吉田伸夫作品一覧
-
3.5「時間って何?」「時間はなぜ存在するの?」 そう誰かから聞かれたと仮定しましょう。果たしてあなたは正しく答えられるでしょうか? おそらく多くの方が答えに窮し、「たしかにそれってなんでだろう…?」と、時間や宇宙へのロマンがかき立てられるのではないでしょうか。 現代を生きる私たちは、正確に時を刻む時計に囲まれて暮らしています。 人間の生活に欠かせない「時間」とは、いったい何なのか? また、「時間」が存在し、流れているように感じるのなぜか? 本書では、「時間」の本当の姿や素朴な謎について、有名なSF作品などを取り上げつつ、わかりやすく解説しています。 本書を読めば、「『時間』とは何か?」という問いに対して、あなたなりの答えが見つかるはずです。 《本書で取り上げた人気エンタメコンテンツはこちら!》 ★映画『インターステラー』のワームホール ★テレビドラマ『スタートレック』のワープドライブ ★テッド・チャン「息吹」は人類に向けた黙示録 ★筒井康隆「時をかける少女」の時間跳躍スキル ★ゲーム『Steins;Gate』の歴史改変チャレンジ ★テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の無限タイムループ 書籍内では、これら以外にも多数の作品を取り上げています。 ぜひ本文もご覧ください。 ※カバー画像が異なる場合があります。
-
4.0
-
4.2
-
4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆竹内薫氏、絶賛!◆ 「最低限の数式で、ホンモノの宇宙論が理解できる!」 宇宙の始まりは「神の領域」ではない。人類の科学が解明した宇宙138億年史を、高校物理・数学だけを予備知識として、丹念に追う。 ◆目次◆ CHAPTER 1 宇宙の形 §1-1 重力と時間 §1-2 重力と時空の幾何学 §1-3 アインシュタイン方程式 【COLUMN なぜ時間の伸縮は実感されないのか?】 【科学史の窓 一般相対論に至る道】 CHAPTER 2 アインシュタインの宇宙モデル §2-1 モデル1――中心のある宇宙 §2-2 モデル2――球面状宇宙 §2-3 球面モデルの意義 【COLUMN トーラス状の宇宙】 【科学史の窓 相対論とエーテル】 CHAPTER 3 フリードマン方程式 §3-1 動的宇宙の可能性 §3-2 フリードマン方程式と解の分類 §3-3 動的宇宙の特徴 【科学史の窓 フリードマン論文の受容】 CHAPTER 4 膨張宇宙の検証 §4-1 宇宙論的赤方偏移とハッブル=ルメートルの法則 §4-2 観測データによる検証 §4-3 始まりのある宇宙 【科学史の窓 「ハッブルの法則」の改名】 CHAPTER 5 初期宇宙の熱史 §5-1 熱力学・統計力学の基礎 §5-2 光の支配する宇宙 §5-3 物質世界の誕生 【COLUMN 亜光速粒子の運動量】 【科学史の窓 アルファ・ベータ・ガンマ理論】 CHAPTER 6 変化する暗黒エネルギー §6-1 一様性の謎 §6-2 スカラー場によるインフレーション §6-3 スカラー場の謎 【科学史の窓 インフレーション理論の変貌】 さらに学ぶために――関連図書リスト ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
-
4.0
-
-
-
3.9科学が捉えた「時間の本質」――時間は過去から未来へ流れて《いない》!? 時間の正体は、宇宙の起源につながっている。 時間とは何か? 時は本当に過去から未来へ流れているのか? 「時間が経つ」とはどういう現象なのか? 先人たちが思弁を巡らせてきた疑問の扉を、いま、物理学はついに開きつつある。 相対性理論、宇宙論、熱力学、量子論、さらには神経科学を見渡し、科学の視座から時間の正体に迫る。 ―――― 【本書「はじめに」より】 「時間が経つ」あるいは「時が流れる」とは、どういうことだろうか? 目の前に置かれた時計を見つめている自分を想像していただきたい。時計の針が、3時ちょうどを指しているのを見たとしよう。そのままじっと時計を見つめていると、秒針がゆっくりと一周し、長針がわずかに進んで、3時1分を指すのが見える。さらに見つめ続けると、やがて針は3時2分を、続いて3時3分を指す。 時計を見ている人にとって、針がある時刻を指すのを目にする場合、その時刻だけがリアルな瞬間だと感じられる。針が3時2分を指しているならば、3時1分を指す光景は過去の記憶であり、3時3分を指すことは未来の予測である。どちらも、3時2分を示す時計を目の当たりにしている「いま」のようなリアリティは感じられない。時計を見つめ続けると、時計の針は、しだいに、その後の時刻へと動いていく。この状況を素朴に解釈すると、眼前の時計が示す「いま」の時刻が、後へ後へと移動していくことを表すようにも思われる。 さて、ここで考えていただきたい。こうした「時の流れ」は、意識の外にある物理世界においても、客観的な出来事として起きているのだろうか? 言い換えれば、「時の流れ」は物理現象なのか――という問題である。 ―――― 【主な内容】 ■はじめに――時の流れとは 《第I部 現在のない世界》 ■第1章 時間はどこにあるのか ■第2章 過去・現在・未来の区分は確実か ■第3章 ウラシマ効果とは何か 《第II部 時間の謎を解明する》 ■第4章 時間はなぜ向きを持つか ■第5章 「未来」は決定されているのか ■第6章 タイムパラドクスは起きるか ■第7章 時間はなぜ流れる(ように感じられる)のか
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これは物理現象としての,人類の物語。 「人間とは何か」「我々はどこから来てどこに行くのか」――こうした問いに対し,本書は「人間は物理現象である」という立場から論を展開していく。人間の存在は,物理法則を超越した奇跡ではない。しかし,今ここに知性と意識を有する人間として生きていることは,無数の偶然が重なり合った結果として実現された,奇跡的な出来事なのである。 生命・知性・意識の3つの面から奇跡的な物理現象としての人類を語る,迫真のサイエンス読本。
-
4.4
-
5.0
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基礎から最先端がわかる! 最新理論が描きだす壮大な宇宙像を、最低限の予備知識で理解する一冊。宇宙の始まりのビッグバンは、どのようにして起きたのか? 遠い未来、宇宙は終わりを迎えるのか? われわれの宇宙ではない「並行宇宙」は実在するのか? 従来の一般的な解説書では飽き足りない読者のために、学部学生程度の物理学から出発し、専門書とのギャップを埋めることを図った。
-
4.5
-
4.0
-
4.0