【感想・ネタバレ】宮廷医の娘2のレビュー

あらすじ

高額な治療費の代わりにどんな病も治す凄腕の闇医者・白蓮。宮廷医の家系に生まれながら、白蓮に弟子入りした香蘭は見習い医として、後宮と診療所を行き来していた。
ある日、かつて白蓮が救った武芸者の青年が、治療費を払いに訪ねてくる。だがその胸の内には、亡き父の仇討ちの炎が燃えていて――。7年前の人斬りの夜、壮絶な手術、子に命をつないだ父の想い。
切なすぎる禍根は、やがて後宮を揺るがしかねない復讐劇となって、香蘭をのみこんでいく――。

黒衣まとうその闇医者はどんな病も治すという――凄腕の闇医者×宮廷医の娘が後宮を変える!
早くもコミカライズ決定!大注目の中華医療譚、第2幕。

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Posted by ブクログ

香蘭だんだんお医官ぽい(まだだけど)。そして白蓮の過去も明らかになってきて・…東宮様まで白蓮を敵に回す。ちょっと”薬屋”ぽい気がするけどこの先は楽しみ。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

5年前に腕を切られた男、姉という家族と自分の存在。

2編の話ですが、なかなかに濃い。
じんわりと、やはり…という現実が見えてますが
専門は一体何なのか、聞きたいものがあります。
外科一通り??

ひとつに集中するのはいい事ですが
この集中の仕方はどうかな、と。
人の命がかかわると、微妙に思えてくるのは
何故なのでしょう?
過去か今か、というせめぎあい。
過去は変えられませんが、今は変えられる。
とはいえ、これは感情がくるので、なんとも…。

出自は一体、な2話目でしたが
色々と二転三転。
宮中と権力は面倒でたまりません。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

面白いのですが,終わり方がちょっと急すぎる感じがしました.『薬屋・・・』+『仁』からちょっとずれた感じです.

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2021年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

独特な書き方の文章だから、読むのにちょっと四苦八苦した。
前作もこんなだったかなあ(うろ覚え)
内容というか展開は非常に面白いのだけれど、キャラの内心も台詞口調ではなく文中で語ってしまうから、昭和時代の文章の書き方な気がする。
懐かしい雰囲気である。

今回はかつて人殺しをしていた人の贖罪の方法と、彼に復讐をすることを誓って生きてきた男について。
そして、弟子で宮廷医の娘の出生について。
医師という命に関わる現場にいる立場から見た人殺しについて、復讐について、そして血がつながらない家族について見ていくのは、なかなか興味深いものがあった。
特に復讐をしたかった男が出した決断とか。
彼の場合、尊敬した相手がその復讐したい相手だったというより複雑な状況だったので。
葛藤もさぞ複雑だったであろう。

ただ気になったのは、親子鑑定のために闇医者秘蔵のDNA鑑定キットが登場するが、これってサーマルサイクラーとシーケンサー(機械)が必要なんじゃという。
要はキットだけあっても、あの世界じゃ使い物にならないんじゃないかなと思ったのだが。
サンプルは毛髪だったようだが、どちらにしろ抽出したDNAをPCRで増やして分析かけないと鑑定できないだろうと思ったのだが、野暮なツッコミだろうか。
キットでDNAを抽出できたとしても、増幅以降は多分無理じゃないかなあ。

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2021年02月28日

Posted by ブクログ

宮廷医を父にもつ娘の話ではなく、宮廷医になって娘の話。
でもその師匠が規格外。
どうやってきたのだろ?持ち物ごと来るってありなのかなぁ。
あといくつ残していた?一つとかいってなかったかな?

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2020年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恨み恨まれ、助け助けられ
仇討ちを通すか、信念を通すか
当事者たちの立場であれば悩ましい物語
そしてもうひとつは、家族と姉妹の形
騒動に巻き込まれ、知らなかった事実を知る
最後の頁の姉妹は、きっと晴れ晴れとした青空と花弁を見ていることだろう

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2020年12月07日

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