• マチネの終わりに(文庫版)
    ネタバレ 購入済み

    独身の蒔野と婚約している洋子が惹かれあうという話で、内容としてはドロドロとしたものとなっていた。しかし、二人の性格の見せ方なのか、不快感を抱くようなことはなく、どちらかというとピュアな印象を持って読むことができた。
    また、終盤で擦れ違いの真相をお互いが知った際の考え方やその後の行動から、もし私ならどうしただろうかということを考えさせられた。どう動いても最高の結末が想像できないまま二人が再会し、そこで物語が終わりを迎えたので、自然とその後に思いを馳せられた。

    #切ない

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    2026年04月04日
  • 一次元の挿し木
    購入済み

    テンポが早かった

    主人公・悠が教授から依頼を受け、200年前の人骨をDNA鑑定したところ、あり得ないことに行方不明になった妹・紫陽と一致してしまう。紫陽とどんな関係があるのか、謎を紐解き、紫陽を見つけることができるのか、という物語。

    「このミステリーがすごい!」の大賞を受賞しているので読んで損はないと思うが、私の好みではなかった。

    物語のテンポが早く、飽きる暇もなく読み終えることができた。ただ、それゆえに重いテーマの割にあっさりとした印象が残った。
    また、あまりにも主人公にとって都合が良く進みすぎていると感じてしまった。

    #ダーク

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    2026年03月26日
  • つくもがみ貸します
    購入済み

    「蘇芳」と呼ばれる香炉に固執する姉・お紅、「蘇芳」に固執する姉に複雑な思いを持つ弟・清次、そして噂話をすることで姉弟を時に助け、時に怒らせる付喪神達が、江戸で起こった事件を解決していく物語。

    事件を解決する中で、段々と姉弟と「蘇芳」の関わりが明らかになっていき、どう決着するのかとワクワクしながら読み進めることができた。

    #ハッピー #ほのぼの

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    2026年03月21日