あらすじ
砂ノ領の支配者、イシヌの女王が逝去した。秘術〈万骨ノ術〉の書の在処を、次期当主アラーニャと、双子の姉ラクスミィに託して。イシヌの代替わりを、野心的なカラマーハ帝家が見逃すはずはなく、ほどなく帝軍出陣の知らせと、アラーニャに皇帝のもとに嫁すようにという要求が届く。婚姻によってイシヌを乗っ取り、イシヌの女王が持つ治水の権限を手にしたいのだ。一旦は籠城を決意したイシヌだったが、帝国側の手段を選ばぬ攻撃に、姉姫ラクスミィは万骨ノ術をその身に収め、自ら敵城に乗りこむ。魔法と策略と陰謀が渦巻く『水使いの森』続編。/解説=三村美衣
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Posted by ブクログ
やっと読めたー!期待を裏切らない面白さ!遂にカラマーハ帝家が動き出した。周辺国への侵略を継続しつつ、まずは西の森を壊滅させ、タータは行方不明?アナンは辛くも息子ナーガを連れラクスミィの元へ庇護を求める。しかしイシヌも侵攻され、双子の姫はバラバラに。ここから息を吐く暇もない程の怒涛の展開。敵方には幻影の術を使う集団がおり、ラクスミィもある代償と引換にイシヌの秘伝の術を身につけ兎に角目紛しく戦況が変わる。妹姫アラーニャにも数々の試練が。最後はいい感じに纏まったけど、まだ式要らずが出てきてないぞ?続きも楽しみ!