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-ガレット第28号。マンガ、イラストなど様々なジャンルの百合を集めた自主制作百合コミック誌です。 表紙 ・pen ★巻頭カラー★ ・仲藤ぬい 乙女の神殿 連載 ・袴田めら「相方システム#20 最終回/前編」 ・森永みるく「ひみつのレシピ」#5~6 ・寄田みゆき「保健室のあの女」#10 ・森永みるく「私の可愛い子猫ちゃん#20」 読み切り ・姉井戸 ・デルタ ・相模 ・桜家ゆきの <SS>おおきたつぐみ(ILLUSTRATION:りおん) ILLUSTRATION ・はーみん ・みるこ 読み物 ・ゆりっこ研究所<桜家ゆきの> ・140文字の百合(ILLUSTRATION:やとさきはる) デザイン ・Blankie ・chipco design
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3.4
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3.7私は今日、顔も知らぬひとのもとに嫁ぐ――。 雨月智世(うづき ともよ)、20歳。婚約者の玄永宵江(はるなが しょうえ)に多忙を理由に結納をすっぽかされ、一度も会えぬまま今日に至ったのだ。 初めて顔を合わせた彼は、恐ろしいほどに整った顔と、美しい黒曜石のような瞳を持つ美丈夫だった。 智世を見つめる彼の目に浮かんでいたのは紛れもない歓喜。「嫁に来てくれて本当に嬉しい」――。 何故宵江がここまで想ってくれるのか分からぬまま、智世は玄永家での生活を始めるが、宵江は相変わらず多忙らしく、すれ違い生活が続く。 この結婚について、そして自分のことを本当はどう思っているのか、何も話し合えぬまま、智世は不安な日々を過ごす。 だが、宵江は常に智世に優しく、また玄永家の屋敷のものたちも智世に気軽に話しかけてくれるため、智世の心もほぐれ、新生活を楽しめるようになってきた。 そんなある日、屋敷の書庫で智世は玄永家の秘密を知ってしまう。 実は玄永家は人間ではなく狼の一族。先祖代々時の政権に仕え、国の平和を乱す異形に対処する「異形専門」の警察部隊だったのだ。 しかも、そこには自分の生家・雨月家の家系図も。なんと雨月家は代々、神に仕える巫女――神凪(かんなぎ)の家系だったという。自分はもしかして、宵江に捧げられた生贄なのか……。 疑問が頭をうずまくなか、何も教えてくれない宵江に智世は不安を覚えるが、宵江の溺愛ぶりは全く変わらずで調子が狂ってしまう。 その頃から、智世が嫁ぐ前から横行していた辻斬りが激しくなり、宵江の周りもきな臭くなり、智世は自分に出来ることはないか苦悩するが……。 これは、優しい旦那様と一生懸命な花嫁の、幸せな物語。 イラスト/烏羽雨
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5.0
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5.0アイドルとファンのふたりの関係を描いた『私のエトワール』を含む、 計11篇を収録した、かわいく、甘く、ふたりぼっちの百合短篇集。 【私のエトワール】 同じクラスで隣の席の星さんは、瞬く間に人気アイドルになりました。 流れ星のように現れた彼女に、皆が夢中になり、 彼女もまたそれに応えるかのようにどんどん綺麗になりました。 星さんがかわいいことなんて、ずっとずっと私は知っていたのに。 ……もう近づけません。 【3秒間】 最近入ったバイトの子。3コ下で喋るの遅い。 私はまだ、彼女のマスクの下を見たことがない。 【月へ行くつもりじゃなかった】 香穂という女は、男からはめちゃくちゃモテてたけど、女からはめちゃくちゃ嫌われるような奴で。 そんな香穂が“あのとき”からずっと、私の世界の一番になってしまった。 【ゆりごっこ】 べにとエーコ。百合っぷるのふたりの日常は、ゆるく、かわいく。甘くて。 まるで、砂糖菓子みたいだ。 【#ミカちゃんともなちゃん】 カリスマ店員のミカちゃんともなちゃん。 姉妹みたいにかわいいふたりは、恋人同士なのです。 他6篇に描き下ろし20P以上を収録。
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4.0金沢に転校してきた男子高校生・葛城汀一は、街を散策している際に店先にあった壺を壊してしまい、古道具屋でアルバイトすることになる。しかしそこは普通の古道具屋ではない、妖怪たちの道具“妖具”を扱うお店だった!店の主人をはじめ、そこで働くクラスメイトの美男子・時雨も妖怪で、人間たちにまじって生活をしているという。汀一はアルバイトをする中で、さまざまな妖怪や妖具に出会うことになり……。
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3.4跡継ぎだった兄が突然失踪し、実家の福招寺――通称「福まねき寺」の副住職として呼び戻された大学生の修平。流されるまま、近所の寺の毒舌美形の副住職・清隆さんともに、檀家さんが持ち込んできた恋愛相談や不思議な遺言の謎解きなど、さまざまな事件を解決することに……。『晴れた日は図書館へいこう』著者による、ほんわかお寺ミステリー!
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4.0夏休みの終わり頃、突如世界中で動物が言葉を話す現象が起きはじめ、高校一年生のカケルが飼っている猫、ハチコとモップもしゃべりだす。国はウィルスの可能性を考慮し、しゃべる動物の回収を決定。危険を感じたカケルは、ハチコとモップを家族から隠すため、ベランダに秘密基地を作ることを決める。それは、残り少ない、でも不思議な夏休みの始まりだった。 カケルは町で、クラスの気になる女子・井上さんと出会い、彼女の飼い犬、ハチミツもしゃべりだしたことを知る。強引に動物の回収を進めようとする組織や、カケルを優秀な兄と比較し冷遇する母から、ハチコとモップ、ハチミツたちを守っていく中で、カケルは自らの家族のカタチを問い直していく。 気になる人と過ごす、ちょっと危険で、でもワクワクする、特別な夏休み。
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4.6浪人生になってしまった九条篤志。バイト先の珈琲店でおいしい珈琲を淹れることに腐心する日々の中、気がかりが一つあった。それは店の片隅で平日の昼間からランドセルを傍らに珈琲を飲む亜理寿のこと。そんなある日、魔法使いを自称するその少女から篤志はある悩みを打ち明けられて――「人を殺してほしいようなことを言われました。断ると今度はわたしが殺されてしまうそうで、少しだけ困っています」。――これは小さな魔法使いと若い珈琲係【バリスタ】が紡ぐ奇跡の物語。