あらすじ
被災者の「心」の復興を。度重なるパニック発作や不眠の症状で苦しむ青年・冬室涼。彼の出身地は、福島県 相馬市だった。歳月を経ても、3・11――東日本大震災の傷は癒えぬまま、彼の心を侵食し続けていた。他者と分かち合えないトラウマからの回復を描く震災PTSD編、感動の完結!! さらに、奔放な異性関係や自傷行為で周囲を翻弄するバー店員を描くパーソナリティー障害編、開幕――!!
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東日本大地震
漫画で東日本大震災のことを読んだのは初めてだったので、とても考えさせられました。冬室さんみたいに、一人で苦しみを抱え込んでいる人が今も沢山いるんだろうと思います。「よく頑張って、今日まで生きてきたね!」福島県相馬市の精神科の先生が患者さんにかけた言葉が、胸に突き刺さりました。東日本大震災で心に傷を負った人たちのケアは、10年以上経った今も多くの人に、とても必要だと思います。
Posted by ブクログ
この巻のPTSDは福島県相馬市出身の東日本大震災の被害者だった。県内に住んでいる私だからなのか、とても身近に感じた。4巻目にして気づいたが、ひとつの〇〇編が巻をまたいでいるってこと。できれば1冊でこの巻はPTSD編という形の方が私は好きだ。
PTSD
自由も親からの虐待でトラウマがあって、臨床心理軽く持ってる人にあなたは泣けたならそれはいい事よとか言われて物凄くイラッとしたけど、原因がわかった。圧倒的に信頼場所で開示してなかったからだ。この漫画みたいに信頼できる人に相談し、信頼できる仲間と涙するなら前に向ける。
PTSDでいろんな言葉がNGワードになったかも知れないけど、本当にこの漫画で学んで関わり方かえなきゃと思った。