【感想・ネタバレ】中国の歴史(三)のレビュー

あらすじ

王莽によって簒奪された王朝を回復した後漢も、やがて衰え、中国史のなかで最もよく知られ、最も躍動する三国志の時代を迎える。多くの英雄が輩出し、のびのびと、しかし激烈に、時代の波を押し渡る。波乱の歴史を、豊かな史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る、中国五千年の歴史シリーズ。<全7巻>

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

第3巻は、後漢の始まりから南北朝の終わり頃まで。
前漢が王莽の簒奪により滅んだ後、王莽の政権が長続きせず、後漢の時代に。
その後漢も外戚と宦官の対立により、次第に屋台骨が弱くなり、三国志の時代に移る。魏の勝利により動乱は終わるも、魏の皇帝曹一族を有力者である司馬一族が上回り、政権が交代。晋の時代へ。
晋も北方の圧力から南北に分裂し、南北朝時代に。北朝は五胡十六国の時代に入り、南朝は東晋、宗、陳、と主要な国が移り変わっていく。
血で血を争う同族の殺し合いが、数十年に一回行われる時代で、国力が落ちざるを得ない時代だと思う。

0
2023年08月27日

「歴史・時代」ランキング