あらすじ
タカシとサトミが、人間のことばを話すとらネコに会い、ネコに変身する「口笛を吹くネコ」、アリを小人にかえる魔法のステッキ、作文を書いてくれる魔法のえんぴつ……ヒロシの作るお話がふしぎで楽しい世界にさそう「ぼくは魔法学校三年生」に、「この先ゆきどまり」「角ン童子」「ぼくのおばけ」など、現代の語部・佐藤さとるのファンタジー童話7編を収録。
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Posted by ブクログ
子どもの日に読むのに最適な一冊。
人に驚いてもらえないとしぼんで縮こまってごみになってしまうというお化けの話。
お話を作るのが大好きなのに、作文がちっとも書けないヒロシの話。
猫の道、屋上につながってしまう不思議な山の道の話。
子どもの世界に戻ったような気がした。
しかし、不思議なことに、私自身は子ども時代に佐藤さとるをほとんど読んでこなかった。
コロボックルのシリーズなどは家にもあったはずなのに。
なぜ食わず嫌いしていたんだろう。
村上勉の挿絵が苦手だった…(笑)?
いやいや、そういうわけではないけれど。
実はいくつか、そういうのってある。
なんの加減なんだろうか。