【感想・ネタバレ】勘定侍 柳生真剣勝負〈二〉 始動のレビュー

あらすじ

柳生宗矩の隠し子は大坂一の商人の孫!?

晴れて大名となった柳生家。が、同時に惣目付を解任、監察される側となり、早くも危機が迫りつつあった。
惣目付の秋山修理亮正重は甲賀百人衆の忍びを遣い、柳生藩を潰さんと、隙を探りはじめたのだ。
一方、柳生家当主の宗矩は苦肉の策で、大坂一と言われる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫である一夜を召し出す。
将軍家剣術指南役といった役目柄もあり、剣で鳴らす柳生家は算盤に弱いため、今や商人として活躍している、己の隠し子・一夜に勘定方を任せようという腹積もりらしい。
突然の召し出しに渋々応じた一夜だったが、柳生の庄で嫌々十兵衛と友矩に稽古をつけられながらも石高を検分、殖産興業の算盤を弾く。さらに、江戸へ向かう旅の途中では、立ち寄った京で商談するなど、まったく卒がない。
しかし、江戸の手前の川崎で胡乱な牢人たちに絡まれた一夜は、懐の金はおろか、命まで狙われてしまう……。
会津藩加藤家国替えの陰役を徳川三代将軍・家光から仰せつけられた宗矩。一夜の嫁の座を狙う、信濃屋の三人小町。騙し合う甲賀と伊賀の忍者たち。それぞれの思惑が交錯する、波乱万丈の痛快時代小説、シリーズ第二弾!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一夜を小気味よく思うのは、ミナミに馴染みがないとはいえ、私も大阪の出だからでしょうか。とても痛快です。斬撃音も良いですが算盤を弾く音で魅せてくれます。

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2022年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大好物のロジカル時代小説(オモロイでぇ~)
流石に武士シバリではキツイのか、戦国モノへと
触手を三本伸ばしました
今度の上田先生は商売もの、更に日常あらゆる
論理が作品のそこかしこにちりばめられます
面白いこと請け合います

なんせ、2巻から読んでこの面白さだもん(笑)

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2020年12月09日

Posted by ブクログ

一夜の強烈なキャラ健在。憎めない。
周りに集まり始めている脇役たちからも今後の展開が間違いなく楽しくなるだろう気配がぷんぷんしてます

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2021年10月24日

Posted by ブクログ

第二弾
家光の屈託した愛憎が柳生を含め渦巻く
一夜の天性の感と勘定の知識がいよいよ発揮か?
幕閣の思惑と伊賀、甲賀の対立、

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2021年09月09日

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