【感想・ネタバレ】甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理のレビュー

あらすじ

ホテルマンの水尾爽太は、薬剤師の毒島(ぶすじま)さんに思いを寄せている。彼女は卓越した薬の知識を持ち、薬にまつわる不思議な出来事をいつも即座に解決してくれる。きちんと管理しているはずの認知症の薬が、一種類だけなくなってしまうのはなぜ? 筋トレに目覚めた友達が抱える悩みとは? いつものように毒島さんに薬の相談をする爽太だったが、ある出来事がきっかけで、彼女は「今まで自分は薬の知識をひけらかしていたのではないか」と悩むように。心配する爽太だったが、さらに、偶然出会った小説家志望の男・影山から「毒島さんに交際を申し込もうと思っている」と言われ……!? 生活に役立つ薬と健康の知識も満載の薬剤師ミステリー第2弾! 『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ2作目。
前回同様、薬について知りながら楽しく読めた。
特に印象に残ったお話は、「薬剤師は未病を治す」。
麻雀のお話で、麻雀がよくわからない自分はちんぷんかんぷんだったが、馬場さんのいいところが見れて良かった。
それと、「毒をもって毒を制す」。
馬場さんのおかげで毒島さんとデートすることになった水尾が、以前ホテル代を支払わず逃げた外国人を追い、捕まえるお話。
毒島さんが無茶をするのは毒島さんらしいと思ったが、あまりにも度が過ぎてるため、水尾のことを信頼してるんだなというのが目に見えて良かった。
今後の2人の関係も気になる。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

薬剤師毒島花織の名推理第二弾。クレンブテロールは気管支喘息に効果があるだけでなく、筋肉増強作用がありドーピング禁止薬。糖尿病の初期症状はトイレの回数が増える、水を多く飲むようになる、体重が減少する、疲労を感じやすくなる。馬場さんと麻雀対決はおもしろかった。最初から爽太にディズニーシーに一緒に行くことを譲るつもりだったんだ。優しい。目黒寄生虫館にかわってしまったのは毒島さんらしい。子どもを眠らせる目的で飲ませる薬を出す医者は実際にはいないよね?フルニトラゼパムは溶かすと青くなる。青いカクテルには気をつけよう

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も水尾君と毒島さんが活躍ですね。
麻雀の話やフグ毒、トリカブト毒の話など盛り沢山でした。
水尾君と毒島さんの恋の行方が気になりますが。
なかなか進まないですね。

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

健康診断で注意喚起された中年男は再検査を頑なに
拒否する不毛な信念の硬さを持つが、後悔で終わる
HBA1Cで8.6を放置したら緩やかな自殺だかんね
毒島花織は水尾爽太を一般人の薬好き認定している
が、周囲の人は片思いを生温かく見守っている
とはいえ、毒島も水尾の冴えた観察で親子の確執を
緩やかに解く事に感謝しているので、深層心理では
恋人に向かう事に理解をしている・・・違うか

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2024年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ2作目。
認知症の薬をそういった目的で使ったり、
拮抗薬と作動薬の関係性だったり、
水に溶かすと青くなる使い方によっては危険な
薬等々ストーリーにちりばめられている薬の
話や薬剤師の話など知らないことも多かった
のでとても面白くすいすい読めました。
個人的にはあまり麻雀がわからないので
詳しすぎる麻雀の件よりほかの内容にページ
割いてほしかった気がしないでもない。

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2024年04月10日

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