あらすじ
妖魔に襲われたところを助けてくれた命の恩人、聖騎士のウォルドに憧れと恋心を抱くノスリ。娼婦のふりをしウォルドと身体を重ねた彼女は、その一度きりの関係で彼の子供を授かる。ひっそりと町を離れ、子供との穏やかな時を過ごしていたある日、ノスリのもとに偶然ウォルドが現れて――。孤独な二人が家族となって愛を知る、ファンタジックラブストーリー!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
なんていいお話なんだ…!
素晴らしくよいお話でした。
保護犬と暮らしている私としては、関係が育っていく様子は野犬が人に心を開くプロセスにも似ていて、ものすごく魅力的でした。
登場人物みんながとてもよい性格だし、ウォルドの努力の様子や心情描写には胸を絞られるような切なさがありましたし、ノスリの気高さには感動しました。
とってもよかったです。他にも子どもが生まれるといいねぇ、と思いました。
視点がヒーローとヒロインと入れ替わって描かれているのも素晴らしくよかったです。
この作家さんの他の作品も読んでみたいと思います。
オススメです!
ロイドくんが…可愛すぎる!
とにかく口下手、言葉足らずの2人の距離が徐々に縮まっていく様にキュンキュンとは違うトキメキがありました。
「いいぞ、ウォルド!頑張れ!!」みたいな、見守る楽しさ?
ロイドくんが要所要所でグッジョブだし、なによりカワイイ!!
悲しい生い立ちの2人が、歪むことなく、ロイドくんを心から愛して大事にしてるのも良かったし、家族として三人が幸せに過ごしてるのも、読んでて楽しかったです。
あと、ウォルドの部下、いい奴 笑
続きが知りたい
出会いは命を助けてもらった素敵な騎士様。
片思いになってもおかしくない設定。
特殊能力の持ち主にはそれなりの欠点もあるようで、
よほどのレアケースでないと子どもを授かれない。
ヒロインだってそんなことは知らなかったけれど赤ちゃんを授かって、
苦労しながらも明るく子育てをしてきたところに、
突然、5年の空白を経てひどい記憶の主が現れて・・・。
まわりからの応援もあって、家族らしい家族になってホッとしました。
これから先がまだありそうな気がします。
続巻が出ることを期待しています。
あぁ、二人とも不器用だな。
ずっとずっと胸が締め付けられるように苦しくって。泣き叫びたいのに上手く声も涙もだせなくて、もどかしさだけが蓄積されていく。
苦しい…もどかしい…でも愛おしい。二人の関係性と周囲の雰囲気のバランスが絶妙だと感じた。
共に、笑い会える。
読み終えてからあらためて思う。タイトルも、とても素敵だと。
面白かった
素敵なお話しでした!ハニーベアー笑った!すごい勘違いだけどヒーローらしくて微笑ましいです。少しだけ出てくる親以外はみんないい人たちで、ロイドも可愛くて何回もクスクス笑ってしまいました。番外編のお話も面白かったです。相変わらず芦原先生の絵最高です。欲を言えばもう少し先のその後のお話も見てみたかったです。何回も読み返すと思います!