【感想・ネタバレ】ジュンと秘密の友だち 佐藤さとるファンタジー童話集6のレビュー

あらすじ

佐藤さとるファンタジー童話集。がけのくぼ地の椅子に腰かけたジュンが、「こっちへこい、腰かけさせてやるぞう」と、向かいのダイスケ鉄塔(高圧線用)に呼びかけると、いきなり目の前のがけ下から、男の子が現われた。それが、ダイスケ鉄塔のおバケ蜂山十五だった……。神秘の世界へいざなってくれる長編ファンタジーの名作「ジュンと秘密の友だち」ほか。

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Posted by ブクログ

もし鉄塔文学というジャンルがあるならば、間違いなくその金字塔として読み継がれるべき名作中の名作。

佐藤さとるの代表作コロボックルシリーズの陰に隠れてしまっているが、むしろ、この本にこそ、佐藤さとる節が冴えわたっている。

日常視界に入ってくるリアルな風景や息遣いの中にいつの間にか、ファンタジーがまぎれこんできて、不思議な手触りと足跡を心の中に静かに残していく物語。読み返す度に違った風景が見えてくる一冊。

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2017年07月06日

Posted by ブクログ

最初に読んだのは、小学生か中学生か。一気に読んだ後、とてもシアワセな高揚した気持ちになったのを覚えている。その後、フロに入った時もまだ考えていた。ミサオ姉ちゃんがステキだ。

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2011年09月01日

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