あらすじ
師走になり、花塚家は新年の準備で活気に満ちていた。大晦日には文治も来訪し、ねえね達や祖父、母とゆく年とくる年の狭間を楽しく過ごす姫子。そんな中、文治は姫子にあることを問いかける――。
餅つきや蕎麦打ち、初詣など、大正という時代の一大イベント「年末年始」をつぶさに描く第五集。新しい年を迎え、姫子はもちろん、30歳の文治や25歳の龍子といった大人たちも、変化し前に進んでいきます。さらに波紋を呼ぶ人物も現れ、物語は新たな展開へ!
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女中とはぐれたところに文治様を敵視する鉄軍曹に出会う姫子様
しばらく一緒に行動するも危うく手篭めにされかける。
お正月の準備、龍子の心境の変化、前巻からの姫子の心境の変化、からの鉄軍曹!
波瀾万丈でいいですね!飽きない!楽しい!
怖い文治様も好きです。嫉妬か庇護欲か忠誠か。どんな気持ちでやり返すかな
龍ねーねと文治さま、ふたりは(好敵手と書いて)ライバル…!!
これはお互いを認め合う良いライバル、熱いです。
お正月様だったりみんなで歳とってたり女学校すごろく卒業させていただきますわだったりほのぼのしてたらまさかの鉄
寄りにもよって鉄
これは姫子ちゃんがとても良い子かつ何にも知らん箱入りの子だったのが良かったパターンではあるが実際危なかったし次はそうはいかないと思うので気を付けて姫子ちゃん…
そして鉄わからせ(?)柔道編で次巻へ続く
匿名
ずっと見ていたい2人
2人の仲が良くなってる事に気づく龍ねーねの心の内が見れます。
あと私の好きなあのキャラが再登場して姫子と出会って…?!とお得な内容です!
この2人をずっと見ていたいです。
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めちゃくちゃいいところで終わった!次の新刊出るのはいつだー!鉄軍曹、めっちゃ、いやなヤツだけど、次回どうなるのか?文治様との関係はどうなるのか気になる。あと、登場人物の年齢と干支がわかるので結構面白かった!
姫子ちゃんの成長と
1話から比べて、面差しや背格好も徐々に成長している姫子ちゃんを、第三者の視点で見るのが新鮮。
反面、まだ精神的には幼さが残っていて、危機意識を持つように文治が耐えるシーンは、対照的でまた面白い。
ちょうど年末年始のお話で、劇中当時は新年で一斉に歳をとる風習があったことなどを知ることができて興味深かった。
また、4巻で登場した文治の弟・兵治に続き、末弟・勝治が満を辞して登場!
イケメン枠かと思いきや、中身はちゃんと土屋の血筋で、この後の柔道大会編が楽しみです。
心温まる
今回も、たくさんのお話しがありましたが、私が1番良いなぁーと感じたのは、龍ねーねの心情の変化を描いていた回です。文治様と龍ねーね、本来であればお似合いの年齢なので、これから、龍ねーねがもっと歩み寄り文治様を認めて仲良くなっていったら嬉しいです。