あらすじ
「俺以上に貴方なんかを愛する人が現れるわけない…」。
大学の後輩・今ヶ瀬と再会した恭一。でも彼は、恭一の妻が浮気調査を依頼した調査員だった。
今ヶ瀬は浮気の事実を隠す条件に、恭一にカラダの関係を求め…!?
※『窮鼠はチーズの夢を見る』マイクロ版6巻~12巻は、コミックス版『俎上の鯉は二度跳ねる』に収録されています。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
面白くてあっという間に読める
好きな人の言葉や行動に一喜一憂しちゃう純情なところが可愛い❤こういうストーリー好き❗もっと長編で書いて欲しかった。
名作の分冊版
主人公の大伴恭一は29歳のサラリーマン。
それなりの会社に勤め、それなりのポジションにいる。
結婚していて基本誰にでも優しい。
そんなある日恭一は大学時代の後輩に呼び出される。
7年ぶりに恭一が会ったのはテニスサークルの後輩、今ヶ瀬渉。
2つ年下の今ヶ瀬は現在興信所で働いている。
そんな彼が告げたのは、恭一の妻大伴知佳子が不倫を疑っていて自分に依頼してきた。
調べを進めたら、派遣の女性と不倫が発覚した、と。
このまま知佳子に知られたらマズいことになると思った恭一は金で黙っててもらおうとするが、今ヶ瀬はそれを受取ろうとはせず違うもので手を打とうと打診した。
それは恭一のカラダと引き換えに、とのことだった。
人から愛されることばかり考えて愛をくれる相手に流されてた恭一と、彼に対する10年近い執着を持つ今ヶ瀬。
二人のドロドロが胸が痛くなるくらい辛くていとおしい。
面白い
相手のダメなところを知りつくしていて、相手が自分のことをそれほど思っていないこともわかっているのに、そんな相手を激しく愛しているのが面白い。