感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
7人の中学生が集められて、オオカミ様という謎の少女もいて何が始まるんだろう?と不思議に思った!
こころやうれしのがいじめられていることが分かったり、他の子もそれぞれ重いことを抱えていたんだなと思った!
5時をすぎたらオオカミに食われるから、もし私がその世界に行けたら5時までには絶対帰ろうと思った!
Posted by ブクログ
一気に読み終わって、まさにページをめくる手が止まらなくて面白かった
全てが伏線、繋がっていて
今の自分が年代を超えて過去、未来の誰かのためになるかもしれないと感じた
たかが学校。喜多嶋先生のように学校に行けない子のような立場の人に優しくしたいと思った
まさか先生がアキだったなんて、、
Posted by ブクログ
居場所に悩む子供たちが少しずつ仲良くなっていく過程に心温まりました。
主人公がクラスメイトに詰められてるシーンとかは、自分の学生時代の嫌な気持ちを生々しく抉られて辛いシーンでしたが、それだけ描写がリアルなのだと感心しました。
Posted by ブクログ
それぞれの経験が現実で誰しもに起こり得ることで感情移入がしやすい
全員が同じ学校(1名訳あり)だと発覚したところは衝撃だった
本当のことを打ち明け、お母さんが担任に怯まず戦っているように感じさせる描写は感動した
下が気になる
Posted by ブクログ
同級生からのいじめが理由で、学校に行けなくなってしまった中学1年生、こころの物語。
ある日、光を放つ自分の部屋の鏡から、不思議な城へと行けるようになる。そこには、自分と同じように学校へ行けなくなった中学生が集まり、「オオカミさま」と呼ばれる少女がいた。翌年の3月までに、城に隠された鍵を見つけると、願いを叶えることができる。その代わり、この城で出会った友達、この城で起きた出来事は、全て記憶から消えてしまう。
正直な感想として、いまいちだった。学校に来られない子たちと接してきた経験があるだけに、不登校になった中学生たちの、不登校になるまでの経緯や心理が、やや単純にすぎるように、どうしても見えてしまう。
たしかに、学校に行けなくきっかけはある。それがいじめであることも多々ある。ただ、学校に行かないということを続けていくなかで起きる心理の変化は、こころや他の子たちとの関わりにしても、やっぱり単純にすぎる気がした。
これは、物語のつくりとは関係なく、本当に個人的な感情だけれども、伊田先生の対応や発言など、同じ教員という仕事をしている人間だからか、極めて腹立たしい。実際、こうした対応もあるのかもしれないが、基本的な初期対応として、あんまり考えられないのではないか、と思う部分もある。
学校現場という場所を、現場の中ではなく、外から見てきた人たちが、学校やそこにいる先生を悪役として描いた物語という感が、拭えない。もちろん、こころ目線で描くからそうなるのは必然ではあるのだけれども。
ここまでのところ、あまり好感の持てる小説ではなかった。ひとまず、下巻の最後まで読んでから、いろいろと考えてみようと思った上巻だった。