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徳妃との争い(?)が終わって、四夫人最後の賢妃ですが、なんと離縁希望。
これまでと趣が異なり、優蘭は静かに心の問題に向き合うと思われましたが、
皇帝に切れてしまうとか相変わらず派手ですね。
画もきれいで、その場で笑い出す慶木とか各登場人物がいい味出しています。
切ない巻でした。
賢妃様の想いが、深くてあたたかくて。
芯のあるカッコいいお方に、優蘭同様、なぜなぜなぜ!と強く思ってしまった。
優蘭の腕の見せ所。
楽しみにしてます。
この物語のいいところは、それぞれ脇役と思われる人たちが丁寧に描かれていて、きちんとエピソードを与えられてしっかり主要人物になっているところです。
毎号、次はだれが描かれるのか楽しみにしています。
あまり表に出てこなかった賢妃が主人公の巻。
初恋ってこじらせるものなのか?と思うけど、身分差があると素直な行動も取れないし、ご学友ともなればなおさら素直には縁遠くなるものなのか・・・。
優蘭の駆け引きの上手さだけじゃなくて、皇帝にも妃の味方として立つ姿はとても好感が持てます。