あらすじ
皇宮の中が、後継者争いで険悪なムードになる中、第四皇女ヴィアは焦っていた。それは好色家の義父である現皇帝が、自分の妾妃になるよう仄めかしてきたから。今までは病弱な設定で、目立たぬよう慎ましく生きてきたヴィアだったが、このままでは状況は悪化するだけ。ヴィアは自分の身と実弟セルティスの安全を守るため、次期皇帝と名高い第一皇子アレクに、期限つきの愛妾契約を持ちかけるのだが……!? 「貴方は、花を愛でるように、わたくしを愛でて下さればよろしいのですわ――」見た目は儚く麗しく、中身は逞しく聡明な皇女ヴィア。周囲は彼女の魅力に惹きつけられ、遂には大国の皇子をも振り回す――! シリーズ累計1400万PV超。装いを新たに登場&シリーズ化決定。アンシェーゼ皇家の恋愛を描く、ヒストリカルロマンスファンタジー1、2巻同時発売! ※電子版はショートストーリー『雷と初恋』付。
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中毒性にご注意を!
この物語が大好き過ぎて、メゾン文庫に続き、おまけの話があるよって言うので、こちらも買ってしまった。まさに出版社には鴨ネギなヤツです。
だけど、おまけが結婚式の話だけど、確かに他の方が仰る通り、メゾン文庫とダブりで買っても損なしです。ご飯が進みます!唯の結婚話では終わらせないとろがこの作者さんの凄いところ。否、他の本を読んでは、本編の話に戻ってきてしまって、幸せに浸ってしまう、中毒性のある作品です。
弟の為に、次期皇帝として。
始まりこそ打算が見え隠れしていたが、お互いが唯一となるまで時間はかからなかった。
だからこそ、別れは必然。
だからこそ、想いは募る。
ヒーローにとって唯一であるように、臣下にとっても希望の光。一致団結する姿が微笑ましい。
ドラマティックなストーリー、逞しいヒロイン、翻弄される男達。
すべて最高。超おすすめですよ。
すっごくおもしろかった!
初めて読む作家さんでしたが、一気に引き込まれて読み切ってしまいました。眠いです。
主人公がとにかくよい。
不遇の生活ではあるけれど、太陽のような女性です。
ヒーローも素晴らしく魅力的ですし、出てくる人が個性的で魅力に溢れています。
大満足。
よんで損は絶対にないです。
ああおもしろかった!
Posted by ブクログ
妃殿下の市井時代を外伝的にいつか読みたい。特別章は夫妻の話かと思っていたらサイドストーリー的だった。これはこれで面白かったけど、特別章ではなくそれなりの副題があった方が良かった。賢く美しい姉弟がずっと隠れて生きていたなんて、勿体なかったよなっていうのが庶民の感想。報われて本当に良かった。