あらすじ
――ぼくはただ、きみと幸せになりたいだけだ。
白い容姿を理由に、忌み嫌われていた孤独な村娘のジアは、
隣国の少年ルスランと恋をして、
幼いながらも結婚を誓い合っていた。
だが、戦争によりふたりは離れ離れになってしまう。
数年後、ルスランはジアを探すため、
貴族でありながら王の暗殺部隊となり、
彼女の暮らす国に潜入を果たす。
そこで思いもしない再会をしたふたりは、
会えずにいた歳月を取り戻すかのように愛を交わし、
互いのぬくもりに溺れていく。
しかし再び、別離の危機が訪れて――!?
暗殺隊の騎士×鳩に愛される村娘、すべてを敵に回す一途な愛!
【目次】
序章
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
終章
あとがき
感情タグBEST3
最後まで突き抜けてるジアへの愛
同作者様の悪人の恋と同じくらい、むしろこっちの方が好きで、お気に入りのシーンは何度も読み返しました。ヒーローのルスランが味方を裏切るシーンが引っ掛かり購入を戸惑っていましたが実際は殺した仲間は敵国の王を殺す利害一致の関係でルスランとの友情や馴れ合いはなくて、地雷ではなかったです。
探し続けた大好きなジアが王になっていて守りたいからジアを殺そうとするお前達を殺す。という具合でした。
童貞処女でキスも互だけ。他人との性経験なし。2人ともやってることはエロいはずなんだけど、良かったねって思える性交渉で淫ぴさはなし。
Posted by ブクログ
凄く面白かったですっっ‼︎
ヒロインが不憫すぎてかなり重いストーリーだけど、ヒロインだけを求めるヒーローの想いだけが救いになりましたっっ‼︎。゚(゚´ω`゚)゚。
【番外編】『とある騎士の日常』★5ルスランが可愛いすぎるっっ(o´艸`)
切なくて優しい狂騎士がよい
初めて読む作家さんだと思うのですが、大変よい買い物をしました。
ルスランとジアの拙い初恋が愛になるまでのお話。
ジアが一生懸命幸せそうな手紙を書こうとするあたりとか、ルスランが必死でジアを繋ぎ止めようとするところとか、もう泣ける。
しかし泣けるだけじゃなくて狂気の沙汰だな、という政治的なことや愛憎劇があって、中にはほのぼのとしたおじさんたちの友愛もあって、もうおなかいっぱいだけどずっと読んでいたいお話でした。
最近あまり書かれていないようなのだけど、新作を楽しみにしています。
匿名
よかった…
作者様の既刊に惹かれ、購入しました。
今回も素晴らしかったです!
他の方もレビューで触れられてますが、周りを彩るキャラクターの鮮やかが見事でした!!
ハッピーエンドを信じて読み進め、途中で「大丈夫…だよね?」とドキドキして…
最後は感涙でした!ありがとうございました!!
純愛
鳩に愛された色を持たないヒロインと、悪魔の瞳を持つヒーロー。
無垢で無邪気な子供達が偶然出逢い、逢瀬を重ねるたびに惹かれ合い、互いに溺れゆく。
別れ、再会、終わりのはじまり。
壮大な物語の中の、儚く、閉塞的な関係。
歪さ故の歯痒さや美しさ。
あぁ、好きだ。
最後は二人の騎士同様、涙が止まらなかった。
先が読めない面白さ
この作家さんは他のTL作品と違って幸せにならないのでは…?と思わせるくらいダークな展開で途中本当に一冊で終わるのかなと思うんですがちゃんと終わるのがすごい。
最後までジアちゃんが不憫で早く助けてあげてーってなりましたが終わり方が最高でした。
後半脇キャラのコミカルさが救いになってとてもよかった。
ダークです
何作かこの作者さんの本を読んでいたので分かってるつもりでしたが中々ヘビーでした。
お話の流れは無理はないし、しつこくエロいばかりでもないのでハラハラ楽しみながら読めます。
但し、暗いです。お話自体もですが、主人公たちも中々苦境続きですが周囲の人達はもっと苦境…皆わりと利己的。でもそうしないと生き残れないし。モブ達と鳥の命は容赦ない数が死にます。仕方ないけど。最後は大団円なので良しとします(笑)
作者さん買いです。
子供の時に知り合って、お互いへの想いを育てる点が、何だか「不滅の純愛」を想起させました。11歳、12歳の子供のディープ・キスや愛撫というのに、抵抗がある方には、お薦めしません。
二人の味方になった騎士とグリシャが、滑稽に描かれていて、後半、ストーリーが、暗さに沈むよりも、軽くなるような印象でした。
あ"ーもう‼読み終わってしまった泣。今作も本当に良かった泣。
大好きな作家さんで、配信を楽しみにずっと待てをしていた作品。
この作家さんの作品は、読中読後に心的ダメージを程よく
喰らわせてくるので心構えと受け身が必要。
乍読み、サラッと読みはさせて貰えない。
今回も覚悟はしていたけどもね、やっぱりね、ほらね、ヒロインが
不遇、不憫、虐待全開で読むのがしんどかった…
何よりヒロインを護るクルッポー達が健気で、これから公園や駅で
頭下げてしまいそう。
動物の無償の愛からの御供系話しがダメなので無事、読後HP"0"に。
他作「不滅の純愛」でもそうだったが、荷鴣先生の
序章に丁寧に描かれるヒーロー・ヒロイン幼少期の出会いと
恋の始まり、お約束でヒーロー主導のませた会話(刺すって…笑)、
そして先の多難苦難を予期するような別離れ…というお得意の
プロットが堪らなく好き。
今作はヒロイン以外全員"ゴミ・クソ"認定のヒーローがただひたすらに
一途にヒロインを愛し追い求める純愛物語で、おどろおどろしい
雰囲気は薄めで、ミステリー&ファンタジー要素が多め。
否応なしに読み手を引きずり込む世界観、背景や心理、情景描写は
やはり流石と言うしかない。毎作、手に汗握るヒヤヒヤドキドキ感と
泣き所を持ってくるこの熱量と完成度はスゴすぎる‼
関係ないけど王の間の回廊は、某カ〇ジのホテル鉄骨渡りの
イメージでよろしいか。
そしてグリシャ(〇十〇才)が可愛いかたー♡ てっ、てっ、てっ、←w
匿名
やっぱり面白い
作者さん買いです。
不遇な立場の二人が惹かれ合う様子が素敵でした。今回もいい感じにダークさがあって
面白かったです。
設定もよく考えられてました。
中古
絶賛荷鴣さん祭りで再読中ななか、本作を破格の値段でゲットし、初読み。
が...荷鴣さんにしては、普通に感じました。
物足りない。
敵城への潜入もあっさり。
そして、手に汗握るはずの、アンブロスの宰相を倒すシーンと、ラストのクーデター&国王誅殺シーン。
あれ、もうやっつけたの?って感じで。
必死に戦うルスラン達&鳥達が見たかった!
そしたらもっと主人公2人の純愛に、号泣できたような。
折角作り込んだ世界観が勿体ないというか...
生意気言ってごめんなさい!
今まで号泣続きだったので、比べると、ちょっと肩透かしでした。
でも荷鴣さん、変わらず大好きです!
新作、出ないかなぁ。