あらすじ
狂おしいほどの恋情。呪いのように二人を縛る――シリーズ累計3000万PV超、ヒストリカルロマンスファンタジー第4巻! 旧大公家の血を引く一族の娘として生を受けたヴィヴィア。幼い頃から体が弱く家から出る事もままならない彼女は、従兄であるアンテルノ家の嫡男ロベルトを慕っていた。“血の近しいものと惹かれ合う”繰り返された血族婚とそれによって生まれた悲劇を避けるため、自分達は決して結ばれる事はない。そうわかっていながら、どうしようもなくお互いに恋焦がれてしまったヴィヴィアとロベルトは、周囲の猛反対を押し切りついに結婚する事に。その代償として、「わたくしは貴方に健康な子どもを与えて差し上げる事ができないのですもの。だから、ちゃんとわかっているわ」「愛しているのは君だけだ。……どうかその事だけは忘れないで」ロベルトが他の女と生した子をアンテルノ家の跡継ぎ、すなわち我が子として迎えなければならないのだが――。 ※電子版はショートストーリー『リリアセレナと刺繍』付。
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読んだ~!!
1年近く前に購入、ちょっと忙しかったので後で読もうと思って忘却(@_@)
イヤだって読み応えあるの分かってたし粗筋で重そうだったし覚悟がいったんですよ、その結果忘れたのは脳ミソの経年劣化のせい(お陰で値引きになってて気が付いた!)
イヤ読み応えありました!アンシェーゼ皇家物語とありますが第2皇女モブっぽい、嫁入り先の義父義母の恋物語と人生が本筋です。山あり谷ありです。一言では語れません。
アンシェーゼの第2皇女、前作の第1皇女と違って虐待されて育ちました。
第1皇女は母親から溢れんばかりの愛情を浴びて育ち、自己肯定感高く強かで性格苛烈で人懐っこいですが、虐待育ち第2皇女はなかなか難しかった模様、そこはサラリと書かれてます。
結局母親、野心があったんでしょうね、アンテルノ家の長男の母親と同じ匂いがします。毒親です。 ロベルトも作るだけ作ってちゃんと子供のこと見てないし、まぁ義務で作った子供ですからそこまで入れ込めないわな、一番は妻だし、長男そこを見誤ってる、長男も次男も彼の中でそこまで重要じゃないんです、同じなんです、次男は理解してた模様。
重量級の読み応えでした、2日かかったよ、大満足です。 次三女?
素敵
アンシェーゼ皇家のお話のはずなのに皇家の方は後半からしか出てきませんが、このお話の主人公であるヴィヴィアとロベルトの恋の話も素敵です。このシリーズは女性の強さが本当に魅力的です。さらに相変わらずの美麗なイラストが描かれていて作品の魅力を高めてます♪
匿名
第二皇女さんが齎す幸せ
アンシェーゼにはこの絵師様でやはり間違い無しですね。
物語はアンシェーゼでは無い国の貴族の恋物語が1つ、そしてその貴族の息子くんのところにアンシェーゼの第二皇女さんが嫁いできての恋物語が1つ、になります。
ただ第二皇女さんがその息子くんに恋い慕うようになった経緯が今一つピンと来ませんでした。親世代の恋物語が濃すぎたので、息子くんのは印象が薄いです。何となく物語も駆け足と言うか端折っちゃった感じがしました。
校正さん、もう少し頑張りましょう。誤字脱字が多分5か所はありました。