あらすじ
４回転サルコウを習得し、注目の的となったいのりと司が挑む全日本ノービス。
五輪金メダリスト夜鷹純の指導を受ける狼嵜光は４回転トウループ・ラスト３回転アクセルをノーミスで成功させ、他の選手を圧倒する。光の演技に呑まれ、何度も練習して準備した自分のパフォーマンスを発揮できない選手もいる中、ついにいのりの演技が始まる！
いのりと司が目指す世界一・金メダルの前に立ちふさがる光との初の直接対決の結果は如何に！
「できなかった自分にしか拾えない気持ちがある」
「できなかった自分だけが見つけられる才能がある」
夢に破れた重い経験を持つ者が放つ言葉に心打たれました。
子供の頃の夢はサッカー選手でした。文集でもそう書いていましたが、実際はそんなのなれるわけなんてないと小学生ながら分かっていましたし、自分の力量と才能の限界、現実の差にも気づいていました。
譲れないものを持たず、壁を見つけては避ける手段を考え、物事に抗うことをせずに生きてきました。自然と我慢する癖がついていた気がします。
この作品は、そんな自分とは正反対に誰よりも強い執念を持った少女・いのりが、夢に破れた青年・司とフィギュアスケートで世界を目指す物語です。秘めた才能と固い意志を武器にみるみる上達するいのりの成長っぷりには、この後の展開に胸躍る気持ちと、自分を正されるような感覚になり、悔しさが込み上げてきます。自分にもここまでの執念があったらと…。同時に司の心情に共感する部分も多くあります。
後悔と挫折を経験した自分だからこそ、コーチとして導ける世界がある。
2人の主人公が駆ける世界への道に目が離せません。
感情タグBEST3
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いのりちゃん、頑張った…！！
まさか4回転をコンビネーションにしてくるとは…！しかもステップもレベル4取るとか感激して震えました…！
表彰台逃したのは残念だけど、まだまだこれからだよ！と言ってあげたい…！
そして試合後の司先生との会話、いつもながら司先生の真摯な言葉は胸にくるものがあります…！
と感動していたら、光ちゃん司先生に対して怖すぎない…？あんなん言われたら誰だって怯むわ…
司先生がちゃんと反撃してくれて良かったです！
人に腹立つこと言われても即座に反論できる人、尊敬します（自分は頭真っ白になってほとんど何も言えないので…）
今一番アツい漫画
間違いなく、今一番アツいマンガです。たくさんキャラクターがいるのにも関わらず、一人一人に個性があって、それぞれ応援したくなります。その中で残酷で美しい勝負の世界が描かれており、心揺さぶられました。特にscore33では、全てがフィクションのようにうまく行くわけではないという厳しい世界を痛感し、胸が締め付けられました。今一番アツいスポーツ漫画です。
匿名
トリプルアクセルを跳ぼうとしてるのがわかった時鳥肌たった。最後まで諦めなかったいのりちゃん凄い。正直勝ったかと思った。でも表彰台に姿はなく···。終わった後さっぱりした顔してたけどやっぱり悔しくないわけなかった。「1番がよかった」と家で泣くいのりちゃんを見て、まだまだ強くなるなと思った。
今回は美玖ちゃん、キスクラで共に涙。
光の後で完全に呑まれてしまった。
どんなに才能があっても、将来有望であっても、結果が全ての過酷な世界を生きている子どもたちが切ない。
光はもうなんなん？ってレベル！！
そんな完全無欠にライバルに本気で勝とうとしているいのりがスゴい！！
美玖ちゃんがあの結果になるのは予想外だった
これが最後か、、
でも現実の大会もそうなんだよね
何も知らない人たちがいのりさんを天才って持ち上げるのやめて欲しい
まじで胸熱がすぎる
まじで胸熱がすぎます
この漫画、ちょいちょい神がかった胸熱ページ挟んでくるから心臓がもちません。。。
全世界〜のところはホント胸熱でした（語彙力
匿名
面白い
待望の狼嵜光さんとの全日本ノービスでいのりさん滑走
勝つ為に直前で演技構成を変更するだけではなく試合中のリカバリーでジャンプを変更するいのりさんの執念の凄さに心を動かされます。
この9巻も熱かった!!! いのりちゃん、本当に頑張った。結果は残念だったけど、いのりちゃんの成長が感じられました。強化選手Bおめでとう。次巻では、ジュニアとしての活躍がみれるかな。楽しみです。
