• 夢の雫、黄金の鳥籠 1

    とにかく面白い!

    壮大な歴史物語りを、非常に綺麗なイラストでわかりやすく、かつ面白く描かれている。
    内容は少女向けというよりかは、やや大人向けかもしれない。
    作品内の時間はあっという間で、気がついたら何年もの月日が流れている(それでも登場人物たちは若々しくて美しい)。
    オスマン帝国のスレイマンとヒュッレムに興味がある人は、BSドラマで『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハーレム~』シリーズが放送されていたりもするので、篠原千絵先生原作のマンガと見比べてみるのもいいかもしれない。

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  • カタカムナ 言霊の超法則 言葉の力を知れば、人生がわかる・未来が変わる!

    カタカムナ入門書

    カタカムナについて、とても基本的な事柄を面白く知ることができる本。
    世界中の言葉をカタカムナで読み解いてみると、とても興味深いことがわかる。
    不思議なことが好きな人なら、きっと楽しめると思う。
    スサノヲの思念読みについて、アマテラスに対する逆巻の渦(力)を示していたからこそ、互い違いに回る歯車のように、スサノヲは一見するとアマテラスの邪魔ばかりをしているように描かれていたのだろうか。そんなことも考えてしまった。

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  • 一ヶ月で小説を書ききる本。作品を完成させるのが苦手な人へ。10分で読めるシリーズ

    ある程度作品を書いてる人向け

    様々な電子書籍系のサイトの情報が載せられていて、これからネット上で作品を書きたい人や、出版したい人なら役立てられそう。
    ただ、私は10万字前後の作品を仕上げる事を前提とした書き方だと思っていたのに、内容を読んで初めて3万字程度の作品を前提とした話だと知ったので、できれば内容紹介でそのことを書いて欲しかった。
    恐らく誤字だろうと思われる箇所がいくつかあるのも少し気になった。
    『自薦と生み出される』→『自然と生み出される』、『40日暗』→『40日間』、じゃないかと思う。

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  • ぼくが作家の夢を実現した6つのステップ。夢追い人への現実的なヒント。10分で読めるシリーズ

    内容に比べて値段が高い

    ノウハウ本というよりも、著作者の人生の感想文的な内容。クラウドワークスの情報が載っているのは良かった。元々、短くて安い本なので仕方ない部分もあるのだが、内容的にはもう少し安い方が納得できた。

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  • みんな誰もが神様だった

    後半の対談が残念

    とても面白く興味深い話だった。多くの人に読んで欲しい本だと思う。
    ただ、矢作さんとの対談は失敗だったと感じた。個人的な意見としては、私は昭和天皇の戦争責任は多大にあると思うし、天皇制は廃止されるべきだと思っている。
    なぜなら、今の天皇制度では簡単に政治家に利用され、言いたいことも言えず、また言わず、いいように傀儡にされてしまうからだ。もちろん、日本だけではなく、この先の世界には世界中の王制も必要ないと思う。全ての人々は制度にとらわれることなく、自由な生き方をする権利があるはずだ。
    矢作さんが知っているという情報も、読者には中途半端な知らされ方しかされていないのも、不信感しかない。言えないことな...続きを読む

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  • 脳が読みたくなるストーリーの書き方

    わかりやすく、面白い。

    小説の中では全て登場人物たちの感情が先にあり、その結果、行動や出来事があるということが、とてもわかりやすく解説されていて参考になった。読者は『なぜ?』『なにが起きた』のかを知りたいわけで、このことから、時系列を事細かに追って書く必要は無い、ということに気づいた。
    それと、途中で映画『羅生門』を引き合いに出していた部分があるのだが、内容が芥川の『藪の中』のようだったため、疑問に思って調べたら、初めて黒澤明監督の『羅生門』は『藪の中』と『羅生門』をかけ合わせた内容であることを知った。
    また、感情が存在しなければ全てが中立となり、取捨選択が出来ない、というのは興味深かった。

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