あらすじ
上条当麻は、アリスを救うために、ただ立ち尽くしていた。
しかし、彼の命という命、すべての灯火は完全に消え……その生命活動は停止していた。
冬休み最後の日。学園都市のとある少年の死亡確認は取られた。
そして。
虚無。何もない空間。上条が目覚めたそこは、彼自身が打ち消してきた『幻想』そのもので――。
そこに降り立つ一人の女性、アンナ=キングスフォード。しかしどうやってこんな場所まで? 驚く上条はとある提案を耳にする。ちょっと待て、『そんな事』が本当にできるのか……?
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Posted by ブクログ
前半後半別々の意味で情緒ぐちゃぐちゃ。 前半、ギャグとシリアスでサンドイッチされて情緒どうしろと?最近の禁書はラストの盛り上げが微妙な分、コメディ描写と中盤までの盛り上げが洗練されてるけど、ここまでそれを活用したグラーデションは新感覚で面白かった。 ヨハンの過去は普通に好き。怪物の正体は優秀なだけの真面目な男の子ってのは、これまでの超絶者編らしい真実だった。 後半、上条さんならヨハンも救おうとしてほしいという上条ファンとしての感情と、必死に「帰るんだ」って己の欲と共に歩む上条さんを見てヒーローでも救世主でもない等身大の子供な上条さんを応援する気持ちでぐっちゃぐちゃ。 所で生き返った上条さんどういう扱いにすんのさ?まだ葬式は上げてないしどうにかなるかな。 最後に一つ、(イラストを見ながら)ニュクス全然いけると思うよ上条さん!