【感想・ネタバレ】勘定侍 柳生真剣勝負〈三〉 画策のレビュー

あらすじ

武士の剣術と商人の金策との一騎打ち!

大坂一の唐物問屋から柳生家の勘定方となった淡海一夜。

当主の柳生但馬守宗矩から百石を毟り取り、江戸屋敷で働きはじめたのはいいが、ずさんな帳面を渋々あらためる毎日だ。

しかも、足し算引き算も満足にできない武士たちに辟易するなか、伊賀忍の佐夜を女中として送り込まれ、さらには勘定方の差配まで任される始末。

そのうえ、温かい飯をろくに食べる間もなく、柳生家出入りの大店と商談しなければならないのだ。

家中の者と出入りの商人がしていた、いい加減な取引に呆れながら、一夜は大鉈を振るう。

一方、老中の堀田加賀守正盛は嫉妬心を剥き出しにし、柳生の国元に暮らす柳生左門友矩を的に密命を発した。

また他方では、一夜の祖父・淡海屋七右衛門が、一刻も早く孫を取り戻すべく、柳生家を脅かす秘策を練る。

三代将軍の家光までもが、ついに底意を露わにし、宗矩はさらなる危機に陥ってしまい……。

果たして一夜は、柳生家を立て直せるのか?

修羅場の痛快時代小説、シリーズ第三弾!

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Posted by ブクログ

淡海一夜に惚れました
上田氏の小説では珍しいタイプの主人公
(聡四郎や数馬とは大違い)
何を引き起こしてくれるのか楽しみです
今回は将軍家光のエピソードが楽しめるようだし、このシリーズはやめれませーん

追記
知れば知る程徳川将軍家はドロドロ
大河ドラマのお江様は何処へ?

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2021年11月09日

Posted by ブクログ

第三弾
出入りの商人との手切れの対決、監視役に付けられた伊賀のくノ一佐夜は!
柳生の里には別の甲賀の刺客が

0
2021年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上田先生の戦国モノをいくつか読むと、どうして
コノ結果になったかロジカル時代小説家らしい部
分に目がいく
元々、武士が格式や権威の仕組みの中で言質をと
られたりマウントを取る様を強調する小説だが、
その根底には関ケ原の戦いや神君の行為こそが聖
典のように絶対視した論理が絶対だった

本書は戦国の遺風が薫る時代であり、上田先生の
他の時代との差を楽しめるのでご一読を
(´・ω・`)本書の感想書いてないw

0
2021年07月22日

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