローマンと仕事の話をしようとするが、傲慢なイタリア伯爵である彼は、どうやら男嫌いで勝ち気なエヴァに興味をもったようで、強引なアプローチを仕掛けてくる。癪にさわるが、彼はエヴァにとってもなぜか気になる、初めて出会うタイプの男性だった。彼の誘惑は手練手管に長け、その勝ち気さゆえに男性に免疫のない純真なエヴァはまんまと堕ちていき…。
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1.0リジーの弟が行方不明になった。手がかりを求めて彼女が訪れたのが、トルコにある宮殿のような大邸宅だった。そこには、褐色の肌をした危険な香りを身にまとったケマルがいた。リジーは、弟の行方をケマルにたずねたが、彼は明確に答えようとはしなかった。それでもひき下がらない彼女に、彼はゆっくりと口を開いた。彼はとんでもない思いつきを口にしたのだった!! もうすぐクリスマス。それまでに彼女の運命は、思いもかけない出来事の連続なりそうだった!!
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-過去を忘れるため、ミランダはイギリスからギリシアの小さな島カルモスにやって来た。国際的バイオリニストとして第一歩を踏みだした矢先、事故で演奏家生命を断たれた彼女は、マスコミに追われ心からの休息を求めていた。だが、運命は急転する。海で溺れかけた彼女は偶然、大富豪セオ・サヴァキスに助けられ、彼から情熱的なアプローチを受けることに。セオの本当の思惑も知らず、ミランダは精悍な彼が見せる思いがけないやさしさに惹かれていくが…。
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-ケイシーはアカバン王国の国際空港に降り立った。都会の真ん中の近代的な空港には不似合いなサファリスーツと砂よけ帽という格好で。出張の目的地は内陸部の砂漠地帯だったが、直前で首都への変更を告げられた。会社オーナーであるアカバン国王じきじきの命令らしい。無能な者は容赦なくクビにすることで有名な彼は、急遽ケイシーと面会しテストをすることにしたという。緊張に張り詰める彼女の前に現れたシークは、セクシーな瞳で彼女を値踏みするように見つめ…!?
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-病気の双子の姉のふりをして、その夜エミリーはステージで歌っていた。終演後、楽屋に威厳のあるハンサムな男性がやって来る。姉が契約したがってるレコード会社のスカウトマンだわ! そう信じてエミリーは彼の泊まるホテルのスイートルームについて行く。さっそく契約の話をもちだすが、完全な勘違い。「君が僕に興味をもって部屋に来たのかと思ったよ」彼の正体はフェラーラ王国の皇太子アレッサンドロ。国王を退位させるため、エミリーに結婚を申し込んできて…!?
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-まさか、こんな大ステージに立てるなんて…。新人歌手のサヴァンナは胸を躍らせてスタジアムへ向かった。ベテラン歌手の代役で、急遽ラグビー6か国対抗戦の国歌斉唱をまかされたのだ。が、到着したサヴァンナを待っていたのは、ひどい扱いだった。体に合わない衣装を押しつけられ、着替えもそこそこに舞台へ押し出されてしまう。そして次の瞬間、最悪のハプニングが! 衣装が破れ、大観衆の前で素肌をさらした彼女を助けたのは、顔に傷のある大富豪だった。
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-「私に花嫁はつとまりそうですか…?」 「私のものに触れればわかる」 「それは使わない約束です」 ロザリンドは従者も連れず、徒歩でファロン公爵の屋敷にたどり着いた。 “悪魔公爵”と噂される男の屋敷を女が1人で訪れるなど正気の沙汰ではないが、 誰も頼る者のないロザリンドにとって、ファロンだけが残された救いだった。 ギャンブル好きの父は常に金に困っており、金目のものならなんでも売る。 そしていま、娘さえも売り飛ばそうとしているのだ。好色な年寄りの貴族に。 私があの老人のものになるより早くファロンと結婚してしまえば、父も手を出せない。 突拍子もない申し出を携えて現れた娘に、ファロンは思いがけない提案をした。 妻としてふさわしいかを見る試験に合格すれば、おまえを娶ってもいいと。 いったいどんな“試験”なのかとロザリンドがおそるおそる訊くと、公爵は答えた。 「おまえがわたしの愛撫によって絶頂に達するところを見たい」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『野獣公爵に命じられた淫らな花嫁試験』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
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-「わたしのお尻、赤くなってる?」 「かわいいローズピンクだ」 ある夏の夜、テスは“物騒だから窓は必ず閉めて寝ろよ”というドルーの言いつけに背いた。 思いのほか怒った彼はテスを激しく奪い、気絶しそうなほどのオーガズムを与えたあと、なんと彼女の尻に平手を振り下ろしたのだ。 容赦なく、何度も。 驚き、抗うテスだったが、焼けつくような痛みはやがて熱い疼きとなって溢れ出し、いつしか彼女は懇願していた。 「お願い、やめないで……」そして迎えた絶頂の最中、テスはドルーの真意を知る。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『溺愛調教』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
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-ロザリンドは従者も連れず、徒歩でファロン公爵の屋敷にたどり着いた。 “悪魔公爵”と噂される男の屋敷を女が1人で訪れるなど正気の沙汰ではないが、 誰も頼る者のないロザリンドにとって、ファロンだけが残された救いだった。 ギャンブル好きの父は常に金に困っており、金目のものならなんでも売る。 そしていま、娘さえも売り飛ばそうとしているのだ。好色な年寄りの貴族に。 私があの老人のものになるより早くファロンと結婚してしまえば、父も手を出せない。 突拍子もない申し出を携えて現れた娘に、ファロンは思いがけない提案をした。 妻としてふさわしいかを見る試験に合格すれば、おまえを娶ってもいいと。 いったいどんな“試験”なのかとロザリンドがおそるおそる訊くと、公爵は答えた。 「おまえがわたしの愛撫によって絶頂に達するところを見たい」
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-弟が仕事のトラブルでトルコに拘束されていると知り、弁護士のリジーはイスタンブールへ飛んだ。人々にスルタンと呼ばれる大物実業家ケマルと交渉するが、らちが明かない。そこで彼女は、クリスマスまでに弟を帰国させたい一心で、自分が人質になると申し出た。圧倒的な権力を誇るケマルのもと、絢爛豪華なハーレムでの暮らしが始まった。
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2.0家庭の事情で昇進の話を断ったところ、ナタリーは閑職に追いやられた。気分を害した社長のラファエルが、こんな仕打ちをしたに違いない。憤りを抑えきれず、ナタリーは同僚の男性にラファエルへの不平不満をぶちまけていた。だが不運にも、そこへ当の本人が現れてしまった!
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5.0シチリア富豪のルカは、事故死した弟が遺産を残した女性を探しにカジノを訪れた。「彼女がジェニファー・サンダーソン!?」魅力的な娘だ…天涯孤独の苦学生とはいえ、莫大な信託財産すべてを見知らぬ小娘に渡してなるものか──。一方、ジェニファーはアルバイト先のチャリティ・オークションで慣れない衣装を身に着け、デート権を出品させられていた。ふと、視線の先を見ると炎のような眼差し、こんな目で見られたら恋に落ちないはずはない。危険な予感を感じて…。
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-元夫から逃れるため、旅に出たサミアはついに南仏の港でほぼ一文無しになった。高級なバーで水ももらえず追い出されかけたとき、Tシャツ姿の男性が助けてくれ、仕事を探していると話すと彼はある船につれて行ってくれた。その巨船は、マドレナ王国の不良王子が世界の海を渡るというブラック・ダイヤモンド。…こんな豪華な船で雇ってもらえるの? すると船員がTシャツの彼に頭を下げた。「おかえりなさいませ、王子」まさかあなたが、海賊王子ルカなの?
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-かつてないほど幸せな気分で目を覚ましたルーシーは、隣にいるはずの男性が消えているのに気づいて愕然とした。彼にとっては一夜限りの遊びにすぎなかったのだわ。それも当然だ。めったにデートもしないわたしが、出会ったその日に男性とベッドをともにしたのだもの。だらしのない女と思われたに違いない。きっと、彼のような相手には二度と会えないわ……。ルーシーは彼に贈られた薔薇に目を留めた。花びらにそっと触れたとき、彼女は言いようのない胸騒ぎを覚えた。
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-売れなくなった歌手の母とミリーはハリーファ王の豪華なヨットに招待されるが、そこは怪しげな宴がひらかれ、ひと目でおかしいとミリーは察した。好色な王はミリーにまで迫るが、砂漠の鷹と異名をとるハリド王子の転機で難を逃れる。しかし翌日、母は冷たくなって発見された。王子は母を無事に帰すと約束したのに! 8年後、クリーニング店で働くミリーは“あの”ヨットにシーツを届けることに。ハリド王子に会えば母の死の真実がわかる…そう思っていたら彼が突然現れて!?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ある日突然、アナリーザは顔も見たことのない父親から遺産として広大なオレンジ園を相続する。彼女が生まれる前、母を捨てた冷酷な父…。その真意を知るため、スペインのメノルカ島を訪れた彼女は、危険なほどの美貌をもつ大富豪ラモンに海で溺れているところを助けられる。妖しい彼の魅力に淡く胸をときめかせるアナリーザ。慕ってくれる使用人や動物たちを守るため、彼女はオレンジ園の再建を決意するが、それはラモンを敵にまわし、戦うことを意味していた…!?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!望まぬ結婚の式場から逃げ出したリブは、ウエディングドレスのまま、雨のなかをあてもなくさまよっていた。その時、大きな屋敷の家政婦募集の張り紙を見つけ、藁にもすがる思いで飛び込んだ。驚いた顔で出迎えた主人は、地元で有名な英雄、ケイド陸軍中佐。幼い頃にリブが憧れたヒーローだった! 事情を知ったケイドは試用期間ではあるが、リブを屋敷に置いてくれることに。ラッキーな話だけれど、大人の魅力あふれる彼とひとつ屋根の下だなんて、ドキドキしちゃう!?
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-キャロラインは富豪弁護士ジェイムズとお互い一目惚れで結婚したが、気づけば、夫が留守がちな家でいつもひとりぼっち。ジェイムズが彼女の友人を遠ざけ、主婦業に専念させたせいだ。子供を望まない彼と妊娠をめぐって喧嘩になり、今は寝室も別。なんとか話し合って解決しようと夫の職場を訪れたときなどは、同僚女性を胸に抱く夫の後ろ姿を見てしまい、動揺するばかりだった。そんなある日、昔の知人男性とでくわして思い出話に花が咲き、キャロラインは久しぶりに声をあげて笑った。それでも、また会わないかという誘いにすぐに返事ができなかったのは、夫への罪悪感? いいえ、そうじゃない。彼女はふいに気づいたのだった。目の前の魅力的な男性が霞むほど、私はまだ夫に焦がれている、と。 ■愛し合っているはずなのに、闇にのまれるように破綻していく夫婦。失いかけた愛を取り戻そうと懸命に闘うキャロラインの姿が、読む者の胸を突きます。ジェイムズが妻をひとりで家に置いておくのは、醜い独占欲か、愛の裏返しか。奇才C・ラムの話題作をご堪能あれ。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0放蕩者の父が亡くなり、パブの掃除係として働きづめだったキャリーは憧れのイタリアへ旅に出た。アマルフィのホテルでハンサムな男性ルカに誘われ、アバンチュールに心が揺れるものの彼を拒んでしまう。もうすぐお金も尽きる…夢の時間は終わりだわ。職を求め公国のレモン畑で働き始めたキャリーだが、偶然にもルカと再会する。彼の魅力の前に今度こそ純潔を捧げてしまうキャリー。彼がこの国の大公で、ある条件のため妻と子供を早急に求めていることを知らずに…。
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-家政婦のロージーに亡き雇い主から、島の半分の所有権というとんでもない遺産が舞いこんだ。もう半分を相続したのは、雇い主の甥で世界的なホテル王シャヴィエル。彼には2年以内に跡継ぎをもうけなければ相続権を剥奪するという条件も課されており、ロージーに相続権を放棄しろと告げてきた。施設育ちの私を娘のように愛してくれた雇い主のためにもこの島を守らなければ。対立する彼女に、シャヴィエルは、「女を孕ませることなど造作もない」と熱いキスをして…!?
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-小さなホテルで忙しく働いているエマは、友人の結婚パーティーでルーカスと再会した。かつての上司であり、情熱的な夜をともにした男性だ。だけどそれは過去の話で、どんなに胸が熱くなってもその想いに浸ることはできなかった。それに今は彼と再会したくなかった理由がある。そんな彼女の想いを無視するかのように、ルーカスは熱くふたたび誘いの言葉をかけてくる。避けようにも避けられない想いと、ある“秘密”がエマを追いこむ。そしてついにルーカスは…!
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-コミューンから逃げ出したリーザがようやく手に入れた大切な居場所──だが、亡き父から受け継いだ会社は今や破産の危機に瀕していた。会社を立て直すにはギリシア人の大富豪ザゴラキスの支援が必要だ。しかし彼の興味は会社ではなく、金融界で才媛と名高いリーザに移っていた。獲物を狙う獣のように、彼はとんでもない条件を提示した。ギリシアの別荘で1週間かけて僕を説得してほしいと。まるでリーザがその挑発を拒むことなどできないと確信しているかのように…。
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3.0ローマでマルコと熱い一夜をともにした翌朝、冷たいシーツだけがカサンドラの身を包んだ。そして渡された莫大な金額の小切手。私は娼婦も同然だったのだ…。イタリアでも有数の大富豪と、別荘で働く臨時雇いの庭師。彼の主催するパーティーに急遽代理パートナーとして参加したときから、住む世界が違うとわかってはいた。残酷な仕打ちに、カサンドラは小切手を受けとることなく故国イギリスへ帰る。そしてマルコを忘れるつもりでいた。妊娠しているとわかるまでは――。
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-ジャスミナは隣国の王との政略結婚を控えていた。国王である兄のため、恋をあきらめ、愛なき結婚を受け入れた。だがある日、砂漠で馬を走らせていた彼女は落馬し、幼なじみで初恋の相手ティール・スカヴァンガに助けられた。彼に触れられた瞬間、封印したはずの熱い想いが再燃する。ティールは彼女を抱きあげ、近くの村まで運ぼうとするが、ジャスミナにとって、それは極めて危険なことだった。この国では、夫でない男性と触れ合うことは禁止されているのだから…。
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3.3外向的なふたりの姉の陰に隠れて、リーラはつつましやかに生きてきた。そんな彼女はとあるきっかけでひとりの男性と知りあった。ラファと名乗った彼は公爵の称号をもち、プレイボーイと噂されていた。ふたりは急速に親しくなり、彼の求めるままベッドをともにする。突然訪れた恋の喜びに舞うリーラだったが、自分が妊娠していることを知った彼女は気がついた。自分がラファのことを何も知らないということに!! リーラはあわてて彼に連絡を取ろうとするが…!?
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-ジャスティンは緊張のあまり、逃げだしたくなった。いままで誰かを誘惑したことなんて一度もない。だがいま、目の前にいる銀行の融資担当者を誘惑できなかったら、父親が遺した莫大な借金のせいで、家屋敷まで失ってしまう。女の魅力を武器に最大限に活かせば、この担当者から融資を引きだせると、噂に聞いてきたが、体を差しだすつもりはないことを悟られないようにしなくては。ジャスティンは知る由もなかった。苦々しく見つめるその男が、融資担当者ではなく、実はこの銀行の頭取だということを――。
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-彼女はだれのものにもならない女だという。ならばなおさら、ぼくのものにしたい■パーティで周囲の視線を一身に引きつけて踊る赤いドレスの女。たまらなくセクシーなその女性にブレット・キングは目を奪われた。彼女の名前はナターシャ・ブライアント。アクアマリンに近い淡いブルーの瞳、きらめく赤い髪が美しい。だれのものにもならない女性さ、とブレットの友人は言う。それでもブレットは彼女に近づき、さりげなく話しかけた。長身でハンサム、悠然として気取りのないブレットが作家と知って、ナターシャも彼に興味を引かれた。彼は大半の男性とはどこか違う。内面のしたたかさを気さくな雰囲気で隠そうとしているようだ。パーティのあと、二人は夜明けの街を歩きながら語り合った。お互いの胸にまだ打ち明けられない過去を抱えたまま。
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4.0両親亡きあと、姉と妹と力をあわせて両親の会社を守ろうとしているエヴァ。ある時、出資者のローマンと仕事の話をしようとするが、傲慢なイタリア伯爵である彼は、どうやら男嫌いで勝ち気なエヴァに興味をもったようで、強引なアプローチを仕掛けてくる。癪にさわるが、彼はエヴァにとってもなぜか気になる、初めて出会うタイプの男性だった。彼の誘惑は手練手管に長け、その勝ち気さゆえに男性に免疫のない純真なエヴァはまんまと堕ちていき…。
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5.0由緒ある館の相続人、ヒースが13年ぶりに故郷に帰ってきた。館の使用人の娘だったブロンテは、彼を待ち受けていた。ロンドンで成功したヒースは、荒れ果てた館を相続したものの売却を考えている…そんな噂を聞き、館を売らないよう懇願したかったのだ。ブロンテにとってヒースは初恋の人であり、館はふたりがともに勉強した思い出の場所だから。だが彼の態度は頑なで、冷たかった。ふたりの間に走る火花のような情熱の高ぶりさえも気づかぬふりをして…。
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3.5両親の死後、必死で家族経営の会社を守ってきた3姉妹の長女ブリット。すると会社の所有する土地でダイヤモンドが見つかった。これで会社は守れる。そう思った矢先、砂漠の国のシークがダイヤの取引き相手として名乗りをあげた。ブリットはシークの代理人だという男性との面会に臨むが、彼の甘く巧みな誘惑に絡めとられ、身を捧げてしまう。けれど彼こそがシーク・シャリフだと知らされ、ブリットは言いしれぬ不安に駆られた。彼の本当の狙いは…何?
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-「絵本から抜け出た王子様みたいだわ」図書館員キャサリンは、偶然図書館を訪れたジャワール王国の王子ハキムにひと目で心奪われ瞬く間に恋に落ちた。ある日、彼から熱烈な求婚を受ける。舞い上がるキャサリンだったが…それは彼の仕組んだ罠だった。強引に灼熱の砂漠につれられ囚われの身となってしまったのだ。「逃げようだなんて思わないことだ」彼は射抜くような瞳で私を見つめ――!? 他、水の都でイタリア男と紡ぐ情熱の恋物語「ベネチアに恋して」も同時収録。
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3.0ブライアナは手にした封筒をじっと見つめた。これこそ実母が私に遺した、ただひとつのもの。愛情深い養父母のおかげで、私は幸せに暮らしてきた。自分を捨てた女性については考えたことさえなかった。それなのに、実母が弁護士に遺書を託していたなんて。これを読んだら今までの平穏な生活が、あっという間に崩れ去ってしまいそうな予感がする。思い悩むブライアナを、冷血弁護士として名高いネイサンが、気遣うような青い瞳で見守っていた。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-誰とデートしようが、彼女の自由だ。わかっていても、つい気になってしまう。■投資ブローカーのジェイク・マクブライドは、金にも女にも不自由しない。恋愛は遊びとわりきり、永続的な関係は持たないのがモットーだ。だから秘書のエミリーのことも、有能だが平凡で魅力のない女性ぐらいにしか思っていなかった。ところが、ジェイクのもとを訪ねてくる男性は、彼女をほめたたえ、食事に誘おうとする。うぶで恥ずかしがり屋のエミリーは、男性とどんなふうに接したらいいか、とまどっている様子だった。彼女のデートがうまくいくか、どうしてこんなに気になるんだ?気がつくとジェイクは、彼女にふさわしい相手を紹介し、男性とのつき合いで必要なことは全部教えると提案していた。
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4.0望まぬ結婚の式場から逃げ出したリブは、ウエディングドレスのまま、雨のなかをあてもなくさまよっていた。その時、大きな屋敷の家政婦募集の張り紙を見つけ、藁にもすがる思いで飛び込んだ。驚いた顔で出迎えた主人は、地元で有名な英雄、ケイド陸軍中佐。幼い頃にリブが憧れたヒーローだった! 事情を知ったケイドは試用期間ではあるが、リブを屋敷に置いてくれることに。ラッキーな話だけれど、大人の魅力あふれる彼とひとつ屋根の下だなんて、ドキドキしちゃう!?
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-明かされた真実を頭では理解できても、心で受け止めるのは難しかった。■今後の仕事のやり方について考えるため、生まれ故郷のマン島に戻っていた人気歌手のトーリーは、友人のマディソンに頼まれて、彼女の兄を空港まで迎えに行った。到着ロビーで名前を書いたボードを掲げて立っていると、百八十センチはかるく超える男性が目の前に現れた。「ジョナサン・マクガイアーだが」日に焼けた男らしい顔立ち。広い肩に引き締まった体。はっとするほど魅力的なのに、ひどく無愛想でそっけない。家まで送ったものの、トーリーは彼の態度にだんだん腹が立ってきた。なんて尊大で失礼な人なの!だがそういった振る舞いは彼がかかえている悩みのせいだった。トーリーはなんとか力になろうとするが、彼の心の壁は厚く……。
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4.0スザンヌは夫と安定した結婚生活を送っていた。ある出会いが彼女の心を波立てるまでは。旅行者夫婦が近くの砂漠で命を落としたことから、その親族だという有名なワイン会社の御曹司リース・カルーが町に来たのだ。目と目が合った瞬間に、静かに、だが強烈に惹かれあう二人。リースに激しく求められて、スザンヌの体に奇妙な痺れが走る。でもこんなの間違ってる――乱れる想いを殺し、やみくもに彼を拒んだ。再び始まる平穏な日々のなか、知らぬ間に見えない波紋は広がる。流産。最愛の夫の突然の病死。そしてスザンヌに訪れる、運命の再会。だが皮肉にも、リースの傍には、既に美しい婚約者が寄り添っていた。
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3.5リジーの弟が行方不明になった。手がかりを求めて彼女が訪れたのが、トルコにある宮殿のような大邸宅だった。そこには、褐色の肌をした危険な香りを身にまとったケマルがいた。リジーは、弟の行方をケマルにたずねたが、彼は明確に答えようとはしなかった。それでもひき下がらない彼女に、彼はゆっくりと口を開いた。彼はとんでもない思いつきを口にしたのだった!! もうすぐクリスマス。それまでに彼女の運命は、思いもかけない出来事の連続なりそうだった!!
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3.0過去を忘れるため、ミランダはイギリスからギリシアの小さな島カルモスにやって来た。国際的バイオリニストとして第一歩を踏みだした矢先、事故で演奏家生命を断たれた彼女は、マスコミに追われ心からの休息を求めていた。だが、運命は急転する。海で溺れかけた彼女は偶然、大富豪セオ・サヴァキスに助けられ、彼から情熱的なアプローチを受けることに。セオの本当の思惑も知らず、ミランダは精悍な彼が見せる思いがけないやさしさに惹かれていくが…。
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2.0楽しく過ごしていた毎日を、一通の手紙が変えてしまった……。■ブライアナは養女だが、愛情深い養父母のもとで幸せに育った。二十一歳になったある日、弁護士事務所から手紙が届く。要領を得ない内容が気になったブライアナは、受付として働いている病院を抜け出して事務所を訪れた。現れたネイサン・ランドリスは、若いのに尊大な冷血人間。しかもはぐらかしてばかりで、何も教えてはくれない。さすが弁護士ね――でも、笑った顔は驚くほど魅力的!役に立てないと言うネイサンにブライアナはいらだつばかり。ここまで来たのに結局何もわからないなんて!いったいどんな用件なの? ネイサンは何を知っているの?ネイサンの父に実の母親のことだと告げられたブライアナは、やがて驚くべき事実を聞かされることになる……。
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4.0仕組まれた誘惑は熱いキスで始まった。彼女の人生はその日を境に激変していく。■ベルは、昼食をとったレストランで長身の精悍な男とぶつかり、目と目が合ったとたん、いきなりキスされてしまった。わたしには婚約者がいるのに……。体を貫く熱いうずきにベルは狼狽した。その晩、婚約者の家で開かれたパーティーでベルはあの長身の男アンドルー・ストームに再び出会う。アンドルーとしばらく話していると、ベルはなぜか急に体がふらつき始め、彼に支えられて自分にあてがわれた部屋に戻った。翌朝、目覚めた彼女の隣にいたのは、裸のアンドルーだ。わたしは婚約者ではない男性にバージンを捧げてしまった!衝撃を受けたベルは婚約を解消し、心の安らぎを求めてローマに飛んだが、アンドルーは彼女の前にまた現れ、熱いキスを浴びせかけた。危険な予感を抱きながらも、ベルはなすすべもなく彼の誘惑に屈していた。
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2.3親に捨てられ学校にも通えなかったカズは、名前と学歴を偽って職を得た。まわりに負けたくない一心で、強気でクールな女を演じて成功した彼女だったが、気がつけば28歳で未だバージン。そのことを笑う友人もいるが、カズはかまわなかった。ところが、亡き叔母から相続した家を訪れたときに、ガレムという頼りになる男性と出会い、胸の高鳴りを覚える。強がりな仮面の下の、本当の私を知ってほしい…。そう思った矢先、ガレムが自分の家を奪おうとしていると知り…!?
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-ケイシーはアカバン王国の国際空港に降り立った。都会の真ん中の近代的な空港には不似合いなサファリスーツと砂よけ帽という格好で。出張の目的地は内陸部の砂漠地帯だったが、直前で首都への変更を告げられた。会社オーナーであるアカバン国王じきじきの命令らしい。無能な者は容赦なくクビにすることで有名な彼は、急遽ケイシーと面会しテストをすることにしたという。緊張に張り詰める彼女の前に現れたシークは、セクシーな瞳で彼女を値踏みするように見つめ…!?
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3.5病気の双子の姉のふりをして、その夜エミリーはステージで歌っていた。終演後、楽屋に威厳のあるハンサムな男性がやって来る。姉が契約したがってるレコード会社のスカウトマンだわ! そう信じてエミリーは彼の泊まるホテルのスイートルームについて行く。さっそく契約の話をもちだすが、完全な勘違い。「君が僕に興味をもって部屋に来たのかと思ったよ」彼の正体はフェラーラ王国の皇太子アレッサンドロ。国王を退位させるため、エミリーに結婚を申し込んできて…!?
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】冷酷なシーク・シャーヒーンのせいで両親は死んだ!――祖父からそう聞かされていた写真家のザラ。真相を知るためザッダラ王国を訪れるが、すばらしい砂漠の自然に写真家の血が騒ぎ、夢中でカメラを構えていた。するとオアシスで美しい男性の沐浴を目にし、思わず写真におさめると、気づかれて彼のテントへ連れていかれてしまう。だが、彼は意外にもザラを丁重にもてなす。謎と魅力に満ちた彼に、ザラはときめいた。彼こそが、シーク・シャーヒーンだとも知らずに。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】まさか、こんな大ステージに立てるなんて…。新人歌手のサヴァンナは胸を躍らせてスタジアムへ向かった。ベテラン歌手の代役で、急遽ラグビー6か国対抗戦の国歌斉唱をまかされたのだ。が、到着したサヴァンナを待っていたのは、ひどい扱いだった。体に合わない衣装を押しつけられ、着替えもそこそこに舞台へ押し出されてしまう。そして次の瞬間、最悪のハプニングが! 衣装が破れ、大観衆の前で素肌をさらした彼女を助けたのは、顔に傷のある大富豪だった。
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4.0火事のために喉を痛め、オペラ歌手になる夢をあきらめたケイティは、事務弁護士として無気力な日々を送っていた。そんなある日、彼女は仕事でプレイボーイの大物実業家リーゴ・ルッジェーロに会い、ひと目で恋に落ちてしまう。けれどリーゴが彼女の垢抜けない様子に失望しているのも見て取れた。どうせ私なんて。いつものようにすべてをあきらめようとしたケイティだったが、今回はなぜか神様が、彼女に恋愛のステージから降りることを許してはくれないようで…。
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-高級スキーリゾート地でシェフ兼ロッジガールとして働くルーシーは、彼女の前に現れた、驚くほどハンサムで圧倒的な存在感をもつ「匿名」のゲストに強く惹かれた。そして彼の甘い誘惑にゲストとロッジガールの一線を越え、ひとときの恋に酔いしれてしまう。だが、別れの言葉もなく彼は突然姿を消した。何万ユーロもの現金と1枚の名刺を残して…。彼の正体が“闇より深く、はるかに危険”と謳われるシークとも知らずに、ルーシーは砂漠の国へとあとを追うが……。
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3.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】仕事のため、憧れの砂漠の王国シネバルに船で向かったアントーニアは海賊に襲われてしまう。嵐の海に飛びこんだ彼女は豪華なヨットにたどりつくが、もち主である謎の男性セイフに捕まり、監禁される。彼女を犯罪者扱いする傲慢な彼に憤慨するが、野生の獣のような荒々しい魅力に囚われ、ある夜とうとう愛を交わす――。しかし、彼女は知らなかった。セイフの正体は“復讐の剣”と呼ばれるシネバルの国王。そして、彼女を憎む因縁の相手だということを。
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4.0玉の輿を狙う姉に連れられて、とあるパーティーに出席したタラ。そこでタラは、目も眩むような美貌の伯爵リュシアン・マキシムに出会う。タラは見初められて一夜をともにするが、翌朝彼の姿はベッドにはなかった。一方、姉はリュシアンの弟と見事結婚し、ひとり娘を授かった。しかし夫婦は突然の事故で他界してしまう。遺された姪の養育権を巡り、タラは2年ぶりにリュシアンと再会した。彼は悼む言葉もなく冷淡に言い放った。「弟の愛人だった君に姪は渡せない」
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3.0モンテカルロのヘアサロンで働くミアは、兄の親友にして王族――マハラジャのラム・ヴァリンダに勇気を出して連絡をとろうとしていた。彼はミアの兄の全寮制学校時代からの親友で、世界的なカーレースに出場するために、ここモンテカルロに滞在中なのだ。ミアは10代の頃、彼に恋していた。たぶん今でも…。身分違いの恋が実るはずないとわかっていても、再びラムに会えるチャンスを逃したくない…!ミアの想いに応えるように、ラムはヘアサロンに姿を現すが?
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-運命の糸に導かれ、カールという謎めいた男と一夜を共にしたルーシー。しかし目覚めた時、すでにカールは姿を消していた…。あれから2年、仕事で砂漠の国アバダンを訪れたルーシーの前に現れた皇太子(シーク)…彼はまぎれもなくあのカールだった!「彼が一国の王子!?どうなるの?私に彼の息子がいると知れたら…!」
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5.0ギリシアの小島イスコスでジャーナリストのシャーロットが出会ったのは、彫刻のように美しい、漆黒の髪の男性イアニス!彼を記事にしたいと思い近づいたシャーロットは、傲慢かと思えば紳士的でエレガントな面も見せるイアニスに魅かれていって…。とろけるようなアバンチュールに浸る二人だったが、ある事件を境に疑惑が生まれ…!?
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3.5この世にこんなに素敵な男性がいるなんて……高級デパート“カーリファ”の年間最優秀店員に選ばれカダール王国に招かれたべスの目は、一糸まとわぬ姿で海から上がる黒髪の男性に釘づけになっていた。普段は品行方正な自分の行動が信じられないけれど、どうしても彼の裸体から目を離すことができない。しかし次の瞬間、べスは今まで見つめていたはずの男性から銃をつきつけられていた。射るような冷たい眼差しの彼こそがシーク・カーリファ、カーリファグループ総帥だったのだ!
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-君のお腹の子供と僕に、いったいなんの関係がある--?ニローリ王国王子でありながら、ロンドンで活躍する若手建築家二コ。秘書のキャリーは、一夜限りの遊びと知りながら彼の強引な誘いにその身をゆだねる。3か月後、彼女が妊娠を知ったのは、王位継承をめぐってニコが王国に呼び戻されたあとだった。不安と期待を抱えて王宮のニコと再会したキャリー。だが彼女を待っていたのは、彼の冷たい言葉と、美しい婚約者の姿だった!<ニローリ・ルールズ>第5話。
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-★わたしを豪華なヨットに閉じ込めて、いったい何をするつもりなの?★事故で片目の視力を失ったせいで、ミアはインテリアデザナーになる夢を絶たれてしまった。今モンテカルロのヘアサロンで受付係として働いている彼女は、ある日、新聞でラム・ヴァリンダに関する記事を目にした。彼はミアの兄の全寮制学校時代からの親友で、王族――マハラジャの後継者にして世界的なカーレーサーだ。ラムはミアが10代のころの淡い恋の相手でもあったが、身分の違いもあり、その恋が実ることはなかったのだった。再びラムに会って自分の望みを伝えたい気持ちを抑えきれず、ミアは思いきってラムに連絡を取るが……。
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-ある日突然、アナリーザは美しく広大な土地を手に入れた。顔さえ見たことのない父親が、娘への遺産として遺していたのだ。“自分が生まれる少し前に母を捨てた、スペイン人の父親”アナリーザが父について知っているのは、それだけだ。どうして父は、これほどの土地を私に遺す気になったのかしら? 二十五年前に私たち母娘を捨てたのはなぜ?アナリーザは真実を知るためメノルカの地に降り立つ。そこで彼女を待っていたのは大富豪ラモンとの出会いだった。初対面からひどく傲慢で、妖しい魅力を漂わせるラモン。この危険な男性が父の謎を解く鍵を握っているとは、アナリーザは夢にも思っていなかった。
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4.0ある日突然、アナリーザは顔も見たことのない父親から遺産として広大なオレンジ園を相続する。彼女が生まれる前、母を捨てた冷酷な父…。その真意を知るため、スペインのメノルカ島を訪れた彼女は、危険なほどの美貌をもつ大富豪ラモンに海で溺れているところを助けられる。妖しい彼の魅力に淡く胸をときめかせるアナリーザ。慕ってくれる使用人や動物たちを守るため、彼女はオレンジ園の再建を決意するが、それはラモンを敵にまわし、戦うことを意味していた…!?
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-どうして彼がこんなところにいるの?パーティでイーサン・ワイアットの姿を見つけたとたん、アビーの胸に耐えがたい痛みが押し寄せた。ようやく新しい人生を始める決心をしたのに。八年前、新妻のアビーは彼と空港で別れた。彼は一緒に住む準備ができしだい迎えに行くと誓った。だが、その約束はいつまでたっても果たされることはなく、最近になって彼女は離婚をせまる手紙をイーサンに送ったのだ。混乱するアビーに対し、彼は平然とした様子で告げた。「僕たちはまだ夫婦だ」★ふたりの結婚生活はなぜ八年間もストップしてしまったのでしょうか。ついに離婚を決意したアビーにイーサンは……。北アイルランド生まれの新進作家トリッシュ・ワイリーの筆が冴えます。★
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-体調の悪い双子の姉ミランダに代わって、その夜エミリーはクラブのステージに立っていた。終演後、代理人を通して男性が楽屋に訪ねてくる。ミランダが契約したがっているプリンス・レコードの人間だわ!エミリーは翌日改めて男性と会い、契約をしたいと切りだすが、威厳に満ちた彼から結婚を申しこまれて唖然となった。驚いたことに相手は本物のプリンス、王国フェラーラの皇太子アレッサンドロだという。退位したがっている国王のために、アレッサンドロが結婚しなければならないのだと聞かされるが……。■“シンデレラのような物語”―惨めなヒロインが、恋の力で人生を塗り替え大きな幸せを掴んでいく夢のある名作です。
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-ファンが選んだベスト作品をもう一度!英国女王も認めた作家が描いた感動作。 幼い頃に実の母に捨てられたブライアナは、父の名前さえ知らない。21歳になったある日、母が遺した一通の手紙が弁護士事務所から届く。要領を得ない内容が気になった彼女は、冷血弁護士として悪名高きネイサンのもとを訪れた。ブライアナの母のことを知る彼は若いのに尊大で、はぐらかしてばかりで何も教えてはくれない。でも、彼の笑った顔は驚くほど魅力的だわ!彼女はネイサンの協力を得ながら、実の父を捜し始めた。ますます彼に惹かれていくブライアナはしかし、まだ知らなかった――ネイサンと自分に、血のつながりがあるかもしれないことを! ■ハーレクイン日本上陸45周年記念の大好評企画《不朽のファン・セレクション》から、1999年上半期のベスト作品賞第2位に輝いた傑作をお届けします。英国の故エリザベス女王もお気に入りだった作家、キャロル・モーティマーの筆が冴える秀逸作をどうぞ! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-今、あなたを愛したいの。すぐに終わる恋とわかっていても……。 イタリア人伯爵の城で、臨時家政婦に雇われたシャーロット。美貌のセクシーな城主アレッシオについどぎまぎしてしまうが、彼には亡き妻を城に幽閉していたという暗い噂があった。なぜか彼に避けられる日々の中、シャーロットは懸命に働いた。舞踏会の夜、地味な裏方のシャーロットもドレスを着て出席し、いつしか心奪われていた伯爵に、誘われるまま純潔を捧げた。それは伯爵のつかの間の戯れだとわかっていた。城を去る日のことを思うと胸がふさがった。あと1カ月だけ……。そんな折、シャーロットは妊娠に気づき、伯爵に告げるが――。 ■健気なヒロイン像で人気のA・ウエストが綴る、イタリアが舞台の幻想的な恋物語。妻の死後、心を閉ざし“湖のドラゴン”と恐れられる伯爵の凍った心を、献身的な家政婦ヒロインが溶かしていきます。17歳で母を失ったヒロインの秘密の出自にもご注目を!
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-鳥籠から逃げた無垢な彼女を待ち受けていた、一夜の恋と、愛されぬ結婚、ベビーの誕生。 ちょっとだけ。今夜だけよ。公務で訪れたニューヨークで王女シャーロットは、迫る政略結婚をひととき忘れたくて、こっそり会場を抜け出した。おそるおそる足を踏み入れたバーで、たくましくセクシーなイタリア人男性ロッコに声をかけられる。金融関係の仕事をしていると言う彼と、身分を隠して話すうちすっかり心奪われ、彼のペントハウスで熱い一夜を過ごした。だがシャーロットがバージンと知るや、ロッコは激怒する。「知っていたら誘わなかった!」と。そして立ち去った――。やがて妊娠に気づいた彼女はやむなくニューヨークへ向かう。王女という身分を明かし、お腹の子は自分で育てると言うために。 ■じつは金融界の大物投資家だったヒーローは、ヒロインが王女だと知って驚き、プロポーズします。けれどそれは、愛などかけらもあるはずのない子供のためだけの結婚。初めて恋した男性に愛してもらえないなんて。大粒の涙が彼女の頬を伝いますが……。
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-彼が激怒するのも当然でしょう? 出産まで妊娠に気づかないなんて。 優秀な一家でのけ者にされて育った気弱なキャリー。 ある日、高級ホテルの屋上レストランで、ブロンズ色の肌の 逞しい大富豪マッシモと出会って、ひと目で恋におち、妊娠した。 彼は投資の世界で一大帝国を築いた大物。私など相手にされないわ。 悩んだ末連絡したマッシモの冷淡な反応に、キャリーは傷つく。 その直後に出血し、子供を失った……。 7カ月後、市場で失神した彼女は、突然現れたマッシモに救われ、 運ばれた病院で女児を出産する――妊娠は継続していたのだ! 「結婚しよう。それが子供にとって最善だ」 なんて悲しいプロポーズ。だってあなたを愛してしまったから。 ■誰もが羨む大富豪との結婚。でもそれは彼に愛されているからではなく、生まれてきた子供のため。ヒロインは名ばかりの夫が娘に注ぐ愛情のかけらでもいいからほしいと願いますが……。
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-あの夜、たしかに愛された気がした。 シングルマザーになるとも知らずに。セシリアは上司のルカに密かな恋心を抱いていたが、 彼のあまりの放蕩ぶりに退職を決めた。もう限界だった。 だが、ルカに辞意を告げた日の夜、サプライズが待っていた。 彼が豪華なネックレスをくれたのだ――誕生日プレゼントとして。 誰にも祝われることなく終わると寂しく思っていた彼女は、 ルカの心遣いに胸を打たれ、情熱の赴くまま彼に身を委ねた。 数週間後、彼女はもうひとつ、贈り物を受け取ったことを知る。 放蕩者の彼は、きっと父親になることなど望まない……。 セシリアは妊娠を誰にも告げぬまま、会社を去った。
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-冷たいプレイボーイ富豪に恋したら、 悲しい結末が待っているだけなのに……。ローズが仕える敏腕でハンサムなボスは、 ハイテク企業を経営するスペイン富豪ラファだ。 ラファの妹の結婚式に花嫁付添人として参列したローズは、 式後のパーティで彼と一緒にダンスを踊り、否応なく惹かれる。 だが、ローズは弾む気持ちに歯止めをかけた。 故郷の実家には母亡き後、難しい病気で苦しむ父が残され、 治療のためにお金を送らなければならない。 職場での恋愛沙汰で失業するような事態は絶対に避けなければ。 ボスは誰も愛さず、結婚などしないと決めている男性なのだから。
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-逆境の彼女は身ごもっていた。記憶を失った富豪の子供を! 著名な会社のCEOで富豪のドゥアルテは琥珀の瞳のプレイボーイ。彼は何者かに撃たれたが一命を取り留めた――記憶を失いつつも。そんな彼の脳裏に焼きついているのは長い赤毛の女性の姿だった。真相の鍵を握っている彼女の居場所を突き止めなくては!ノーラは死んだはずのドゥアルテが目の前に現れ、茫然とした。命がけで愛した男性――お腹にいる子供の父親だったから。込み上げる熱い想いもつかの間、彼の他人行儀な態度に凍りつく。記憶がないんだわ! そのとき強烈な痛みに襲われて破水し……。 ■深刻な状況に陥ったノーラはドゥアルテの車で病院に運ばれ、緊急手術を受けて出産しました。でも、彼に真実を告白することはできず……。ハーレクインの新人発掘企画で優勝し、瞬く間に本国イギリスの話題をさらったA・チネッリの激情ロマンスにご注目あれ!
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-ガラスのヒールが折れても、シンデレラの恋は終わらない―― 家族を失った悲しい記憶を振り払おうと、パリに出てきて1年のゾーイ。インテリアデザイナーとしての仕事がなく、預金も底をつきかけ、田舎町に帰るしかないと諦めそうになったとき、チャンスが到来する。不動産王ジュール・デュランの求人に応募し、面接までこぎつけたのだ。ゾーイは彼の両親の家を改装する仕事に採用されて張りきる一方、彼の整った顔立ちや圧倒的なオーラに戸惑うのだった。そんなある日、ジュールからセーヌ川のディナークルーズに誘われる。ドレスやアクセサリーまで贈られ、ゾーイは思わず舞い上がるが、ジュールのなにげない言葉が、彼女の乙女心をえぐった。「恋人はいない。今もこれからも。デートは3回までと決めているんだ」 ■シャンゼリゼ通りでの買い物、光の都パリを巡るクルーズ――最高にロマンティックなシーンで、もしもジュールが恋人だったらと空想してしまうゾーイ。しかし、ジュールが深入りしない恋愛をするために独自に設けた“3回ルール”に、彼女の夢は打ち砕かれ……。
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-夢の一夜がもたらしたのは、 かけがえのない宝物。看護師のステイシーは、新任医師の顔を見て愕然とした。 忘れ得ぬ男性が――愛しい娘の父親ノアが目の前にいる。 3年前、ふたりは強烈に惹かれあい、めくるめく一夜を過ごした。 そしてステイシーは小さな命を授かり、独りで懸命に育ててきた。 ファーストネームしか知らない男性を見つけるすべはなかったのだ。 記憶と違わず魅惑的なノアに再び強く惹かれるステイシー。 娘のことを話す勇気が出ないまま、彼との距離は急速に近づいた。 しかし、ついに意を決して真実をノアに伝えると、 彼の顔からすべての表情が消えてなくなり、冷たい声が虚ろに響いた。 「予防措置はとっていた。あの頃、君は本当に独り身だったのか?」
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-夢も希望もあきらめたはずなのに、本当は、どこまでも純粋な愛に焦がれている。 元夫の暴力から逃れ、旅に出たサミアは、立ち寄った町で野性的なのに品格と威厳を感じるハンサムな男性と出会った。豪華ヨットのクルーらしいそのルカという魅力的な男性は所持金が底をついた彼女に仕事を紹介するとヨットに誘う。だが黒い帆と黒い船体を目にして、サミアは息をのんだ――彼は“海賊王子”の異名を取るマドレナ王国の王子ルカだった!しかも彼に王位を継ぐには花嫁が必要だと言って便宜結婚を持ちかけられる。出会ったばかりの住む世界のあまりにも違う男性がなぜ?だがすべてを失った彼女に、選択の余地はなかった。 ■元夫への恐怖心から結婚はこりごりなうえ、いずれ国王になる人物からの突然のプロポーズ。ためらうヒロインに、彼は元夫から守ると約束しますが……。ホットな作風で大人気、スーザン・スティーヴンスが綴る、ゴージャスなジェットコースター・ロマンス!
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2.0私が守るべき秘密ーーそれは、私を捨てた彼の娘を、産んだこと。 ある日、事故で頭を打って救急搬送されてきたイタリア人を見るなり、看護師のジーナは凍りついた。なぜ、マルコがロンドンに?3年前、出張先のフィレンツェで医師の彼に出会って強く惹かれ、めくるめく6週間を過ごしたのに、あっさり別れを告げられたのだ。その後、ジーナは娘を――マルコの子を産んだが、彼はそれを知らない。妊娠を伝えようとしたが、電話でも手紙でも連絡がつかなかった。そこまで嫌われているのなら……。そう思い、あきらめたのだった。今、病室で意識を取り戻すも、記憶喪失に陥ったマルコの言葉に、ジーナはうろたえる。「なぜか、君とは親しい仲だった気がするが?」娘のことは言わないわ! 冷たい彼にもう傷つけられたくないから。 ■「君との将来は考えていない」かつてマルコに投げつけられた台詞を忘れられないジーナ。もしもマルコに娘の存在を明かしたら、今度は娘が傷つくと考えます。けれども、マルコは偶然ジーナの娘を見かけたとき、その瞳の色から、自分の子だと気づいてしまい……。
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3.0~こんな刺激、初めて?官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック?官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超売れっ子絵師、蝶野飛沫氏の美麗イラストが表紙を飾る、極上エロティック短編集! 『寝室の子爵と暴君~咲き濡れる花嫁候補~』『野獣公爵に命じられた淫らな花嫁試験』のセンセーショナルな傑作2編を収録。 ①『野獣公爵に命じられた淫らな花嫁試験』 このままでは好色な年寄り貴族に売り飛ばされてしまう――藁にもすがる思い で、冷酷と悪名高い公爵ファロンの屋敷を訪ねたロザリンド。借金まみれの父 のために身売りするくらいなら、恐ろしい公爵に身を捧げるほうがましだわ……。 だが純真無垢なロザリンドに公爵が突きつけた花嫁試験は、想像を絶する淫ら なものだった! 「おまえが私の愛撫によって絶頂に達するところを見たい」 ②『寝室の子爵と暴君~咲き濡れる花嫁候補~』 グレースはある夜、舞踏会で野性的な紳士アティクスの服にシャンペンをこぼ し、近くの部屋に閉じ込められてしまった。ああ、私は陵辱されるんだわ! 恐怖に震えるグレースに、彼は美貌の子爵コリンを紹介する。「ぼくたちは君 を花嫁候補に考えている」――“ぼくたち”? まさかそれは……。「そうだ。 ふたりできみに触れ、キスをし、舐め、快感で立てなくなるまで突きまくる」
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-クリスマスの喜びを彼と一緒に……。ただそれだけが、シンデレラの願い。 毎週水曜日、ペッパーは朝から落ち着かず期待に胸を高鳴らせる。彼女の小さなベーカリーに、サイモンというすてきな客が来店するから。出逢って5カ月近くがたったころ、彼が大企業のCEOと知って驚いた。ペッパーは8歳で母と死に別れ、その後、育ててくれた祖母も亡くなって天涯孤独となってからは店の2階を住まいに、つましく暮らしてきた。そんな自分には、サイモンは手の届かない遠い存在に思えたが、彼の会社のパーティを手伝った夜、二人の間の壁が崩れ、情熱が溢れた。だが、NYで最もセクシーで勢いのある実業家とされるサイモンとの恋は世間の注目を集め、ペッパーは彼に迷惑をかけまいと別れを告げる。ほどなく店と家を焼け出され、予期せぬ妊娠まで判明するとは……! ■おなかの子には、父親の顔を知らずに育った自分と同じ思いはさせたくないペッパー。ゆえあって生涯独り身を決め込むサイモンの決断は? クリスマスが嫌いなサイモンと、クリスマスが大好きなペッパーが粉雪舞う季節に繰り広げる、愛おしくて感動的なロマンス!
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2.0かつて彼女はあまりに若く、早熟な禁断の果実だった。 冬のバルセロナで、パーティの企画を手掛けるステイシーは、兄の親友で、十代の頃片想いしていたルーカスと、5年ぶりに鉢合わせした。恐ろしくハンサムなIT業界の寵児、黒髪のスペイン人億万長者の彼にいまだに子供扱いされ、ステイシーは動揺する。もう今は生意気な女学生じゃないのに。イベントは大成功し、ルーカスにダンスに誘われた彼女は、セクシーなシルクのドレスに身を包み、願った。今夜こそ彼に純潔を捧げたい、と。そんな彼女を、なぜか頑なにルーカスは拒絶して……。 ■独特のエロティックな熱度で描く物語がファンの心をとらえて離さないスーザン・スティーヴンス。憧れの忘れえぬスペイン富豪と再会した無垢なヒロインが、ついに大人の階段をのぼりはじめる情熱のストーリーです。やがて妊娠に気づいた彼女の決断とは?