あらすじ
ついに決意して町屋を出たれんげは、義経と弁慶を連れて平泉へと向かう。延長した京都滞在は楽しかった。けれど、虎太郎にはたくさん迷惑をかけてしまったし、東京でやるべき手続きもある。だから、仕方ないのだ。そんなれんげだったが、平泉でもあやかしに遭遇! 新たな受難に頭を抱えてしまうのだった……。
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Posted by ブクログ
ついに決意して京都を離れたれんげ。義経と弁慶をちゃんと見送れたのも束の間、クロが失踪。
舞台を平泉→東京→京都と変えて、虎太郎も新たな道を見つけ…と今までゆったりした流れでしたが、この4巻はなかなかの進展。
虎太郎とれんげ、もどかしいけどゆっくり近づいていく2人が可愛いです。
Posted by ブクログ
なんとじれったい。まぁでも、れんげさんの心理はとても理解できる。そりゃ虎太郎くんに軽々しく甘えたりできないよね。虎太郎くん、がんばりどころやでー。小薄家の謎もだんだんあきらかに。
Posted by ブクログ
町屋を出ることにしたれんげ。れんげも1人になった虎太郎も、楽しかった日々を思って、寂しくなってしまっているのがよく分かる。合わないと思えた2人なのに、一緒にいるのが「普通」になっていたから。相手の迷惑ばかり考えずに、自分が思っていることを口に出してしまえばいいのに。と言いたくなることもあったけれど、実際には結構難しいことだと思った。なんだかんだ言ってもこの2人は協力して、問題に立ち向かっていきそう。
Posted by ブクログ
前巻からの流れでれんげは京都を離れて平泉へ。義経と弁慶の繋がりの、お互いへの想いに涙が出てきた。弁慶からこんなにも思われた義経は幸せ。勝ったのは頼朝だけどこんなに思ってくれる人が彼にはいたのかな、とふと思った。平泉に行きたい!クロ決断が極端。気持ちは分かるけど何十年もあとに帰ってきてもれんげがまだいるかわからないよ。虎太郎は和菓子職人から方向転換したのね。でも肝心なところはずすなぁ。お互い意識しあってるのにもどかしい。また次巻に続くなのね。