【感想・ネタバレ】わるじい慈剣帖 : 3 こわいぞおのレビュー

あらすじ

楓川の畔にある、ひと際大きな柳の木。その下に夜な夜な何も言わない美女が立つ。すわ、幽霊か? ただ、美女は毎晩違う女だそうだ。近頃、孫の桃子が夜泣きをするのは、この奇妙な幽霊のせいではないか。元目付の桃太郎は、可愛い孫の安寧のため、調べを開始する。孫を背負って悪を斬る、大人気シリーズ第3弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

時代小説を読みはじめた頃、知ったのがこの風野真知雄さん。かぜのまちおと、読む。戯作者になりたかった、、という作家だ。

そういうだけに、作風には面白みが必ず盛り込まれていて、ふっと笑ってしまったり、ホロリとしたりで、読んでいて心地いい作風。

かなりの多作で、シリーズ物も数多い。

このシリーズは、元目付の愛坂桃太郎という隠居が主人公。
芸者が息子に赤ん坊を連れて怒鳴り込んだことから、隠し子が判明。うち孫は男ばかり。初めての女の孫の可愛らしさに打ちのめされた桃太郎は、この可愛い女孫の安寧を守ろうと人肌脱ぐ。それが『わるじい秘剣帖シリーズ』それに続くのが『わるじい慈剣帖シリーズ』

4話があって、今回も面白い謎解きの事件。


この作家、文章と描写がいい。
目線が温かい!情が細やかで、背景になる驚くほどの知識の量が窺える。

是非一度はこの作家さんにハマって欲しい。

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2020年08月14日

ネタバレ 購入済み

出た!森山平内!中山中山のエレキテルを、北町奉行所が預かる事になったと、取りに来た……のだが、忽然と消えていた。誰が、何処に、持って行ったのか?

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2025年11月18日

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