あらすじ
【電子限定版】書き下ろし番外編「遥かなる皇妃のためのパルティータ」収録。●帝国皇帝となるグシオンを助けるため、大魔法使いになりたい――。それなのに魔力が不安定で悩んでいたリディル。そんな折、帝国ガルイエトが大軍勢で攻め込んできた!! 戦場のグシオンは瀕死の重傷、リディルも落馬して記憶喪失になってしまう。不安定だった魔力も、ほとんど失ってしまった…。リディルはグシオンを助けたい一心で、大魔法使いと名高い姉皇妃のいる雪国アイデースを目指し!? ※口絵・イラスト収録あり
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Posted by ブクログ
記憶がなくなってしまったリディルに花を出して欲しいと言うグシオンのところがすごく印象に残ってます…切なかった…。
兄の話も出てきますが、そちらもすごく切ないカップルだなぁと思いました。
続編嬉しい
読み始めてすぐ、このままでは読み切れないと退屈に思いながらでしたが、リディルが兄様のもとへ行こうと決心する場面からは没頭して読んでいました。
もう、2人の愛がたまらないよね。
語彙少ないので上手く言えないけど、愛だよ。
雪山歩いてるのはリディルだけど、私も辛かったよ。
兄様とイスハンも素敵でした。
Posted by ブクログ
前巻、花降る王子の婚礼からの続編。今回も分厚い。
表紙は仲良し王と王妃だけど、本編は長らく離れ離れで辛かった!あらすじでかなりネタバレしてたから覚悟して読んだけど…。
王妃が相当頑張りましたね。そして今回のMVPはキュリにあげたい!
リディの兄のアイデース皇妃初登場。リディに劣らずヤンチャっぽい方でした。
Posted by ブクログ
今回、グシオンがリディルを助け重傷を負い、リディルも落馬して子供の頃以降の記憶を失くしてしまいます。
記憶を失くしてもグシオンとリディルの間には確固たる絆があり、互いを思い合う気持ちはそこかしこから伝わってきました。
息をつかせぬ展開で、映像を思い浮かべながらストーリーも楽しむことができました。
リディルとグシオンに試練が…
戦場で、グシオンはリディルを庇い大怪我を、リディルは記憶喪失に。グシオンを助けるためにリディルは1人、兄の元に旅立つ。「氷雪の王子と神の心臓」の長兄が登場。さすが大魔法使い、頼もしい。大魔法使いガルーのお陰で魔法円も繋がり、最後はメデタシメデタシ。壮大なファンタジーで、ストーリーも面白い。
大変素敵でした
1作目が、良かったので、2冊目はどうかなって?
ほらよく2冊目はコケるって。読み進めていったんですが、なんのなんの、展開が、面白くて、前作では名前しか出てこなかった大国に嫁いだ王妃(兄)との再会、お互いの国の事情、ホッと胸をなでおろす後半。楽しく読ませて頂きました。
良かった
前作の続編、その後の出来事。
自分で背中のしこりを傷つけ、魔法陣の触りとなった宝石を取り出したリディル。その甲斐あって先の戦いでは膨大な魔力を王に送ることができたのですが、傷が治るにつれ魔力の低下を感じていました。
途切れた所に刺青を入れる事が解決法ですが、唯一それができると思しき兄からは返事がない。
そんな時、イルジャーナに敵軍が攻めてきました。
前作で北の帝国に嫁いだお兄様が登場します。
いやあ、すごかった…
ハリウッド大作みたいな壮大でドラマチックなお話。
ファンタジーゆえところどころ「ん?」と思うところもあったのですが、些細な点だと思わせるような話の流れ。途中、王の怪我についてかなりグロい描写もありウッとなりましたが、リディルが雪山を越えて城に辿り着き、大魔法師として開眼した場面は鳥肌が立ちました。
解決した後のエッチの場面、あの表現はわざと狙って何でしょうかね…ちょっと笑ってしまいましたが…汗
次から次へと
呪いも解け、リディルの魔法円も繋がり幸せに暮らしていく2人と思っていたのに、リディルの魔力が不安定になり、悩んでいる所にガルイエトに攻め込まれる。
リディルの焦りが切なくて、次々と襲う不幸の連鎖。息つく暇も無い。
言う事を聞かないリディルにイラッとした場面もありましたが、結果オーライなので良かったです
ちょっと感動しちゃいました。