あらすじ
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。
建国祭も無事乗り越えた二人は、よりいっそう距離を縮めていく。
アルヴィスは王太子としての覚悟をもつとともにエリナへの想いを自覚し、エリナも待つだけではなく行動しようと決意を新たにした。
そんな二人の結婚式が少しずつ近づいてくる。
準備のため慌ただしい毎日を過ごしていたが、その前に避けては通れない一つの催し――学園の創立記念パーティーが待っていた。
二人が婚約するきっかけで、エリナにとっては衆人の前で婚約破棄を突き付けられた苦い思い出。
一年経っても薄れない記憶に思わず不安を吐露するエリナを優しく包み込むアルヴィス。
そうして想い合う二人は手を取り、ともにパーティー会場へと向かう――。
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
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おめでとう、良かったですね
婚約破棄された令嬢と、王家の血筋ながら王位に興味も何もなかった王太子。愚かな従兄弟の尻拭いから始まった出会いは、一旦ここで結実。華燭の典となりました。陰謀がやってくる感じですが、今はこの幸せを大切にしてほしいと思っております。