「芦毛の馬は走らない」
そんな既成概念をぶっ壊した最愛の怪物“オグリキャップ”の物語。
本作は実際の競走馬たちを【ウマ娘】として擬人化させたシリーズのスピンオフ作品です。
私はこれまで競馬=ギャンブルというイメージが強く、嫌悪はしていないもののどこか避けて生きてきました。
しかし、私は【ウマ娘】のアニメやゲームアプリを通して、競馬の奥深さや面白さを知り、
これまでのイメージがガラッと変わりました。
実際、ウマたちが懸命に走る姿に何度心震わせ、涙を流したか分かりません。
そんな競馬界の中で最も愛された名馬“オグリキャップ”。
その物語が面白くないわけがない!!!!
血統は微妙で、初めてのレースは寂れた地方競馬場。
そこから中央のエリート達をなぎ倒し、“芦毛の怪物”となっていくストーリー…。
100点中1億点の作品ですので、是非ともお読みください。
感情タグBEST3
4巻は日本ダービー編でしたが、結果的にオグリキャップは出場出来なかったので5巻への繋ぎの話ですね。
ただ、5巻はタマモクロスとのレースのようなので楽しみです。
オグリの最大のライバルタマモクロス登場!
そしていよいよ始まるG1天皇賞(秋)
勝つのは芦毛の怪物か白い稲妻か!?
オグリが怪物の着ぐるみを着てる挿絵は最高に可愛かった
ウマ娘がかっこいいです。特にレースの描写はとても迫力があります。最強とか言われるウマ娘であっても、汗だくで、歯を食いしばって、全力で走る姿には読んでいる方も応援したくなってしまう。なので主役のオグリキャップだけでなく、皆に勝って欲しいと思ってしまいます。
Posted by ブクログ 2021年09月03日
冒頭のシーン、初めは頭が混乱して何が起こったかわからなかったが心が震えた。
ページを戻って読んだ時、オグリキャップの想いが伝わってきて声が出た。
このシーンを見るためだけに買ってもいいと思う。
競馬自体に興味はありませんが、オグリキャップのストーリーに惹き込まれました。中央に移籍してからも着実に実績を重ねていき、最高峰目指して頑張る姿、ライバルウマ娘達との戦いに、目が離せません!
Posted by ブクログ 2021年08月26日
レースのシーンが相変わらず熱い。チヨノオーの迫真の走りに涙を誘われた。あまりにもオグリが強いけど、オグリ中心に世界が回ってなくて、いい展開だった……
Posted by ブクログ 2021年08月24日
4巻冒頭の方はあれ?どういう事?
って感じになるけど、読み進めたら納得。
オグリキャップが歴史を変える。
その事によって未来のウマ娘の夢が叶う。
クラシック登録の制度が変わった後のちに
活躍したテイエムオペラオーの後姿が
ちらっと見えるシーンは鳥肌が立った。
Posted by ブクログ 2021年08月21日
ああ、日本ダービーの描写はそういう意味だったのか。すっかり騙されてしまったよ
けれど、これが読者の期待を煽り、騙すものに終わらないのは、ダービーと全く別のレースを重ねて見てしまったシンボリルドルフ等が居るからだね
また、もし日本ダービーにオグリキャップが参戦していたならこのような結果になったのではな...続きを読むいかとIFを想像させる28話がある為に、「騙された」との感覚に終わらずに夢を膨らませることが出来るし、オグリの存在によって日本ダービーの規則が書き換えられるという話はそれだけで一種の勝利を示しているね
オグリが日本ダービーを出走することはなかった。けれど、掛け替えのない結果を得ることが出来たようだね
そして第二章として始まるのは本物の強者達との真剣勝負
第一章の内容がオグリが中央に殴り込みをかけるまでの物語であったとするならば、これから描かれるのは殴り込みを受けての強者達の反応になるのかな
そういった意味ではオグリと同じ芦毛であり、魔物達に対して稲妻のような勝利を見せつけたタマモクロスの存在はライバルと呼ぶに相応しいもの
けれど、オグリは東海ダービーも日本ダービーも逃したことでいわば目標が無い状態。ライバルがただ現れるだけでは意味がない
ここでカサマツ時代のライバルであるマーチが、オグリとは別種の悔しさを抱える状況でオグリに新たな目標を提示するシーンは良いなぁ。本当に良いなぁ
オグリの存在がマーチに目標を掲げさせ今もこうして夢を諦めるなと叱咤したように、マーチも自分に勝ったオグリに最高の目標を与えた
きっとこの二人にしか出来ない遣り取りなのだろうね
というか、マーチさんたら髪を短くしてますよ。これはこれでとてもお似合いだね
そして心境新たに挑むは毎日王冠
バケモノ揃いのレースで求められる最低条件は勝つこと。おまけに競争相手達はオグリを徹底マークとなれば普通は好成績を残すことすら難しい
だというのに……
こういった悪条件にも関わらず最高の結果を提示してみせるオグリって本当に怪物じゃないか……!
でも、本物の勝負はタマモクロスも出走する天皇賞(秋)
怪物と怪物がぶつかり合う本物の勝負。これはどっちが勝っても可怪しくない展開ですよ……!
後、ヘンテコなトラブルで毎日王冠を走れなかったロードロイヤルがどのような手を隠し持っているのかちょっと気になったり(笑)
オグリは結局ダービーは出走できなかったけどNZTや毎日王冠で実力を見せつけた。今度はタマモクロスとの対決が楽しみ。笠松の同級生たちも応援してくれてかわいい。
前巻で、日本ダービーに出られるか出られないかで盛り上げておいて、直前では、特別に出られそうな雰囲気を出しておいて、結局、出られなかったなんて、寂しくてしょうがないけど、何ともならなかったのでしょうね。で、あっさり、別の目標を設定して盛り上げてくれます。さあ、どうなる次のGⅠレースは。
あっという間でした。
芦毛の怪物vs白い稲妻が早く見たいです。
12月が待ち遠しい。
以下、気になった小ネタです。
・サクラチヨノオーとマルゼンスキー
⇒日本ダービーを走ることを時代に許されなかったマルゼンスキーの産駒であるサクラチヨノオーが日本ダービーを取りました。
・クラ...続きを読むシック登録とオグリキャップ、テイエムオペラオー
⇒オグリキャップによってクラシック登録のシステムが変わる事になり、テイエムオペラオーがこれを利用してクラシックに出走しました。