ビジネス・経済 - 野村克也作品一覧

  • 負けかたの極意
    4.1
    野球も人生も、たくさん勝つ人ほど、同時にたくさん負けている。負け、失敗、ミスジャッジを前に、勝負を投げた負け犬にならないかぎり、最後の最後まで結果は分からない。名将・野村克也氏をもってしても、監督して24シーズン、3204試合を闘い、最後にわずか2つ勝ち越したにすぎない。目先の1勝より価値があるのは、3000試合以上、勝負の土俵に上がり続けたこと、そのものにある。人生の深遠を教えてくれる人生訓! ●善く勝てる者は、善く負ける方法を知っている! たった1敗をきっかけに、頂点から奈落の底にまで落ちてしまうチームや組織もあれば、負けが込んでいるようで、気がつけば最後にトップを取るところもある。人は目先の勝利やヒーローにばかり目を奪われるが、本当に強い者は、最後にトップを取る者だ。弱者には弱者の戦略があり、奢れる強者を逆転することは決して夢物語ではない。 人口減少、世代間格差拡大、国際競争力減退……目先の個々の現象としては「負け」しかなくなった日本人の常識を覆し、最後に勝利をつかむ「負けない」ための局地戦の負けかたの極意を語る。不世出の<雑草>の名プレイヤーにして名将である野村克也氏の勝利をコントロールする哲学の集大成の1冊。すべてはこの1冊を語るためにあった!
  • 一流のリーダーになる 野村の言葉
    4.5
    組織を牽引する立場にいる者に向けて、部下の能力をどのようにして生かし、言葉がけをしたらよいか? 野球界で選手として、選手兼監督として、そして監督として活躍した野村氏だからこそ語れる、『リーダーとしての心得と部下への接し方』を、自身の言葉とエピソードをもとに、ビジネスマン向けにまとめた1冊。人を導くために指針となるような珠玉の言葉の数々を紹介する。 【構成】 1.ルーキーの育て方 2.ミドルの育て方 3.ベテランの育て方 4.指導者の育て方 それぞれの段階や立場において心に留めておきたい言葉を収録した言霊の一冊!
  • 勝ちたければ歴史に学べ ~野村克也、知の野球史~
    -
    野村克也しか書けない「学べるプロ野球史」。  ベーブ・ルースやルー・ゲーリックを中心とするメジャーリーグ選抜が来日し、全日本軍と戦い、沢村栄治が快投を見せた翌1935年、職業野球チーム「大日本東京野球倶楽部」が発足した。日本プロ野球の誕生である。  その1935年は、野村克也氏誕生の年でもある。  「私の人生は、日本プロ野球の歴史にほぼ重なる。ということはつまり、プロ野球界で起こった出来事の大部分を、当事者として体験、あるいはこの目と耳で見聞きしてきたといっても過言ではない。プロ野球で起こったさまざまな出来事について、記憶と記録を残しておくことは、私の責務である」(「はじめに」より)  沢村栄治から、ON,イチロー、大谷翔平ら歴代の名選手や日本シリーズ、オールスターゲームの裏エピソードと、ドラフト、FA制度の問題点、野球選手とお金の関係、マスコミとの付き合い方、野村スコープ誕生秘話、日本人メジャーリーガー論などグラウンド外での野村氏の持論が満載。『野村ノート』と合わせてぜひ読みたい、野村ファン、そして全野球ファン必読の、「学べる」日本プロ野球史。 ※この作品は過去に単行本版として配信した『私のプロ野球80年史』の文庫版です。
  • 言葉一つで、人は変わる
    3.5
    野村再生工場を可能にしたのは、「言葉の力」だった! 言葉がその人の考え方を変え、行動を変化させ、ひいては習慣を変え、ついには人生をも変える。どんなとき、どんな相手に、どんな言葉が響くのか、個々の能力を伸ばし、組織を強くする知将の言葉へのこだわりをすべて明かす。「あの一言があったから、いまの私がある。そんな一言が私にもあった」。私が南海に入団して間もないころ、朝、球場に出勤した際に、鶴岡監督からすれ違いざまにかけられた一言。この言葉で、私の人生はまぎれもなく変わったのだ。今でも、50年以上も前の、あの監督の声の響きが私の耳に残っている。言葉には、それほどの力があるのだ。
  • これだけで「組織」は強くなる 戦うリーダーの作り方
    値引きあり
    3.8
    「野村再生工場」として数々の球団を鍛え上げた野村克也と、強力なリーダーシップでワタミグループを育てた渡邉美樹による、一流の組織の作り方と育て方のノウハウ。「組織と人間」は未知の力を持っている。
  • 「小事」が大事を生む
    -
    よく「木を見ず森を見よ」と言われるが、実は「一流」ほど、どんなに些細なことでも確認を怠らず、小さなこと細かなことに気づく。「感じる力」こそ、すべての成功につながる!【球界随一の知将が、「勝てる仕事の技術」を伝授!】・「一流」と「凡人」の差は「修正能力」にあり・「鈍感」な選手は、どこまでいっても二流止まり・監督就任前に必ず立てた「三年計画」・「リーダーの成長」なくして組織の繁栄なし・「言葉」こそ監督の武器・人生を決する「一」の哲学・「どんな仕事でも、必ず見てくれている人はいる」・「予想外の展開」への奇策・「最悪のケース」を想定しながらの「備え」とは・「テーマのない努力ほど、無駄なものはない」・「恥の克服」を繰り返すことで本物になる
  • 上達の技法
    4.5
    「知将・野村」が最後に伝えたかったこと。 テスト生から這い上がり、以降、球界を代表する捕手、監督として50年にわたり活躍し、「知将」として知られた野村克也が語る、「人を見つける、育てる、生かす」極意。 人材の適性、力量を見抜き、最もふさわしいポジションに配する。これは野球における監督の大きな役割のひとつである。 選手たちはそれぞれに、長所・適性といった持ち味があり、その持ち味を最大限チームに生かし、ひとりでも多くの選手を輝かせるのが、監督としての腕の見せ所である。 選手それぞれが配されたポジションで生き生きと活躍してくれれば、それは人数以上の力を生み出す。そういった相乗効果によってもたらされるプラスαの力が絶対に必要となる。 また、相手が驚くような奇策を弄し、「策士」と呼ばれることも多かった著者。 頭をひねった戦い方をするようになったのは、現役時代に努力だけではどうにも越えられない壁に幾度もぶつかったからだという。 弱者には弱者の戦い方がある。弱者でもやり方次第で強者に勝つことができる。頭を使えば弱者が強者になれる。その頭の使い方が、この本で語られている。
  • 人生に打ち勝つ 野村のボヤキ 一流か二流か――手を見ればわかる
    3.5
    「1+1」が「5」にも「10」にもなるんや――。60年にわたり、名選手・名監督・名解説者として活躍する、ノムラ語録の決定版!  「凹みやすい人間のほうが見込みがある」 「3日坊主どころか、1日坊主でいい」 「できるようになるのは、いつも『突然』」 「リーダーは『精神論』でなく『HOW』を語れ」 「ケチな男は大成しない」不可能を「可能」に、失敗を「成功」に変える、いつの時代にも通用する「人生の極意」が凝縮されています。仕事で失敗したとき、人間関係で悩んだとき、なかなか結果が出ないとき……“野村のボヤキ”が、今日からあなたの人生を変える「武器」になります!

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  • 「攻め」と「守り」の管理学
    3.0
    「なぜピンチを切り抜けられたのか」「なぜここ一番にヒットを打てないのか」 ……成功の裏にある「なぜ」を追求することが次への飛躍につながる、と著者はいう。現役時代にプロ野球史上に残る成績を残し、名監督としても活躍している、いま野球を最も知的に語れる著者が、独自の「攻防の理論」をもとに展開する「勝負」の管理学。

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  • そなえ~35歳までに学んでおくべきこと
    4.0
    「言葉を身につけよ」 「“一”にこだわれ」 「勝利の女神は言い訳を最も嫌う」 「進歩とは変わること。変わる勇気を持て」 ――そのときになって慌てても遅い。 ただ現状を嘆くのではなく、徹底的に考え、知恵を振り絞れ! 人生の転機を迎える時期までにそなえるべきこととは? 数多の選手を育て結果を出してきた名将が語る、 不器用をも武器にする最強の生き方、考え方!
  • 知となる、世界の最強名言105 野村克也を支えた賢者の教え
    5.0
    「わたしは先人の単純で短い言葉に、数多くの示唆を与えられてきた。その宝をいま残したい」 凡人・野村克也を天才・野村克也にしたのは、先人たちの名言だった。 本書では野村克也が座右の銘とする、古今東西の偉人たちの言葉を、独自の解釈を交えて紹介。 それら105個の言葉は野村にとってそうであったように、あなたにとっても逆境を乗り越え、かならずや人生を豊かにするものだ。
  • 超二流 天才に勝つ一芸の究め方
    4.0
    野球評論家、野村克也の真骨頂、「超二流」論!全ての人は何らかの可能性を持っている。一流は無理でも“超二流”にはなれる――。人は誰しも「強み」や「一芸」を持っている。その“才能”を眠らせたままにすることなく解放させることができた「超二流」は、ときに天才、一流にも勝つことができる。潜在能力を秘めた“凡人”だからこそ発揮できる最強の「洞察力」とは。ノムさんの原点「選択と集中」の極意!
  • なぜか結果を出す人の理由
    4.4
    南海、ヤクルト、阪神、楽天など数々の球団で実績を築き、田中将大をはじめ数々の名選手を育ててきた著者。勝負と人間の機微を熟知した智将だけが知る、正しい努力とまちがった努力の違いとは? 野球のみならず様々な分野において、がんばっているつもりなのに結果を出せず悩みを抱える人々に、結果を出すための極意を語る。“監督”野村の人材育成、勝負論の集大成的一冊。【目次】はじめに/第一章 同じ努力でも、なぜ結果に差がつくのか?/第二章 努力は天才を上回るのか?/第三章 野村式“結果を出す技術”/第四章 チャンスを逃さない人はここが違う/第五章 結果を出す指導者の条件/おわりに
  • 野村克也、明智光秀を語る――早まるな、光秀よ!
    -
    【内容紹介】 私は自慢ではないが、《野村克也―野球=0》の人間である。その私が本書では、明智光秀について語ることになった。プレジデント社で歴史に詳しい方から明智光秀の話を伺い、その話の感想を書籍にしたのである。 そこで得た私なりの結論は、 「人は皆、明智光秀である」 ということだ。 彼もまた弱者の流儀でのし上がった人間なのである。光秀の心は、気持ちのパノラマのようである。挫折、苦悶、光明、苦渋、貧困、抜擢、期待、羨望、絶頂、すぐその横に苦悩が横たわり、そして最後には謀反、敗北という形で己の生命を終えた。 その意味では、信長、秀吉、家康らの勝者たちよりもドラマチックに生々しく生きた。敗者は、私たちにとって人生の教科書である。私は、勝者になれなかったこの一人の男から多くのことを学べるような気がしている。 「人は皆、明智光秀である」、この言葉を頭の片すみに置きながら、ぜひ本書を読んでいただきたい。 【著者紹介】 [著]野村 克也(のむら・かつや) 1935年京都府生まれ。京都府立峰山高校卒業。1954年、テスト生として南海ホークスに入団。3年目でレギュラーに定着すると、以降、球界を代表する捕手として活躍。1970年からは選手兼任監督となり、その後、選手としてロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、西武ライオンズに移籍。1980年に45歳で現役を引退。27年間の現役生活では、1965年に戦後初の三冠王になったのをはじめ、MVP5回、本塁打王9回、打点王7回、首位打者1回、ベストナイン19回、ダイヤモンドグラブ賞1回などのタイトルを多数獲得した。1990年にはヤクルトスワローズの監督に就任し、4度のリーグ優勝、3度の日本一に導く。そのほか、阪神タイガース、東北楽天イーグルスで監督を歴任。楽天ではチームを初のクライマックスシリーズ出場に導く。主な著書に、『弱者の流儀』(ポプラ社)他多数。 【目次抜粋】 まえがき 第1章◆ 「その他」から始まった人生  ●戦国の歴史も、勝負の世界も人間ドラマ  ●「ひもじさ」こそ、光秀と私を結びつける  ●世に出るまでの長い道のり  ●南海テスト生に合格 第2章◆ マルチな才能が開花、ダブル主君  ●信長にその才能を認められた光秀、四十一歳の光明  ●信長の家臣、義昭の近臣  ●葛藤の中で成果をあげる  ●残虐非道の比叡山延暦寺の焼き討ちと光秀  ●義昭追放と光秀の家臣団  ●ライバルは互いの身を助く 第3章◆ 絶頂の四十代、疑心暗鬼の五十代  ●丹波攻略こそ武将としての誇り  ●丹波攻略の五年間で明智家臣団がよいチームに  ●初めての挫折~天正五年の黒井城の戦い~  ●天正七(一五七九)年八月、ついに丹波平定  ●織田軍団の〝近衛師団長〟  ●信長と光秀の蜜月時代  ●光秀の心に忍び寄る「疑心暗鬼」の瞬間  ●本質を知る、原理原則で考える 第4章◆ 「敵は我にあり」  ●虚しき謀反の朝  ●安土城での家康の饗応役  ●本能寺の変  ●六月二日から十二日までの、光秀の十一日間  ●六月二日から十二日までの、秀吉の十一日間  ●心ならずも、山崎の戦い  ●そして、死
  • 野村克也 全語録――語り継がれる人生哲学
    4.0
    【内容紹介】 テスト生から戦後初の三冠王へ、 そして、プロ野球史に残る名監督へ——。 「知る」ことに貪欲であり続け、「考え抜く」ことにこだわり続けた、稀代の野球人・野村克也氏。 いまを生きるすべての人に送る、人生哲学の集大成。 プロ野球人生66年間で遺した、365の格言を完全収録! 巻末には、ノンフィクションライター・長谷川晶一氏の解説も掲載。 【著者紹介】 [著]野村克也 1935年、京都府に生まれる。京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。 3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役生活27年にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 MVP5回、首位打者1回、本塁打王9 回、打点王7回など、タイトルを多数獲得。 また、1970年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ進出を果たすなど輝かしい功績を残した。2020年2月11日逝去。 【目次抜粋】 ◆第1章 志 夢を叶える心得 ・人間の、最大の悪は鈍感である ・すべては、己を知ることから始まる ・小事、細事が「大事」を生む…… ◆第2章 指導 リーダーの条件 ・教えることは、あたりまえではない ・「怒る」は感情であって、「叱る」は理論 ・失敗がない人は無難に見えるが、成長もない…… ◆第3章 戦略 組織を動かす極意 ・リーダーの器以上に組織は大きくならない ・勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし ・データを活用できない者は勝者にはなれない…… ◆第4章 不惑 生涯現役の理念 ・感動のない人生ほど、つまらないものはない ・「善人」と「悪人」がいるのではなく、「弱い人」しかいない ・大切なことは、欲から離れるとよくわかる……
  • 野村の教え方 すべての指導者に贈る最後のメッセージ
    4.3
    「愛情をもって接しなさい。思いは伝わるよ」 日本一の名監督・野村克也が旅立つ直前に遺した、すべての指導者に贈る最後のメッセージ。ビジネス、スポーツ、教育…、すべての現場で苦悩する指導者必携のコーチングバイブル。心に響く“珠玉の言葉”が満載!
  • ノムラの教え 弱者の戦略99の名言
    3.7
    金はグラウンドに落ちている。大人気マンガ「グラゼニ」のモデルともなった野村克也監督の名言が、迷える現代人の人生を変える一冊!  ――弱者はいかに闘い、いかに勝つべきか。現実をどう認識し、戦略を練るかですべては決まる。闘う前から勝負を捨てた者にチャンスが巡ってくることはない――。自身、無名高校からテスト入団し、捕手として打者として頂点を極め、監督としても万年Bクラスのチームを常勝軍団に育て上げた野村克也氏。人間の能力や才能の差など、ほんの僅かにすぎない。その人の意識のありようで、現実はいくらでも変えられます。本書では、そんな野村監督がこれまで語ってきた至高の名言を厳選した、人生を変える名言集です。世代年代を超えて、誰もがこれまでの自分が悔しくなってチャレンジせずにはいられなくなる言霊の書です。
  • 野村の極意
    4.2
    知将・野村克也監督の言葉を集めて好評を博した「野村の流儀」に続く、名言集第2弾。 昨日を悔いた時、今日を戸惑う時、明日が見えない時──、野村克也の言葉があるじゃないか。
  • 野村の流儀
    4.2
    知将・野村監督の人生哲学が凝縮された、初の語録! 選手・監督を通じて53年間のプロ野球経験に基づく管理・組織論。膨大な知識と理論に裏打ちされた、人生哲学。ウィットに溢れたコメントの数々から滲み出る、サラリーマンも必読の名言集! 仕事に挫折したとき、組織に悩んだとき、人生に苦しんだとき… 野村克也の言葉があるじゃないか。
  • 野村メモ
    4.3
    「野村ノート」の原点がここにある。 知将・野村克也は大の「メモ魔」だった! 試合前のミーティングでも使用されていた野村野球の兵法をまとめたノートがある。そのノートをもとに書籍化して大ヒット作となった『野村ノート』。実は、そのノートは選手・監督として50年にわたる球界生活で使用されてきた「伝説のメモ」がもとになっていた。 「メモをつけよ。メモすることがクセになると『感じる』こともクセになる」と言う著者が明かす、日々のちょっとした「気づき」を確実に「実行」することに昇華させるメモの技術。 著者は、次のように話している。 ---------  私は何の才能もない男だったが「弱者が強者を倒すためには何をすべきか」を常に考えてきたおかげで、プロの世界で大成することができた。才能で劣る人間が強い人間を倒すためには、データを蓄積、活用し、相手の心理を揺さぶるような駆け引きをしていく必要がある。  それを可能にしてきたのが「メモ」である。「メモ」なくして私の人生を語ることはできない。自分の人生を切り開いていく上で「メモ」することがいかに大切で、欠かせないことであるのか。 --------- 「メモは連想を呼び、想像(創造)力を刺激する」……稀代の名将がはじめて語る、野村流メモの極意。
  • 凡人を達人に変える77の心得
    4.0
    人が、理由なく大きく成長することはない。成長の裏には必ず理由がある。 持って生まれた天性、器用さである程度のところまでいっても、大きく成長しないのは、何となく日々をおくってきたから。 不器用な人が、不器用なままで終わってしまうのは、成長するために何が必要かを学ばなかったから。 人が成長するには、まず基本を身につけることが必要だ。 そして、基本を身につけるには、そのための正しい方法がある。 これを省いて、器用にものごとを進める癖がつくと、その人の成長はどこかで必ず止まる。 基本を身につけた後、さらなる飛躍的な成長を遂げるには、考え方が大切になってくる。 技術の向上や知識を蓄積するという努力も大事だが、それだけでは、どこかで限界がやってくる。 「技術には限界があるが、頭には限界はない」 本書は監督をつとめていた時、ミーティングで選手によく話していたことをまとめたものである。 ビジネスマンの方々が日々の仕事で役立てられるよう執筆している。 1章 「仕事の基礎力」をつけるための正しい努力 2章 「飛躍的な成長」を実現する考え方 3章 リーダーが備えるべき10の必須条件 4章 チームの力を最大限に引き出す指導法 5章 仕事の本質を考える 6章 充実した人生をおくるための心得 著者プロフィール 1935年、京都府生まれ。 高校卒業後、南海ホークスにテスト生から入団。3年目より一軍定着を果たし、その後、球界を代表する捕手として活躍。1970年には選手 兼 監督に就任。チームを黄金期に導く。その後、ロッテ、西武を経て引退。実働26年間、通算657本塁打(歴代2位)、戦後初の三冠王に輝くなどの記録を持つ。 現役引退後、野球評論家を経てヤクルトスワローズ、阪神タイガース、楽天イーグルスの監督を歴任。データを駆使する「ID野球」、他球団で挫折した選手を復活させる「野村再生工場」などで知られる。また、社会人野球「シダックス」の監督も務め、プロ野球に入団した数多くの選手を育成した。 現在は、野球解説者・野球評論家として活躍。
  • 夢中力
    3.0
    ITと野球。全く異なる分野で活躍する二人には共通項が多い。情報を武器にし、時間を効率的に使い、積極的に投資する。そして、「好きなこと」をとことん追求する生き様。何かに夢中になり心血を注いでいる人にかなうものはない。2004年の球界再編時に両者は出会ってから互いに尊敬の念を抱いてきた。第一線で数々の実績をあげた彼らの独自の思想を、トピックごとに紹介。突き抜けた二つの生き方に触れる贅沢な読書体験。
  • 野球と人生 最後に笑う「努力」の極意
    4.0
    「頭を使った二流は、一流に勝てる」「正しい努力は裏切らない」──テスト生入団からプロ野球の世界に入って65年超。球界屈指の強打者・名捕手・知将として、野球のみならず、人生における数々の示唆に富んだ名言・名文・ボヤキを残してきた野村克也氏。そんな野村氏の珠玉の名言・名文の数々を、「勝負」「プロフェッショナルの仕事」「リーダーシップ」「努力」「人間的成長」に分けて体系的にまとめあげた、野村イズムの集大成の一冊!
  • 野生の教育論
    4.0
    闘争心と教養をどう磨くか。「マー君・神の子・不思議の子」――連勝記録世界新は、いかにして生まれたのか? 入団1年目に1勝をあげるまでの野村式教育法から2年目の大失敗を経て、日本一への飛躍を神様・稲尾、女房役・嶋のリードの対比で詳説。引退した山崎、宮本、桧山、石井はなぜ40歳超までプレーできたのか。
  • リーダーとして覚えておいてほしいこと
    4.1
    適材適所の起用と言葉の力で幾多の選手を再生・開花させ、「野村再生工場」と呼ばれた智将による決定版リーダー論。豊富なエピソードとともに自ら体得した教訓を語る。(エピソードの一例)プロ4年目の山本樹(ヤクルト)は150キロ級のストレートを投げ込むが、ハートが弱くいまだ未勝利。私は、気持ちが楽になるような言い方で諭した。「打たれてもお前の責任じゃない。使っているオレが悪いんだ」「打者を見るな。捕手のミットだけをめがけて投げろ」「3年間、同じことを繰り返してきた。もう無理しなくていい。ただ、可愛い子供たちに、いっぺん一軍で勝つ姿を見せてやれや」山本は腹をくくった。「自分が耐えられないプレッシャーを、自分自身に与えるのはよそう。ずっと二軍でも構わない」。そして、完封という最高の形で初勝利を挙げた。(内容例)指導者の「5条件と5タイプ」/部下が雑な気持ちになるのを防ぐ/無視、賞賛、非難/選手の性格を見極める/リーダーがプレーヤーに戻るとき
  • リーダーのための「人を見抜く」力
    4.3
    「ホームランを打ったバッターがよく試合後に、うまく体が反応しました、などと言うことがあるが、そんなものはすべてウソだ。ヤマを張っていたくせに、企業秘密だから本当のことを語らないのだ。キャッチャーとはそうしたバッターの本心を見抜く能力が求められるのだ」。名捕手、強打者にして名将と言われた著者の野球界での実績を支えていたのは、独自の人間観察眼だ。人間性、将来性、賢明さ、統率力など、どこに着眼し、どうその人間の本質を見破るかを明かす。
  • リーダー論~覚悟を持って道を示せ
    5.0
    ビジョンと言葉を持て。気づかせよ。自分以外のすべてに学べ──。今こそ読みたい、数多の選手を育てたノムさんが語るリーダーの条件
  • 野村克也 人間力
    5/17入荷
    -
    自分を動かし、人の行動を変え、組織を強くするには? “成功したいなら人間を磨け” ノムさんが遺した100の流儀 選手としても監督としても華々しい記録を残し、球界きっての「頭脳派」と称された野村克也。野村はかつて試合前のミーティングで選手に向かって次のような言葉を問いかけていた。 「人間は、なぜ生まれてくるのか。何をするために生まれてくるのか?」 一聴すると野球とは関係のない話である。しかし、成功する選手と成功しない選手の違いは、この言葉に対して「感じる力」があるかないかだった。 野村は「人間力」の重要性を徹底的に説いた。野球人として活躍できる 時間はあまりに短い。野村は野球だけなく、過酷な試練を与え続ける人生そのものに打ち克つ力を選手に持ってもらいたかった。 野村には「人間力」があった。いや、最初は持っていなかった。才能や体格に恵まれず、誰からも期待されないテスト生として始まった野球人生……。 そんな境遇から這い上がり、名将と呼ばれるまでに培ってきた100の流儀は、野球だけに留まらず、ビジネス、人生全般において役立つこと必至である。 【著者紹介】野村克也(のむら かつや) 1935年京都府生まれ。京都府立峰山高校卒業。54年、テスト生として南海ホークス(現、福岡ソフトバンクホークス)に入団。3年目でレギュラーに定着すると、以降、球界を代表する捕手として活躍。 70年、南海ホークスの選手兼任監督に就任。73年にはパリーグ優勝を果たす。78年、ロッテオリオンズ(現、千葉ロッテマリーンズ)に移籍。79年に西武ライオンズに移籍するものの、翌80年、45歳で現役引退。 27年間の現役生活では、三冠王1回、MVP5回、本塁打王9回、打点王7回、首位打者1回、ベストナイン19回という輝かしい成績を残した。三冠王は戦後初、さらに通算657本塁打は歴代2位の記録。 90年、ヤクルトスワローズの監督に就任。低迷していたチームを立て直し、98年までの在任期間中に4回のリーグ優勝(日本シリーズ優勝3回)を果たす。 99年~01年、阪神タイガース監督。06年~09年、東北楽天ゴールデンイーグルス監督。 「野村再生工場」と呼ばれ、ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど監督としても輝かしい功績を残している。 20年2月、逝去。

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